2006年05月30日

PRIDE無差別級GP 2nd Roundカードの噂

PRIDE OPEN WEIGHT GP CARD

Below is the PRIDE Open Weight GP card that the Japanese media is reporting will most likely take place on July 1st:

PRIDE Open Weight GP matchups:
Vanderlei Silva vs. Kazuyuki Fujita
Rodrigo 'Minotauro' Nogueira vs. Fabricio Werdum
Mirko 'Cro Cop' Filipovic vs. Hidehiko Yoshida
Mark Hunt vs. Josh Barnett

Single matchups:
Sergei Kharitonov vs. Mark Coleman
Rogerio 'Minotoro' Nogueira vs. Evangelista 'Cyborg' Santos
Roman Zentsov vs. Draggo
Pawel Nastula vs. Kazuhiro Nakamura

ネタ元は「日本のメディア」と言っているがドコだ?
相変らず怪しい fightsport.com によるPRIDE無差別級GP 2nd Roundの組み合わせの噂。

シウバ 対 藤田
ノゲイラ 対 ベウドゥム
ミルコ 対 吉田
ハント 対 ジョシュ

だそうです。

吉田 対 藤田の日本人対決を意識的に避けたのではないとすれば、とりあえずDSE/PRIDEの作意は露骨に感じない組み合わせ。
正直、どのカードも面白そうだなと。

この中から4人しか勝ち上がらないとすれば、あんなカード こんなカードも見てみたいという気もするが、それは贅沢と言うもの。
ヒョードルの不参加が決定しているだけに、GPを盛り上げるために DSE/PRIDEも知恵の絞りどころだろう。

その他のカードにノゲイラ弟との対戦が噂されているサイボーグ。
同じく、fightsport.com でのニュースによれば、既にPRIDEと3試合の契約を行っているらしい。

PRIDEからの正式発表は6.4武士道-其の十一-の終了後だろうね。
少しずつの小出しでしょうが、期待しないで待ちましょう。

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〔今日のニュース&ツッコミ〕
亀田興毅の世界戦最安値チケットが500円【日刊スポーツ】
 所詮 その程度の価値なんじゃないのか 亀田兄弟は。
HGvsニューリン様、消滅の危機!?=6.17ハッスル【スポーツナビ】
 HGとの再戦がイヤでニューリン様が他団体転出の危機?って煽りは安直。
棚橋がスランプ告白…「今は我慢」【デイリースポーツ】
 最盛期はいつだったのかと。どうにも棚橋は好きになれない。我慢が必要なのはオレか?

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2006年05月29日

桜井"マッハ"速人 傷害事件で顔面殴られ骨折 全治1ヶ月

 人気格闘家桜井速人さん(30)=茨城県龍ケ崎市若柴町=を殴り、大けがをさせたとして茨城県警土浦署は29日、傷害容疑で同県つくば市中根、土木作業員酒寄健一容疑者(33)を逮捕した。容疑を認めており「桜井さんが格闘家とは知らなかった」と供述しているという。
 調べでは、4月9日午前1時ごろ、茨城県土浦市桜町の路上で、同容疑者が徐行で運転する乗用車が、右側を知人3人と歩いていた桜井さんのひざに接触。車を止めた後、桜井さんと目と目が合ったことに腹を立てた同容疑者が「何見てんだ、この野郎。何だ、その目は」と言いながら、桜井さんの顔を1回殴った疑い。
 桜井さんは左目の下の骨を折るなど、約1カ月のけがをした。

いいがかりで災難に巻き込まれた桜井"マッハ"速人。
土木作業員とのバーリトゥードは、とりあえず作業員のTKO勝ち。

勝者の作業員の弁。
「桜井さんが格闘家とは知らなかった」
知ってたら手を出さなかったのかよ。

一般人はこういう記事を読んで「格闘家って言ったって、ケンカになったら弱いんじゃん!」なんてことを言い出すわけですよ。
桜井サンの場合、事情がなんであれ、プロ格闘家として素人サンに手を出すわけにいかないという理由もあるんで、大人しく対応していたと思われ。

「いつ何どき、誰の挑戦でも受ける!」というのがレスラー・格闘技選手に求められるセンスなわけですが、刑事事件に巻き込まれることまでは想定していないでしょう。

とりあえず、桜井サンの早期回復を願います。
谷川サン、作業員の方をスカウトしようというような不埒な思いはお持ちじゃないですよね。

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〔今日のニュース&ツッコミ〕

キングスロード再出発大会/バトルリーグ【日刊スポーツ】
 キングスロードが興行名変更と規模縮小で再出発。
 「王道」の看板を降ろしたキングスロードの存在意義ってナニ?。

角田&デーブが「内臓脂肪捜査隊」【日刊スポーツ】
 デーブの体脂肪は言うまでもなし。見たとおり。
 でも、角田サンは曙の体脂肪を計測しに行って、一喝しなければならない立場でしょ。

ハッスルが故橋本真也さん追悼公演 【デイリースポーツ】
 ハッスルでの橋本追悼なら、本来は盟友の小川が発表するべきだろう。
 今や、ハッスルのスポークスマンはHGか。

YOON DONG SIK OUT OF PRIDE 183-POUND GP【fightsport.com】
 日本発のニュースとして、ユン・ドンシクがPRIDEウェルター級GPを負傷のため欠場との噂。
 相変らず真偽不明。

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UFC60 ホイス・グレイシー マット・ヒューズに1R TKO負け

カルフォルニア州 ロス・アンジェルス Staples Center で開催されたUFC60。

メインとして行われたウェルター級タイトルマッチ、王者 マット・ヒューズ 対 ホイス・グレイシーの一戦は、1R 4分39秒 ヒューズのTKO勝ちとのこと。

www.mmaweekly.com

mmaweeklyのこの試合の詳細記事を抜粋。

In what can only be described as a one-sided battle, Hughes dominated from start to finish, taking out Gracie in the first round with some vicious ground and pound. Referee John McCarthy was forced to call a stop to the action and declare Hughes, the current UFC Welterweight Champion, victorious by TKO.

Gracie was the taller fighter, but looked much smaller than Hughes when the two fighters finally engaged. To Gracie’s credit, he did manage to keep Hughes away for the first minute of the fight. Gracie used his long legs to kick at his shorter opponent, trying to prevent the inevitable takedown. Once the fight hit the ground, Hughes absolutely dominated Gracie. At one point, Hughes locked on a kimura, and Gracie's arm bent violently (even appearing to snap at one point), but Gracie didn't tap out and Hughes eventually let go of the hold in order to focus on strikes instead.

Showing the world how much mixed martial arts has evolved since the early days of the UFC, Hughes eventually took the legend’s back, sinking his hooks in and trying to secure a rear naked choke. Gracie defended effectively at first, but Hughes knew that he was in position to inflict some serious damage, and he reigned down the punches and elbows from above.

After Hughes really opened up his strikes to both sides of Gracie’s head and his arms went limp, referee John McCarthy jumped in to prevent further damage from being done. Matt Hughes, the most dominant champion in recent UFC history, had proven his supremacy once again.

Gracie just looked completely overmatched in the fight, and Hughes entered the fight seeming almost angry at the presumption that the former champion dared to step into his house and challenge him in the Octagon. Hughes' focus will now return to the welterweight division and his upcoming title defense against Georges St. Pierre, which is tentatively scheduled for the UFC's September (or early October) pay-per-view.


<珍訳>
まったく一方的な試合としか言いようがない試合でした。ヒューズは開始から終了まで試合を支配し、危険なグラウンドとパウンドでホイス・グレイシーを第一ラウンドで破りました。レフェリーのジョン・マッカーシーは試合をストップし、ヒューズの勝ちを宣言しました。現UFCウェルター級王者のTKO勝ちです。

ホイスは長身の選手ですが、両者が戦いを交えた時にはヒューズよりずっと小さく見えました。グレイシーの名誉のため、ホイスは試合開始後の1分間はヒューズと距離を置く戦法を取りました。ホイスは長い脚を使ってはキックを用い、逃げられないテイクダウンを防ごうとしていました。試合がグラウンドに展開すると、ヒューズはホイスを絶対的に支配しました。即座にヒューズはキムラロックに捕らえ、ホイスの腕を荒々しく折り曲げました。(もう少しで折れるようにさえ見える)しかし、ホイスはタップせず、ヒューズは代わりに打撃に焦点を合わせるために結局、ホールドを解きました。

UFCの初期からの総合格闘技の進化を見せつけるかのように、ヒューズは伝説選手、ホイスのバックを取ってフックを深くしながら、背後からチョークを狙おうとしました。ホイスは最初はこれを有効に防御しましたが、ヒューズは重大なダメージを与えられるポジションに自分がいることを知っていました。そしてパンチとヒジを上から打ち込みました。

ヒューズがホイスの頭部の両側への打撃を加え始めてホイスの腕から力が抜けた後、レフェリーのジョン・マッカーシーは今 行われている行為によって、これ以上のダメージが与えられないよう両者に割って入りました。近年のUFCの歴史で最も優秀なチャンピオン、マット・ヒューズは、再び自分の支配を確立しました。

ホイスは試合では完璧に支配的に見えました。そしてヒューズは、彼の家に足を踏み入れ、オクタゴンで彼に挑戦するために元チャンピオンが立ち向かったということに怒りを感じているかのように試合に入っていった。ヒューズの焦点は既にウェルター級部門と暫定的に予定されているUFCの9月もしくは10月前半のPPV大会でのジョルジ・サン・ピエールとの対戦に向かっています。


金網の中で繰り広げられる「何でもあり」の世界。
93年にワンナイトトーナメントとして始まったUFCは日本をはじめとする格闘技界にとんでもない衝撃を与えた。
中でもUFC草創期の中心的選手は何と言ってもホイス・グレイシー。
共に戦ったケン・シャムロックと共に今もLiving Legendとして尊敬を集める存在。

95年にUFCを離れて以来の出場となったホイス。
現UFC ウェルター級王者、マット・ヒューズとの試合は完璧に決着がついたようだ。
ホイスの衰えなのか、それとも UFCで初めて体系的な総合格闘技を見せたグレイシー柔術が研究され尽くしたと見るべきなのか。
ホイスが5分足らずの時間で完璧に破れたと聞くのも、なんとなく複雑な気分。
おっさんの懐古趣味なのかなぁ?

UFC official website:Hughes Wins and Leaves No Doubts with Stoppage of Gracie
では、破れたとはいうものの、10年以上ぶりにUFCのマットに帰ってきた元チャンピオンの挑戦を称えている。

ホイスと言えば名勝負を行った桜庭の名前も出てくる。
奇しくも桜庭のUFC参戦が噂されているらしい。
(当日のTVカメラには桜庭の姿は映ったのだろうか?)
ホイスと同様につらい挑戦にならなければ良いのだけどなぁ。

UFC60はWOWOWで5/29(月)22時からの放送です。
お見逃しなく。
ウチでは見れないから、久しぶりにブレンバスターに行こうかなっと。

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2006年05月27日

パウロ・フィリオのインタビュー記事

FILHO: 'VANDERLEI HAS NO CHANCE'

Paulo Filho recently spoke with Brazilian magazine 'Tatame'. Here are some of the things Filho had to say:

Filho on who he thinks will win the PRIDE Open Weight GP: "Minotauro is the favorite. Fedor and Mirko Cro Cop were the only fighters who posed a serious threat to Rodrigo. Without those two in the tournament, things will go much smoother and I can now say 100% that he can be the champion."

Filho on the possibility of a Vanderlei Silva vs. Rodrigo 'Minotauro' Nogueira matchup: "The whole world knows that Vanderlei has no chance against Minotauro. Minotauro has withstood beatings from guys who are much stronger and heavier then Vanderlei. Aside from the fact that Vanderlei doesn't have good takedowns, Rodrigo's ground game is also far superior. I also think that he won't be able to do anything to Minotauro in the standup game."

Filho on his upcoming fight in the PRIDE 183-pound GP: "I'm well prepared, even though I haven't been able to train as hard the last few days because of a cold. My strategy for this fight will be to close the distance, take the fight to the ground, and win by submission. I'm looking to end the fight. I want to show the superiority of Brazilian Jiu-Jitsu."

Filho on the PRIDE 183-pound GP: "Without a doubt, this year's card is much deeper. Because of this I don't think there's a favorite, but I can tell you who I think has a chance to be the champion. Murilo Ninja has a chance, just like I do. Murilo Bustamante, Phil Baroni, Dan Henderson, and Denis Kang too."

