2006年12月13日

ヒョードルとミルコの契約についての話題

                       

ヒョードルとミルコを巡る契約情報の第二弾。

まずはヒョードルから。

「ヒョードルの他団体移籍はない」DSE榊原代表が断言

 PRIDEヘビー級王者のエメリヤーエンコ・ヒョードルが米国の新興格闘技団体「Bodog fight」に移籍するのでは?とネット上などで噂されている件について13日、PRIDEを主催するDSE(ドリームステージエンターテインメント)の榊原信行代表が「それはない」と断固否定した。

海外では既に契約更改が終了したとのニュース。

FEDOR SIGNS 2-YEAR DEAL WITH DSE/PRIDE

Fedor Emelianeko announced on his official website that he has signed a new 2-year contract with the DSE/PRIDE organization. The deal will see Fedor continue fighting for the promotion until the end of 2008.

Fedor stated the following regarding the signing:

The negotiations regarding my future with PRIDE are completed! I will soon be fighting in PRIDE again, next year, and the year after the next. I want to make my fans happy, and defend my belt!" -Fedor Emelianenko

とりあえずDSE/PRIDEは、ヒョードルとは2008年までの2年契約を結んだ模様。
平たく言えば「頑張ります」というヒョードルのコメント。
(極めていい加減な訳だけど、そんなには外れてはいないw)

一方のミルコ。
UFCからオファーが来ている話
消息筋:ミルコにUFCからのオファーという怪しい話
というのは事実のよう。
今度は mirko-crocop.com からのニュース。

CROCOP Where will Cro Cop fight?


<珍訳>
総合格闘技が世界的なメインストリームとなり、いくつかのプロモーションが自分たちの大会のために世界一優秀な選手たちと契約しようとしています。ミルコのオフィスには世界中の総合格闘技プロモーションから数多くのオファーが舞い込んできています。そして、彼が最終決定を前にして、ミルコはあらゆることを考慮しています。私たちはミルコのファンから 総合格闘技におけるミルコの将来プランに関する質問を含むたくさんのメールを受け取りました。ですから、私達は情報を共有することを決めたのです。

ご承知の通り、ミルコの第一の目標はPRIDEヘビー級タイトルを獲得することです。勝利を収めた無差別級GPの後、ミルコは第一コンテンダーにプロモートされ、年末か2007年前半でのヒョードルとの試合を約束されました。しかしながら、両者の再戦が行われる可能性はあまり高くありません。総合格闘技の歴史上で最も期待される再戦を実現するというPRIDEの決定でしたが、今までのところPRIDEではそれが実現されていないままです。ヒョードルが、BodogFightのような他の総合格闘技団体でも戦うと何度か発表したためであり、恐らく完全に彼らの失敗ではありません。
しかし、結論はこの数ヶ月に渡りミルコにはタイトルを賭けてヒョードルと戦う機会がないだろうということです。そのような状態でミルコが他からのオファーについて熟考するのは全く妥当なことです。

もちろん、最も興味深いオファーはアメリカから来ています。そこには、多くの新しくて有望な格闘技プロモーションがあります。しかしながら、アメリカの格闘技マーケットのリーダーはUFCです。彼らは 最近の成功裏に終わった大会の後、絶対的自信を持ってトップレベルの総合格闘技選手を戦いに加えています。
ここ数日間、飛行機の後部座席から誰かが覗き見したため漏れたとされているミルコへのUFCのオファーについて知っています。噂によれば、彼がUFCで戦うことに同意したなら、何百万ドルもの金額がミルコの口座に振り込まれるところでした。それは単なる噂であって、UFCからのオファーが実際にミルコの手元にあるものの、額は完全に異なっています。

ミルコはUFC登場を真剣に考えているでしょうか? ミルコは常に新しい挑戦に対して開かれていて、彼がアメリカでのデビューを楽しみにしていると言えるでしょう。デビューはまもなくです。どのプロモーションで? という質問は残っています。

全体の結論とは -- ミルコは2007年の前半にタイトルを賭けてヒョードルと戦うことを未だ望んでいます。再戦が二度とPRIDEで行われないならば、ミルコは他の選択肢を検討するでしょう。総合格闘技で彼を待ち望んでいる他の興味深い挑戦がありますが、それはPRIDEヘビー級のベルトに関するものではありません -- ということです。


わかりやすいなぁ。
とりあえず、2月のPRIDEアメリカ大会には出るよと。
無差別級GPに勝ち、対戦権があるはずの自分とヒョードルとの再戦が早々に決まらないないなら、他に行っちゃうぞ!
という話。
男祭りの欠場を決めたのも、ヒョードル対ハント戦が決定したため、ヒョードルとの年内再戦がなくなったいうことも関係しているのかと勝手な推測。

来年はBodogFightに出場する自由を得ながら、2年契約を獲得したヒョードル。
片や、ヒョードルとの再戦の機会を待ちわびているもの、なかなか実現しないミルコ。

DSE/PRIDEにゴリ押しがキクのは、どちらなんでしょうかねぇ。

【今日のニュース&ツッコミ】
○田村潔司vs美濃輪育久、大みそかに4年ぶり再戦=PRIDE男祭り 【スポーツナビ】
日本「赤パンツ王」決定戦が大晦日に実現。
同時に桜庭の幻影とも闘わなければならない二人なんだねぇ。

○金子賢、第3戦の相手はボビーの実弟アンディ・オロゴンに決定!=Dynamite!! 【スポーツナビ】
金子サンはアマチュア大会から這い上がって来るのではなかったのかと。
こういう話題性の高いマッチメイクは、やはり谷川サンならではだな。

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