2007年01月17日

ヌルヌル秋山への追加処分は無期限出場停止

                       

ヌルヌル秋山に追加処分。
沙汰は「無期限出場停止」。
でも、この話題、今後も まだまだ 香ばしい匂いがしそうな気配

秋山に追加処分 無期限出場停止が決定=K-1Dynamite!!

 秋山成勲に追加処分が下された。K−1を主催するFEGの谷川貞治代表が17日、都内ホテルで桜庭和志とともに記者会見を行い、昨年大みそかの「K−1 PREMIUM 2006 Dynamite!!」(京セラドーム・大阪)のメーンイベントに出場した秋山成勲にFEGが主催する大会への無期限出場停止の処分を下すことを発表した。
 秋山がルール違反とされるクリームを体に塗ったことでこの試合はノーコンテストとなり、秋山は「失格」、ファイトマネー全没収の処分が先日発表されていたが、この日の会見ではさらに「現行のルールでは失格以上の取り決めはないが、それだけ重い責任があると判断し、自分の独断で決めた」と、谷川代表が無期限停止処分の理由を語った。昨晩、秋山には直接通達されており、秋山は「どんな処分も受け入れます」と答えたという。またその際に秋山からは「FEGのイベントで直接、ファンに謝罪したい」との申し出があったが、谷川代表はこれを断ったことも明らかにした。

 秋山に無期限出場停止処分【日刊スポーツ】
 桜庭「プロ意識足りない」…秋山は無期限出場停止に【スポーツ報知】

我々の認識では無期限出場停止=永久追放だと思っているのだが、FEG/K-1の場合は違うらしい。

FEG_NEWS REPORT
「永久追放ではありませんが、復帰戦は何も考えていません。(復帰が)何年先になるるのかも分かりません。 ただ、タイトルに関しては今のところ不正があったわけではありませんでしたので、剥奪はなく、王者としての記録も残そうと思います」と語った。

無期限出場停止とタイトル剥奪はリンクせずと谷川サン。

コレは秋山の復帰の機会がそう遠くないことを示唆しているのか?
桜庭との試合がタイトルマッチではなかったせよ 許されざる行為があっての処分。
タイトル防衛どころか、しばらくは出場の機会さえ与えられない選手をチャンピオンの座に留めておく理由がわからない。

今回の追加処分にタイトル剥奪がなかったことを考えると、FEG/K-1は表向きは厳しく見える処分を実施しつつ、事態が沈静化する様子を伺いながら、秋山復帰のタイミングを図るという算段ではないのかと思わずにはいられない。

加えて、秋山の出場停止期間中にライトヘビー級暫定王座を設定し王者決定戦、復帰後の秋山と暫定王者との統一戦で もう一盛り上げなど企んでいるのではないかと下衆な勘繰りまでしてしまうわけだ。

そもそも「どんな処分も受け入れます」と語っている秋山。
責任を感じているのなら自発的にタイトルを返上するのも潔い決着の付け方。
追加処分内容を秋山に直接伝えた時点で、彼からその意思を発することがなかったとすれば、今回の処分についても近い将来の復帰を見据えた確信犯的なニオイが感じられる。

以前から判定を巡る不透明さが漂っていたK-1。
その都度 K-1のグズグズ度を批判する意見がネット上を飛び交っていた。
(そのツッコミどころ満載な運営が ある意味 K-1の魅力の一部でもあったのだが)

恐らく谷川サンはネットでのK-1、秋山、関係者に関する燃え盛る議論を当初は軽くみていたのではないか。
内容はともかく梅木レフェリーのブログに書き込まれた2万件近いコメントに代表される
ネット上での不信感の強さを遅まきながらも感じたことが、ノーコンテストから無期限出場停止に至る流れとなったのではと勝手に想像している。

今やPRIDEは地上波でTV放送される機会がなく、対お茶の間的にはK-1が格闘技を代表する状態。
専ら日常的な娯楽の一つとしてTVを通じて格闘技に接しているライトなファンに対しても「K-1って 案外マトモなのね」というイメージを回復することが必要だという判断も働いたことだろう。
更に現実的な話としては、疑惑の長期化がスポンサー離れを招きかねないという危機感が 今回の対応の根底にはあったのではないか?
TBSサイドからの沈静化要求もあったんだろう。
(このあたりの話については、こんなキワドイ情報もあります。http://www.plus-blog.sportsnavi.com/sakuraba/article/8

今回の秋山に対する無期限出場停止処分は、傍目には厳しく見えるものの、「これにて一件落着」的なスッキリしたもののない もどかしさを残したままなのですよ。
今回の追加処分が更なる燃料投下にならなきゃいいんですが。

「お茶の間のTVに映し出されるものは全てエンターテイメント」というのは私個人の考え方ではあるが、FEG/K-1はエンタメ路線というか視聴率至上主義からの脱却を本気で考えないと深刻な状況になりそうな予感。

でも、FEGのEって エンターテイメントの頭文字だからなぁ。


【今日のニュース&ツッコミ】
永田、アングルとタッグ結成要望も…新日本【スポーツ報知】
アングル視察のために渡米する永田サン。アングル愛はこんなにも深い。
でも、アングルとのタッグは見たくないw

Sherdog Online Store【Sherdog Online Store】
Team CROCOPのTシャツ類登場 (・A・)カコワルイ!
興味のある方だけ お買い求め下さい。


他のプロ格blogサイトはこちら  人気blogRanking

▼プロレス・格闘技DVD新作リリース情報▼
書込み自由!プロレスwiki「プロレス小事典」への参戦はこちらから

コメントを読む(0) / コメントを投稿する / トラックバック(0)
このカテゴリの最新記事
この記事の関連商品
トラックバック