FIGHTSPORT が紹介する Tatame のインタビュー記事。
今回はパウロ・フィリオ。


<珍訳>
PRIDE無差別級GPでは誰が勝つと思う?
「ノゲイラが最有力さ。ヒョードルとミルコはノゲイラに対する重大な脅威をもたらせた数少ない選手だ。トーナメントにこの二人が出場しないなら、コトはスムーズに進むし、ノゲイラがチャンピオンになると100%言い切れるね。」

シウバ 対 ノゲイラ戦の可能性
「世界中の誰もがシウバにチャンスがないのを知っているよ。ノゲイラはシウバより強くてウェイトのある選手に耐えて勝っているんだ。シウバのテイクダウンが上手くないのは別として、ノゲイラのグラウンドは遥かに優れている。シウバはノゲイラに対して何もできないと思うよ。」

PRIDEウェルター級GPでの戦い
「もう十分に準備したよ。この数日は風邪でハードなトレーニングができなかったけれどね。試合での戦略は、接近戦でグラウンドを狙って関節技で勝つよ。試合を終わらせるのを目指している。ブラジリアン柔術の優位さを示したいんだ。」

PRIDEウェルター級GPについて
「今年の試合は、かなりディープなのは間違いないね。だから誰が最有力かなんて言えないよ。ムリーロ・ニンジャも自分と同様にチャンピオンになるチャンスがあるし、ムリーロ・ブスタマンチ、フィル・バローニ、ダン・ヘンダーソン、デニス・カーンも同様だよ。」


この次の日曜日、6/4に迫ったPRIDEウェルター級GP2006の開幕戦。
パウロ・フィリオが意欲的な発言をしている。

シウバ対ノゲイラ戦に対するコメントは、同じBTTに所属するノゲイラへの身びいきも含めてと思われるので、話は半分くらいに聞いておこう。

一方、自らが参戦するウェルター級GPについては、「オレが勝つ!」とか言わずに誰にでもチャンスがあるような発言。
でも、瀧本、郷野をはじめ、ウェルターGPに出場する日本人選手の名前が全く出てこない。

ナメられてるのか それとも 自信の裏付けなのか。
日本人選手は奮起しなくては いかんな。

とりあえず、初戦で対戦するのはユン・ドンシク。
フィリオのこんな発言を知っていれば、ウェルターGPをもっと楽しめるかも。

ユンの活躍に注目してみよう。

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2006年05月25日

草間氏が「日本のガニア」を名乗る

■草間氏コメント

 今年のZERO1−MAX火祭りはAWAとの協議の結果、AWAが認定する大会となりましたことをお知らせいたします。よって正式な大会名は「AWA World−GP 火祭り 2006」となります。参加選手は今後AWAボードメンバーと現在行われているZERO1−MAXのシリーズ結果を踏まえて話し合い決定することになります。そして私はAWAより日本のガニアの称号をいただきました。

草間サン ちょっとやりすぎじゃない?

AWA日本支部長を名乗るも良い。
ゼロワンの火祭りにAWAの名前を飾るも良い。

で、「日本のガニア」って何だよ。

元プロレスラーとしてバンプを取ったことがあるわけでもなく。
自分が興したプロモーションがあるでなく。
日本支部長になっただけで、AWAの帝王「バーン・ガニア」気取り。

確かにね 某老舗団体をとりあえずは黒字にしたヒトですよ。
MCはカミカミだったながらも ハッスルになじんだヒトですよ。

でも、さすがに バーン・ガニアはないんじゃない?
と思ってたら、ガニアと呼ばれる理由を発見。

ガニア氏のアタマ 草間氏のアタマ


毛髪の状態だけは そっくりなのが理由だったとしか思えない・・・。
草間氏本人に その自覚があるかなぁ?

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PRIDE無差別GP参戦決定後のシウバのインタビュー

FIGHTSPORT から TATAME に掲載されたバンダレイ・シウバのインタビュー。
引用先の文章が長いので、リンクとして紹介。

FIGHTSPORT 24-7 "VANDERLEI SPEAKS"


<珍訳>
Tatame: PRIDE無差別級GPへのエントリーについて どう思いますか?

Vanderlei:ファーストラウンドには、すごく出場したかったんだ。でも、PRIDEはセカンドラウンドからの出場としたんだ。試合の準備はできているよ。難しいチャレンジから絶対逃げたりしないから、試合のオファーを引き受けたんだ。本当にタフな選手だけがPRIDEのリングに立つ。ファーストラウンドが終わり、ベストファイターたちが残った。セカンドラウンドに出場する全選手にGPで優勝する能力があるよ。

Tatame: GPでは誰と対戦したいですか?

Vanderlei: 私と対戦する相手は、誰もが優れたファイターだ。私は対戦相手を選んだりはしない。GPに残った全員が最強の選手だ。私がいつも言っているように、誰でも倒せるから対戦相手に注文はつけないが、いつでも誰とでも対戦する。私はセカンドラウンドに参戦する価値があることを見せてやるよ。

Tatame: マーク・ハントとの再戦の可能性については、どうですか?

Vanderlei: いいじゃない! 彼との最初の対戦では、十分に戦ったし、勝ったと思ったよ。PRIDEがハントとの再戦を組むなら、素晴らしいことだよ。彼を打ち負かすためには、グラウンドに持ち込まなければならない。ヤツにはとても重たいパンチがあるから、打ち合うのは いいやり方じゃない。再戦するなら、組み技に行きたいね。

Tatame: ノゲイラとの再戦については? どんな試合に?

Vanderlei: 対戦する二人にとって、すごい機会になる。彼は日本でアイドルなんだ。私もそうだ。再戦することは日本とブラジルでは、大きなインパクトがある。ノゲイラは完璧なファイターだから、ヤツと対戦するには戦略なんてないよ。彼はグラウンドも良く知っているし、ボクシング技術も巧みだ。彼との試合は向き合って打ち合うというものになりそうだ。それが自分の強みだからね。

Tatame: 今回はあなたが参加する3回目のGPとなりますが、GPのスペシャリストになったのですか?

Vanderlei: いいえ(笑)。最初の2回のGPは、自分の階級での参戦だった。でも、今回は重たいクラスの連中と対戦する機会があるから、今までとは違ったものだ。自分より大きな対戦者は実際、自分にとってのアドバンテージになる。でも、それは自分にとっても不利に働くこともある。ヘビー級選手が正確にキミを捕まえたなら、キミはダウンするよ。

Tatame: GPにはPRIDEの最高の選手たちが参加していると思いますか?

Vanderlei: ベストなヘビー級選手が参加している。でも、軽い階級の選手はそうとも言えない。ショーグンやジャクソンのような選手が参加していない。

Tatame: GPに参加していないヒョードルについてです。この無差別級GPのチャンピオンは、ヒョードルが参加していないので勝ったと言われることになりそうですが、この件についてどう思いますか?

Vanderlei: ヒョードルは間違いなく勝者となる男だ。まだ誰も彼を破った選手はいない。だから、このGPはヒョードルが参加しなかった大会として記憶されるのは事実だろう。GPの勝者は記録を正すためにヒョードルと対戦しなければならない。

Tatame: ウェイトを増やすための何か特別なトレーニングをしていますか? トレーニング方法を何か変える予定ですか?

Vanderlei: フィジカルな準備をしている。現在94キロだけど、俊敏さを失いたくないので、あまりウェイトを増やすつもりはない。自分のトレーニングは同じままだ。既にトレーニングをこなしてきたが、GPへの参戦が決まった後からは、トレーニングのスピードを上げたんだ。だから、試合当日に備えて十分な体調に仕上がっているだろう。

Tatame: ファンはあなたに何を期待しているでしょうか? 対戦者が期待しているものは何でしょうか?

Vanderlei: ファンの皆さんには、十分な体調管理と戦う準備ができている自分をお見せすることができるでしょう。私はいつも前に出るファイトをし、良い試合にしようと思っている。自分はつらい挑戦からは絶対に逃げ出さないんだ。対戦者に対しては「シウバは家にいる」とだけ言っておこう(笑)


PRIDE無差別級GPへの参戦が決まった後のインタビュー。

シウバのインタビューによると、無差別級GPへのヒョードルの参戦はなさそうな口ぶり。
実際のところはどうなんだろう??

出ない出ないと言っていたわりには、積極的な発言が目立つ。

 Only the toughest fighters are now in the GP.
 本当にタフな選手だけがPRIDEのリングに立つ。

なんて発言は、PRIDEを去ってHERO'Sに転じた桜庭を意識したもののように思える。

いずれにせよ、シウバがハントへの雪辱を含めて、無差別級GPでどんな活躍をしてくれるか楽しみになってくるインタビューでした。

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2006年05月24日

K-1 ボブ・サップの7.30札幌大会出場を示唆

 ボブ・サップ(31=米国)が7月のジャパンGPに参戦する可能性が出てきた。K−1 WORLD GP 2006 IN SAPPORO(7月30日、札幌)の会見が22日、札幌市内で行われた。
 谷川貞治イベントプロデューサー(EP)は「今月中にサップ選手に対する対応とジャパンGP出場をどうするか、はっきりしたい。サップ選手を出場させ、今年こそ勝つ日本人選手を出したい」と明言。サップの復帰を示唆した。またスーパーファイトに、因縁のホーストが出場を希望しているという。

 サップは13日の欧州GPのホースト戦を30分前にキャンセル。この「敵前逃亡」に対し、K−1サイドは損害賠償や無期限の謹慎を含めた処分を検討していた。武蔵(正道会館)もこの日、「前代未聞。格闘家として恥ずべき行為」と苦言を呈していた。

 ただK−1サイドは、一時の強硬姿勢から軟化しつつある。谷川EPは「反省してくれさえすれば」と条件付きで、サップの2年連続出場を認める意向を示した。損害賠償などは話し合い次第だが、「追放処分」は回避されそうだ。サップは7月30日にリングに立つのか。目が離せない状況が続く。

サップに対して大甘処分の予感。
谷川サンが 7.30 K-1 World GPでのサップ投入を示唆。

あざといなぁ 谷川サン。
5.14 K-1 WORLD GP オランダ大会でホースト戦を控えながら敵前逃亡したサップ。
消息筋:ボブ・サップがホースト戦で敵前逃亡
トラブルから時間も経過していないのに札幌大会への出場を半ば認める発言。

例の事件の片方の当事者、ホーストはオランダ大会での不完全燃焼を理由に札幌大会に参戦するらしい。

武蔵 7・30札幌でホースト対戦要求

このまま引退は許さない。K-1ワールドGP札幌大会(7月30日・真駒内アイスアリーナ)の開催会見が22日、札幌の北海道文化放送で開かれ、谷川貞治イベントプロデューサー(44)は、アーネスト・ホースト(40)が年末に予定されている日本での引退試合を前に札幌大会への参戦を希望していることを明かした。対戦相手には過去ホーストに2戦2敗の武蔵(33)が3度目の正直として手を挙げた。

 ホーストのオランダ国内引退試合となった13日のアムステルダム大会で、相手のサップが試合30分前にボイコット。盟友アーツが急きょ試合を引き受けて大会は成立したが、男気を見せたアーツへのホーストの情や、アーツの調整不足もあって不完全燃焼は否めず。ホーストは「札幌にぜひ出たい」と、日本での引退試合を前に“もう一丁”を申し出たという。

オランダで因縁を更に拡大したホーストとサップ。
一方のホーストが札幌のリングに上がるとなると、同じリングにサップを登場させることが興行的には最高の話題となるのは間違いない。

常にお茶の間人気に注目するK-1。
このくらいのお膳立てを考えるのは容易なはず。
しかし、サップが登場となれば、結果としてオランダでのホーストとアーツの試合は文字通りの「茶番」になってしまう可能性もあるな。

判定をめぐる疑惑などスポーツ性については疑問符の付く出来事が多いK-1だけに、すぐにサップをリングに復帰させてしまってはオシマイよ という感じ。
職場放棄というサップの犯したリング外の重大な事件に対しては、毅然とした態度を取るべきだよ。

でも、ここまでサップに寛大な処置を取るならば、「敵前逃亡のサップ制裁マッチが実現!」というレベルまで思い切って燃料を投下していただきたい。
そこまでやってこそ K-1だ 谷川サン !!

