2006年07月17日
新日本7.17月寒大会にレスナー出場せず!急遽王座決定トーナメントに
3連休ということで地味に隠遁生活を送っていたのだが、新日本でまたもやトラブル発生。
古くは昭和59年 藤原による長州襲撃事件、同61年 ブロディの離脱による前田戦消滅と昔から札幌のファンを不幸のズンドコに陥れてしまう新日本のジンクスは未だ生きていた!
●7.17札幌・月寒グリーンドーム大会について【新日本オフィシャル】
●レスナーのIWGPベルトはく奪【スポーツナビ】
●レスナー来日中止、ベルトはく奪【スポニチ】
ブロック・レスナーが諸事情により来日不可能となり、IWGP王座剥奪、棚橋とのタイトルマッチは急遽6名による王座決定トーナメントになっちゃったそうな。
トーナメントの結果はコチラ。
レスナーの対戦相手だった棚橋が優勝。彼が巻いたのは2代目IWGPベルト。
新日本が語る来日中止の原因は「契約上のトラブルによりビザの取得が困難になったため」とのこと。
本日付け東京スポーツにはレスナーへのインタビュー記事が。
記事中のレスナーの発言によると、契約上のトラブルは解決していたとのこと。
しかしながら
『水曜日まで書類が届かなければ、ビザの手続きが間に合わないと伝えてあったのに、書類が到着したのは金曜日だった。』
アラアラ。やはり新日の不手際か。
『新日プロから「ビザなしで来日できないか」と打診されたが、レスナーは「入国管理法違反をするわけにはいかない。そんなことをしては今後、二度と日本でビジネスができなくなる。」』
オイオイ。ビザなし就労って東南アジアの女性ダンサーじゃないんだから。
『新日プロは私のギャラが払い切れないからワザとこういうことをしているんじゃないかと疑いたくなる。』
コラコラ。ギャラの支払いが苦しいのは間違いないんだから、言ってしまっては身もフタもないw。
『これ(新日による王座剥奪)には合意しかねる。ベルトはここにある。私は今でもIWGPヘビー級王者だ。』
ウンウン。そりゃそうだよ。
一方、猪木サンは
『契約上のトラブル、ビザ収得の問題と発表したの? バカかっ! なんだそりゃ。
なぜ契約上のことまで発表する必要があるんだ。一度ネガティブなイメージがついたら、覆すのは大ごとなんだ。』と発言。
バカかっ!には激しく同意しますが、
>一度ネガティブなイメージがついたら
云々については、アンタには言われたかないよという気分。
営業現場を仕切ることができる敏腕スタッフが新日本には存在しないことが明らか。
今回の交渉もサイモン社長が中心になっていたらしいが、かつての新間、永島のような腹心を置かなければダメなんだろうな。
ところで副社長の菅林氏ってナニをやってんの?
永田がレスナー欠場で経営陣批判/新日本
<新日本:旭川大会>◇16日◇北海道・旭川地場産業振興センター◇1477人
新日本の永田裕志(38)が旭川大会で、経営陣を痛烈に批判した。今日17日の札幌大会で予定されていたIWGP王者レスナー対棚橋のタイトル戦で、海外流出していたベルトをを団体に取り戻そうと所属選手が一致団結して雰囲気をつくった。だが、レスナーの欠場で、すべてをぶち壊された。「こんな苦しい状況でも応援してくれるファンを何度裏切れば気が済むんだ」。これまで会社批判は団体の雰囲気を悪くすると考え、胸の奥にのみ込んできた。だが、その我慢も限界だった。「もう1度、内部改革した方がいい」と経営陣のメンバーの見直しにまで言及した。19日のシリーズ終了後に、選手としての考えを直接会社に伝える。「これでクビになったらなったでいいよ。いつでも辞めてやる」。自分の進退をかけてでも、永田は愛する新日本復活の最後のチャンスにかける。
永田サン 確かに言ってるコトは正論です。
でも、こんな勇ましいコト 言うんなら、王座決定トーナメントで負けちゃダメですって 永田サン。
このヒトも某コンニャク元社長と同様に「辞めてやる」とか何度も言いながら、なかなか辞めないお方ですけど。
ただ、コンニャク氏の提言さえ受け入れられない上層部に、永田サンの意見が届くとも思えないのですよ。
とことん生暖かく新日本を見守ってきましたが、ホントにそろそろ限界かも知れません。
新日本を見限るのは、ユークス谷口社長とhanadiサンのどちらが先でしょうか。
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2006年07月13日
右ヒジ負傷中のショーグンの復帰戦はPRIDE米大会か?
