2006年08月30日
森元首相を面前で罵倒したレスラーは痛快!
武藤社長からVM厳重注意…森前首相襲撃
馳浩引退記念試合(27日)で森喜朗前首相を襲撃した極悪集団ヴードゥー・マーダーズ(VM)の3人が29日、巡業地の岩手・大船渡で武藤敬司全日本社長(43)から異例の厳重注意を受けた。
VM軍のYASSHI(24)は、リングサイドで観戦中の前首相を「カス野郎」などと罵倒し、ツバ吐き。首領のTARU(42)はリング下に降りて襲いかかった。全日本事務所には、抗議電話が殺到。武藤社長は「彼らなりに(ヒールとして)プロに徹したのだろうが、社会的地位のある方に対して許される行為ではない。全日本を代表しておわびしたい」と神妙な顔で話した。
権威だとか社会的地位から最も遠いジャンルであるはずのプロレス。
表向きとは言うものの、プロレス団体の社長がこんなコメントしちゃダメじゃん。
ことによると、話題作りという点で武藤ハゲ社長が「してやったり」ということなのかもしれないけれども。
問題のYASSHIの発言は以下の通り。
「今日は永田町からお客が来ているみたいだな。おい、そこの森! お前も悪い顔してるのぉ。お腹の辺りにも何か入れてそうだなぁ。なんや、金か? お前らが変な教育をしているから、俺みたいな悪ガキが生まれるんじゃ! オイ、馳! これからの日本は俺みたいな悪ガキができないように頑張れ、カス野郎!」
森センセイを「カス野郎」呼ばわり。
しかも、文部大臣も務め文教族議員として知られる元首相に教育論をブツとは、コレは歴史に残すべき大ヒール発言。
元首相相手に全く怯まないヴードゥー・マーダーズは痛快そのものだし、権威をせせら笑うプロレスラーとして正しい姿だ。
新日本が'04年のG1決勝戦に小泉首相をはじめ与野党幹部を招待しようとした試みの対極にある行為ですよ。
消息筋: 新日本 G1決勝に小泉首相を招待
こんなセンスを持ち合わせるYASSHIをはじめとするヴードゥー・マーダーズの連中に緘口令を引くとは、全日本の感覚も今ひとつだよなぁ。
「こんな暴言を吐く輩がいるのは、戦後教育のせいなんだ!」
全日本両国大会が森元首相が大好きな復古調教育への道を突き進む契機にならなければ良いですがw
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2006年08月29日
カート・アングルとWWE
どーにも 仕事が忙しく、プロ格から御無沙汰。
26日の武士道も見逃しちゃうし、馳センセイの引退試合も見てないし。
更新をサボッていたら、いろんなニュースが。
とっくに既報だが、全く気にしない。
自分のリハビリ用だし。
まずは、WWEがカート・アングルとの契約打ち切り。
Angle talks about his release“My body is so beat up and run down, I can’t even think straight,” Kurt Angle tells WWE.com in an exclusive interview Saturday concerning his early release from his contract with World Wrestling Entertainment. Angle and WWE officials mutually agreed to end Angle’s relationship with the company on Friday.
Angle says seven years of non-stop wrestling has taken a major toll on his body, his mind and his family. “I need my body to reheal and rehab, I have done this for too long without a break. I haven’t been able to really enjoy my life. I haven’t seen my family, I’ve had problems with medication - I’m just fried physically and mentally.”
Angle’s business manager David Hawk claims, “Kurt’s in a tremendous amount of pain, he’s used prescription medication to deal with it. Kurt has come to the conclusion that unless he can get in the ring without the use of pain medication then he doesn’t need to be in there. He realizes he was just endangering himself and his opponents.”
<珍訳>
「私の身体は、痛めつけられて、疲れ切っています。私は正しく考えることさえできません。」と、カート・アングルは土曜日にWWEとの早期契約解除に関して単独記者会見でWWE.comに語りました。アングルとWWE関係者は、金曜日にWWEとアングルの関係を終わらせることに互いに同意しました。
アングルは7年間のノンストップレスリングが彼の身体、彼の心、および彼の家族から大きな代償を与えたと語っています。「私の身体には治療とリハビリが必要です。私はあまりに長い間、休息することなく この仕事をしています。 私はずっと本当に人生を楽しむことができませんでした。長いこと家族にも会っていません。私には、薬物に関する問題がありました。肉体的にも精神的にも薬づけの状態なのです。」
アングルのマネージャー、デビッド・ホークが主張しました。「カートは物凄い痛みを抱えており、それに対処するのに処方薬を使用していました。カートは鎮痛剤を使用せずにリングに入ることができないなら、彼がそこにいる必要はないという結論に達しました。彼は自分と対戦相手を危険にさらしていると認識したのです。」
オフィシャル・サイトでここまで赤裸々な状態を語ることを容認しているということは、WWEがエディ・ゲレロの突然死以降、選手の健康管理にかなり注目しているということか。
エディの死後、選手たちに健康管理を訴えたミーティングで、もっぱら発言したのはアングルらしい。
Scott Williams talks about the Kurt Angle situationHow much do you believe in coincidences?
Days after 38-year-old main-eventer Eddy Guerrero’s November death, World Wrestling Entertainment boss Vince McMahon called his wrestlers together for a meeting that was later broadcast on www.wwe.com. In the meeting, McMahon announced the company would be launching a “wellness policy,” in which drug tests and heart exams would (one hoped) limit the chances of a repeat of the beloved Guerrero’s tragic, drug-fueled demise.