サップに関する騒動は今後も生暖かく見守ることにしよう。

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2006年05月23日

草間氏がAWA日本支部長に就任

不可解なAWAの組織構造。
元ハッスルGMの草間氏がAWA日本支部長に就任。

スポーツナビ:ハッスル元GMの草間氏がAWA日本最高権力者に任命
スポーツナビ:AWA日本最高権力者に任命された草間氏がコメントを発表

AWA本体そのものがどうなっているか自体が非常に怪しいので調べてみた。
消息筋:バルチックカレー社長がいつのまにかAWAアジアコミッショナーに
という うさんくさい前例もあることだし。

http://www.awausa.com/links.htmlによると、リンク先の地図上にマークアップされているテリトリーでの各プロモーションの集合体がAWAであるらしい。
どれもみなマイナーなプロモーションで、もしかすると日本のZERO-ONE MAXは最大手なのかもしれない。

そんなわけでAWAの最高峰、世界ヘビー級王座が半ば日本に定着している形になっているのかと。

で、今回の草間氏のAWA日本支部長就任については、AWA本体のwww.awastars.comとアメリカ国内での最大手プロモーションと思われるwww.awausa.comもノーコメント。
報じているのは、ZERO-ONE MAX公式サイトと英語版サイトの www.zerooneusa.com だけ。

Masakazu Kusama - New Sheriff in Town! May 11th, 2006 ZERO1-MAX's parent company, First On Stage, has announced a new General Manager for ZERO1-MAX and AWA Japan - Masakazu Kusama. Former General Manager, Yoshiyuki Nakamura will now answer to Kusama-san on all operations of the company. Kusama previously worked in the same capacity for New Japan Pro Wrestling for a short time.

<珍訳>
ZERO1-MAXの親会社であるファースト オン ステージは、ZERO1-MAXとAWA JAPANの新GMとして草間 政一氏の就任を発表しました。元GMの中村 祥之氏は今や会社の全権について草間氏の下で対応することになります。草間氏は以前、短期間でしたが新日本プロレスで同じような職務を勤めました。

ニュースのリリースの日付は5/11。
AWA会長、デール・ガニアのオフィシャルレターは5/21付け。
この差は なんだ?

一方、AWAボードメンバーから除名された中村氏はブログで不満タラタラ。

ネタなのか、草間氏が本腰を入れてZERO-ONE MAXにテコ入れするのか、どうにも怪しさ満載の状態。

これからのZERO-ONE MAXはアメリカAWAとの関係を中心に回っていくんだくらいに解釈しておこう。

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2006年05月21日

武藤がメキシコの秘薬で体力回復

格闘技人生初のメキシコ遠征に旅立っていた武藤敬司(43)=全日本=が20日、10日間の日程を終えて帰国。現地では細菌性の下痢を患い「“ウン”を出し過ぎて明日からヤバイかも」と、21日から東京・後楽園ホールで開幕する全日本の次期シリーズを懸念した。だが、そこは武藤。現地で体力回復の“秘薬”を入手したことを明かした。

 アステカ文明のテオティワカンのピラミッド遺跡を観光した際のこと。「謎のご老人から『お困りのようですな。これを水に溶かして飲みなさい。1日3滴厳守じゃぞ。それ以上、飲むと…』と秘薬を手渡された」という。黒い小瓶に中身は正体不明の液体(約80cc)。武藤も「良薬か劇薬か…。毛がはえればいいが、とりあえず飲むのは、ここ一番の時にしよっと」と封印する構えを見せた。

 渡航前は自身の化身グレート・ムタの新バージョンを探る予定もあったが「ケツの穴から茶色い毒霧ばかり出て、それどころじゃなかった」。はたしてメキシコでの不思議体験が次期シリーズで生かせるか。秘薬で飛躍を狙う。

メキシコの秘薬って 武藤サン 怪しすぎ。
正体不明の秘薬で体力回復。

実は武藤サン 秘薬に頼るのはコレが初めてではない。

消息筋:武藤サン 秘薬で若返り作戦
成長ホルモン放出を促進する Trans-D Tropin なる薬で若返りを試みたことがある。

この薬の効き目に飽き足らなくなったのか、遠征先のメキシコで秘薬を入手。
で、その経緯がものすごく怪しい。

アステカ文明の遺跡を観光中に謎の老人から手渡されたという。
ドラゴンクエスト並みの入手方法。
効き目も体力回復らしいし。
30,000ゴールドくらいは請求されたんだろうか?

むとうは ひやくをのんだ! むとうのひざのけがが かいふくした!

こんな効き目を期待しているのか 武藤サン。
武藤は元々、WIZARD使いだから、まぁ いいか・・・。
でも 茶色の毒霧だけは勘弁してください。

秘薬が本物かどうかの議論は置いておいても、秘薬がどうやって税関をスルーしてきたかは、覆面レスラーの入国審査と同じように秘密にしておこう。

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カシン 秘伝書を持つ あの達人に弟子入り

カシン“青森の達人”に弟子入り

 “覆面問題児”ケンドー・カシン(年齢不詳)が20日、故郷の青森県内で「秘伝書を持つ達人」に弟子入りした。北拳派中国空拳法道の最高範士・福田祥圓氏(61)で、今年4月に同県内へシンガポール人一行が空手の秘伝書捜索のため来日した際「私のことでは」と名乗り出た武道家。カシンは東津軽郡平内町の道場で呼吸法を学び、頭突き瓦割り6枚に成功した。

 福田氏は稽古後、門外不出の秘伝書について講義。1970年に中国福建省で師匠から伝授されて以来封印してきたが「世間さまに迷惑をかけた秘伝書だから、もういいべ」と本邦初公開。漢字のみで書かれた文書を約1時間にわたって解説した。3・15HERO’S(日本武道館)で秋山に敗れたカシンは、奥義直伝に「これで大丈夫」と雪辱へ自信をつけた。

シンガポールの武道家一行が探していた「秘伝書を持つ青森の空手の達人」。

消息筋:シンガポール空手家一行の遭難騒ぎ
消息筋:秘伝書は存在した! シンガポール空手家一行
消息筋:シンガポールの空手家一行 第3報

この話題は打ち止めかと思っていたところにカシンが達人に弟子入り。

同じ青森県人のよしみなのか、「達人」福田祥圓氏が門外不出の秘伝書を公開してしまうというオマケつき。
なぜかスポニチの取材が同行しているところが余りにもステキすぎ。
恐らくカシンの発案でスポニチ記者を連れて行ったんだろう。

全日本との世界タッグベルトを巡る裁判(多重ロマンチック:ケンドー・カシン、涙のベルト返還)のせいか、最近はリングに登場する機会も少ないカシン。
しかし、秘伝をマスターして最強になったことは間違いない。
一日も早くニュー・カシンを見てみたいものだ。

次回、カシンが総合に参戦するときのセコンドとして、あのシンガポールの武道家一行が登場することで、秘伝書に関わるこのネタは完結する。

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2006年05月20日

「裏ゴングspecial」を読んでみた

5/17に発売された「裏ゴングspecial」を買ってみた。

uragong.jpg

表紙には「プロレスを愛する本物の現場記者が集結! "リアル活字プロレス"旗揚げ!!」の文字が躍る。
竹内宏介、菊池孝、櫻井康雄、門間忠雄 各氏ら昭和プロレスの証人たちによる12のエピソードがつづられている。

個人的には、竹内宏介氏によるゴング創刊のいきさつ、そして最近の身売りの話がおもしろい。
昭和42年にベースボール・マガジン社が倒産(後に会社更生法を申請し再建)していたこと
竹内氏もBM元社員だったこと
そしてゴングの発行元である日本スポーツ出版社がBM社を去った元スタッフたちによって創立されたこと
正直なところ、知りませんでした・・・ orz

その他、猪木嫌いで知られる菊池氏が語る「私が猪木を嫌う理由」
門間氏による黄金期のNWA総会(昭和48年)の様子と馬場のビジネス観がわかる海外取材秘話
長く新日本プロレスの解説をつとめた櫻井氏が「解説」を通じて新日本を語る「私的ワールドプロレスリング史」
吉沢幸一氏による当時のアメリカマット情報の入手事情
など、古くからのプロレスファンにとっては懐かしく興味深い話に満ちている。

最近の暴露本系プロレスムックとは一線を画す内容。
比較的最近の話題も掲載されているのだが、ノスタルジックな雰囲気。
その昔、月刊だった「ゴング」、「プロレス」の次号が待ち遠しかったプロレス小僧時代を思い出す。

さらに、裏表紙によると6月23日には「大人の大人による大人のためのプロレス本」と銘打つ別冊ゴングが創刊されるらしい。
古くからのマニアなら、プロレス本で「別冊」と聞いただけで、なぜかドキドキする特別な感じがするはず。
この意味、わかるヒトにはわかるよね。

相変らず天気が良くないようだけど、週末は月刊ゴングと月刊プロレスを探しに神田の古本屋へいくことにしよう。

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2006年05月19日

無差別級GP欠場のヒョードルがアメリカでセミナー開催

ヒョードルはPRIDE無差別級GP 2ndラウンドへの出場を回避。
結果として代替の出場はバンダレイ・シウバに。

無差別級GPにシウバ参戦! ヒョードルは欠場=PRIDE【スポナビ】

ケガの回復状態が気になるヒョードルですが、6月にはアメリカで総合格闘技のセミナーを行う予定のようです。

FEDOR SEMINAR - LAST 2 WEEKS TO SIGN UP, PLUS NEW LOCATION! Submitted by: ADCC NEWS / MMA Editor Posted On 05/17/2006


The Atlantic Palace Suites (On the Boardwalk at New York Avenue)
1507 Boardwalk, Atlantic City, NJ 08401
(609)344-1200

LESS THAN 20 OPENINGS LEFT!!!!

On Sunday, June 4th, the day after MFC 7 'RUSSIA v USA', PRIDE World Champion Fedor Emilianenko will be hosting his first ever USA seminar and master class! Fedor, broadly acknowledged as the top MMA competitor in the world for the last 5 years, brings his knowledge and experience to the USA in a teaching atmosphere for the first time! Do not miss this chance to train and meet a champion!

Fedor will review all aspects of MMA, including conditioning, stand up fighting, takedowns and ground fighting and submissions.

'The new room, at the The Atlantic Palace Suites is over 2000 square feet - we want to have 80 participants, and we wanted extra space' states MFC organizer Miguel Iturrate.


<珍訳>
MFC 7 'ロシア 対 USA'の翌日、6月4日(日)にPRIDEのチャンピオン、ヒョードル・エメリヤーエンコがアメリカで初めてのセミナーとマスタークラスを開催します。ここ5年で世界でトップの総合格闘技選手と認められたヒョードルが、彼の知識と経験を初めてアメリカにもたらします。チャンピオンと会ってトレーニングするこの機会をお見逃しなく!

ヒョードルはコンディション、立ち技、テイクダウン、グラウンド、関節技を含む総合格闘技のすべての要素を見せてくれるでしょう。

アトランタ パレス スイートの「新しい部屋」は200平方フィート以上の広さです。
我々は80名の関係者を受け入れたいと思っています。そしてMFCのオーガナイザー、ギュエル・イタレートには特別な場所を要求したいと思っています。


PRIDEを欠場している間も忙しいチャンピオン。
「アメリカ 対 ロシア」の対抗戦が行われるMFC7の開催に合わせて渡米、セミナー開催のようです。
MFC 7の対戦カードはこちら

また、MFCのHPではヒョードルが行うセミナーのプロモ映像が公開されており、シャドーを行うヒョードルの姿などを見ることができます。
FEDOR'S SEMINAR PROMO

セミナーの日程は6/4とのこと。
残り枠は20人分となっており、料金は175ドルとのことだから、曙サンも行くといいかもよ。

冗談はさておき、時期的には下の報道との関係がちょっと気になる。

 2ndROUNDからの出場を目指していたヒョードルだったが、現在も右拳に金属プレートが入った状態。6月上旬に摘出出術を行う予定で、ヒョードル自身は1カ月後の出場に意欲を見せていたが、「大切なチャンピオンに無理はさせられない」とDSEサイドが判断し無差別級GP欠場が決定した。

プレート摘出手術の予定が「6月上旬」って・・・。
アメリカからロシアに帰った直後に手術の予定ということか。

世界を飛び回るPRIDEヘビー級チャンピオンも勇ましくて何より。
でも ケガは早めに完治させましょうね。

榊原サンがヤキモキしてるはずだから。

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2006年05月18日

ボブ・サップの背後にはPRIDEの弁護士が という噂

INSIDE SCOOP ON SAPP

5/15/2006

Information received from a confidential source high up in K 1 gives us a better understanding of the Sapp situation.

Sapp arrived at the venue with his own security froce reportedly being paid for by a Japanese company and accompanied by a Lawyer also know to be a "Pride Lawyer". K 1 officials were presented with papers during the fights indicating Sapp was not fighting and demanding a release form the K 1 organization.

All indication and feeling within K 1 is that the entire scenerio is a "Pride" stunt to disrupt the organization and pull Sapp back to the Pride arena.

