2006年06月09日

ジョン・テンタが白血病で死去

                       
大相撲から転身し活躍したテンタさん急死  大相撲から全日本、WARで活躍したジョン・テンタさんが7日(日本時間8日)、白血病のため米テキサス州フレンズウッドで死去した。42歳だった。2年前に体調を崩してからはリングを離れ、入退院を繰り返していた。  カナダ出身のテンタさんは、85年に大相撲の佐渡ケ嶽部屋に入門。琴天太、琴天山のしこ名で3場所連続優勝を飾り、幕下43枚目まで出世した。だが87年に突然引退し、全日本プロレス入り。196センチ、158キロの巨体を生かしたヒップドロップを得意技に活躍した。その後米国ではWWEの前身WWFでタッグ王座を獲得したほか、WCWにも出場。日本のSWS、WAR、UWFインターにも参戦した。

日本マットでは全日本、SWSなどで活躍したジョン・テンタが死去。

昨日の東京スポーツなどでも報じられているので、彼の訃報についてご存知の方も多いことだろう。
海外サイトでは死去の当日にはニュースがアップされていた。

全日本時代の初期は、巨体のわりには童顔で、どことなく遠慮がちなファイトだったような記憶がある。
WWF(当時)に転じてからはヒゲを生やした風貌で自信満々のファイトへの変貌に驚いたものだ。

SWSのリングに上がっていた時期の彼については、やはりこの事件は欠かすわけにはいかないだろう。

こちらも元力士である(元幕下・琴天山)アースクエイク・ジョン・テンタとの試合中突如リングを降り、リングアナのマイクをつかんでリングに戻り、目潰しのポーズをとりながら『お前八百長ばっかりやりやがって!この八百長野郎!』と発言。プロレス業界で「禁句」といえる八百長発言に業界は騒然(本人は「盛り上がっただろう?」と至ってご満悦だったようである)、内外から批判が渦巻き、SWSも解雇となり、プロレス界からはしばらく姿を消す。

新日本でデビューしたが、移動中での長州に対する発言で解雇され、新天地をSWSに求めた北尾がやってしまった有名な事件。
これを契機に北尾はプロレス界からしばらく追放状態に。
彼の運命を決定付けたのはテンタだったわけだ。


彼の病状については、消息筋:ジョン・テンタはガンと格闘中らしいで報じたことがある。
'04年8月18日のエントリ。
リンパに関わるガンと聞いていたが、白血病だったのか。
読み返してみると
「医者は、ガンが不治であるとテンタに伝え、余命は13から18ヶ月であることを伝えた。」
とある。
あれから22ヶ月、彼は病と十分に闘った。

また一人、記憶にあるレスラーがこの世を去る。
悲しいなぁ。合掌。

誰か彼の死去を機会に、wikipediaの琴天山かジョン・テンタの項を充実してくれるとありがたい。

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タイトル:無敗。
概要: 大相撲から転身し活躍したテンタさん急死 ヒクソンの無敗神話は記録に残っていなくても、琴天山の無敗記録は大相撲の歴史に刻まれている。 レスリングでの...
送信元: barry雑言
時刻: 2006年06月09日 18:14
    
 この記事へのコメント

白血病じゃないから。ちゃんと確認した方がいいですよ。WWE公式とか

投稿者: 774 at 2006年06月09日 17:58