SHOGUN PREPARING FOR RETURNIn a statement released by his camp, it was stated that Pride Middleweight Grand Prix champion Mauricio "Shogun" Rua is readying himself for a return to the ring. Following elbow surgery earlier this year, he has returned to training, maybe a little bit sooner than most expected, and could be back in action as soon as September 10th. It is expected that if Shogun does return on the finale of Pride's Open Weight Grand Prix tournament, it would be more in the form of a tune-up type of fight with it being his first bout since the surgery.
Aside from a possible fight on September 10th, the statement also confirmed that there is a possibility that Shogun will participate on Pride's American debut in Las Vegas. Speculation is that he could be stepping into the ring with the man that drove him to surgery in the first place, Mark "The Hammer" Coleman. October 21st will mark Pride's first foray outside of Japan and Shogun is said to be "very motivated to participate."
Although it will be Pride's first show outside of Japan, Shogun has fought in the United States before. He suffered the first of his two losses when he faced Renato "Babalu" Sobral at the IFC's Global Domination show in Denver, Colorado in 2003.
In February of this year, Shogun was expected by most to walk through his bout with Coleman, but early on, he was taken down by the former UFC and Pride champion. As he landed from the takedown, Shogun suffered an injury to his arm and the fight was stopped, awarding Coleman a TKO victory.
Following the bout, a brief skirmish ensued in the ring between Coleman's camp and Shogun's Chute Boxe teammates. So, there is no love lost between the two and Pride's first attempt to test the waters in the United States would seem to be an ideal setting for the rematch.
PRIDE31でのコールマン戦で右ヒジを負傷したショーグンの復帰戦情報。
<珍訳>
彼のキャンプからリリースされた声明によると、PRIDEミドル級GPチャンピオンである マウリシオ・ショーグンがリングへの復帰準備をしているとのことです。 今年の初めのヒジの手術により大方の予想よりも少々早くトレーニングを再開しました。そして9月10日の大会には復活するかもしれません。ショーグンがPRIDE無差別級GPトーナメントFinal Roundで復帰するのであれば、手術後の最初の試合であることから調整試合になると予想されます。
また、9月10日への参戦が可能かどうかは別として、声明はラスベガスで行われるアメリカでのPRIDE初興行にショーグンが参加する可能性があることにも言及しています。推測では最初に彼を負傷させた男であるマーク・コールマンとリングで対峙する可能性があります。10月21日はPRIDEの日本国外からの初進出として記録されるでしょう。そして、ショーグンは「参戦する気は満々だ」と語っています。
PRIDEにとっては日本国外での最初の大会になりますが、ショーグンは以前にアメリカで試合を行ったことがあります。2003年にコロラド州デンバーで行われたIFCのGlobal Domination大会でレナート・ババルとの対戦で、2敗の内の最初の敗戦を喫しました。
今年の2月、コールマン戦では多くの人間がショーグンの勝利を予想していましたが、試合開始早々に元UFCおよびPRIDEチャンピオンによってテイクダウンを取られました。テイクダウンから着地した際にショーグンは腕を負傷し、コールマンのTKO勝ちにより試合は終了しました。
試合の後、コールマンのキャンプとショーグンのシュートボクセのチームメートの間でのちょっとした小競り合いがリング上で行われました。したがって、両者間には良い感情がありません。そして、アメリカでの反応を確かめようとするPRIDEの最初の試みは、両者の再試合を行うには完璧な環境であるかもしれません。
この情報によると、ショーグンの復帰は早ければ9月の無差別級GP Final Round、遅くとも10月のアメリカ大会とのこと。
復帰戦の相手は、やはりコールマン?