Keep checking back as I will update with further detais and info as I am able to confirm them.

http://www.garygoodridge.com より。
ボブ・サップの事件についてPRIDEが関係しているという噂の第二弾。
その1は こちら。
消息筋:DSE/PRIDEが あの ボブ・サップと契約かという怪しい噂


<珍訳>
K-1の高度なレベルからの機密情報は、サップに関する事件についてより良い理解を我々に与えます。

サップは自分のボディガードを引き連れ、伝えられるところによれば、日本の会社に雇用され「PRIDEの弁護士」として知られる弁護士と共にその場所に現れました。
K-1の社員には試合の間にサップが試合を行わず、K-1からの離脱を要求することを示す用紙が提示されました。

全体のシナリオは組織を混乱させるため、サップをPRIDEに引き戻すための「PRIDE」の妨害であるとK-1内部は感じています。

私がそれらを確認することができるよう、より一層の詳細と情報をアップデートするのでチェックし続けて下さい。


ゲイリー・グッドリッジのHPの "BIG DADDY'S MMA NEWS"からの引用。
恐らくグッドリッジ本人の文章ではないと思われる。

どのあたりが「機密情報」なのかよくわからない。
いきなり弁護士が登場し紙っぺらを差し出して、「というわけで、今日は出場しませんから」という理屈が通用する世界だとも思えない。

サップの件に関してPRIDEが絡んでいるという複数の噂が出てくるあたり、安直なストーリーという感じがする。

それにしても、サップってK-1とPRIDEのパワーバランスを支配するようなキーマンでしたかねぇ・・・。

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2006年05月17日

DSE/PRIDEが あの ボブ・サップと契約かという怪しい噂

POSTAL CONNECTIONS: SAPP POSSIBLY TO PRIDE
By Tape Lord

Hello my friends, sources in Japan are telling me that the real reason Bob Sapp suddenly left the K-1 show in Holland is because he has recieved an offer from DSE/PRIDE that would supposedly multiply his current K-1 salary by at least 5-6 times.

DSE/PRIDE is basically at war now with the K-1 organization for signing away Kazushi Sakuraba from their promotion, and they intend on trying to sign as many of K-1's biggest stars as they can.

I will have more news on this subject in a few days.

昨夜に続いて FIGHTSPORT の POSTAL CONNECTIONS ネタ。
眉にツバした上に さらにツバして読むが良い。

PRIDEがK-1 WorldGP オランダ大会で敵前逃亡したサップと契約かという噂。
オイオイ。


<珍訳>
やぁ みんな!
ボブ・サップがK-1を突然に離脱した本当の理由っていうのが、サップがK-1での直近のギャラの5、6倍の額でDSE/PRIDEからオファーを受けていたからだっていうのを日本の情報筋が教えてくれたよ。

DSE/PRIDEは桜庭の離脱をめぐってK-1と交戦状態で、K-1のビッグスターをできる限り引き抜こうとしているらしいよ。

この件については、近日中にまたね!


久しぶりの怪しさフルスケール状態。
噂とは言え、さすがにこの話の信憑性は低いだろう。

今や シオシオのサップに対して、DSE/PRIDEがK-1の5,6倍のギャラで引き抜きだって。
億単位とも言われる違約金もDSE/PRIDEが負担するってことですかぁ?

消息筋:敵前逃亡 サップへのK-1の対応

彼らにとって、何のメリットもない話だと思われるのですが。
榊原代表の精神状態が「ハッスル要員でもいいからサップを引き抜け!」という半ばヤケクソな状態であるならば、まだうなずける余地もないわけではないw

こんな噂話の根拠も桜庭のPRIDE離脱に端を発しているわけで。
K-1 WorldGP オランダ大会にも桜庭効果が現れているとは思わなかったなぁ。

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2006年05月16日

海外サイトによる桜庭PRIDE離脱の理由

POSTAL CONNECTIONS: MORE INFO ON SAKURABA LEAVING DSE/PRIDE
By Tape Lord

Hello my friends, sources in the DSE/PRIDE organization, the K-1 organization, and the Japanese media are all telling me some of the reasons for the abrupt departure of Kazushi Sakuraba from DSE/PRIDE to K-1.

From what I've been told, Sakuraba left DSE/PRIDE because he had a falling out with Nobuhiko Takada. The reasons for the fall-out are the following:


1.) Sakuraba has felt for quite some time that he should have been getting paid similar amount of money to what Hidehiko Yoshida and Naoya Ogawa were making for their fights in PRIDE. According to insiders, both Yoshida and Ogawa make high 6-digit to 7-digit figures for most of their fights, especially on the New Year's card, where it was rumored they each made almost USD$2 million each. Sakuraba was supposedly making lower to mid 6-digit figures for most of his fights.

2.) Sakuraba basically had had enough of Takada matching him up against the top heavyweights in the world and getting him almost crippled in some instances, while getting underpaid and ruining what legacy he had left.

3.) Sakuraba supposedly wanted very much to enter last year's PRIDE 183-pound GP, but Takada didn't put him in it.

桜庭のDSE離脱理由について FIGHTSPORT から。
ただし、POSTAL CONNECTIONS ネタなので、怪しさには十分注意するように。


<珍訳>
やぁ みんな! DSE/PRIDE、K-1や日本のメディアが桜庭のDSE/PRIDEからK-1への突然に転出した理由について教えてくれたよ!

私が聞いたのは、桜庭が高田 延彦と仲たがいしたため、DSE/PRIDEを離脱したということ。
理由は以下の通り。

1.) 桜庭は、PRIDEの試合で吉田秀彦 対 小川直也戦で彼らが得た金額と同様な額のギャラを支払って欲しいと考えていました。内部情報によると吉田と小川の両者は、それぞれの試合で6桁から7桁の額、特に男祭りでは、それぞれ約200万ドルのギャラを手にしたと噂されています。桜庭は恐らく6桁の中ほど以下の額のギャラだったのです。

2.) 桜庭は基本的に高田によって世界のトップクラスのヘビー級選手に対するマッチメイクが行われていました。そして、ギャラの正当な支払いが行われず、彼が残した遺産を滅ぼしている間に彼は体をボロボロにされてしまいました。

3.) 桜庭は 多分 PRIDEウェルター級GPへの参戦を希望していましたが、高田は彼をGPへ参加させませんでした。


今までにどこかで聞いたような話で新鮮味はない話。

やはりお金の話が出てきている。
6桁から7桁といったってドルでの話ですからね。
6桁で$100,000。ということは、約11,000,000円 。
7桁なら億単位じゃないですか!
吉田サン 小川サンもらい過ぎだってば。

コレは桜庭に不満が生じても不自然ではない。
さらにギャラの不払いがあったとの記載がある。
DSEと契約していた高田道場がピンハネしてしまったのか?
その金はどこに消えてしまったのか?
体を酷使して、ソレなら やってられないっての!

個人的には某PRIDE関係者からは「別な金銭的トラブル」が離脱の理由だと聞いています。
さすがに ここで語るわけにはいかないのだけれどね。
(もったいつけるなよ って言われそうだけど)

でも、教えないw

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敵前逃亡 サップへのK-1の対応

K-1 WORLD GPオランダ大会でのボブ・サップ敵前逃亡劇の続報。
予想通り、FEG/K-1が契約にもとづく対応へ動きはじめている。

直前になってサップが出場をキャンセルした理由ですが、ネット上では噂もチラホラ。

www.sherdog.net のフォーラム
Bob Sapp leaves 30 min before fighting Hoost, the war K-1 vs Pride is in rnd 2!
で語られている「サップはPRIDEへの参戦が自由にできるようにせよと主張したためモメたのだ」という書き込みに対しては「根拠を出せ! オラァ!」という追加の書き込みも。
この情報、信憑性はあまり高くないのかも知れません。

さて、K-1側の対応については、スポーツ紙によってマチマチ。

 サップはK―1と長期の独占契約を結ぶ。今大会も10日にオランダ入りすると、中継局フジテレビのプロモーションをこなした。前日会見では、相手を威嚇する恒例のパフォーマンスも披露。この日のドタキャンは、契約違反ともとれるだけに、K―1サイドは法廷闘争も視野に入れ、今後の対応策を検討し始めた。和解したとしても、謹慎、出場停止などの処分は必至となった

日刊スポーツは比較的穏便な表現で、今後の成り行きを見守るというスタンス。
和解してもサップに対して何らかの沙汰があるだろうという程度。

 この日、オランダから帰国した谷川貞治イベント・プロデューサー(44)は、改めてサップへの損害賠償金などを含む厳罰処分を明言。また「他団体に無断で移籍した場合は、億単位のばく大な違約金を請求する」とくぎをさした。今後は両者の弁護士同士で解決の糸口を探るが、交渉決裂なら引退は決定的。K―1が他団体への移籍を認めない長期独占契約を解除しない限り、格闘家業を行えない状況となった。

 格闘家としての信用も失い、K―1リングだけでなく格闘界から永久追放される窮地にもある。世界各地のプロモーターから「問題選手」のレッテルを張られたようで、谷川氏は「だれも怖くて試合に使わないだろう」と分析した。

一番過激というか 現実的に発生する可能性に詳しく言及したのが、スポーツ報知。

自分が蒔いた種とは言うものの、八方ふさがりのサップ。
サップの選択肢はK-1への全面降伏か 契約破棄・他団体移籍を含む強行突破しかない。

しかし、K-1がダメなら他団体へという選択は難しい様子。
K-1との契約上 他団体への出場は不可能で、億単位の違約金も発生するとのこと。
もちろん、トラブルを恐れて誰も彼を使わないだろうと。

そりゃ そうだろうなぁ。
色物大好きの谷川サンに見捨てられては、誰も使いません。
ただ、今回の事件がサップ再生を図る壮大なアングルだとしたら谷川サンは世界最強w。
もちろん そんなワケないだろうけど。

大学で社会学と薬学を専攻したインテリのサップ。
リングとは関係ない第2の人生を模索するのか。
それとも平伏して許しを請うのか。

いずれにしてもサップに残るのは「ヘタレ」の汚名。
この世界に残っても「野獣」の名前を取り戻すのは難しいんじゃない?
「サクラバはパワーボムで一撃。レスナーの打撃は赤ん坊だ」なんて発言も白々しく聞こえてしまうのが悲しい限り。

一番の赤ん坊だったのは キミだったんだな サップくん。

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2006年05月15日

PRIDEウェルター級GP 対戦の噂

POSTAL CONNECTIONS: MORE PRIDE 183-POUND GP MATCHUPS By Tape Lord

Hello my friends, my postal connections in the DSE/PRIDE organization are telling me that the following matchups will most likely take place in the PRIDE 183-pound Grand Prix on June 4th:


Murilo Bustamante vs. Murilo 'Ninja' Rua
Paulo Filho vs. Phil Baroni
Hector Lombard vs. Amar Suloev

怪しい FIGHTSPORT の POSTAL CONNECTIONS ネタ。
PRIDE ウェルター級GPの対戦について。

公式発表されているのは、
瀧本 誠 対 ケガール・ムサシ
長南 亮 対 ジョーイ・ヴィラセニョール
の2試合。

加えて、FIGHTSPORT が報じているカードは
ムリーロ・ニンジャ 対 ムリーロ・ブスタマンチ
パウロ・フィリオ 対 フィル・バローニ
アマール・スロエフ 対 ヘクター・ロンバード
の3試合。

はからずもPRIDE公式サイトの対面に並ぶ選手の組み合わせ。
怪しさ爆裂という感じです。

日本人対決を組んで日本人選手を温存する組み合わせではないことを願います。

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2006年05月14日

ボブ・サップがホースト戦で敵前逃亡

At the K-1 card in Amsterdam, Holland, Sapp was introduced to the crowd in the opening ceremonies along with all of the other fighters. Four fights into the card, Sapp was seen by many spectators in attendance (two of whom e-mailed MMAWeekly detailed eyewitness accounts) yelling at K-1 management during Semmy Schilt's fight, apparently over a contract dispute.

According to the eyewitness account of Stephan Ambrizi in the first few rows of seats, Sapp was yelling at what appeared to be K-1 management during the fight. Sapp could be heard yelling, "It's your fault, not mine!" as he walked away from ringside about one hour before his scheduled fight with Ernesto Hoost.

K-1 had to scramble to replace Sapp on the card, and did so by pulling three-time K-1 World Grand Prix Champion Peter Aerts off of the American broadcast team and asking him literally as the event was taking place if he would fight Ernesto Hoost.

