2006年04月30日

カルフォルニア州が総合格闘技でのリング使用を認可する模様

CALIFORNIA ALLOWS USE OF RING FOR MMA

The California State Athletic Commission voted unanimously to approve amendments allowing the use of a roped ring for mixed martial arts.

This amended legislation, pending approval in Sacramento, will take between 45 to 120 days to finalize.

カリフォルニア州アスレチック委員会が総合格闘技でのリングの使用を許可する模様。


<珍訳> カリフォルニア州アスレチック委員会は、総合格闘技でロープを用いたリングの使用を許可する修正への承認を満場一致で可決しました。

この修正された法律(サクラメントでは承認の保留中)は、45〜120日の期間で成立するでしょう。


PRIDEが10月にラスベガスで大会開催かという話もある中、(消息筋:PRIDEが10月にラスベガスで大会開催?)カルフォルニアでリングを使用する総合格闘技大会が許可されそうな見通し。
PRIDEルールでのアメリカ大会開催を目指すPRIDEにとっての朗報。

ラスベガスでの大会開催のエントリーでも書いた通り、アメリカでの総合格闘技ルールの標準はUFCルール。
カルフォルニア州アスレチック委員会の決定は、独自ルールでの開催を目指すにPRIDEにとって風穴を開けたことにもなる。

PRIDEのアメリカ進出(消息筋:PRIDE 全米放送決定と榊原社長のインタビュー)に関しては、少しずつながらDSE/PRIDEの思惑通りに事が進展しているように見えます。

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2006年04月29日

レスナーのWWEに対する訴訟が正式和解

LESNAR AND WWE SETTLE LAWSUIT

Brock Lesnar and the WWE have agreed to settle a lawsuit regarding a non-competition agreement he signed after he left the WWE in March 2004.

Although there are still a few restrictions, the settlement now allows Lesnar to pursue a variety of new career options, such as possibly competing in MMA or becoming an actor.

On a side note, according to Lesnar's attorney, Lesnar is not considering a return to the WWE at this time.

ブロック・レスナーとWWEの法的係争が終結。


<珍訳> レスナーが2004年3月にWWEを去った後にWWEと交わした非競争協定に関しての訴訟に決着をつけるのに同意しました。

いくつかの制限がまだありますが、解決したことにより、レスナーは たとえば総合格闘技に進出する、もしくは俳優になるのなどようにさまざまな新しい進路、を追求することができます。

レスナーの弁護士によると、WWEへの復帰は考えていないようです。


新日本プロレスのIWGP王者として活動しているレスナー。
何を今さらという感じのWWEとの和解です。

そもそもレスナーとWWEの間には「離脱後もWWEの商売敵でビジネスしちゃダメよ」という契約があった。
消息筋:レスナーに対するWWEの契約に「競合に対する就労制限条項」があるらしい

格闘技を含むWWE以外での団体での活動を規制する内容に対してレスナーが訴訟。
スーパースターゆえに他で活躍されてはWWEも困るわけで心情的には理解できなくもないが、さすが人権の国、アメリカ。
「就労の自由」を奪う契約として不当だとレスナーが訴えていたわけです。

WWEの後に新日本を選んだのが適切だったかどうかは別にして、晴れて自由の身となったレスナー。
できれば新日本の毎シリーズのスポット参戦とか、特定シリーズでのフル参戦とかを希望したいところだが、それだけの財力が今の新日本にはないか。

今やビッグマッチの神通力が通用しない新日本だけれども、プロレスの持つ圧倒的破壊力をアピールするためにレスナーを前面に押し出した方が良いと思うのだが。

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実話ナックルズ増刊号 ミゼットレスリングの歴史

「実話ナックルズ」と言えば、アンダーグラウンドな世界に注目する雑誌。
虚実が入り混じった話題を提供し続けている。
何が真実かを読者に突き付けるという意味では、実話ナックルズは極めてプロレス的な存在だ。

