2006年11月13日
シウバがアローナをボロクソに語るインタビュー
FIGHTSPORT 24-7 -VANDERLEI SPEAKS
バンダレイ・シウバがブラジルの格闘技雑誌、Tatameに語ったインタビュー。
英語の原文はリンク先を参照のこと。
<珍訳>
Tatame:次の試合はいつに?
Vanderlei:対戦相手はまだ不明なのだが、次の試合は大晦日になるだろう。もう試合に向けてハードなトレーニングをしているよ。
Tatame:ヒカルド・アローナはあなたが大晦日にはホジェリオと戦いたいという事実を好んでいないようです。彼はあなたがどう思おうと「自分と戦うべきだ!」と言っていますが。
Vanderlei:すごいね! 彼の発言を目にしたら、吹っ飛んじゃうよ。彼が私に挑戦するたびに、私のファイトマネーがどんどん上がっていくのを知っているなら、再戦することに対して何の疑う余地もない。しかし、実際には私に対して2度の機会があったにも関わらず、彼は一度もその意思を示さなかった。もう時間は過ぎてしまった。もし、架空のランキングがあるなら、彼のチームメイトであるホジェリオはショーグンとのタフな試合を行ったことで、より高い位置にランクされると思う。アローナはショーグンにKOされているけれどもね。だからアローナはチームメイトをサポートするべきなんだ。アローナは既に他のメディアで自分の考えを語っている。この試合は実現すると思っていい。決まっていないのは場所と時間だけ。いつでもドコでだって試合してやるよ!
Tatame:パウロ・フィリオがショーグンとライトヘビー級で試合をしたいと言っていますが、この試合について どう思いますか?
Vanderlei:彼はあの日 薬を飲んでいなかったんだと思うけど、ショーグンは彼を殺しちゃうよ。彼がPRIDE武士道ウェルター級GPを離脱したことを考えると、彼はしゃべり過ぎ。彼が優勝候補かと思ったが、彼は自分がヘタレだってことを証明しちゃったね。彼は脚の小さな痛みが理由で決勝戦出場を取りやめた。トップ・アスリートには そんな態度は許されない。ファンに敬意を表して、どんなコンディションであっても戦わなければならないんだ。
Tatame:チャック・リデルとの対戦は実現しそうですか?
Vanderlei:うーん、そのことについて話すのは困ってしまうね。私は彼に挑戦するために(UFCの)会場に行き、リングに入った。でもヤツは決して姿を現さなかった。その件についての真実は私がここにいるということ。そして私がこの階級のチャンピオンだ。誰とでも対戦する準備ができている。
Tatame:PRIDEのアメリカでの最初の大会については、どんな印象を?
Vanderlei:感じるものが3つあった。大会について。スタジアムに対して余りにも大きかった大会。 ファン… 私は試合に対するアメリカ人ファンの情熱に感動した。彼らがいくつかのアンダーカードで熱狂しているくらいなら、私がアメリカで3回目の試合をする時には、どんなことになるかを想像してみてよ。そして、私を感動させた3番目のものはショーグン。正直なところ、彼を破る者は見当たらない。もしヒョードルに対戦することができる選手がいるなら、それはショーグンであると自分は信じている。
Tatame:Show Fightにはどんな予想を?
Vanderlei:MacacoとSorrisoを観戦しに会場にいるだろう。私はMacacoがMargaridaを破ると思う。彼がいつも大会に参加しているので、私は本当にSorrisoの試合を観戦するのを楽しみにしている。彼が生意気過ぎると思う人もいるだろうが、そんなことはない。大会に参加するために、彼はそこにいるんだ。
インタビューの内容から見てShow Fight5が行われた11月9日以前のインタビュー。
ブラジル国内でのライバル、BTTに所属するヒカルド・アローナをメッタギリ。
オレと試合したいなんて寝言はショーグンに勝ってから言えと。
さらにスゴイのはShow Fightに関わる発言。
「私はMacacoがMargaridaを破ると思う。」
さりげない発言なのだが、Show Fight5における
Fernando Margarida 対 Jorge Patino Macaco というカードがその火種。
Margaridaのコーナーにはアローナが立ち、Macacoを支持する側にはシウバがという いわば代理戦争。(ネタ元:Tatame)
ホントにアローナが大っ嫌いなんだと思わせる発言。
しかしながら こんなところにまで アローナへの対応意識を燃やすシウバはプロです。
ついでにパウロ・フィリオとUFCのチャック・リデルにも言及。
こっちもメッタギリ。まさに細木数子状態。
インタビューで一貫しているのは盟友のショーグン賛美。
やっぱり アンタはプロだわ。
【今日のニュース&ツッコミ】
The first Japanese Gracie was bornOn last November 4th, the first Japanese Gracie was born. Neto de Carlson Gracie, Carlson Gracie Neto is the first son of Carlson Gracie Jr, who is married with a Japanese woman from Okinawa city.
カーウソン・グレイシーJr.に息子誕生。
ちなみにカーウソン・グレイシーJr.の奥様は沖縄市出身の日本人女性とか。
グレイシー一族に日本人の血が。
将来の日本人選手との対戦を楽しみにしましょうか。
FIGHTSPORT 24-7 -WWE TO POSSIBLY PROMOTE MMA
WWEが総合格闘技のプロモートを始めるとの米プロレス業界内からの噂。
以前から噂があるものの、今度こそ本当なんですかねぇ・・・。
FIGHTSPORT 24-7 -JAKE R REPORT: ZUFFA BUYS WEC
UFCというか運営会社のZUFFAが他の格闘技団体のWECを買収するとの話。
FIGHTSPORTも怪しいが、JAKE Rなる人物はかなり怪しいので、眉ツバ話程度で。
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