2006年05月25日

PRIDE無差別GP参戦決定後のシウバのインタビュー

                       

FIGHTSPORT から TATAME に掲載されたバンダレイ・シウバのインタビュー。
引用先の文章が長いので、リンクとして紹介。

FIGHTSPORT 24-7 "VANDERLEI SPEAKS"


<珍訳>
Tatame: PRIDE無差別級GPへのエントリーについて どう思いますか?

Vanderlei:ファーストラウンドには、すごく出場したかったんだ。でも、PRIDEはセカンドラウンドからの出場としたんだ。試合の準備はできているよ。難しいチャレンジから絶対逃げたりしないから、試合のオファーを引き受けたんだ。本当にタフな選手だけがPRIDEのリングに立つ。ファーストラウンドが終わり、ベストファイターたちが残った。セカンドラウンドに出場する全選手にGPで優勝する能力があるよ。

Tatame: GPでは誰と対戦したいですか?

Vanderlei: 私と対戦する相手は、誰もが優れたファイターだ。私は対戦相手を選んだりはしない。GPに残った全員が最強の選手だ。私がいつも言っているように、誰でも倒せるから対戦相手に注文はつけないが、いつでも誰とでも対戦する。私はセカンドラウンドに参戦する価値があることを見せてやるよ。

Tatame: マーク・ハントとの再戦の可能性については、どうですか?

Vanderlei: いいじゃない! 彼との最初の対戦では、十分に戦ったし、勝ったと思ったよ。PRIDEがハントとの再戦を組むなら、素晴らしいことだよ。彼を打ち負かすためには、グラウンドに持ち込まなければならない。ヤツにはとても重たいパンチがあるから、打ち合うのは いいやり方じゃない。再戦するなら、組み技に行きたいね。

Tatame: ノゲイラとの再戦については? どんな試合に?

Vanderlei: 対戦する二人にとって、すごい機会になる。彼は日本でアイドルなんだ。私もそうだ。再戦することは日本とブラジルでは、大きなインパクトがある。ノゲイラは完璧なファイターだから、ヤツと対戦するには戦略なんてないよ。彼はグラウンドも良く知っているし、ボクシング技術も巧みだ。彼との試合は向き合って打ち合うというものになりそうだ。それが自分の強みだからね。

Tatame: 今回はあなたが参加する3回目のGPとなりますが、GPのスペシャリストになったのですか?

Vanderlei: いいえ(笑)。最初の2回のGPは、自分の階級での参戦だった。でも、今回は重たいクラスの連中と対戦する機会があるから、今までとは違ったものだ。自分より大きな対戦者は実際、自分にとってのアドバンテージになる。でも、それは自分にとっても不利に働くこともある。ヘビー級選手が正確にキミを捕まえたなら、キミはダウンするよ。

Tatame: GPにはPRIDEの最高の選手たちが参加していると思いますか?

Vanderlei: ベストなヘビー級選手が参加している。でも、軽い階級の選手はそうとも言えない。ショーグンやジャクソンのような選手が参加していない。

Tatame: GPに参加していないヒョードルについてです。この無差別級GPのチャンピオンは、ヒョードルが参加していないので勝ったと言われることになりそうですが、この件についてどう思いますか?

Vanderlei: ヒョードルは間違いなく勝者となる男だ。まだ誰も彼を破った選手はいない。だから、このGPはヒョードルが参加しなかった大会として記憶されるのは事実だろう。GPの勝者は記録を正すためにヒョードルと対戦しなければならない。

Tatame: ウェイトを増やすための何か特別なトレーニングをしていますか? トレーニング方法を何か変える予定ですか?

Vanderlei: フィジカルな準備をしている。現在94キロだけど、俊敏さを失いたくないので、あまりウェイトを増やすつもりはない。自分のトレーニングは同じままだ。既にトレーニングをこなしてきたが、GPへの参戦が決まった後からは、トレーニングのスピードを上げたんだ。だから、試合当日に備えて十分な体調に仕上がっているだろう。

Tatame: ファンはあなたに何を期待しているでしょうか? 対戦者が期待しているものは何でしょうか?

Vanderlei: ファンの皆さんには、十分な体調管理と戦う準備ができている自分をお見せすることができるでしょう。私はいつも前に出るファイトをし、良い試合にしようと思っている。自分はつらい挑戦からは絶対に逃げ出さないんだ。対戦者に対しては「シウバは家にいる」とだけ言っておこう(笑)


PRIDE無差別級GPへの参戦が決まった後のインタビュー。

シウバのインタビューによると、無差別級GPへのヒョードルの参戦はなさそうな口ぶり。
実際のところはどうなんだろう??

出ない出ないと言っていたわりには、積極的な発言が目立つ。

 Only the toughest fighters are now in the GP.
 本当にタフな選手だけがPRIDEのリングに立つ。

なんて発言は、PRIDEを去ってHERO'Sに転じた桜庭を意識したもののように思える。

いずれにせよ、シウバがハントへの雪辱を含めて、無差別級GPでどんな活躍をしてくれるか楽しみになってくるインタビューでした。

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