McMahon asked for questions, and few came. Most of them came from a very nervous-sounding Kurt Angle.
<珍訳>
あなたは偶然の一致をどれほど信じますか? 11月に38才で亡くなったメインイベンター、エディ・ゲレロの死後に、WWE会長 ビンス・マクマホンは、後にwwe.comで放送されたミーティングにレスラーたちを集めました。ミーティングでは、マクマホンは、WWEが薬物検査と心臓検査を行い、薬物乱用による最愛のゲレロの悲劇を繰り返さないために「健康管理についての方策」を実施し始めると発表しました。 マクマホンは質問を求め、わずかな質問が返ってきました。それらの大部分は非常に神経質に感じられるカート・アングルからのものでした。
エディの死後、「オレもヤバイかなぁ」と思っていたのはアングルだったのか。
色んな意味で見栄えするレスラーらしいレスラーだったので残念。
体調が回復した後はWWEに復帰する道もあるらしいので、まずは「お大事に」と。
〔今日のニュース&ツッコミ〕
●マイク・タイソンがPRIDEと電撃合体【日刊スポーツ】
K-1かと思ったらPRIDEか。谷川の地団駄が目に浮かぶ。
マイク・タイソンと「PRIDE」について【ターザンカフェ】にも一理あると思う。
しかし コレはPRIDEがビジネスの軸足を海外にシフトしている証拠だろう。
やっぱりビジネス的にはおいしいと思う。でも試合はターザンの言うとおりかも。
●柴田がBMLから退団、フリー転向を表明【日刊スポーツ】
満足にメシも食えないBMLには嫌気が差したということか。
目玉選手の流失で今後のBMLはGPWAでの選手の貸し出しだけで食べて行けるのか?
多少毛色が違うが、柴田はノアで試合数をこなした方が良い。
●相原勇 元恋人・曙にエール!【デイリースポーツ】
日本での芸能活動再開をアピールしている元恋人のダシに使われてしまう曙サンって・・・。
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2006年08月16日
映画「ロッキー」のモデルの元ボクサーがスタローンと和解
2006/08/15
6作目の『ロッキー』シリーズを製作中のシルヴェスター・スタローンだが、主人公のモデルとなったボクサー、チャック・ウェップナーが起こした訴訟が片付き、ほっとしているようだ。この訴訟は、2003年にウェップナーがスタローンに対して起こしたもので、自分をモデルに役柄を作り上げる代わりに支払われる金が、約束の金額に足りていないと申し立てた。スタローン側は、ウェップナーが「本物のロッキー」として稼いでいると主張。今月、ウェップナーが訴訟を取り下げる形で終了したが、条件は明らかにされていない。
映画「ロッキー」の監督と モデルとなったボクサーにまつわるお金の話。
有名な話らしいのだが(私は知らなかった)、映画「ロッキー」のモデルは猪木と異種格闘技戦を行った元ヘビー級ボクサー、チャック・ウェップナーだという。
1975年3月24日:無名のチャック・ウェップナーと初防衛戦を行い、15ラウンドKO勝ちするが、ダウン(実はウェップナーがアリの足を踏んだため)を喫するなど、ウェップナーが善戦する。この試合を見たシルヴェスター・スタローンは無名のボクサーが無敵の王者に善戦するストーリーを考えつき、それは後に映画「ロッキー」となる。
猪木とウェップナーの異種格闘技戦は、2年後の1977年10月25日 日本武道館で行われ、6R 1分35秒 逆エビ固めで猪木の勝ち。
この試合で猪木は初めてオープンフィンガーグローブを着用しており、後に総合格闘技で このタイプのグローブが使用されていることを考えると歴史的にも興味深い。
また、猪木戦以前には 1976年6月26日、東京で猪木−アリ戦が行われた日にニューヨークのシェア・スタジアムでアンドレと格闘技戦を行っており、3R 1分15秒 場外カウントアウトで敗れている。
アリほど世間での認識は高くなかったが、古くからのプロレスファンにとって馴染みの深いボクサーの一人であることには間違いない。
格闘技戦を行った後のウェップナーについては、プロレス専門誌(紙)で語られる機会も少ないようなので ちょっと調べてみた。
1978年 スコット・フランク戦で12R判定で敗れ引退。
1986年 コカイン所持で逮捕され3年間服役。
(現在は薬物中毒撲滅に関わる社会貢献活動をしながら穏やかに暮らしている。
薬物に手を出す根っからの極悪人ではないらしい。
アリ戦以前は酒のセールスマンと警備の仕事をしながらトレーニングしていたという苦労人。)
出典:wikipedia/Chuck Wepner
スタローンが映画「ロッキー」で栄光を手に入れた時期とウェップナーがボクサーとしての落日を迎えた時期が奇しくも重なっており、その後の二人の明暗がはっきりと分かれているのが対照的かつ印象的。
しかし、映画「ロッキー」の製作・公開に当たり、モデルとなったウェップナーに対してスタローン側から いくつかの約束があったらしい。
一向に履行されない約束に業を煮やしたウェップナーが映画公開から25年以上が経過した後に法的手段に出たことを報じているのが下の記事。
2003/10/14
『ロッキー』シリーズのモデルになった元ボクサーが、シルヴェスター・スタローンに対し訴訟を起こすことにした。チャック・ウェップナーは1975年にモハメド・アリと15ラウンドを戦って負け、その試合が、『ロッキー』のストーリーの基になったが、スタローンが宣伝活動のために何年間も自分の名前を使ってきたことに対し、自分が何も得られなかったことに怒りを感じている。「『ロッキー』の映画で、僕が大金を得たに違いないと人は言うけれど、このシリーズからは一銭も受け取っていない。映画出演の約束もしたが守られたことはないし、30年経って、何かしなくては、と思った」と語っている。
訴訟から3年近くの時間を経て、スタローンとウェップナー間で何らかの和解が成立した模様。
どんな和解条件なのか 知る由もなし 知りたくもなし。
「ロッキー」を出世作として映画を地で行く成功を収めたスタローン。
「ロッキー」誕生のきっかけになった試合がボクシング人生でのピークだったウェップナー。
30年の時を経てこの二人が交わるのも 何かの縁なんだろうなぁ。
それにしても「ロッキー6」なんて誰か見たいか?
