2007年01月01日

TBSのDymanite!中継は安直過ぎだ

                       

史上最高の格闘技番組かなんだか知らないが、Dynamite!の地上波5時間半放送は冗長過ぎ。

PRIDE男祭りを放送する地上波局が現れず、大晦日の格闘技コンテンツは事実上 TBSが独占したようなもの。
そんな状態にアグラをかいたのか 工夫もなにも感じることの出来ないあの放送はないだろう。

放送は18時からだったが、開始から1時間15分以上は今回の出場者の過去の試合をダラダラと流すだけ。
普段は格闘技に触れることのない一般視聴者を意識して過去の経緯を認識させるという意図だとは想像できる。
しかし、余りにも芸が無さ過ぎだ。
過去の映像を流した部分は恐らく2時間以上あったのではないかと思われる。
録画された方は計算してみて欲しい。

ダラダラと無編集に近い過去の試合ビデオより、PRIDEのような煽りビデオの方が 一般視聴者にとっても これまでのストーリーを簡単に理解でき、後に行われる試合に想像を巡らすことができるのではないか。
もちろん それに対する相応の時間とコストが発生するのは承知の上だ。
フジテレビを退社し、PRIDEの煽りビデオ製作に転じた佐藤 大輔氏のような鬼才も存在する。
彼のようなクオリティを要求しているわけではないが、 「史上最高」などと銘打つTBSの今回の手抜き仕事ぶりは目に余る。

そもそも 私自身が格闘技ファンでありながら、流血を伴う格闘技というコンテンツ自体が、大晦日の家族団らんの時間にはそぐわないと思っているのだ。
しかも 独占に甘んじて こんなお手軽な企画にされては、格闘技が大晦日のキラーコンテンツとして生き永らえる時間も短いことだろう。

とにかく TBSの安直な番組構成には猛省を要求したい今日のDynamite!中継であった。

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