恐らくコアなマニアでない限り、アメリカの観客は両者の因縁を理解していないだろう。喜びそうなのは日本のファンだけかも。
でも、二人の感情が激しい試合内容に結びつけば、アメリカのファンも自ずとヒートアップするんだろうか。
シウバ、藤田の参戦に加え、ショーグンも復帰戦となれば、ラスベガス大会は結構なカードが揃いそうですねぇ。
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8.2 新無我 後楽園大会カード発表
藤波の相手は「レスリングうまい外国人」 新日本を離脱した藤波辰爾、西村修ら7選手と田中秀和リングアナが12日、都内で会見し、8月2日の自主興行「新無我伝説」のカードを発表した。後藤−竹村、吉江−長井、藤波−X、西村−ヒロ斉藤の4試合。試合は少なめだが、同じ志のメンバーだけで主張の強い試合を行う。藤波の相手は「レスリングがうまい外国人選手」(田中アナ)と交渉中。また、8月2日の大会後の新団体名として「無我ワールド・プロレスリング」を使用することも発表した。
新無我のプレ旗揚げ興行のカード発表。
渋いなぁ・・・。
離脱者中心の顔ぶれを見ても以前と同じ新日本内別ユニットという感じ。
カードにバラエティを持たせるという点では、バトラーツ系の選手に声を掛けてみる手もあっただろう。
しかし、クロネコ追悼大会、そして事実上の旗揚げという位置付けから、新日本純血(?)での立ち上げ。
その心意気を良しとしよう。
藤波の対戦相手に予定されている「レスリングがうまい外国人選手」とは誰?
かつて無我のリングに上がったトニー・セントクレアは病気療養中という話。
無我スタイルのクラシカルなレスリングができる新日系外人って誰かいましたっけね。
ちょっと 気になるところではある。
藤波辰爾「無我ワールド」社長就任へ
他の6選手とともに会見に姿を見せた藤波は「新日本を自分たちの思いで退団し、新しいものが始まる時」と所信表明。田中リングアナから「ワールドには無我ワールドと世界の2つの意味が込められている」と新団体名の由来が明かされた。9月の巡業開始に向けて会社設立の手続きも大詰めを迎えている。人事は明らかにされなかったが、営業面なども踏まえて藤波の社長就任が有力。文字通り無我の顔として活動を本格化させることになりそうだ。
新無我は結局、会社組織となり、新たなプロレス団体がまた一つ。
どうやら藤波が社長になるらしい。
コンニャク社長だけは勘弁してもらいたいものだが。
名称は「無我ワールド・プロレスリング」。
由来はスポニチの記事に書いてある通り。
かつて無我が独自興行を行っていた頃、そのスタイルと藤波・西村周辺の話題を「無我ワールド」と呼んでいた。
その世界を復活させようという思いもあるんだろう。
「ワールド・プロレスリング」という言葉も含まれている。
今もテレビ朝日による新日本中継の名称だが、古き良き時代の新日本への回帰という意味も込められているのではないだろうか。
8/2は平日だが、都合が付けば後楽園に足を運びたいと思う。
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2006年07月11日
PRIDEラスベガス大会ではネバダ州委員会が薬物検査を実施
PRIDE'S U.S. DRUG TESTING
PRIDEのラスベガス大会で薬物チェック実施という話。
原文が長いので珍訳のみ紹介。
<珍訳>
PRIDEが10月21日にラスベガスのトーマス&マックセンターでアメリカでの最初の大会を開催する際に、薬物検査はPRIDEの通常の大会と異なるものになるでしょう。 一つには、薬物検査が行われます。PRIDEの選手は日本では薬物検査が行われませんが、アメリカでは明らかにそういう状況にならないでしょう。
ネバダ州アスレチック委員会のエグゼクティブ・ディレクター、Keith Kizerは「PRIDEへの検査は他のプロモーターに対するものと同じです」とMMA Weeklyに語りました。Kizerはネバダ州の前の主席司法次官です。 現在は前任のMarc RatnerがUFCのためにZUFFAに転出した後のNSACエグゼクティブ・ディレクターです。
