2006年05月04日

桜庭 HERO'S登場から一夜明け

                       

桜庭と思われる人物のHERO'S登場から一夜。
ネットニュースでの動きを追ってみる。

 休憩明けには格闘技界を揺るがすビッグ・サプライズが発生。前田日明HERO’Sスーパーバイザーが「8月からHERO’Sに参戦することになった武士(もののふ)中の武士(もののふ)を紹介します」と呼び込むと、「スピード2」のテーマ曲にのりタイガーマスクをかぶった桜庭和志が登場。「タイガーマスクです」、「行けと言われたので来ました」、「(参戦は)ご想像にお任せします」など飄々(ひょうひょう)とした受け答えに終始したが、新たな戦いに大きな期待を抱かせた。

タイガーマスクをかぶった桜庭和志と明言しているのはスポーツナビ。
桜庭のライトヘビー級トーナメントへの参加についても言及している。

 リング上では名前を明かさず、最後までマスクも脱がなかった。「ボクも頑張りますので、みんなもいろいろあるでしょうが頑張ってください」と意味深な言葉を残してリングを下りると、関係者にガードされ、ひと言も残さないまま車で会場を立ち去った。今日4日に本人が会見する。

 桜庭は所属していた高田道場を3月いっぱいで離脱したことが、4月29日に分かったばかり。その際は高田延彦PRIDE統括本部長、DSEともに、円満な退団で、今後もPRIDEで戦うと話していた。ところが、わずか4日後に事態は急転した。

(中略)

 事前に何も知らされなかったDSE関係者は、困惑しながら状況の調査に入った。今日4日に榊原信行社長が会見する。桜庭のHERO’S参戦が決まれば、看板選手の引き抜きとなる。これまでも対立していたK−1やHERO’Sを運営するFEGとDSEの間が再び緊張するのは必至だ。

日刊スポーツによれば、DSE/PRIDEは移籍の事実を承知していなかった様子。
DSE内部の状況についてはスポーツ報知の表現が生々しい。

 団体のシンボルでもあるスター選手の突然の行動は、PRIDEにとって寝耳に水だったようだ。関係者によれば、5日に「無差別級GP開幕戦」(大阪ドーム)を控えてこの日は大阪市内でルールミーティングを行っていたが、ハチの巣をつついたかのような大騒ぎになったという。4日に都内で会見に臨む桜庭は、K―1電撃移籍の理由を明かすことになりそうだ。

2日後にPRIDE無差別級GP開幕を控えて桜庭のHERO'Sへの登場。
PRIDEにとっては、あまりにも意図的で挑発的なタイミングに見えるだろう。
逆に全国地上波放送での参戦公表にFEG/HERO'Sの本気が伺えると言ったらほめ過ぎか?

ネット上ではUWF系PRIDE選手Tを始め、複数選手のHERO'S移籍も噂されている。
今のところミドル級だけが注目されているHERO'Sだが、手駒が揃ったところで前田 日明の逆襲は成るか!

そんなプロレス的想像力で今回の桜庭移籍劇を見てみるのも楽しい。
とりあえず桜庭、PRIDE両者の正式会見を待とう。
真実はどこまで明らかになるか?
(でも真実に期待しないのがヘソ曲がりのプロレス者の特性なんだけどね)

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