Aerts stepped up and agreed to take the fight on 30 minutes' notice. Aerts did not have any fight trunks with him, as he thought he was only going to the event to be a color commentator.

When Aerts left the broadcast booth in his gray suit, he asked Semmy Schilt if he could borrow his fighting trunks. (Aerts actually defeated Schilt via decision in a K-1 fight in March.) So, in a bizarre scene, Peter Aerts actually fought with the text "Semmy Schilt" on the front of his trunks and "Golden Glory" on the back of his trunks.

In the end, Hoost defeated Aerts by judges' decision, but Aerts earned even more respect than he already had from everyone in attendance for taking a fight under those circumstances.

Afterwards, Hoost said that he had just fought for the last time in Holland, as he nears retirement. Hoost also blasted Sapp, saying that he had never seen anything like this happen to him before a fight. Hoost also said it was a shame that his last fight in his home country went down like this.

Sapp left the arena visibly upset and had no comment to fans who tried to ask him what was going on. It was a strange finish to a bizarre night at the K-1 Amersterdam Tournament, which was won by Bjorn Bregy.

K-1 WORLD GP オランダ大会。
ホーストのオランダ国内引退試合としてマッチメイクされたホースト 対 サップ戦。
なんとボブ・サップが敵前逃亡!


<珍訳>
オランダ、アムステルダムでのK-1大会で、サップは他の選手と一緒にオープニングセレモニーで観客に紹介された。4試合が終わり、シュルト戦中にサップがK-1のマネージメントに対して契約問題について大声で叫んでいるのが多くの観客(その内の二人がMMA Weeklyに目撃した詳細をE-MAILしている)目撃されている。

最前列で目撃したStephan Ambrizi(レコ)によると、サップは試合の間中、K-1のマネージメントに対して叫んでいた。「コレは、お前の失敗だ! オレじゃない!」というサップの叫びが聞こえた。ホースト戦の約1時間前にサップはリングサイドから立ち去った。

K-1はサップのカード変更に対して緊急対応を迫られることとなり、アメリカの放送チームに参加していた WorldGPの王座を3度獲得したピーター・アーツを代役とすることとし、ホーストと戦う意思があるなら代役として参加して欲しいとアーツに依頼した。

アーツは30分考えた後に代役について了解した。
アーツは解説者として大会に参加するだけだと思っていたので、トランクスは持っていなかった。

グレーのスーツを着たアーツが放送ブースを出たとき、シュルツにトランクスを貸してくれないかと頼んでいます。(アーツは3月のK-1大会でシュルツを判定で破っています)。このため、アーツは前にシュルトの名が入り、後ろにGolden Gloryの名が入ったトランクスで戦っています。

結果、ホーストはアーツを判定で破っています。しかし、アーツはこのような環境下で試合を行ったことで会場の全員から大いなる尊敬を受けました。

ホーストは引退が近いためオランダでの最終戦を戦ったと語り、「試合前にこんなことが起こったのは初めてだ」とサップを罵倒しました。
母国でのラストファイトがこのような形になったのが恥ずかしいと語っています。

サップは大会を混乱させ、何が起ったのかを尋ねようとしたファンに対してノーコメントで、会場を去りました。 K-1アムステルダム・トーナメントの信じられない夜の奇妙な終わりでした。トーナメントはビヨン・ブレギーが制覇しています。


敵前逃亡といえば、エル・カネックが長い間 その代名詞。
ボブ・サップもその汚名を得ることになっちゃった。

逃亡の原因は契約問題らしい。
FEG/K-1の公式コメント。
ボブ・サップ選手の欠場について
「無理難題を要求し」としか触れておらず、今のところその詳細は明らかになっていない。

恐らく契約解除を含む重い処分がサップに科せられだろう。
ましてや、K-1の功労者 ホーストの国内引退試合という重さ。
そんなことを理解していながら、自分の信念を押し通したサップ。

いったい バックステージで何があったのか。
これはまた週刊誌がうるさくなってしまうかも。

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2006年05月13日

新日本の猪木肖像権ビジネス 沖縄での「猪木」居酒屋展開

沖縄に「猪木」居酒屋出店へ ジー・コミュニケーション 2006年05月12日20時35分  全国で学習塾や飲食店を展開するジー・コミュニケーションは12日、元プロレスラー「アントニオ猪木」を看板にした居酒屋店第1号を6、7月ごろに那覇市に出店すると発表した。猪木さんの肖像権を管理する新日本プロレスリング(東京)と同日契約した。  沖縄は新日が毎年興行に訪れて「猪木人気」が根強いという。店内で懐かしのプロレス映像などを流すほか、メニューにも猪木さんの得意技などを盛り込み、関連グッズも置く予定。新日も「猪木ブランドでの外食産業は初めてだが、ファンとの結びつきを深めたい」としている。

猪木の名を冠した居酒屋「アントニオ猪木酒場」が沖縄に出現するらしい。
ネタ元が「ワールドプロレスリング」を放送するテレビ朝日の筆頭株主である朝日新聞なだけにさりげない宣伝臭が満載。

新日本による猪木の肖像権管理とは、こういうビジネスモデルを展開しようということだったのか。
消息筋:新日本 猪木の肖像権を取得

猪木の使用許諾契約を新日本プロレスと締結したのは、ジー・コミュニケーションという会社。
居酒屋など外食ビジネスを展開しているらしい。
ジー・コミュニケーションがどんなチェーンを運営しているかは、ココを参照のこと。
「フーン あそこもそうだったのね」なんて店舗もあるかもしれない。

で、猪木の肖像権を利用した居酒屋は、こんなコンセプト。

あの日本中を元気にした「アントニオ猪木」が今度は居酒屋になって登場致します!!

ボリュームのある男性が好むメニューに加え、アントニオ猪木をイメージさせるネーミングのメニューをご提供致します。   たとえば、「燃える闘魂」「1、2、3、ダァー」「元気ですか?」「道」「卍固め」「アントニオスペシャル」など

メニューには、ちょっとベタな雰囲気が感じられるんですけど。

本来なら、飲食業で猪木を利用したコンテンツを新日本プロレスおよび関連企業が構築し、それをフランチャイズ展開するビジネスを行うのが、猪木に関わる権利で利益を得ようとするビジネスの王道ではないのかと。

そこまでの知識と経験と知恵がないから、事業別に簡単に権利を切り売りしてしまう。
このあたりのビジネス展開については、「おまえらの好きにはさせねえ! 」のソックス氏の見解を伺いたいところだ。

沖縄は新日が毎年興行に訪れて「猪木人気」が根強いという。

札幌をはじめ新日本が毎年興行を行っている場所は、沖縄以外にも多数存在するのだが、パイロット店舗ということで、生暖かく見守ろう。

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2006年05月12日

キューバの柔道王 へクター・ロンバードが武士道に参戦

PRIDE SET TO SIGN CUBAN OLYMPIC JUDOKA

Sources in the Japanese and Australian media are reporting that DSE/PRIDE is set to sign Cuban Olympic judoka Hector Lombard.

Besides being an Olympic judoka, Lombard is also a 7-time Cuban national champion in judo. Lombard now competes full-time in MMA and has compiled a 9-0 record in the 185-pound division, with a recent TKO victory over PRIDE and UFC veteran Daiju Takase.

PRIDE武士道 ウェルター級GPに出場するキューバ人柔道家について。


<珍訳> 日本とオーストラリアのメディアからの情報によると、オリンピックに出場経験のあるキューバの柔道家、へクター・ロンバードとDSE/PRIDEとの契約が間近のようです。

ロンバードはオリンピックの代表選手であるだけではなく、キューバ選手権で7度の優勝を誇る柔道家です。現在、ロンバードは総合格闘技に参戦中で、最近ではPRIDEとUFCに参戦したベテラン選手、高瀬大樹との対戦でのTKO勝ちを含み、185ポンドクラスで9勝無敗の戦績です


へクター・ロンバードのPRIDE参戦は、FIGHTSPORT でのニュースは近々契約か?という表現ですが、武士道への参戦について既にDSE/PRIDEから正式発表がされています。

http://www.prideofficial.com/free/news/details.php?id=1147341238
キューバの柔道王ロンバードが吉田道場入り
選手データ:ヘクター・ロンバード
(共にPRIDE official Websiteより)

正直「へクター・ロンバードって誰よ?」って感じなので、ちょっと調べてみた。
シドニーオリンピック 柔道73kg級のキューバ代表として出場し、9位の成績。
現在はオーストラリア在住で、'01年(シドニーオリンピックの翌年)から総合格闘技の世界に転じた人物。

このあたりは、くまページBlogに詳しい戦歴があるので、参照して欲しい。

現在、オーストラリアで開催されている XPLOSION という大会が主戦場のようで、大会での契約体重は85キロ。
PRIDEでは83キロ以下のウェルター級ということで、特段の減量の必要もないようです。

なかなか新陳代謝の進まないPRIDEヘビー、ミドル級に比べて、軽量級はロンバードの獲得を含め活発な動きをしているようで、このあたりは同じクラスに日本人選手を抱えるHERO'Sを意識しているものと思われます。

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2006年05月10日

新日本 5.13レッスルランドの全カードを発表

新日本「レッスルランド」全カード決定  新日本は10日、都内の事務所で新イベント「レッスルランド」(13日、東京・新宿FACE)の全カードを発表した。復活した魔界倶楽部がスーパーストロングマシン、後藤達俊、真壁刀義組と対戦するほか、謎のマスクマン江戸侍と2代目ペガサス・キッドも登場。矢野通はK−DOJOの柏と石坂を連れて会見に乱入し、ギャグ連発の演説で参戦をアピールした。平田淳嗣スポークスマンは「新日本の活性化を目指す新イベントがファンに受け入れられることを期待している」と話した。

5.13 新宿FACEで開催される新日本
当日の全カードを発表。

http://www.njpw.co.jp/news/info_lev2/2006/05/0510_01.html

そもそも「レッスルランド」ってナニよ?
落ちぶれたとは言うものの、新日本がなぜ新宿FACEのような小さいハコを使うのか?
という方は、菅林副社長のこの発言に目を通して欲しい。

−イベント開催の意義

菅林:「新日本プロレスをもっと幅広く多くの方に見てもらい、マーケットを拡大するため、少し視点を変えたイベントを開催しようと考えました。スポーツと娯楽・・・<ロックアップ>はシンプルにプロレスラーがゴツゴツと肉体をぶつけ競い合う競技性を強調したプロレス。<WRESTLE LAND>はエンターテイメント性を強調した、魅せるプロレス。それぞれコンセプトを特化させる形で構成し、提供していきたいと考えております。
この新しい2つのリングで、コンセプトを大事にし、自由奔放な発想で新しい試みやまた本来新日本プロレスがもっていた温故知新的な発想を蘇らせて、お客さまに違った切り口のイベントを楽しんで頂き、逆にお客様から会場全体に熱を頂き新規ファンの獲得へ繋がればと思っております。もちろんこのイベントで得た全てのプラスポイントは新日本プロレス本体へと導入していきたいと考えております。」

ロックアップは まぁいい。
新日本名義のリングで行われるリキプロ興行みたいなものだし。
そういう意味では、方向性がハッキリしている。
リングでの風景が容易に想像できる。

レッスルランドは「エンターテイメント性を強調した、魅せるプロレス」だという。
プロレスが持つ楽しさを強調した試みなのだろう。
で、ナニをやんのよと。

確かに第1試合のつぼ原人 vs 愚乱・浪花による エニウェア・フォールマッチなど、かつてのみちのくプロレスでの試合をそのままパッケージングした試合。
間違いなく新日本本体での興行では見られないと思われる。

スーパーストロングマシン・後藤達俊・真壁刀義 vs 魔界倶楽部という顔ぶれの第4試合もマシンと星野総裁のやりとりが興味をそそる。
ちなみに、星野総裁はHERO'Sに転じた桜庭に対して魔界倶楽部入りを勧誘しているらしいが。

 新日本プロレスの番外興行「WRESTLE LAND」(5月13日・新宿FACE)で、2年ぶり再結成する最強ヒール軍団「魔界倶楽部」の星野勘太郎総裁(62)が9日、“IQレスラー”桜庭和志(36)=フリー=に軍団加入のラブコールを送った。

話題の人物を取り上げるあたり、やはり星野総裁はタダモノではない。
というか、レッスルランド用に魔界倶楽部を復活させたというセンスに少々安易さを感じるが、今までの新日本になかった意気込みをちょっと感じたりするわけだ。