このことがPRIDEにとって意味することは、選手権試合に参加するどんな選手にも薬物検査が実施されるいうことです。NSACは他の選手に対してランダムに薬物検査を行うオプションがを持っていますが、最近ではMMA大会に対して、ごくわずかの回数しかこのオプションを実施していません。
MMA大会でタイトル戦が行われない場合には PRIDEの10月大会を含み、NSACはメインイベンター2名か その大会の全選手からランダムに選択された2名の選手に薬物検査を行うことができます。
NSACの薬物に対するポリシーは、11月に行われるであろうUFCライトヘビー級タイトルへのバンダレイ・シウバの挑戦時には100パーセントの確率で薬物検査を実施するというように、タイトルマッチに出場するすべての選手に対して行うというものです。
選手がUFCかPRIDEアメリカ大会に参戦しているかどうかに関係なく、同じことがアメリカで試合をする いかなるPRIDEの選手にも行われるでしょう。 タイトル戦であるなら選手は確実に薬物検査を受けるでしょう。タイトル戦でないなら薬物検査を受けることが非常にまれなことになるでしょう。
NSACの薬物検査はステロイド、他の筋肉増強剤、および多くの不法な気晴らしのための麻薬がないかどうかをチェックしています。彼らは、ヒト成長ホルモン(HGH)乱用のための信頼できるテストがまだ開発されていないという事実により、他の大きな統括組織が検査を行っていないということから、現在HGHの乱用の有無を検査していません。しかしながら、世界アンチ・ドーピング機関は、HGH乱用に対する信頼できるテストの開発が近いと主張します。
PRIDEの米国初興行に参戦しているかもしれないと想像する ある特定の選手とはジョシュ・バーネットですが、薬物検査を行って通過しないことには、彼は大会で戦うことができないでしょう。
バーネットは'02年3月のUFCヘビー級タイトル戦に勝利しましたが、NSACによる試合後の薬物検査で禁止された筋肉増強剤が彼の体内から発見されて失格しました。
そのような状況での正常な手順とは、選手たちが数ヶ月間の出場停止処分となるということです。そして、次に彼らは薬物検査を行い、通過しなければなりません。その後、彼らがクリーンであると立証されれば、ネバダ州で試合を行うためのライセンスが再発行されます。これは'03年と'05年に それぞれ薬物検査に失格したティム・シルビアとネイサン・マーコートが直面していた過程です。
しかしながら、ジョシュ・バーネットの場合には、そうではありませんでした。バーネットの場合には、薬物検査に失格した後、出場停止処分を受けて日本に行ったので、アメリカでは再び試合を行っていません。バーネットはNSCAの追試験を受けていないため、彼はNSACによりライセンスの再発行を受けたことがないのです。
試合を行うためにNSCAのライセンスを得る前にバーネットが薬物検査を通過しなければならないかどうか尋ねると、NSACのKeith Kizerは「ジョシュ・バーネットはライセンスを得る前に、同じ状況での他者と同様に尿検査の結果がクリーンでなければならないでしょう。」とMMAWeeklyに語りました。
また、大会が開催される前に薬物検査を通過することに加えて、バーネットはかなりの確率で試合直後に別の薬物検査を受けなければならないでしょう。
一般的に選手が過去にNSACの薬物検査に失格した場合、その選手はNSAC薬物検査に一度も失格したことがないどんな選手より多くの薬物検査にもかけられます。また、シルビアとマーコートの特別な場合には、それらの出場停止処分を受けて、ライセンスを取り戻すために薬物検査を通過した後でさえ、彼らは出場停止からの復帰戦直後に薬物検査を受けています。
なかなか面白い記事。
まず一つは、ネバダ州アスレチック委員会の元役員がZUFFAに転じているということ。
最近発売された Kamipro Special 2006 SUMMERには、「PRIDEがネバダ州のプロモーターライセンスを取得するのに数年かかった」なんて内容の記事も出ている。
NSACから天下った役員がZUFFAにいるなら、PRIDEに対するかなり執拗な妨害工作もあったんだろうなと想像できるわけですよ ウン。
