2006年07月17日
新日本7.17月寒大会にレスナー出場せず!急遽王座決定トーナメントに
3連休ということで地味に隠遁生活を送っていたのだが、新日本でまたもやトラブル発生。
古くは昭和59年 藤原による長州襲撃事件、同61年 ブロディの離脱による前田戦消滅と昔から札幌のファンを不幸のズンドコに陥れてしまう新日本のジンクスは未だ生きていた!
●7.17札幌・月寒グリーンドーム大会について【新日本オフィシャル】
●レスナーのIWGPベルトはく奪【スポーツナビ】
●レスナー来日中止、ベルトはく奪【スポニチ】
ブロック・レスナーが諸事情により来日不可能となり、IWGP王座剥奪、棚橋とのタイトルマッチは急遽6名による王座決定トーナメントになっちゃったそうな。
トーナメントの結果はコチラ。
レスナーの対戦相手だった棚橋が優勝。彼が巻いたのは2代目IWGPベルト。
新日本が語る来日中止の原因は「契約上のトラブルによりビザの取得が困難になったため」とのこと。
本日付け東京スポーツにはレスナーへのインタビュー記事が。
記事中のレスナーの発言によると、契約上のトラブルは解決していたとのこと。
しかしながら
『水曜日まで書類が届かなければ、ビザの手続きが間に合わないと伝えてあったのに、書類が到着したのは金曜日だった。』
アラアラ。やはり新日の不手際か。
『新日プロから「ビザなしで来日できないか」と打診されたが、レスナーは「入国管理法違反をするわけにはいかない。そんなことをしては今後、二度と日本でビジネスができなくなる。」』
オイオイ。ビザなし就労って東南アジアの女性ダンサーじゃないんだから。
『新日プロは私のギャラが払い切れないからワザとこういうことをしているんじゃないかと疑いたくなる。』
コラコラ。ギャラの支払いが苦しいのは間違いないんだから、言ってしまっては身もフタもないw。
『これ(新日による王座剥奪)には合意しかねる。ベルトはここにある。私は今でもIWGPヘビー級王者だ。』
ウンウン。そりゃそうだよ。
一方、猪木サンは
『契約上のトラブル、ビザ収得の問題と発表したの? バカかっ! なんだそりゃ。
なぜ契約上のことまで発表する必要があるんだ。一度ネガティブなイメージがついたら、覆すのは大ごとなんだ。』と発言。
バカかっ!には激しく同意しますが、
>一度ネガティブなイメージがついたら
云々については、アンタには言われたかないよという気分。
営業現場を仕切ることができる敏腕スタッフが新日本には存在しないことが明らか。
今回の交渉もサイモン社長が中心になっていたらしいが、かつての新間、永島のような腹心を置かなければダメなんだろうな。
ところで副社長の菅林氏ってナニをやってんの?
永田がレスナー欠場で経営陣批判/新日本
<新日本:旭川大会>◇16日◇北海道・旭川地場産業振興センター◇1477人
新日本の永田裕志(38)が旭川大会で、経営陣を痛烈に批判した。今日17日の札幌大会で予定されていたIWGP王者レスナー対棚橋のタイトル戦で、海外流出していたベルトをを団体に取り戻そうと所属選手が一致団結して雰囲気をつくった。だが、レスナーの欠場で、すべてをぶち壊された。「こんな苦しい状況でも応援してくれるファンを何度裏切れば気が済むんだ」。これまで会社批判は団体の雰囲気を悪くすると考え、胸の奥にのみ込んできた。だが、その我慢も限界だった。「もう1度、内部改革した方がいい」と経営陣のメンバーの見直しにまで言及した。19日のシリーズ終了後に、選手としての考えを直接会社に伝える。「これでクビになったらなったでいいよ。いつでも辞めてやる」。自分の進退をかけてでも、永田は愛する新日本復活の最後のチャンスにかける。
永田サン 確かに言ってるコトは正論です。
でも、こんな勇ましいコト 言うんなら、王座決定トーナメントで負けちゃダメですって 永田サン。
このヒトも某コンニャク元社長と同様に「辞めてやる」とか何度も言いながら、なかなか辞めないお方ですけど。
ただ、コンニャク氏の提言さえ受け入れられない上層部に、永田サンの意見が届くとも思えないのですよ。
とことん生暖かく新日本を見守ってきましたが、ホントにそろそろ限界かも知れません。
新日本を見限るのは、ユークス谷口社長とhanadiサンのどちらが先でしょうか。
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