2007年01月03日
PRIDEが2007年の大会予定を発表
PRIDE今年は国内6大会、米国4大会 PRIDEを主催するDSEの榊原信行社長が2日、都内で会見した。今年は2月24日に米国ラスベガスで行うPRIDE33をはじめ、現時点で大みそかまで日本で6大会、米国で4大会を開催予定と発表。米国では6月、昨年10月に初開催したラスベガスに続いて、ロサンゼルスでも行う。
'07年度は とりあえず国内外で10大会開催と榊原代表が発表。
「大会数に関しては武士道がナンバーシリーズに昇格する形になるので、海外を含めると12〜15大会。そのうち半分を国内、半分を海外で開催しようと思います」
と 男祭り後のインタビュー。
今回の発表以外にも数大会の追加開催があるのだろう。
2006年の大会は以下の10大会。
06.02.26 PRIDE.31 さいたまスーパーアリーナ
06.04.02 武士道10 有明コロシアム
06.05.05 無差別級GP1st 大阪ドーム
06.06.04 武士道11 さいたまスーパーアリーナ
06.07.01 無差別級GP2nd さいたまスーパーアリーナ
06.08.26 武士道12 名古屋市総合体育館
06.09.10 無差別級GPファイナル さいたまスーパーアリーナ
06.10.21 PRIDE.32 ラスベガス
06.11.05 武士道13 横浜アリーナ
06.12.31 男祭り さいたまスーパーアリーナ
国内開催が従来より減少するわけで、地上波TV局との契約がないが故のプラチナチケット化は、来年も加速しそうな気配。
スカパーとは早めに契約しておいた方がいいかもよ。
さて、男祭りが終了し、DSE/PRIDEの07年の展望を聞いた後で「kamipro」106号の榊原代表のインタビュー記事を読み返してみると面白い。
(この号のkamiproは、UFCを中心とするアメリカの総合格闘技プロモーションが急速に市場を広げていく中で'07年のPRIDEが対抗し続けていけるのか? というテーマで特集を組んでいる。)
「アメリカ市場の急激な巨大化はフジテレビに契約が切られたこと以上にダメージが大きい」
「ファイトマネーが億を超えるようなことになったら一日の興行でトップファイターが勢揃いすることなんて奇跡でしかなくなってしまうんです」
「体力勝負になったら、PRIDEはキツイんです」と 半ば白旗を上げたように聞こえなくもない榊原氏のセリフが続くんだよねぇ。
事実、ミルコのUFC転出を認めた時の発言も心なしか弱気だし。
アメリカ市場で早期に認知され、経済的な基盤を確立すると同時に他団体に引けを取らない選手へのギャラを維持する。
DSE/PRIDEの今年の切実な目標は、こんな感じなんだろう。
第二のミルコが現れるか 否か。
現れないうちは とりあえず安泰のはず。
そうでない場合には、もしかすると非常にわかりやすい形で答えが出るのかも知れません。
【今日のニュース&ツッコミ】
○秋山「タイムと言われてタイムする格闘家はいない」=Dynamite!! 【スポーツナビ】
「ヌルヌル最高!」と一夜にして人気者ある種の悪役になってしまった秋山。
「滑ると言われて白状する格闘家はいない」というコトなのかもな。
前科もあるみたいだし。
○PRIDEスーパーヘビー級新設! モンスターGP開催だ 【スポーツナビ】
「曙選手のようなレベルではなく、十分なスキルを持った選手を集めます」と榊原代表。
大晦日4連敗の曙サンに予めダメ出ししておくあたりは、やっぱり榊原サンだ。
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