で 2つめ。
PRIDEのラスベガス大会にもアスレチック委員会の薬物検査が行われるということ。
PRIDEでも、古くはマーク・ケアみたいな薬物依存の選手がいたわけだし、国内大会では事実上ノーチェックなんでしょうね。
最近のプロレス界では海外ではWWEのサブー、ロブ・バン・ダムとか、国内では嵐サンとかがマリファナの不法所持で捕まっているわけだし。
(しかし、サブーならともかく、嵐の「痛みをやわらげるために使っていた」発言はなんだかなと。キミはそんなにハードコアだったか?)
ところが、正義の国アメリカでは、なんでも公開しちゃう 検査しちゃう。
州が認める「スポーツ」である以上、正しい方向性だと思いますですよ。
でも、DSE/PRIDE運営の実情については、さすがに検査しないのだなw。
3つめ。
記事の後半は ほとんどジョシュについての取り扱い。
さすがにステロイドが検出されたという前科(?)があるわけだし。
このあたり、アメリカのファンにとってジョシュはどう映るのか。
アメリカ人であるゆえ、日本ではジョシュがPRIDEアメリカ進出の切り札みたいな扱いを受けているものの、実際にはどうなのかねぇ。
案外、「アメリカの正義とUFCを裏切った男」としてヒール扱いだったりして。
ともかく、無差別級GPファイナルをなんとか乗り越え、堂々とアメリカで試合をするPRIDEを見てみたいもんです。
ところで ラスベガス大会って国内即日放送あるんでしょうか?
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PRIDEとUFCが共同戦線?
すっかり遊び呆けている間にマット界(今どき こんな表現も珍しいか?)の話題から取り残されている状態。
リハビリを兼ねて、ざっと流してみる。
●UFCでシウバとチャック・リデルが一触即発!藤田がUFC11月大会に登場!? PRIDE×UFC全面戦争へ
【PRIDE Official】
へー シウバがUFCのリングに上がりリデルと対峙しちゃったんだ。
PRIDEよりK-1の方がUFCとの関係は深いかと思っていたのだが、PRIDEは やるじゃないですか。
で、この件を簡単に書いた海外サイトから。
More On Vanderlei Silva In UFC, Relationship With PRIDEAs announced during the UFC 61 "Bitter Rivals" pay-per view telecast this past Saturday night, UFC president Dana White confirmed Vanderlei Silva will fight for the company. They claim if Chuck Liddell beats Renato "Babalu" Sobral at UFC 62, they will make the MMA dream match, champion versus champion, for November.
Apparently there is a deal in place already, and Silva has as many as three fights in the UFC.
There is a lot more to this one than you would think, as PRIDE has their drama going on in Japan with the Fuji TV/Yakuza scandal, and they're about to debut in the United States in October, literally one week after that month's UFC show (which is also in Las Vegas). Obviously this has something to do with the two mega-MMA companies working together now.
