2006年05月20日

「裏ゴングspecial」を読んでみた

                       

5/17に発売された「裏ゴングspecial」を買ってみた。

uragong.jpg

表紙には「プロレスを愛する本物の現場記者が集結! "リアル活字プロレス"旗揚げ!!」の文字が躍る。
竹内宏介、菊池孝、櫻井康雄、門間忠雄 各氏ら昭和プロレスの証人たちによる12のエピソードがつづられている。

個人的には、竹内宏介氏によるゴング創刊のいきさつ、そして最近の身売りの話がおもしろい。
昭和42年にベースボール・マガジン社が倒産(後に会社更生法を申請し再建)していたこと
竹内氏もBM元社員だったこと
そしてゴングの発行元である日本スポーツ出版社がBM社を去った元スタッフたちによって創立されたこと
正直なところ、知りませんでした・・・ orz

その他、猪木嫌いで知られる菊池氏が語る「私が猪木を嫌う理由」
門間氏による黄金期のNWA総会(昭和48年)の様子と馬場のビジネス観がわかる海外取材秘話
長く新日本プロレスの解説をつとめた櫻井氏が「解説」を通じて新日本を語る「私的ワールドプロレスリング史」
吉沢幸一氏による当時のアメリカマット情報の入手事情
など、古くからのプロレスファンにとっては懐かしく興味深い話に満ちている。

最近の暴露本系プロレスムックとは一線を画す内容。
比較的最近の話題も掲載されているのだが、ノスタルジックな雰囲気。
その昔、月刊だった「ゴング」、「プロレス」の次号が待ち遠しかったプロレス小僧時代を思い出す。

さらに、裏表紙によると6月23日には「大人の大人による大人のためのプロレス本」と銘打つ別冊ゴングが創刊されるらしい。
古くからのマニアなら、プロレス本で「別冊」と聞いただけで、なぜかドキドキする特別な感じがするはず。
この意味、わかるヒトにはわかるよね。

相変らず天気が良くないようだけど、週末は月刊ゴングと月刊プロレスを探しに神田の古本屋へいくことにしよう。

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