しかし、エンターテイメント・プロレスの先達としてはハッスルがある。
プロレスとしての質は別にしても、練り込まれた構成とプロモーションには関心せざるを得ない。
レッスルランドがハッスルの徹底したエンターテイメント路線を知っている観客を意識したものなのか、それとも新日本本体興行へのエントランス的な意味合いを持つのかがハッキリしない。

今日のスカパー、サムライTV「NEWS侍」で放送されたカード発表の会見を見た。
会見に登場した矢野通、柏大五郎、石坂鉄平(K-DOJO)の3人と平田によるやりとりは、間違いなくこれまでの新日本になかった不真面目な雰囲気が漂っている。

でも、ハッスルと比べると切り込みが浅く、面白みに欠ける。
向こう側の世界まで振り切れてないわけですよ。
初めての試みとは言うものの、エンターテイメントに徹し切れない中途半端な状況が透けて見えるのがちょっと悲しい。

レッスルランドを通じて、新日本に期待されているモノが何なのかが 見えてくればよいのだけど。

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2006年05月09日

藤波 結局は新日本残留へ

藤波「悩みない」スッキリ残留  【新日本】退団騒動が持ち上がっていた藤波の残留が決定的になった。約1週間ぶりに都内の事務所に現れ「自分の気持ちはすべて伝えた。悩みはない」と笑顔も見せるなどすっきりした様子。菅林副社長も「残ってもらえるでしょう。これからも選手としてやってもらいたいし、改善すべきところは改善していく」とより一層の協力を約束していた。

やっぱり やっぱり やっぱり・・・。
藤波残留へ orz。

消息筋:藤波が新日本に辞意表明
消息筋:【ドラゴン先送り】藤波の新日本退団は結論出ず
消息筋:藤波の去就は8日以降に先送り

と伝えられてきた、藤波の新日本退団騒動。
結局は大方の予想通り、残留の方向で落ち着きそう。

一部スポーツ紙では「サイモン社長、長州退陣」なんていう内容の要求も伝えられていた。
でも、最終的に藤波が要求した会社改革の内容はわからずじまい。

ソレは外部に公開すべき筋合いのものかどうかは別にして、相変らずウヤムヤな決着のつけ方は新日本の伝統なのか?

藤波個人の待遇改善要求とも受け取れる今回の退団騒動が、時限爆弾の起動タイミングを遅らせただけのことにならなければ良いのだけどね。

大山鳴動して ねずみ一匹出ず。
ますます「コンニャク」ぶりにハクが付いた藤波サンでした。
1月に退団した選手・スタッフはどう思っているのだろうね?

藤波サンが会社の事情を知るのが東京スポーツではなく議事録になれば幸せです。
って 相変わらず事後報告には変わりはないじゃないですか!?

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2006年05月08日

新日本プロレスのトラックが自損事故

新日本プロレスのトラックが"ダウン"…ケガ人はなし

 新日本プロレスのトラックが7日、京都市の阪急電鉄・西京極駅近くの道路を通過中に高架にコンテナ部分を引っ掛ける事故を引き起こした。

 京都市体育館で興行を開催。興行を終え引き上げる午後8時40分ごろ、トラックが高さ2・9メートルの阪急電鉄の走る高架を通過しようとし、コンテナ部分が激突した。目撃した関係者は「バリバリっとものすごい音がしたので何が起こったのかと思った」と説明。コンテナ部分が完全にひしゃげるなど衝撃は大きかったようだ。

 新日本はこの日、西京極総合運動公園の京都市体育館で興行を開催。京都府警右京署によると、運転手も含めてケガ人はなし。トラックが動かなくなったため、周辺道路は渋滞となったが、高架に損傷はなく、電車の運行にも影響はなかったという。

新日本プロレスのトラックが自損事故。

いつもリング外の話題を提供してくれるあたりは、さすが新日本だ。
シリーズ終了直後というタイミングも、あまりにもステキ過ぎる。
この事故は、藤波サンの去就問題に誰も注目しなくなるという効果を狙ったアングルなのだ。
(そんなわけない)

事故原因は走行中の車両が高架にコンテナをひっかけたためだという。
スポニチOSAKAの事故写真で見る車両の壊れっぷり。
全盛期のハンセンがぶつかっても、ここまでの状態にはならないね。
職業ドライバーなら考えられない事故で正直言って情けない。

当然、車両保険には入っていたんだよねぇ?
トラックの車両価格は皆さんが思っているより高いですから。

ユークスから月に1億円近い金額を融資されている新日本。
保険までは手が回りませんでしたというオチは勘弁して下さい。

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PRIDEのアメリカ進出が正式決定

ついに実現!PRIDE米進出
 夢の米国進出が、いよいよ実現する。PRIDEを主催するDSEの榊原信行社長(42)は6日、大阪市内で10月下旬に米ネバダ州ラスベガスで興行することを明らかにした。会場や日時については、後日正式発表されるが、MGMグランドホテルのガーデンアリーナでの開催が濃厚。かつて世界ヘビー級の統一王者に君臨したマイク・タイソンらが戦ったボクシングの殿堂として名高い“格闘技の聖地”で、PRIDEが米国進出の第一歩を踏み出す。

PRIDEのアメリカでの初興行が決定。

アメリカ進出については以前から噂になっていた。
消息筋:PRIDEが10月にラスベガスで大会開催?

とりあえず日程と会場は「未定」ということで報道されている様子。
ところが情報公開の国、アメリカのサイト上にはPRIDEの興行予定が公開されている。

ネバダ州アスレチック委員会のHPがソレ。

10月21日 ラスベガスの Thomas & Mack Center を押さえているようだ。
WWEやUFCも大会を開催したことのある場所。
ボクシングやコンサートなどにも使用される多目的な建物。
開始時間は未定らしい。

ただし、HPにも記載のある通り、アスレチック委員会は未承認であり、変更の可能性もあるとのこと。

2005年 6月26日にThomas & Mack Centerで開催されたWWE RAW's Vengeance 2005での入場者数が約9000人ということだから、スポーツナビ「榊原代表が今秋10月のラスベガス進出を明言」での榊原代表の「1万5000人〜2万人が入れる会場は押さえた。」という発言とは食い違う。
正式発表を待とう。

確かにMGMグランドホテルのガーデンアリーナは興行の殿堂だけど、いきなりそんな場所で大丈夫?

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2006年05月06日

DSE榊原代表の桜庭に対するコメント

「桜庭選手への想いは僕にもスタッフにもいろいろあります。例えば僕自身がHERO'Sに行くという選択肢はないんです。桜庭選手もそういう人だと思っていました。家族を愛する、兄弟を愛する気持ちっていうものがあって、そういう風に生まれてくる事は自分では決められないんですね。そういう家族だと思っていました。
 僕らの気持ちと桜庭選手の気持ちに溝があったという事ですね。愛する気持ちは上手くいってる時はいいけれども、時には憎しみになったり、エネルギーになったりするんです。僕個人は裏切られたという気持ちです。桜庭選手にもそういう気持ちがあったのか、という感じですね。僕らが一方的に家族みたいに思っていただけなんだ、と。それは契約云々ではなく、信頼関係があれば契約は必要ないと思っていましたから。」

5.5 PRIDE無差別級GP終了後にDSE榊原代表が語った桜庭に関してのコメント。

お互いの信頼によって契約より仁義を重んじる。
古くはジャイアント馬場の家族主義が有名。
スタン・ハンセンなどとは契約書を交わしていなかったという。

まさしく男気の世界。
ボスからの電話があれば、スーツケースにタイツとリングシューズを詰め込んで日本行きの飛行機に乗り込む。
かっこいいじゃありませんか。

榊原代表からすると、桜庭は家族だったという。
だからこそ正式な契約は交わしていなかった様子。
でもビジネス的にはどうだったのかなぁと。

選手生命の短い総合格闘技選手に対して「家族」としてどう接するか。
win-winの関係があるからこそ成立する相互信頼。
馬場とハンセンのように以心伝心とまでは行かなかったのがDSEと桜庭。
両者に実際 何があったんだろうか。

今回の桜庭移籍劇は賛否両論だと思う。
自らのポジションを自分で選択した桜庭は、ある意味 本当のプロフェッショナルだ。
しかし、同時にPRIDEファンから「裏切り者」の汚名を浴びることとなった桜庭。

良くも悪くも、桜庭はHERO'Sで何を成し遂げられるかが注目されることになったわけだ。

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2006年05月05日

PRIDE無差別級GP 速報 その9

第8試合
○吉田 秀彦 対 西島 洋介×
1R 2分33秒 三角締め

自分を積極的にアピールしない朴訥で控えめな西島のたたずまいが気になる自分。
リング外では寡黙だけど、リング上ですべてを表現する西島は良いなぁ。
入場曲の尾藤イサオもハマりすぎ。

対する吉田には どうも思い入れができないんだよなぁと言いながら「DRAFT ONE」を飲んでたりするw。 

1R
左ハイを放つ吉田。
序盤は吉田の間合か パンチを打てない西島。

組み合いから上になる吉田。
柔道着を使いながら西島の左腕の自由を奪う。

そのまま三角締めに移行する吉田。
何もできず西島がタップアウト。
ボクサーらしい場面が全く見せられなかった西島。
うーん 残念。

また「磐石」だって 高田さん。

試合後の吉田のマイクアピールは高坂の試合に触れる。
でも、相変わらずしょっぱいマイク。

最後は藤田を除く今日の勝者がリングに上がる。
ヒョードルもいる。
2回戦でヒョードルと対戦するのは誰だ?

ってか 速報って疲れる。
兎のニールキックの中のヒト その他の苦労もしのばれるってもんだ。
後は21時からの地上波放送で確認して欲しい。

やっぱ 会場でビール飲みながら騒いでる方が楽しいな。

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PRIDE無差別級GP 速報 その8

第7試合
○アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ 対 ズール×
1R 2分17秒 腕ひしぎ逆十字

ズールが住んでいる場所は最下層に近い人々が住む地域らしい。
この話題はまた別の機会に。

1R
ズールがパンチで追いたてグランドに。
ノゲイラは巧みにかわし上になる。
サイドポジションからパンチを落としズールを攻略する。
左手でノゲイラをコントロールしようとするズール。

マウント状態になるノゲイラ。
すかさず腕ひしぎで一本勝ち。

「磐石」とか高田さん いつもながらボキャブラリー少なすぎ。

試合後のノゲイラのマイクアピール。
「今年はチャンピオンになりたい」
日本語上手いな ノゲイラ、日本語で「プライド おもしろーい!」

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PRIDE無差別級GP 速報 その7

第6試合
×美濃輪 育久 対 ミルコ・クロコップ○
1分10秒 レフェリーストップ

数週間前に東横線 某駅前の東急ストアで姿を見かけた美濃輪サン。
サプリメントを物色してました。
ヘブン革命は成るか!?

1R
パンチで圧力をかけるミルコ。
美濃輪がタックルを試みるが上になったのはミルコ。

スタンドになり、浴びせ蹴りでミルコをかく乱しようとする美濃輪。
その後タックルに行ったところをつぶされ、上からパンチを浴びてレフェリーストップ。

試合後ミルコは「クロコップが戻ってきた」と復活宣言。

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PRIDE無差別級GP 速報 その6

第5試合
○藤田 和之 対 ジェームス・トンプソン×
8分25秒 KO

入場する前に藤田が咆哮。
今までになく絞ってきた感じの顔付き。

1R
トンプソンは、いつものように最初から突っ込んでいかない。
藤田のタックルはトンプソンに切られる。
コーナーでヒザを合わせるトンプソン。

その後スタンドで向き合う両者。
間合いはトンプソン。攻めきれない藤田。
コーナーで頭を下げた藤田にトンプソンのヒザ。
パンチを数発もらう藤田。
両者流血。

スタミナの切れたトンプソンをグラウンドに誘う藤田。
しかし、トンプソンが上になり、ヒザとパンチを当てていく。
グラウンドでも攻めきれない藤田。

スタンドになった後、藤田のパンチの連打が当たり始める。
スタミナの切れた両者が殴り合い。
8分25秒 最後は藤田の右フックでトンプソンが倒れる。

トンプソンの健闘というか 藤田の辛勝

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PRIDE無差別級GP 速報 その5

第4試合
×エメリヤーエンコ・アレキサンダー 対 ジョシュ・バーネット○
2R 1分57秒 アームロック

両者ともグッドシェイプ。

1R
試合開始早々、スタンドからヒザを立てて攻め立てるアレキサンダー。
両者スタンドでの攻防。
途中、アレキサンダーの指がジョシュの目に入ったのか一時中断。

両者のボクシング技術はアレキサンダーの勝ちか?。
ジョシュも的確にパンチを当てる。

両者の攻防はスタンドのみ!
なんとテイクダウンはなし。

8分過ぎジョシュの鼻血で一時中断。
再開後もスタンドのみ。

2R
ジョシュの鼻血は止まらない。
お互いに消耗した両者。

開始1分30秒頃、ジョシュがアレキサンダーからテイクダウン。
上になったジョシュがアームロック。
スタミナの切れたアレキサンダーがタップ!

