2006年11月10日

ケビン・ランデルマンが提出した尿サンプルは死体か動物のモノ

                       

MMA WEEKLY - RANDLEMAN CHARGED WITH FAKING URINE TEST

毎日更新したいのだが、最近は12時まで起きていられないhanadiサンです。
更新が翌日回し そして更に翌日に。
というわけで、少々 鮮度落ちではあるけれど、先月のPRIDEラスベガス大会でケビン・ランデルマンも薬物検査に引っかかったというお話。


<珍訳>
MMAWeeklyはケビン・ランデルマンが10月21日、ラスベガスで行われたPRIDE大会での試合後にニセの尿サンプルを薬物検査用に提供したことによりネバダ州アスレチック委員会に告発されたことを確認しました。

今回の告発が事実と認められたなら、ランデルマンは重大な罰金、選手ライセンスの長期間停止もしくは永久的な取消しを含むアスレチック委員会の厳しい懲戒処分を受けることになるかもしれません。

PRIDEを含むネバダ州アスレチック委員会が認可したすべての組織に対して、ネバダ州でのイベント開催のライセンスを発給され続けたいなら、世界中で行う全ての大会でNSACの措置に対応することが求められています。

疑惑のあるPRIDE大会でマウリシオ・ショーグンに関節技で破れたランデルマンは、NSACの告発に返答するまで20日間の猶予が与えられています。ある時点でランデルマンへの対応を決定する懲戒的なヒアリングが行なわれる予定です。

ニセの尿の提出 あるいは薬物検査システムを欺こうとする試みは、実際に薬物検査に失敗する違反の多くとして露見しているのです。

ネバダ州での最近の薬物検査の結果としては、ある選手が以前にニセの尿サンプルを提供したことが報告されています。その選手はライセンス停止どころではなく、ライセンスが完全に取り消されました。 その選手とはショーン・マッカリーでした。マッカリーは、2004年9月にマリファナと筋肉増強剤ナンドロロンにより検査結果が陽性となり、2005年9月の再検査の際にはニセの尿サンプルを提供したとされています。

ネバダ州アスレチック委員会のエクゼクティブ・ディレクター、Keith KizerはMMAWeeklyに語ります。
「ホルモンのためランデルマンの尿はサンプルとして使い物にならないとDr. Hyattは言っています。尿がニセモノであり、数カ月前にあったショーン・マッカリーのケースと似ているのです。」

ランデルマンが提供した尿のサンプルが、どんなヒトホルモンも含んでいないと判明すれば、サンプルは死体からの尿か人間以外の動物の尿であることを意味しています。

ランデルマンは今や ネバダ州で2ヶ月以内の期間に薬物検査にパスしていない総合格闘技選手として4人目の選手になりました。ステファン・ボナーはBoldenoneで負傷中の馬の回復に用いられる筋肉増強剤によりUFC62後に行なわれた検査結果が陽性となりました。この金曜日に行なわれたBonnarに対する懲戒ヒアリングで彼は故意に禁止薬物を摂取したことを認めました。そして9カ月の資格停止となりました。

また、10月21日のランデルマンと同じPRIDEの大会に出場したビクトー・ベゥフォートとパウウェル・ナツラの両者は、それぞれの薬物検査にパスしませんでした。ベゥフォートは筋肉増強剤、4-ハイドロクシテストステロンにより陽性反応が出ました。ナツラは筋肉増強剤、ナンドロロンと禁止された興奮剤、フェニルプロパノールアミンとエフェドリンにより陽性反応が出ています。(皮肉にも2004年にキモがUFC大会後の検査で陽性となった禁止薬物の組み合わせと全く同じです) NSACはベゥフォートとナツラの件については、いまだ保留中となっています。

ランデルマン、ベゥフォート、ナツラは10月21日のPRIDE大会で薬物検査を受けた10選手の内の3人です。試合を行った他の4選手は検査を受けていません。Bonnarの場合、UFC62で試合に出場したが薬物検査を行なっていない14選手がいましたが、彼は薬物検査を受けた4選手の内の一人でした。

ネバダ州アスレチック委員会によると、禁止されている全ての筋肉増強剤、興奮剤、向精神剤についての選手一人の薬物検査に要するコストの合計は278ドル40セントです。
格闘技イベントで多額の興行収益が上がっている一方で、薬物検査に引っかかる選手が多発していることで、より多くの格闘技ファンは全試合の全選手に薬物検査を義務付けていないということに対して疑問を持ち始めています。


以前、アマチュアレスリングの元世界クラス選手に薬物検査で陽性反応が出ることを回避する方法を聞いたことがある。
(そのヒトが実際に行っていたということではないので、念のため)

その方法とは、試合後の尿採取の際に衣服の中に問題のない別人の尿を忍ばせておき、それを注いで自分の尿として提出するというもの。
他人の生暖かい尿を隠しておくのもイヤだなぁと思ってその話を聞いた記憶がある。
(現在はもちろんそんなコトはできないらしいので、こちらも念のため) 

ネバダ州アスレチック委員会の話によれば、ランデルマンがサンプルとして提供したのは「死人か動物の尿」と思われるとのこと。

尿バッグを服の中に忍ばせておくより、こっちの方がよっぽどイヤなんですけど。
小学校時代の検便の際に、道に落ちてた犬のウンコを提出した「世界の北野、足立区のたけし」こと北野武巨匠並みの行いです。

バレると思ってないなら、ランデルマンも巨匠です。

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