そんな実話ナックルズの増刊号が店頭に並んでいる。
「漫画 実話ナックルズ 増刊号 VOL.4」。
タダでさえ怪しい光を放ち続けるナックルズ。
その増刊号となれば、ベクトルはさらにマイナーな世界に向かう。

表紙を開くと「専門誌が絶対書けない総合格闘技の闇」。
巻頭カラーという扱いが力の入れ具合をうかがわせる。
誰もが知っているような格闘技界の登場人物を別名で語っているが、どの団体、どの個人を指しているかは、本人にそっくりな絵で一目瞭然。
あからさまさには笑うしかないのだが、個人的にはどこかで聞いたことのあるような噂話が増刊号 VOL.4の注目記事ではない。

152ページを開く。
そこには「俺たちは放送禁止なのか! [消えたエンターテイメント] 小人プロレスの光と影」とのタイトルが。

かつて全日本女子プロレスのマットの前座で活躍した、いわゆるミゼットレスラーたちに焦点を当てた漫画仕立ての特集になっている。
コミカルな動きで観客の笑いを誘った彼らの努力と苦悩。
間違いなく「猪木ができなかったプロレス」がそこにあった。

「俺たちのプロレスは俺たちにしかできないって誇りを持ってやってるんだ!」
誇りを持ち、プロのエンターテイナーとしてリングに表現を求めたミゼットレスラーたち。

彼らはキャラクターを生かし、リングだけではなくTVにも登場する。
しかし、特徴的身体によってか 一般視聴者からの抗議により活躍の場を限られる。
更にビューティペア登場以降の女子プロレスラーのアイドル化により、リングに登場する機会も減少。
加えて彼らゆえの肉体的ダメージの蓄積による引退がレスラー数の減少を招く。
週刊化まもない頃の「週刊プロレス」ではモノクロページながら女子プロレス枠内で彼らの活躍を伝えていたような記憶がある。

事実上 最後のレスラーが忍者風コスチュームの角掛 留造とアフロヘアのリトル・フランキー。
角掛は'01年アキレス腱断裂後、翌年4月引退。
フランキーは同年8月、全女の寮で息を引き取る。
そして、'05年全女の倒産によりその歴史を閉じる。
プロレスの持つ面白悲しずむ(死語)を体現したかのようなミゼットレスラーたちの歴史。

画があの名作「プロレス スーパースター列伝」を描いた原田 久仁信氏とならば、彼をセレクトした「異端の笑国―小人プロレスの世界」、「君は小人プロレスを見たか」とミゼットレスラー達に注目し続けてきた原作者 高部 雨市氏 と表紙にミゼットレスラーの絵を持ってきた編集者のプロレス力 そしてミゼットレスラー達に敬意を表しつつページを閉じる。

興味のある方は手に取ってみるがよろし。

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2006年04月25日

新日本 後藤洋央紀 TNA PPV大会で勝利

Team New Japan members Hiroki Goto, Black Tigers and Minoru defeated Team TNA’s Sonjay Dutt, Jay Lethal and Alex Shelley.

Team captain Jushin Liger had prior New Japan bookings, but he will be part of the World X Cup. However VP of Inoki Sports David Marquez was here to oversee things. Minoru and Shelley began with mat wrestling and it quickly turned to kicks and dragon screws to the mat. Tigers tagged in but Shelley unleashed a min wrestling clinic before Lethal tagged himself in. Goto came in to face off with Lethal and the two traded moves until Lethal, Dutt and Shelley hit Tigers with a triple team moves you had to see in person. Somehow Tigers survived this onslaught to tag in Goto who took over on Dutt. During the match Shocker and Team Mexico came out to observe things, some of us felt the urging for a double quarter pounder with cheese. Team New Japan made several tags but Dutt survived and tagged in Lethal who got hit with a Saito suplex by Goto. Team TNA tried several finishing moves on Goto but couldn’t finish him off. Minoru locked Lethal in a cross-arm breaker but he was saved by his partners. Everyone hit someone with a move but Black Tigers scored the pin hitting Lethal with a double chicken wing suplex. I cannot wait for the World X Cup.