試合後のジョシュはマイクで「プロレス最強! (ヒョードルに向かって)オマエハ モウシンデイル」とアピール。

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PRIDE無差別級GP 速報 その4

第3試合
×高阪 剛 対 マーク・ハント○
2R レフェリーストップ

入場時、目を閉じながら拳を胸の前で合わせ何か祈るように見える高坂。
リングインの前にも両手を合わせる。
リング上での眼光は鋭い。

1R
スタンドで堂々とハントと向き合う高坂。
グラウンドで上になってのハントの圧力も厳しい。

2分頃 高坂のローブローで中断。
再開後、ハントの右パンチで倒れる高坂。グラウンドに誘う。
高坂がバックを取ってスリーパーを狙うが決まらず。
下から十字狙い。決まらない。
逃げるハントが上になるが、再度スタンドに。

ハントのパンチを数発もらうが、またしても高坂は逃げない。
スタミナが心配になってきた高坂。
残り10数秒でハントが上になるがゴング。

2R
このラウンンドもハントの打撃にスタンドで付き合う高坂。
ハントには若干の余裕が。

高坂の鼻からの流血でドクターチェック。
再開後は高坂のタックル。
上になってサイドポジション気味の高坂。
攻めきれず両者スタンドに。

高坂は何度もタックルを試みるがハントに切られ続ける。
ハントの左ハイ。
高坂は下がらない!
しかしハントのパンチを浴びる高坂。
残り約17秒、高坂ダウン。
レフェリーが試合を止める。

高坂の格闘技人生が終わる。
マイクを取ったハントが「アリガトウ」と高坂を称える。
その後自らマイクを取った高坂は「長い間ありがとうございました」と挨拶。

「お疲れ様!」
花道ではファンから高坂への賛辞が。

よくやった 高坂!!

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PRIDE無差別級GP 速報 その3

第2試合
×アリスター・オーフレイム 対 ファブリシオ・ヴェウドゥム○
2R 3分43秒 アームロック

今日は入場時に小槌を持っていないオーフレイム。

1R
いきなり右ハイキックで飛び込んでいくヴェウドゥム。
スタンドでも右キックでオーフレイムを牽制。

スタンドで様子を見る両者。
組み付いてヒザを放つオーフレイム。
ボディスラム気味の投げでオーフレイムがグラウンドで上に。

再度スタンドになるが、コ−ナーでもヒザを放つオーフレイム。
グラウンドではオーフレイムが上になるがヴェウドゥムにコントロールされ有効打のないオーフレイム。
ヴェウドゥムも関節を狙うが中々チャンスがなく1R終了。

2R
スタンドでにらみ合い。
右ローを放つヴェウドゥム。
1分過ぎパンチでオーフレイムを追い詰める。

2分過ぎクリンチ状態からオーフレイムの首を狙うチャンスがあったが、スタンドに。
その後グラウンドになるがオーフレイムが上に。

ヴェウドゥムが下からのアームロックでオーフレイムからタップ!
3分43秒、ヴェウドゥムの勝ち! 

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PRIDE無差別級GP 速報 その2

第1試合
×ギルバート・アイブル 対 ローマン・ゼンツォフ○
1R TKO

祖父が日本人であるアイブル(知らなかった)。
試合前の煽りビデオではなぜか「ヤキトリ」と口走りながら笑うアイブル。

一方、「皇帝の影武者」ゼンツォフは皇帝ことヒョードルと練習を共にする姿が。

入場はゼンツォフが先。
アイブルとの力関係はどうなっているのかなと。

試合開始早々、突っ込んでいくアイブル。
ゼンツォフが左からの投げ。
上になったゼンツォフがアイブルの顔面にヒジをこすりつける。

マウント状態からアイブルの左腕にアームロック狙い。
アイブルが逃げるが再度ゼンツォフが上になるがブレーク。

再開後はマウント状態から横からのパンチを振り下ろすゼンツォフ。
再度、腕を狙いにいく。

4分30秒頃、サイドポジションからゼンツォフがアームロック。
脱出して立ち上がるアイブル。
膝蹴りを放つアイブルにゼンツォフの左フック一閃!

倒れるアイブルにレフェリーが試合を止める。

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PRIDE無差別級GP 速報 その1

桜庭ショックの抜けきらない中での無差別級GP開催。

試合開始前には'02年以降のPRIDEの歴史を語るビデオが流れる。
60億分の1の最強者を卵子にたどりつく精子になぞらえたイメージ画像。
桜庭の対ホイス、シウバ戦の画像も流れる。

ビデオの後にはリング上に無差別級GPのベルトと共にヒョードル、高田本部長の姿が。
高田本部長がヒョードルの1回戦シードについて語り、ヒョードルがあいさつ。
2回戦からは出場するとの話。

高田本部長からの開催宣言。
その後、本部長が「最強」について語るあいさつは、多少はHERO'Sを意識したもの?
「男の中の男 出て来いやぁ!!」の掛け声と共に選手入場が始まる。

さぁ 戦いが始まる!

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2006年05月04日

桜庭が記者会見 HERO'Sへの移籍を正式表明

桜庭が緊急会見、HERO’S参戦が正式決定

 桜庭のHERO’S参戦が正式決定した。3日に行われた「HERO’S 2006」(国立代々木競技場第一体育館)で虎のマスクを被ってリングに登場し、HERO’S参戦を表明した桜庭和志が4日、都内ホテルで会見を開き正式に参戦を表明した。会見には桜庭本人のほか、HERO’S実行委員会の谷川貞治プロデューサー、前田日明スーパーバイザーが出席し、今回のいきさつについて説明。桜庭は「新しいところで一生懸命頑張ります。1つ1ついい試合ができればいい」と意気込みを語った。

桜庭が12時30分から緊急記者会見。
HERO'Sへの移籍の理由を語った。

現時点でのスポーツナビの記事ではDSEが移籍の事実を知っていたのかについては言及していない。
「週刊プロレスmobile」での谷川氏の発言。

「4月の十何日かに電話して、桜庭選手から『弁護士の先生と相談してください』と言われました。最終的に今週の月曜日に『HERO'Sに行きます。明日、榊原さんのところに行ってきます』という答えをいただきました。火曜日の夜に会ったとき目も真っ赤でかなり動揺している感じでした。そして桜庭選手から『覆面をかぶって上がります。それが一番吹っ切れると思うから』と言われて急遽リングに上がることになりました。

桜庭も榊原代表に仁義を通して苦悩の決断。
会見の内容では表向きはPRIDEやDSEに対する不満ではなく谷川氏に口説き落とされたという感じ。

一方、迎える側の前田は

彼のような選手はいろんな意味で大事にしていかないとならない。彼のおかげで日本に総合格闘技が根付いた。100%のポテンシャルを出せる状況でやらせてあげたい。まだ時代を築ける人なので、使う側も考えてあげる必要がある。(HERO'Sのリングで桜庭に期待することは)次の世代へのバトンタッチ。彼の目から見て『コイツだ』と思う選手にバトンを渡す役割を果たしてほしい。

桜庭への最大級の賛辞と桜庭を安易に使い続けてきた(?)PRIDEへの軽い牽制。

最近のPRIDEを何度か生観戦したが、会場での桜庭人気はすごいものがある。
限界がささやかれるものの、PRIDEのリングで彼が成し遂げてきたことに対する敬意とこれから始まる戦いへの期待。
彼のこれまでの戦いが観客をヒートさせるわけなんだなぁ としみじみ思いましたですよ。

今後はHERO'Sのリングで鳴り響くサクのテーマ「SPEED2 TK Remix」。
8月はPヲタもHERO'Sに足を運べ!

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桜庭 HERO'S登場から一夜明け

桜庭と思われる人物のHERO'S登場から一夜。
ネットニュースでの動きを追ってみる。

 休憩明けには格闘技界を揺るがすビッグ・サプライズが発生。前田日明HERO’Sスーパーバイザーが「8月からHERO’Sに参戦することになった武士(もののふ)中の武士(もののふ)を紹介します」と呼び込むと、「スピード2」のテーマ曲にのりタイガーマスクをかぶった桜庭和志が登場。「タイガーマスクです」、「行けと言われたので来ました」、「(参戦は)ご想像にお任せします」など飄々(ひょうひょう)とした受け答えに終始したが、新たな戦いに大きな期待を抱かせた。

タイガーマスクをかぶった桜庭和志と明言しているのはスポーツナビ。
桜庭のライトヘビー級トーナメントへの参加についても言及している。

 リング上では名前を明かさず、最後までマスクも脱がなかった。「ボクも頑張りますので、みんなもいろいろあるでしょうが頑張ってください」と意味深な言葉を残してリングを下りると、関係者にガードされ、ひと言も残さないまま車で会場を立ち去った。今日4日に本人が会見する。

 桜庭は所属していた高田道場を3月いっぱいで離脱したことが、4月29日に分かったばかり。その際は高田延彦PRIDE統括本部長、DSEともに、円満な退団で、今後もPRIDEで戦うと話していた。ところが、わずか4日後に事態は急転した。

(中略)

 事前に何も知らされなかったDSE関係者は、困惑しながら状況の調査に入った。今日4日に榊原信行社長が会見する。桜庭のHERO’S参戦が決まれば、看板選手の引き抜きとなる。これまでも対立していたK−1やHERO’Sを運営するFEGとDSEの間が再び緊張するのは必至だ。

日刊スポーツによれば、DSE/PRIDEは移籍の事実を承知していなかった様子。
DSE内部の状況についてはスポーツ報知の表現が生々しい。

 団体のシンボルでもあるスター選手の突然の行動は、PRIDEにとって寝耳に水だったようだ。関係者によれば、5日に「無差別級GP開幕戦」(大阪ドーム)を控えてこの日は大阪市内でルールミーティングを行っていたが、ハチの巣をつついたかのような大騒ぎになったという。4日に都内で会見に臨む桜庭は、K―1電撃移籍の理由を明かすことになりそうだ。

2日後にPRIDE無差別級GP開幕を控えて桜庭のHERO'Sへの登場。
PRIDEにとっては、あまりにも意図的で挑発的なタイミングに見えるだろう。
逆に全国地上波放送での参戦公表にFEG/HERO'Sの本気が伺えると言ったらほめ過ぎか?

ネット上ではUWF系PRIDE選手Tを始め、複数選手のHERO'S移籍も噂されている。
今のところミドル級だけが注目されているHERO'Sだが、手駒が揃ったところで前田 日明の逆襲は成るか!

そんなプロレス的想像力で今回の桜庭移籍劇を見てみるのも楽しい。
とりあえず桜庭、PRIDE両者の正式会見を待とう。
真実はどこまで明らかになるか?
(でも真実に期待しないのがヘソ曲がりのプロレス者の特性なんだけどね)

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2006年05月03日

桜庭がHERO'Sに転出!8月大会より参戦

休憩明け、リング上に謎のマスクマンが登場!

 休憩が明けると、前田日明スーパーバイザーがリングに上がり「8月のHERO'Sより参戦する武士(もののふ)中の武士を紹介します。この男です!」とマイクで呼び込んだ。
 すると、虎のマスクを被った謎の男が入場ゲートから登場! この謎の男と、アナウンサーとのやりとりは以下のとおり。

アナウンサー:自己紹介をお願いします。
謎のマスクマン:どうもタイガーマスクです!
アナウンサー:どこから来たのですか?
謎のマスクマン:あっちのほうから(と、入場ゲートを指差す)。
アナウンサー:どうしてここへ来たのでしょう?
謎のマスクマン:行けって言われたから来ました。
アナウンサー:ここにいるということは、HERO'Sのリングへ上がるということですか?
謎のマスクマン:ご想像にお任せします!
アナウンサー:では最後に満員のファンへメッセージをお願いします。
謎のマスクマン:僕も頑張りますので、皆さんも色々なことがあると思いますが、頑張ってください!

桜庭 和志と思われるタイガーマスクが5.3 HERO'Sに登場。
マスクをかぶっていたのはPRIDEとの契約が残っているからなのだろう。
コメント後のマスクマンの耳元で前田が何かささやいていたが、この転出劇に前田は絡んでいるのか?
それともTBS主導?

