2007年02月18日
動物の尿を提出したケビン・ランデルマン ネバダ州アスレチック委員会の処分決定
昨年10月のPRIDEラスベガス大会後の薬物検査を意識的に忌避していたケビン・ランデルマンに対するネバダ州アスレチック委員会の処分が決定。
NSAC HANDS DOWN SUSPENSIONS Friday, February 16, 2007 - by Ivan Trembow - MMAWeekly.comMixed martial arts fighters Kevin Randleman, Thiago Alves, and Aaron Carvalho have each been suspended by the Nevada State Athletic Commission as a result of their positive tests for banned substances following their recent MMA bouts in the state of Nevada.
Randleman has been suspended indefinitely, Alves has been suspended for eight months, and Carvalho has been suspended for six months.
In addition, Randleman has been fined $5,000 and Alves has been fined $5,500.
In Randleman's case, his fighters' license has been revoked. He will be eligible to re-apply for a license after a minimum of one year has passed from the date of the fight (October 21, 2006). In addition, Randleman will have to personally appear in front of the NSAC and provide medical evidence that he is completely healthy before he can fight again.
Randleman fought on the Pride card on October 21st of last year, and his post-fight urinalysis did not contain any human hormones. The NSAC alleged that Randleman provided a fake urine sample, which is regarded as being just as much of a violation as actually failing a drug test, if not more of a violation.
<珍訳>
総合格闘技選手のケビン・ランデルマン、チアゴ・アルベス、およびAaron Carvalhoのそれぞれは ネバダ州における最近の試合で禁止薬物検査の際に陽性反応が出たかどで ネバダ州アスレチック委員会から出場停止処分を科せられました。
ランデルマンは無期限出場停止、Alvesは8ヶ月間、Carvalhoは6ヶ月の出場停止処分です。
加えて、ランデルマンには5,000ドル、Alvesには5,500ドルの罰金が科せられました。
ランデルマンの場合、選手ライセンスが取り消されています。彼はライセンスの再交付を受けるのには、試合を行った2006年10月21日から、最低でも1年を要すことになるでしょう。更に、ランデルマンはNSACに対して個人的に出頭し、再び試合を行う前に完全に健康であるという医学的な証拠を提供しなければなりません。
ランデルマンは昨年の10月21日にPRIDEで試合を行いました。そして、試合後の尿検査では、どんな人間のホルモンも含まれていませんでした。 NSACはランデルマンが実際に薬物検査に失敗することと同様の大きな違反だと見なされるニセの尿サンプルを提供したと申し立てました。単なる違反ではなく。
記事中の チアゴ・アルベスはUFC、Aaron Carvalhoは TUFF-N-UFF に出場経験のある選手のようです。
この二人については、申し訳ありませんが 私個人は詳細について不勉強にてよくわかりません。
ランデルマンが処分されることになったきっかけは、MMAweeklyでも触れているが、
消息筋: ケビン・ランデルマンが提出した尿サンプルは死体か動物のモノ
を参照いただきたい。
少なくとも今年の10月まではネバダ州のみならず、恐らく世界中の総合格闘技大会には出場できない状態となってしまったランデルマン。
早期の更生を期待したいものです。
加えてPRIDEの薬物対策が国内大会を含めて、どのような体制になっているのかが問われる処分ではないかと思われます。
ついでになりますが、同記事には、2月24日のPRIDE33に参戦予定だった(?)ギルバート・アイブルの選手ライセンスがネバダ州アスレチック委員会から交付されなかったという内容が追加されています。
UPDATE 2: Gilbert Yvel has been denied a fighters' license due to his previous actions of punching and kicking a referee during a 2004 fight. While Yvel was calm throughout the hearing, there were several heated moments stemming from the fact that Yvel seemed to be oblivious to the fact that the NSAC did not understand his justifications for his actions. The NSAC appeared to become increasingly frustrated with Yvel's explanations during the proceedings, and Yvel was eventually denied his request for a license to fight on Pride's February 24th card.
2004年の試合でレフェリーに殴る蹴るの暴行を働いたのがその理由とされているようですが、恐らくこの試合のことを指していると思われます。
消息筋: ギルバート・アイブルが試合中にレフェリーに暴行!
暴行を働いた相手とは、レフェリー兼興行主で、しばらくはどこからも声がかからないと思ってはいたものの、最近では再びPRIDEにも姿を見せていたアイブルです。
PRIDEの公式サイトには、今のところアイブル不参加に関するコメントはありません。
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