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2006年08月15日
PRIDE無差別級GPファイナルを控えるミルコのインタビュー
PRIDE無差別級GP ファイナルラウンド出場を控えたミルコのクロアチア現地紙のインタビュー。
本文はこちら。
MMA WEEKLY - CRO COP TALKS ABOUT PRIDE GRAND PRIX
長いので全文はリンク先を参照のこと。
以下 SNとは、クロアチアの新聞 Sportske Novostiの略称。
<珍訳>
SN: 現在の体重は?
Mirko:101キロだ。
SN: この体重については満足?
Mirko:非常に満足している。
SN: 今年はどのくらいトレーニングしましたか?
Mirko:回数を数えてはいないが、今年は約350回のトレーニングをした。
SN: ランニング、ストレッチ、ウェイトリフティング、瞬発力トレーニング、スパーリングなど 毎日の同じトレーニングに退屈したことはありませんか?
そんな日々に「いい加減にしてくれ。もうやめた!」と言いたくなりませんか?
Mirko:もちろん あるよ。時には自分にとっても困難になることもあるが、他に解決策はあるかい? トレーニングを止めるということは、戦うのをやめることと同じ。トレーニング時のわずかな気の緩みさえも リングに上がる際の危険性を増大させるんだ。準備のできていないヤツはダメなんだ。
SN: もし、息子さんが総合格闘技をやりたいと言ったらどうしますか?
Mirko:本当に総合格闘技がやりたいのなら、一緒に練習するよ。でも、格闘技は非常に難しく危険なものなので、自分と同じ道を歩まないことを望むよ。
SN: ボクシングとグラップリングのトレーニングはどちらがハードですか?
Mirko:両方とも大変だけれども、グラップリングの方が体力を消耗するね。
SN: サッカーワールドカップでのクロアチア−日本戦の前に、我々はクロアチアで光栄にも日本の外務大臣にインタビューする機会を得ましたが、ザグレブに向けて出発する前の彼に対して「気をつけろよ。ミルコの国に行くんだからな。」と小泉首相が忠告したという話を聞きました。日本の首相からのそのような声明についてどう思いますか?
Mirko:いろんな意味がある。そのような発言を聞くのはうれしいね。小泉首相は傑出した紳士だ。彼が私を尊敬していると同様に、私も彼と現在の私を作り上げた日本を尊敬しているよ。
SN: PRIDE無差別級GPでの試合がまもなくですが、準備はいかがですか?
Mirko:ザグレブには8月20日までいる。その後はPulaで2週間を過ごし、友人でありJuki?(ママ)教授の指示で仕事をしているコンディショントレーナーのEnver ?eparovi?(ママ)とトレーニングする予定だ。Pulaでは、ファイナルステージの準備として、素晴らしいバックグラウンドとコンディションになっているだろう。 4人の偉大なスパーリング・パートナーがそこで私を待っている。私は彼らに大金を支払った。彼らは偉大で十分なキャリアを積んでいる連中だ。
SN: 日本へは誰が行きますか?
Mirko:Juki教授とKapulic医師が同じチームとして行くよ。
SN: 吉田との対戦は最も熱いものでしたか?
Mirko:全ての人たちが あの試合をそのように見ていたわけではない。ジョークか何かのように 違った見方をしている者もいる。残念ながらクロアチアでは、みんながすべてを知っているように思える。私はすべての種類のバカげたコメントを聞いている。人々は吉田がどんな人物であったかを忘れているようだ。彼は優れた選手でオリンピックの金メダリストであることを覚えていないんだ。彼が柔道着を着ているため、私は良いキックを放つことができなかった。柔道着の布地のせいでキックの後の自分の足がすぐに戻ってこないんだ。 吉田は柔道着で多くの選手を仕留めてきた。自分の左足には多くの問題があったので最終的には戦略を考え出さなくてはならなかったんだ。
SN: バンダレイ・シウバが準決勝で待ち構えていますが?
Mirko:彼のことは好きじゃないんだ。ヤツは唯一の選手だが、PRIDEの選手の中で本当に嫌いなんだ。キャラクターがなくて変なヤツだけど、ずば抜けた選手だ。でもオレが彼を倒す。
SN: 決勝に出場するなら、誰と対戦したいですか?
Mirko:大した問題じゃない。バーネットには2回勝っているから、どっちかと言えばノゲイラかな。二人の試合は素晴らしいものになるよ。ノゲイラはいつも通りだが、今年のバーネットは かなり体を絞り込んでいる。
SN: PRIDE/DSEとの関係はここ数日間、張り詰めたもののようでした。決着がつかなければ、あなたは無差別級GPに参加したでしょうか?
