2006年06月26日

第3回昭和プロレス学に参加してきた

                       

6/23の金曜日。早々と会社を後にして水道橋へ。
ターザン山本氏が主催する「第3回昭和プロレス学・猪木論(3)」に参加するのだ。

今回のプロレス学の概略についてはターザンカフェで紹介されているので参照されたし。

前回は所用で出席できなかったので、今回が2回目の出席。
スピーカーは山本氏と新間 寿氏。
またしても、レアな話がドンドン出てきた。

ターザン 新間氏

新間氏の話は本当に面白い。(氏が手にしているのは参加者が持参したレプリカベルト)
しかし、オフレコにせざるを得ない話ばかりで、なかなか紹介できないのが残念。

で、今日のテーマは「IWGP」。
IWGPの原点は、馬場らNWA主流派に虐げられてきた新間氏の怨念。
NWA主流派以外のマーケットでNWA王者に代わる世界最強のレスラーを決定しようとした壮大な計画。
第1回大会決勝戦で猪木がホーガンのアックスボンバーによって失神(?)し、破れたのは有名な話。

新間氏によると、猪木の凋落は この第1回IWGPでの敗北からだという。
社内的にも神通力を失い、クーデターにより社長の座を追われ、新間氏は新日を去る。
世界最強決定を掲げたオトコたちは、自らが手がけた祭りの後に足元をすくわれ失脚する。
何とも皮肉で不条理な結末である。

こういったサイドストーリーに満たされているのが昭和プロレスの楽しみ。
時として脱線しそうになる新間氏を巧みに山本氏が制御しながら話が進む。
方向転換がきっかけになり、また別な話で新間氏が脱線するというパターンの繰り返し。
だからこそ、他では聞けない話がポロッと出てくるわけだが。
もちろん あの日もIWGPに関わる話は全体の半分くらいか?

次回は7/28に開催とのことなので、都合の良い昭和プロレスファンは足を運ばれてはいかがかと。(要予約)

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