<珍訳>
この土曜の夜にPPV放送された UFC61 "Bitter Rivals" で発表されたように、UFCのダナ・ホワイト社長は、バンダレイ・シウバがUFCで戦うことを確認しました。 彼らはチャック・リデルがUFC62でレナート・"Babalu"ソブラルに勝つと、MMA界の夢のカード、チャンピオン対チャンピオンの試合が11月に実現すると語っています。
明らかに、既に適切な契約があり、シウバはUFCで最大3試合を行います。
この件については、あなたが思うよりも多くのことがあります。PRIDEがフジテレビおよびヤクザ問題についてのドラマが日本で継続中であること、その月のUFC大会(これもラスベガスで開催されます)の文字通り1週間後に彼らが10月にアメリカで初興行を行おうとしていること。このことは明らかに2つの巨大なMMA会社が共同で何かを成し遂げようとしているということです。
ふーん シウバはUFCで複数試合を行う可能性もあるのか。
ネバダ州アスレチック委員会のサイトを見ると、10月14日にMandalay Bay ArenaでUFC大会が開催される予定。
その1週間後の10月21日がPRIDEのアメリカ初興行。
でも、これをニアミスと見るか 共同作業と見るかは難しいところだなぁ。
一方、10月のPRIDEラスベガス大会の翌月にUFC11月大会でシウバ対リデル。
PRIDE独自の大会よりUFCで繰り広げられるチャンピオン同士の試合の方が、アメリカに向けてのプロモーション効果は遥かに大きいでしょう。
そこまで考えているのだとすれば、窮地に追い込まれているものの、やはりDSEの底力はすごい。
火事場のクソ力なのか それとも 鉄火場で修羅の世界に慣れているからなのか?w
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2006年07月02日
DSE榊原代表のコメントに思う
――他局での地上波放送を待つというお話がありましたが、そのために必要なことは何だと思いますか?
「必要なことは何でもします。僕が辞めて済むなら辞めます。しかし、フジテレビに切られた理由がハッキリしないので、これが悪いとハッキリ言ってもらいたいんです。何が悪いのか。PRIDEというコンテンツに欠点があるわけじゃないので、我々は信じた道を突き進むしかない。TV局という大きなメディアに正面からぶつかってもかないませんから、そういう繰り返しをすることで、心あるTV局の人が地上波として目を向けてくれると思います。ただ、私たちは単に格闘技TV番組を作る気持ちはこれっぽちもありません。生のLIVEを中継したいと思っていただけるTV局さんに声を挙げて欲しいと思います。そういう意味で、こちらから頭を下げてTV局を周る気持ちは毛頭ないです。スポーツコンテンツとしての中継をしてくれる局さんに、出会えたらいいなと思います」――今日の大会を終えて、PRIDEを継続していける自信がつかめましたか?
「不安ばかりです(笑)。自信はありません。フジテレビが中継を中止した理由がハッキリしない中で、中止されてしまったことがDSEにもちっぽけですがイメージや信用があって、ネガティブなイメージをもたれてしまったのが大きいです。例えば取引先にも先払いでとか、付き合いを見合わせて欲しいと言われたりします。で、その理由はと聞くと“何となく”が多いもので。大会が終わって万々歳にはなりませんね。また一歩ずつ、積み上げていくしかない。失った信用を回復するのは大変なことなので、少しずつそれを目指してやりたいと思います」
DSE榊原代表の大会後のインタビューの一部。
相変らず歯切れが悪いなぁ。
自分たちが潔白だと言い張るのなら、週刊現代が取り上げている問題について正々堂々と反論すればいい。
6月8日に選手とファンを集めて行った記者会見も何の回答にもなっていない。
そういう不誠実な部分があるから、インタビューにもある通り、取引時の先払い要求や中止の話が出てくるのだ。
ましてや公器としての放送局が飛び付くわけがない。
昨日 さいたまスーパーアリーナに集まった人々、スカパーのPPVを購入した人々、そして地上波放送再開を待ちわびている人々のためにDSEは謙虚になるべきだと思う。
しかし、ファンはDSEの裏事情がどうであれ、PRIDEの存在を認めているし、欲している。
DSEが「ボクらは被害者なんです。全くわけがわかりません。」と主張し続けるなら、コンプライアンスを重視する企業の対応により、榊原代表の言う「不安だらけ」の状況は今後も続くのだ。
言い換えれば、PRIDEのクオリティも「不安だらけ」になる可能性があるということ。
極論かも知れないが、興行のスケールが小さくなり地下プロレスのようなエンターテイメントになっても現在のファンはPRIDEを見続けるのだろうか?