Mirko:いや、参加しなかったね
SN: でも、あなたには他の解決策がありますか?
Mirko:もちろん、アメリカの代理人が継続的に重大なオファーを私に送ってきている。しかし、私はPRIDEファイターです。私は自分が栄光を手に入れた場所を知っている。でも 将来もアメリカに行かないということを意味するものではない。
話題が多岐に渡っているせいか 散漫になっている印象のあるインタビュー。
もしかして聞き手はスポーツ関係の記者ではないのではないか。
逆に今までよりはミルコの人間味を感じさせる内容になっている気もする。
無差別級GPファイナルラウンドに出場する他の3人については興味深い発言。
シウバのことは嫌いだといいつつも実力を認める内容。
2度勝っているジョシュに対しては組み易しと言いつつも、最近の活躍には注目。
ノゲイラに対して興味を示しながらも警戒している様子。
DSE/PRIDEとの契約問題については
消息筋: 無差別級GPファイナル出場を巡ってPRIDEとミルコが揉めていた?(ネタ元は同じくMMA WEEKLY)で紹介した通りモメていた様子が伺えるが詳細は不明。
更に「そのうち、アメリカへ行っちゃうかもしれないよー」と将来のPRIDE離脱の可能性を匂わせる。
ミルコの魅力は冷徹な表情の裏側にある王座への一途さ。
そして それがかなわない悲しさにある。
求道的・禁欲的なイメージの反面、王座への渇望という極めてわかりやすい感情。
PRIDEで最も人間くさい雰囲気を放っているのは実は彼なのだ。
「無冠の帝王」。
ミルコが無差別級GPを制して、その名を返上するか。
優勝して破顔の笑顔を見せる人間ミルコを見てみたい。
と思いながらも、個人的にはジョシュが一押しですw。
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レスナー・ホイス合体に対する谷川サンの発言はステキ過ぎ
レスナー HERO'Sへホイスと電撃合体
K-1 WORLD GP 2006 in Las Vegas 2(13日・米ラスベガス)、レスナー、ホイスと電撃合体!前IWGP王者ブロック・レスナーが12日(日本時間13日)、K-1ラスベガス大会のリングに上がり「2カ月前にFEGと契約を結んで、K-1のリング(K-1系のHERO’S、Dynamite!!)で試合をすることになった」と表明。を招き入れ、トレーナーに迎えることも明らかにした。レスナーは「プロレスから総合への転向は簡単なことではないとは思うが、プロレスラーとして学んだエンターテイナーの精神を持ちつつ真のアスリートとして総合で頑張りたい」と、総合格闘家転身を明言。「彼(ホイス)から多くのことを学んでデビュー戦を飾りたい」というレスナーに、ホイスは「基礎はできていると思う。サブミッションやパウンドを教えたい」と応じていた。
既定事項だったレスナーのHERO'S出撃。
コーチ役はホイス。豪華だなぁ。
コレに対して秀逸なのが谷川サンのコメント。
気になるのは、いつレスナーがHERO'Sでデビューするか。これについては、谷川貞治FEG代表が答えた。 「レスナー選手は、ホイス選手と最強タッグを組むことになりました。時間をかけて育てたいので、半年は必要だと思います。アメリカにはボクシングも世界チャンピオンがいなくなりましたし、新しいヒーローが必要になってきていますからね。HERO'Sも10月にアメリカ大会を開催する予定でしたが、もっと完璧にするために来年の2月に延期します。場所は決定していませんが、西海岸を予定しています。年4回は、アメリカで開催するつもりです。ですからレスナー選手は、早ければ今年の年末になるかもしれませんが、来年2月のHERO'Sアメリカ大会が濃厚ですね」
「最強タッグ」ってプロレス心満載。
格闘技関係者からタッグという言葉が出るとは思いませんでした。
もしかすると全日本以外のプロレス団体だって使わないかもしれない。
このあたりが谷川サンのステキなところ。
プロレス業界に長くいたので、ポロッとこういう言葉が出てしまうんだろうなぁ。
しかも、10月に予定されていたアメリカでの大会を「もっと完璧にするために」2月に延期とコメントする用意周到さ。
延期の理由はアメリカでのプロモーター資格取得の遅れを含む準備不足としか思えないのだが、大風呂敷でごまかすあたりが全くプロレス的で楽しい。
更にダメ押しは、来年2月の出場が濃厚といいながらも、大晦日のレスナー出場に対して含みを持たせるビジネスマンとして奥ゆかしい発言。
センスのかけらも感じられない某老舗団体の娘婿社長に見習わせたい発言の数々です。
さすがは谷川サンと感心せざるを得ない。
でも、谷川サンがFEGにいる限り、K-1/HERO'Sからエンタメ臭は消えないんだろうなぁ・・・
orz
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2006年08月14日
天山がG1を制した先に何があるのか
宿敵・小島倒した!天山 全勝V新日本プロレスの“真夏の祭典”G1クライマックス最終日が13日、東京・両国国技館で行われた。満員の1万1000人観客が見守る中行われた決勝では、天山広吉(35)がかつての盟友で全日本から外敵として参加している小島聡(35)を撃破。2年ぶり3度目の優勝を飾るとともに96年の長州以来となる全勝優勝を達成した。
新日本の夏の祭典 、「G1クライマックス」。'06年の覇者は天山。
準決勝に残った顔ぶれによっては、会場に足を運ぶか スカパーのPPVでも見ようかと思っていたのだが、両方とも取りやめ。
ちょっと というか かなり 興味わかないし。
勝者については、よりによって「天山かよ」という感じ。
外様の小島に優勝させる懐の深さが今の新日本にあるわけもなく、決勝進出者が決定した時点で天山の優勝が決まっていたような展開。
個人的に天山が嫌いだということが影響しているのは間違いない(なぜ嫌いか語らせると2時間は堅いのでココでは省略)のだが、この時期に彼が優勝することによって新日本が得られるメリットが全く見えてこない。
この後の展開を考えると永田、中西あたりが優勝した方が、よっぽど面白いのではないかと思うのだが。
棚橋にとっては、レスナーに勝ち逃げされトーナメントでベルトを手に入れた王座の正統性を補完するための絶好の機会だったにも関わらず、準決勝に進出できないし。
相変わらず棚橋もヘタレだ。
G1を制したことによって、天山のIWGP王座挑戦の機運も高まっているようだけど、天山−棚橋戦なんて見たいか?