地上波放送で見た人も多いと思われるが、謎のマスクマンの入場の際に流れた曲はPRIDEで使われている桜庭のテーマ。
オレンジの虎のマスクの額にはどこかで見たことのあるKSマーク。
もう 本人に間違いないですね。

桜庭の高田道場離脱が報じられたのは4月30日。
各スポーツ紙系サイトで一斉に報じられていたが、日刊スポーツではこんな記載が。

桜庭が高田道場離脱、フリーに  PRIDEの日本人スター桜庭和志(37)が所属していた高田道場を3月31日付で離脱していたことが29日、分かった。高田道場の広報担当者が、契約満了後に再契約せずフリーになったと話した。桜庭はUWFインター時代からの師匠・高田延彦(現PRIDE統括本部長)に帯同する形で道場設立に参加。広報担当者は「高田さんと相談して決断したようです。将来的には自分の道場をつくるのかもしれませんが、現在は今まで通り毎日、高田道場で練習しています」と良好な関係を維持しているという。DSE関係者も「今後もPRIDEで戦うと聞いています」とほかのイベントへの転向ではないと説明した。

「PRIDEで戦うとは聞いていたけど、HERO'Sに行くとは聞いていなかった」と。
こういう風に裏を読まなければならなかった記事だったのか。

PRIDE公式サイトでの榊原代表の発言。(5月1日 無差別級GPカード発表での記者会見)

 候補として名前が挙がっていた桜庭和志については、「今後、なぜここに入らなかったのかがお分かりいただけると思います」と何か思わせぶりな回答をした榊原代表。近いうちに桜庭絡みで何か発表があるのだろうか?

うーん 「お分かりいただけると思います」ということは、こういうことだったのか。
去るものは追わず、桜庭離脱・転出についてはPRIDEからは公にしませんよと。

DSE/PRIDEにとって桜庭和志は「プロレスラーは強いんです!」の名言で柔術系選手に負け続けていたプロレスファンの溜飲を下げ、今につながるPRIDE人気を確立した功労者の一人のはず。

そんな桜庭が高田道場を去り、同時に戦う場所をPRIDEからHERO'Sへ。
高田道場離脱の際にも公式会見がなかったのが今思えば不自然。
高田道場もしくはDSE/PRIDEに対して積年の不満でもあったのか?

何があったのかは今のところ不明なのだけれども、ターザン山本氏が思わせぶりな発言。
やっぱり金銭問題がメイン?

ただ今回のことは問題が問題であるだけに報道する側としては、一種のアンタッチャブルである。桜庭選手と高田延彦の両方に気を使う必要があるからだ。

それを踏まえて我々は何が言えるかである。その際、想像でものを言うのはよくない。

だからといって事実とか真実をストレートにガチンコで語ってしまったら、すべては台無しになってしまう。

みもふたもないというのはよくないからだ。

まあ、一つだけいえるのは大晦日のあのバブリーなイベントである。とにかく大きなお金が動きすぎる。

それがいろんな人を狂わせてしまうのも一つの事実なのだ。それはいえると思う。

選手のギャラにしてもファイトマネーがワンマッチで1億円を軽く超えるとしたら、バランスが崩れてその影響力は絶対に?ない?とはいえない。

新たな目玉選手として桜庭を欲した(と思われる)FEG/HERO'S。
結果として功労者を手放すことになったDSE/PRIDE。

恐らく今回の転出劇の真相については桜庭本人も口を開くことはないだろう。
数年後に出版されるであろう宝島の暴露本にでも期待するか。

でも桜庭絡みで見たいカードって今のところHERO'Sには見あたらないんだよなぁ。
桜庭以外にも選手層の拡大を図る必要があるね 前田サン。

【23:21追記】
もしかしてPRIDEがHERO'Sに貸し出しって線もありますか?
個人的にはそうは思えないんだけど。

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レスナーを巡る猪木と谷川の発言

猪木「レスナーはHERO'Sに出ない」

 K―1ラスベガス大会(現地29日)で総合格闘技挑戦を電撃表明した新日本のIWGPヘビー級王者レスナーが2日、バーナードとの王座防衛戦(3日、福岡)に向け米国から本番前日に来日。猪木と緊急合体した。

一方で“決定的”とされるHERO,S参戦には「IWGPを防衛することしか考えていない」と明言せず。代わって猪木が「たぶん(HERO,Sには)出ないだろう。話題としては面白いけど」と注目発言した。

猪木の恒例成田会見。
レスナーがHERO'Sに参戦しないことを示唆。
タイトルマッチを翌日に控えた立場ではこういうのが精一杯?

一方、K-1の谷川氏は

谷川P レスナー出場「問題ない」
 「HERO’S」(3日・代々木第1体育館)、谷川氏はレスナーとの契約について「覚書程度。弁護士同士で話はしている。あとは日程と場所と対戦相手。次のUFC(27日)を見に行くので、その前後で(契約する)」と説明。対戦相手については「ホイスとか、アメリカっぽい選手が重要」という方針を示した。新日本との掛け持ち出場については「何の問題もない」とした。

と何の心配もしていない様子。
新日本の掛け持ちについても問題なしとの発言は、新日本とレスナーの契約についての解釈が完了している証拠。
新日本との契約が総合格闘技大会への出場まで拘束するものではないという理解でレスナーとの交渉を進めているのだろう。

恐らく来日中のレスナーもこの件についてはノーコメントに終始するはず。
この後、契約を巡って一波乱も二波乱もあるんじゃないかなぁ。

まさか福岡でレスナーがバーナードに敗れて新日本離脱というストーリーはないものと思うけど・・・。

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場外乱闘賠償訴訟 大仁田が控訴へ

大仁田議員が控訴へ 場外乱闘賠償訴訟  プロレスラーが試合直後の場外乱闘で負傷したとして損害賠償を求めた訴訟の東京地裁判決で、秘書とともに78万円の支払いを命じられた大仁田厚参院議員(48)が2日、東京都内で記者会見し、控訴する意向を示した。

 大仁田議員は「場外乱闘もプロレスの一種。先に相手が攻撃してきたので、秘書が私を守ってくれただけ。今後も裁判で徹底的に争いたい」と述べた。

セッド・ジニアス こと 渡辺 幸正氏に訴えられていた事件で大仁田が控訴。

一審の東京地裁では、
「プロレスでは、打ち合わせなしに相手を攻撃するのは許されないこと」
「大仁田さんはセコンドの監督権限があり、使用者責任を負う」
とセッド・ジニアスの勝訴判決。

調べてみるとこの試合でのセコンドってあの中牧昭二なんですってね。
大仁田参議院議員の公設秘書をやってるそうです。

「プロレスとは何か」が争点になりそうなこの裁判、今後も注目しているのが良さそう。
東京高裁での二審では「場外乱闘とは何か」が論点になるのは間違いない。
場外乱闘の意味を裁判官が審理するということは、プロレスを社会学的に分析するという作業ですよ。
これは別の意味で注目すべき裁判です。

ってか こういうことを公の場で争おうとするセッド・ジニアスは、業界人としてどうだかなぁと思うけど。

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2006年05月02日

藤波の去就は8日以降に先送り

新日本藤波去就結論また先送りで8日以降
 去就問題が浮上している新日本の藤波辰爾取締役(52)が1日、都内の事務所で親会社ユークスの谷口行規社長(37)と約3時間半会談した。具体的内容には口をつぐんだが「自分の思いは伝えられた。あとは総合的に判断してくれるでしょう」と進退を会社に委ねた。一方の谷口社長も「腹を割ってポジティブに話せた。今日の話を加味して判断する」と話した。4月24日の株主総会後は1週間で結論を出す予定も、会社側は選手たちをリング上に集中させるため、結論をシリーズ終了後の8日以降に先送りする考えだ。

新日本退団が噂されている藤波の去就がまた先送りに。

3時間半の会談とは長いですよ。
藤波は思いのたけをユークス社長に語ったか?

藤波の意見が理解されて残留
折り合いが付かず退団
選択肢は2つしかないが、藤波までが退団となると新日本に与えるダメージは甚大。
そのあたりは谷口社長も理解しているんだろうと。

最終的には「会社の意見と全面的に合致した」なんて内容のコメントを出して退団せずなんてオチが待っていそうな感じ。
会社側も藤波の言い分を真摯に受け止めてくれればいいのだが。

またしても「コンニャク」が似合う雰囲気になりそうな藤波サンです。

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2006年05月01日

PRIDE無差別級GPのカードが確定

▼PRIDE無差別級グランプリ2006 1回戦
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム)
VS
ズール(ブラジル/B-TOUGH)

開催4日前にようやく無差別級GPのカードが最終決定。

海外では
ノゲイラ 対 ルーロン・ガードナー
ヴァンダレイ・シウバ 対 マーク・コールマン
戦が噂されていた(消息筋:PRIDE無差別級GP参戦者の噂 その3)ものの、最終的にはノゲイラ 対 ズール戦を正式発表。

このタイミングでの正式発表ということは、恐らくノゲイラは対戦相手未定のままブラジルを離れたのではないか?
まるで数年前からの新日本のビッグマッチ並みのカード決定・発表の遅れ。

カード発表が遅れればファンの関心が高まるわけもない。
実際に個人的に付き合いのあるPRIDE関係者からはチケットの売れ行きも芳しくないと連休前に聞いている。

決定したカードを見ると美濃輪など数人の軽量選手が混じっているもののヘビー級GPと区別するのが難しい。
DSE/PRIDEも「無差別級」足るカード編成に苦労したんじゃないのかなぁ。

しかも、無差別級トーナメント特別ルールがあるという。
http://www.prideofficial.com/free/rule/owgpsp2006_ja.html

一回戦(5月5日)において 試合時間 1R10分、2R、3R5分の3R制 休憩2分
○ 試合でノーコンテストになった場合
 闘える選手を勝ち扱いとして二回戦に進めるものとする。
 両選手とも闘えない場合は、主催者推薦選手が二回戦に進むものとする。
○ 試合で勝った選手が、怪我等で二回戦に出られない場合
 負けた選手を勝ち扱いとして、二回戦に進めるものとする。
 両選手とも闘えない場合は、主催者推薦選手が二回戦に進むものとする。

両者負傷の場合はリザーバーが2回戦に進むというルール。
リザーバーも発表されていない中、不透明なルールという感じがしませんか?

今度の無差別級GP、何が原因か不明なのだがDSE/PRIDEの準備が後手にまわっている印象。
格闘技離れも囁かれている中、一回戦開催前からこの状態では無差別級GPは特定の選手をプッシュするだけの興行に終わりそうな気もします。

無差別級GPが終わりの始まりにならないことを祈って。

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レスナーがHERO'S参戦を表明

レスナー HERO’S参戦合意  K―1ワールドGPラスベガス大会を初観戦したIWGPヘビー級王者レスナーが、今秋にも開催されるHERO’S米国大会へ出場することに合意した。昨秋から接触していた谷川イベントプロデューサーが前日28日夜、レスナー側と交渉。この日のシュルト―武蔵戦の前に、レスナーはリング上で「このK―1のために自分にも何かできることがある」と総合格闘技進出を宣言した。対戦相手はボブ・サップやホイス・グレイシーらが有力だ。

法的に晴れて自由の身となったレスナー。
消息筋:レスナーのWWEに対する訴訟が正式和解
K-1 ワールドGPのリング上でHERO'S参戦を表明。

当日の様子はHERO'S公式サイトで詳細に。
その中でレスナーの注目発言。
「俺はエンターテインメントでは、すでに頂点に立った。次は総合格闘技のリングでも頂点を狙いたい。契約ができれば、試合へ向けてすぐにでも練習を始めたい」

エンターテイメント=プロレスと考えると、既に新日本には興味のなさそうな感じ。
5.3 新日本 福岡国際センター大会でNJCを勝ち上がったバーナードとの対戦が決定しているレスナー。
こりゃ新日本の面目丸つぶれですな。
厳密に解釈すれば、今回のレスナーの行為は契約違反かも知れないし。

ちなみに新日本(正確には猪木事務所)とレスナーの契約は3.19両国大会をもって一旦終了し、再契約をしたようですが詳細は不明。
レスナーが秋にはHERO'Sのリングに上がりたいと発言しているということは、新日本との契約も秋までということなんでしょう。

5.3新日本福岡と同日に代々木でHERO'Sも大会開催。
もしかしたら福岡のボルテージは下がりっぱなし?

王者が去ることが、ほぼ決定してしまった新日本。
世界基準のレスナーをどう攻略するかがテーマになっていただけに、これからのIWGP戦線をどうやって構築していくのかは難しいところだなぁ。

またまた再建に暗雲の垂れ込める新日本です。

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