リングの中は、はっきりと決着がつくのに、運営母体は世間から見ると未だ灰色。
ある意味、猛烈なパラドックスだ。
DSEに思い当たるところがないと言い続けるのなら、それなりの対応をするべきだと改めて思う。
たぶん みんな PRIDEを見続けたいだろうから。
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PRIDE 無差別級GP 2nd Round遅報
PRIDE無差別級GP 2nd Round、例によって遅報です。
蒸し蒸しする暑さの中、さいたまスーパーアリーナへ。
会場手前のコンビニで缶ビールを調達。
いつも一人分として2リットル近くの量を買うんですよ。
(実は会場への缶製品の持込は禁止されているんですが、空き缶も持ち帰っているのでご勘弁を)
今日は暑さに備え、袋入りのロックアイスも同時に購入。
冷え冷えで (゚Д゚)ウマー
準備万端 シルビー・バルタン(意味不明)。
しかし、持参したデジカメの寿命が近づいていたとは全く知らなかったのだよw
画像が全体的にボケボケなのは そのせいなので勘弁していただきたい。
既に他の速報サイトにアップされてるものと思うのだが、結果を一応おさらい。
1:×エジソン・ドラゴ (1R 4分33秒 腕ひしぎ逆十字) パウエル・ナツラ○
2:○中尾“KISS”芳広 (1R 4分16秒 ドクターストップ) イ・ウンス×
3:×高橋 義生 (1R 38秒 KO) ビクトー・ベウフォート○
4:○アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ (2R タオル投入) アリスター・オーフレイム×
5:○中村 和裕 (1R 4分49秒 アームロック) エヴァンゲリスタ・サイボーグ×
6:○アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ (3R判定 3-0) ファブリシオ・ヴェウドゥム×
7:×藤田 和之 (1R 9分21秒 KO) ヴァンダレイ・シウバ○
8:×マーク・ハント (1R アームロック) ジョシュ・バーネット○
9:×吉田 秀彦 (1R7分38秒 TKOタオル投入) ミルコ・クロコップ○
公式入場者数は44,606人、確かに客は入っていました。
3階席までビッシリでこんな感じ。
もうDSEが黒かろうが 白かろうが関係ないという観客のノリ。
いつもよりは観客も熱かったのではなかろうか。
実際にオープニング時の高田のスピーチへの反応は今までになかった盛り上がりだったと思う。
フジテレビによる中継がなくなったことによる会場演出の方は若干シンプルに。
マットを横切る形で配置されていた自動移動式の天井カメラ、レフェリーの頭に取り付けられていた小型カメラもなくなっていた。
PPVを見ていたヒトはわかると思うがスポンサーが大きく変わっている。
マットに記されていたのは、Kamipro、GONG、格闘技通信などの業界誌の名前。
フジ撤退というか週刊現代の記事の影響は かなり大きいのではないか?
極めつけは中村 和裕の入場時のドンキホーテのペンギンの乱舞。
吉田 秀彦の柔道着の背中にもドンキの文字が。
第6試合終了後に休憩。
休憩明けに「ビッグサプライズがある」とのアナウンス。
ヒョードルと五味がベルトを携えて登場して挨拶。
第9試合の吉田 対 ミルコは、ミルコのローキックを受けた吉田がダウンし、コーナからタオル投入という結末。
もしかすると吉田は試合中にどこかを負傷したのではないかと思わせる不自然な負け方。
全試合終了後は、今日勝ち残ったミルコ、ジョシュ、ノゲイラ、シウバがマットに上がる。
大団円という形で2nd ROUNDが終了。
でも、私のデジカメはぶっ壊れてハッピーエンドではなかったが。
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