まぁ 過去にもG1を制しておきながらIWGPに挑戦できなかったり、王座についても40日前後で陥落している天山のことだから、この件について ワタシは完全にスルーです。
しかし、新日本には、どうにも新しい展開を見出せない。
単発的な打ち上げ花火に終わらず「まっとうなプロレス」を継続していくしかないのだが、非常に時間のかかる作業。
マクロ的には縮小再生産の方向に向かっているとしか思えない天山G1制覇のニュースでした。
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2006年08月10日
無差別級GPファイナル出場を巡ってPRIDEとミルコが揉めていた?
After two exciting events, this year’s Pride Absolute Grand Prix has produced two stellar final four match-ups. Brazilian Top Team’s Antonio Rodrigo Nogueira will meet former UFC heavyweight champion Josh Barnett while the current Pride middleweight champion Wanderlei Silva will face Mirko “CroCop” Filipovic. Anticipation for Pride Final Conflict Absolute is high as the match-ups are an MMA fan’s dream.Dream Stage Entertainment, the parent company of Pride Fighting Championships, is looking to rebound from recent setbacks with a successful show. The most intriguing match-up of the event is arguably the rematch between Wanderlei Silva and Mirko “CroCop” Filipovic. The two fighters met at Pride 20 and fought to a draw under special rules. The majority of the MMA community agreed that Silva would have won a decision had they fought under normal rules.
Recently, Mirko told two Croatian newspapers, Jutarji List and Vecernji List, that he would not be participating in the last part of the Absolute Grand Prix. Apparently, Mirko’s decision to not participate stemmed from a dispute regarding his pay. According to the newspapers, Mirko stated that “We couldn’t make a deal. They said I’m too expensive for them but I just want to be paid for the risk. I’m very sorry for my fans but I won’t give up on my principles.”
But now the crisis is over and the Croatian star was able to come to an agreement with Pride DSE and is fighting in the Open Weight GP in September according to Vecernji List. If DSE was unable to secure Mirko’s participation in the final four, a potentially historic event could have taken a disastrous turn for the worse. In addition, the newspaper reported that “CroCop” received a substantial offer to fight for the recently resurrected World Fighting Alliance. Mirko is one of Pride’s main stars and his absence would have been a huge loss to the organization. Pride DSE felt that it was in their best interest to come to a compromise with the former K-1 kick boxer and now the fans will be able to see Cro Cop in the conclusion of the highly anticipated tournament.
クロアチアの現地紙によると、PRIDE無差別級GPファイナルラウンドへの参戦をめぐってミルコとDSEがギャラ問題でモメていた模様。
<珍訳>
2回の素晴らしい大会の結果として、今年のPRIDE無差別級GPは4人の組み合わせからなる恐るべき決勝戦を提供します。ブラジリアン トップ チームのノゲイラ対 元UFCチャンピオンのジョシュ・バーネット戦、現PRIDEミドル級チャンピオンのバンダレイ・シウバ対ミルコ・クロコップ戦が実現します。PRIDE無差別級GPでの決勝での対戦は格闘技ファンにとってのドリームマッチであり、高い関心を呼んでいます。
PRIDEの運営会社であるDSEは成功裏に行われた大会により、最近 発生した障害をはね返したように見受けられます。大会の最も興味をそそる対戦はバンダレイ・シウバ対ミルコ・クロコップの再戦です。両者は特別ルールによりPRIDE20で対戦し、結果はドローでした。両者が通常ルールで戦っていたなら、格闘技界関係者の多くがシウバの判定勝ちだったと感じていました。
最近、ミルコはクロアチアの新聞二紙、Jutarji ListとVecernji Listに対し、無差別級GPファイナルには参加しないだろうと語っています。GPに参加しないというミルコの決定は、まさしくギャラに関する対立によるものです。新聞の報道によると、「我々は合意に達することができなかった。DSEによると要求が高すぎるとのことだが、リスクに対する支払いを考えて欲しいと言ったまでです。ファンにとっては本当に残念でしょうが、私は信念を変えるつもりはないのです。」とミルコは発言しています。
しかしながら、Vecernji Listによれば、今のところ そのような危機を乗り越えクロアチアの英雄はDSEとの合意に達し9月の無差別級GPに参戦します。DSEが準決勝へのミルコの参加を保証することができなかったならば、歴史的なものになるべき大会は、悲惨なものになったかもしれません。 さらに新聞はミルコが最近復活したWFAへの参戦に対してかなり高額のオファーを受けたと報じています。ミルコはPRIDEの主要人気選手の一人であり、彼がPRIDEを去ることになっていればDSEにとって巨大な損失になっていたことでしょう。 DSEはK-1の元キックボクサーと妥協に達するのが最善の選択だと感じており、ファンは高人気のトーナメント最終戦でミルコの姿を見ることができるでしょう。
クロアチア現地紙の報道によれば、一度はギャラについてモメたミルコとDSE。
最後に折れたのはどちらだったのか?
