2006年06月06日

フジとの契約解除後のPRIDEはどうなる?

                       

昨日のエントリーでも取り上げたのが、フジテレビによるPRIDE中継の契約解除のニュース。
一夜明けて各スポーツ紙も続々と情報をアップしている。

フジテレビが契約解除の理由としている“不適切な事象”。

関係者は“不適切な事象”について「刑事事件に関する一連の報道で『フジテレビの社会的な信用をおとしめた』こと」と指摘した。

と DSEと暴力団の関係が原因だということを匂わせている。

最近ではライブドア、村上ファンドと組織の代表者が相次いで逮捕される状況があった。
今や企業に求められているモノの一つとして重要なのがコンプライアンス。
これを無視したことが露呈した時点で社会的には抹殺されてしまうのだ。
そんな可能性があることをDSE/PRIDEは、どう考えていたのか?

今後のPRIDEがどうなるのかという可能性については、バーニングスピリットでfull氏が論じている。
詳しくはリンク先を参照していただきたい。
full氏の想定する選択肢はかなり現実的なものだ。

ここまで考えると、可能性としては
DSEを解体して新体制でフジテレビと再契約するか、
「PRIDE」というブランドが消滅してしまうか
他局と放送契約を結ぶかの3点。

契約解除の理由は公にされることはないだろうが、PRIDEというブランドに染付いてしまった裏社会とのつながり。
DSEが存続するとすれば、このイメージをいかにして払拭するかが条件になりそうだ。

拙文、消息筋:PRIDE無差別級GPのカードが確定の最後に
「無差別級GPが終わりの始まりにならないことを祈って。」
と書いた。
はからずも、PRIDEの終焉はスタートしてしまったのかもしれない。

明日の榊原社長の会見を待とう。

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