恐らくファイナルラウンドの開催を優先したDSEだろう。
PRIDEがフジテレビとの放送契約を解除された後、ジェラルド・ゴルドーは
「ギャラを下げてもPRIDEに参戦するかどうかで、ソイツが本物かどうかがわかる」という内容の発言をしていた。
DSEがミルコに足元を見られた印象は否めない。
この話が事実なら、他の選手も今後はDSEに対して吹っかけてくるだろう。
今後の興行収入の拠点をアメリカに移すのはDSEの自由だが、大会規模に応じた適正ギャラを維持することができるのだろうか?
興行の維持を優先するがあまり、ギャラのイニシアティブを選手側に握られてしまったのではないかと思わせるMMA WEEKLYの報道。
もしかすると最後に笑うのは、潤沢な資金源を持つ(?)WFAなのではないかと思ったりして。
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2006年08月08日
ハッスル・ハウスVol.18 メインハッスル
TAJIRI ソドム ○
× 金村キンタロー VS アン・ジョー司令長官
with ニューリン様
ニューリン様がハッスル軍に寝返ったことを気に病むアン・ジョー司令長官。
高田総統によるニューリン様のモノマネをホンモノと間違えるほど。
しかし、総統からの指示は反乱者ニューリン様へのお仕置き計画。
先にTAJIRI、金村が入場。
ニューリンの入場を前に思わず前かがみになる金村。
ボンデージ風のメイド衣装で入場するニューリン様。
モンスター軍時代とは異なるマスクを顔に装着。
TAJIRI、金村は完全にニューリン様フェチw
「オレとTAJIRIがニューリン様を守って見せるぞー!」と金村。
オープニングはTAJIRI対アン・ジョー。
TAJIRI、金村がお互いにニューリン様に良いところを見せようとする。
アピールする二人に対してニューリン様の反応は芳しくない。
ニューリン様抹殺に燃える司令長官はマジモード。
TAJIRI、金村に厳しい攻撃。
ソドムもいつものパワー殺法。
リューリン様のご機嫌を伺うハッスル軍のチームワークは今ひとつ。
TAJIRIがモンスター軍に捕まるシーンが多い。
ニューリン様の視線を感じて一時的にTAJIRIが蘇生する。
タランチュラに捕らえたアン・ジョーに対してニューリン様のムチ攻撃。
最後はソドムのパワーに金村が3カウント。
試合後はソドムにムチを振るうニューリン様がネックハンギングに。
そこへ救出に現れたのは小川とHG。
ニューリン様とHGとの合体攻撃でアン・ジョーを撃破。
バルコニーに高田総統登場。
「ドモホルン・リンクルで言えば、今日のところは無料お試しセットというところだ。」
モンスターKが明日の大会でニューリン様とHGとの対戦を迫るがニューリン様は拒否。
NHK大河ドラマ「功名が辻」に出演しているのは自分ではないと総統がアピール。
最近、総統調の語りをするモンスターKと総統はちょっと険悪ムード?
最後は、高田総統から明日のハッスル・ハウスVol.19にビッグなお中元宣言。
最後はM字ビターンでニューリン様が締めると思いきや拒否。
明日の大会でモンスター軍を蹴散らしてからということ。
で 締めはHGへ。ニューリン様も「フォー!」
明日のVol.19への謎賭けを残し、ハッスル・ハウスVol.18は終了。
やはり2連戦の初日は中途半端な印象が否めないね。
明日のテーマはニューリン様が本当にハッスル軍に定着するのかというところか。
第2ハッスルでの「ニューリンなんかよりも よっぽど頼りになるぞ」という大谷の発言が伏線になるのか?
11月のハッスルマニアに向かって、そろそろ小ネタではないドラマが始まるな。
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ハッスル・ハウスVol.18 セミハッスル
田中 将斗 VS 佐藤 耕平 ○
× どっこい浪口 ジャイアント・バボ
試合前に落ち込むジャイアント・バボ。
言語不明瞭な佐藤の電話に1時間も相槌を打つ優柔不断なバボにアドバイスを与えるアン・ジョー。
しかし、バボの根性の無さに悩むアン・ジョー。
浪口に必要なのは根性だと説く田中。
試しに頭頂部にお灸をすえてみるがすぐに諦める浪口。
やはり根性なしか?
オープニングはバボ 対 浪口。
打たれ弱い浪口に田中が激を飛ばす。
バボ・耕平にバック・ブリーカーで攻められる浪口。
耕平に肩車状態に抱え上げられた浪口の頭をバレーボールに見立ててバボがアタック攻撃。
一方的に攻められていた浪口がトップロープからのドロップキックなどで反撃を試みるが、最後は耕平のジャーマンで3カウント。
田中は一度もリングに登場せず。一度登場したきり。
なんだったのか この試合は?
根性対決も良いが、もしかすると田中の状態が良くないのか?
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ハッスル・ハウスVol.18 第2ハッスル 試合より「川田19:55」
× 坂田 亘 Erica ○
天龍 源一郎 VS マーガレット
大谷 晋二郎
大谷−坂田で試合開始。
坂田に代わった天龍がEricaの胸に強烈なチョップ。
悶絶するErica。
マーガレットが天龍に一輪のマーガレットを手渡す。
花を受け取り、どうして良いか迷う天龍の背後からマーガレットがスクールボーイ。
飛び出して来た坂田へも連発。
坂田は大谷の顔面ウオッシュ、Ericaのヒップウオッシュの餌食。
その後はトップロープからErica、マーガレットのボディアタックが坂田に。
フォールを逃れた坂田はビッグブーツの連発で再生。
しかし、ラリアットを交わしたEricaが坂田へのキス攻撃。
すかさずマーガレットも続く。
大谷のキスをかわそうとした坂田にマーガレットがスクールボーイでピンフォール。
敗者の坂田は「今日もリョウジのせいだ。アイツが欠場するからだ」と他人のせいに。
会場は小池栄子ネタ?で盛り上がるが、坂田は「ダメだ今日はちょっと勘弁してくれ」と逃げる。
試合後は大谷がErica、マーガレットの健闘を称える。
Erica「天龍さんは怖かったわねー。あの迫力だけはスリルがあってたまんなかったわねー」。
場内、布袋の「スリル」が流れて江頭2:50登場。
「1クールのレギュラーより1回の伝説」のモットーにより、ハッスルマットに伝説を築こうとする江頭。
リング上でウンコをしようとする江頭を阻止したのは、バルコニーに現れた川田。
「江頭 おい! 江頭ぁ! 下ネタはやめろ オイ。オレのお笑いの辞書に下ネタはないんだよ。今からなぁ これから これからソコ行ってなぁ 教えてやるからちょっと待ってろ。」
再び場内に「スリル」。呆然とする江頭。
黒タイツをはいた川田が1回に現れる。見た目はドン荒川。
見事に江頭をパロッた川田。会場は「川田コール」
リング上での川田と江頭のやり取りを再録。
川田:「江頭! オレはオマエに一言モノ申ーす!」
江頭:「オマエは誰だ!」
川田:「オレは川田19:55だ!」
江頭:「オレが言うのもなんだけど、アンタ 頭おかしくなっちゃったんじゃないの?」
川田:「江頭、オレはな お前に絡もうかどうか もう3日間くらい寝ないで考えたんだ」
江頭:「断れ!」
川田:「だけどな どうしてもな オレの中にあるな 芸人の血がモロに騒いじゃったんだ」
江頭:「芸人じゃねぇだろ!」
川田:「それとだな ここのリングはな わかってるだろうな。大のオトナが 何でも どんなことでも 真剣に取り組むリングなんだ。お前な ここで伝説を作るの 大変だぞ。よっぽどの覚悟がいるぞ ここで伝説作るのは。それと オレはオマエと違って、1回の伝説よりも1クールのレギュラーの方が欲しいんだよ オレは。」
江頭:「お前 レスラーだろ!!」
川田:「おい そういう レスラーがお笑いに来てもいいってオマエが言ったんだろ! だからオレは こんな格好したんだろうが!」
江頭:「ハッキリ言うぜ! オレのモノマネする原口だって、こんな仕事断るよ!」
江頭:「オマエ 壊れすぎ!」
川田:「おい 今度だ 今度。このリングに現れる時は、な よーく聞けよ。芸人としてオレを越えられるくらいになってから このリングに来い!」
(マジ困惑する江頭)
川田:「(腕時計を見る仕草で)あっ 本職の時間だ!」
江頭:「マネすんなー!」
川田:「そういうことだよ! バッドラックだ!」
(川田退場)
川田退場後も悔しがる江頭。
「アイツ 一人勝ちじゃねぇかよ! オレはプロレス界にあんな強敵がいるとは思わなかった! オレは伝説を残しに来たのに逆に伝説 作られちゃったよ!」
いやー 川田も喋りが上手になったなーw
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ハッスル・ハウスVol.18 第1ハッスル 「長州 か」登場
ハッスル仮面
レッド ザ・ネオデビル・ピエロ1号
× ブルー VS ザ・ネオデビル・ピエロ2号
イエロー 長州 か ○
試合開始前のモンスター軍スキット。
室内を飛び交う蚊。
高田総統によれば山口県の山奥から取り寄せた伝説の蚊とのこと。
たった一刺しで熊1頭を軽々と貧血にしてしまう革命的吸血力を持つ恐怖の蚊。
この蚊のDNAから作られたのが今日のモンスター。
以下、高田総統の決めセリフ。
「山口県と言えば、かつて長州藩だ。長州出身の蚊モンスター。名付けて『長州か』。」
(いきなり黒パンツのロートル口調というよりも小力口調で)
「噛み付くなら今しかないぞ! あ?お? ハッスル仮面にクソぶっかけてやれ コラ! ナニコラ タココラ ビターン!! カメラどけ コラ!」
モンスター軍入場時にはパワーホールの大音響(wj
「長州か」は長髪に黒のTシャツ、黒ショートタイツに白のリングシューズといういでたちで登場。
まさしくあのヒトだw。
だが、顔には蚊の長い吸血口があり、ご丁寧にもTシャツには「サシてないですよ」の文字。
ファイトスタイルもあのヒトに似ていて、サードロープに脚をかけてコーナーで待つその姿や省エネファイトぶりはそっくり。
序盤からモンスター軍のペース。
レッドのローンバトルが続く。
モンスター軍は太鼓の乱れ打ち、ハイジャック・ネックブリーカーとかつての維新軍のチーム連携も見せる。
その後、イエローの体重を生かした攻撃が見られるハッスル軍が反撃に転じる。
しかし、コーナーに上ったレッドが「長州か」に血を吸い取られ貧血&かゆみ状態に。
弱ったレッドに右腕を回した「長州か」がラリアット&サソリ固めのフルコース。
たまらずレッドはギブアップ。
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ハッスル・ハウスVol.18 オープニング
「ゴールド・フィンガー」に乗ってRGMがAGこと加藤GM代行を引き連れて入場。
「今日、8月8日はフジテレビの日です」
いつもながらの空気が読めない寒いギャグを連発。
ブーイングと帰れコールの中、RGMが滝川クリステルのモノマネ(似てない
)。
それを遮る形でAGが9月以降の大会予定を発表。
11月23日、横浜アリーナで「ハッスル・マニア」。
AGとのタッグで翌9日のハッスル・ハウスVol.19でのErica、マーガレット組との対戦を匂わせるが、EricがAGをKO。
明日のパートナーが、「TG」という名前だということを明かしAGと共に早々に退散。
GM不在のリング上でErica、マーガレットが開会を宣言。
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TVで見た8.5 HERO'S大会はつまんなかった
仕事が忙しいのにズボラが加わり、またまたプロ格ED状態。
久しぶりの書き込みだが気にしない。
期待して見た8.5HERO'S大会について遅ればせながらw
谷川氏反省「やはり止めるべきでした」桜庭和志-スミルノヴァス戦の裁定が物議を醸したHERO’S有明大会から一夜明けた6日、前田日明スーパーバイザー(47)と実行委員会の谷川貞治FEG代表取締役(44)が都内で会見。前田SVの厳しい指摘に谷川氏も同意し、次回10・9横浜アリーナ大会での改善を誓った。桜庭はドクターストップで会見を欠席した。
前夜は怒りのあまり、恒例の大会総括も行わずに会場を去った前田SVだが、この日は会見に出席し「色々な欠陥、ミスが露呈した。安全面の管理としてはいかがなものか」と総括した。
桜庭の試合では、ダウンした桜庭が一方的に殴られ続けているのにもかかわらず、試合が続行された点が問題視されている。前田SVは「コーナーにダウンして何発かもらった時点で止めないとダメ」と主張。前日は態度を保留していた谷川氏も「あそこで止めるべきだった」と同意した。
前田SVは「レフェリーもジャッジ団もドクターも全部、機能していなかった。自分が『止めろ』と言っても誰も言うことを聞いてくれず、SVって何だろうと疑問に思った」と、運営システムにも疑義を呈した。
谷川氏は「システムの問題」と、K-1に比べてHERO’Sの体制が整備されていないことを認め「深く反省しなければならない。(整備)しないとダメ」と、次回大会までの改善を約束。前田SVは「勝敗よりまず安全。選手が安心して戦える場所を作ることが先決」と念を押していた。
これだけの議論を呼び起こす総合格闘技の試合も珍しい。
↓関連記事
・桜庭 誤審だった…HERO’S前田氏&谷川氏が会見で認めた【スポーツ報知】
・桜庭 会見欠席も「全然、大丈夫」【デイリースポーツ】
・桜庭がHERO’S一夜明け会見を欠席【日刊スポーツ】
・大山、秋山も「殺し合いじゃない」【デイリースポーツ】
・秋山成勲VS金泰泳戦の結果に関するお知らせ【HERO'S OFFICIAL】
・『HERO'S』ダブルトーナメント【船木誠勝 MADNESS】
ターザン山本流にエンターテイメントと言い切っても良いのだが(ターザンカフェ)、ハッピーエンドに終わらなかったのが今回のHERO'S大会。
スーパーバイザーである前田が「止めろ」と叫ぼうが、終わらない試合。
前田自身にそのような権限があるのかないのかは不明だが、PRIDEから移籍した桜庭が勝って桜庭の新章の幕開けを飾り次回大会に続くという流れが大多数の人間が期待していた決着だったのは事実だろう。
あのレフェリングにそんな雰囲気が影響しなかったどうかは不明だが。
加えて、秋山−金 戦でのミスジャッジ。
ワンマッチではなくトーナメントでの誤審となれば、HERO'Sはここでも致命的ミスを犯したという気もする。
K-1を含めて冒険的なカードと不透明な決着が続いている視聴率万能主義のFEG。
そんな中での前田の発言とソレを改善しようという方向性を即座に打ち出した谷川サンの行動は評価してもいいのだろう。
更にダメ出しをするならば、メインの桜庭戦の後に、所戦、宇野戦などのダイジェストを放送するTBSのメチャクチャなセンス。
同日中継による技術的な難しさがあるのは理解できるが、あの構成ではレフェリング問題は置いておいても桜庭が勝った高揚感、ハッピーエンドさが吹き飛ぶと同時に彼らの試合がチンケに見えてしまうのだ。
そもそも、過去にTBSと関わりを持った国際プロレス、キックボクシングがアンハッピーな最後を迎えている事実と重ね合わせて、こんなんでHERO'Sの将来は大丈夫なのかとプチ不安になってしまったりするのだが。
桜庭が出場するのかしないのか現在のところは不明な次回大会に期待しよう。
〔今日のニュース&ツッコミ〕
●激勝・棚橋に「数千万円」ベルト【内外タイムス】
IWGP4代目ベルトにティファニーの数千万円のベルト構想。
毎月、大金を提供している親会社のユークスが黙っちゃいないと思うがw
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