TNAに参戦した新日本の後藤洋央紀の様子。
参考:新日本プロレス オフィシャル ウェブ サイト


<珍訳>
後藤洋央紀、ブラックタイガー、稔からなるチーム新日本がチームTNAのソンジョイ・ ダット、ジェイ・リーサル、アレックス・シェリーを破りました。

チーム新日本のキャプテン、獣神ライガーは新日本との優先すべき契約がありますが、World X Cupに参加することになるでしょう。しかしながら、イノキ・スポーツの副社長 David Marquezはこの試合を視察するために、会場にいたのです。稔とシェリーがグラウンドで試合を開始しましたが、まもなくキックとドラゴンスクリューの展開に変わりました。稔はブラックタイガーに交代しましたが、シェリーがリーサルと交代する前はレスリング教室の様相でした。後藤はリーサルと対戦するためにリングインしました。リーサルに対して2つの技を使いました。ダットとシェリーはタイガーに三人がかりの攻撃を仕掛けます。ブラックタイガーは猛攻をしのぎ、ダットへの攻撃を引き継ぐために後藤と交代しました。
チーム新日本は何度か選手交代をしましたが、ダットは復活し、後藤にサイトー・スープレックス(パワースラム)を食らったリ−サルに交代しました。チームTNAは後藤に対して何度もフィニッシュムーブを試みましたが、仕とめることができません。稔がリーサルにクロスアームブリーカーを決めましたが、リーサルはパートナーに救出されました。両軍が入り混じっての攻撃がありましたが、ブラックタイガーがダブルチキンウィング・スープレックスでリーサルをフォールしました。World X Cupが待ち遠しくてたまりません!


TNAのPPV大会、LOCKDOWN に新日本勢が出場した試合の様子。
ブラックタイガー(本物か?)と稔 そして後藤のタッグチームは日本では見られないだけに新鮮だなぁ。

正直、短すぎる文章というか拙い英語力のせいで、後藤ら新日本勢の活躍の様子は詳しくはわからない。

結果はブラックタイガーのフォールにより、チーム新日本の勝利。
しかし、途中で後藤がチームTNAのフィニッシュの対象となったということは、やはり一番の格下と見られているということ。

そんな環境の下、後藤洋央紀にとってTNAのリングはどう映ったのか。
そして、アメリカの観客には後藤のレスリングがどう映ったのか。

短すぎるアメリカ遠征だが、後藤がTNAで感じたことが新日本のリングで見られるとすればケガをおして渡米した甲斐もあるというもの。

後藤、山本の世代に光明が見えなければ新日本の未来はないからね。

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2006年04月24日

【ドラゴン先送り】藤波の新日本退団は結論出ず

日刊スポーツが報じた藤波の新日本離脱報道。
消息筋:藤波が新日本に辞意表明
本日 4/24に開催される株主総会直後に真実が明らかになるとのことだった。
しかし、ドラゴンの去就については1週間後に先送り!

週刊プロレスmobileによれば、株主総会では山中取締役の辞任が承認されたとのこと。
また総会後にサイモン社長、菅林副社長が出席し藤波退団についての記者会見が行われた。

会見によると
「藤波取締役に確認したところ、内容と新聞報道と食い違う点がが多々ありますので、この問題に関しましてはあと1週間ほどお時間をいただきたくお願い申し上げます。藤波取締役も新日本をよくしようとの発言だと聞いております。新日本がダメだから辞めるという印象が今回の報道にはありますが、決してそういう気持ちからの発言ではないようです。」

一方、藤波は報道陣からの質問に対して

「会社からみなさんの方にあったんじゃないかな。そういうことで時間を置いてね。それ以上のコメントを言う必要はない。(進退は?)それも会社が1週間くらいね。(会社からの回答を待つ?)2、3日なのか、1週間なのか。」と発言。

両者の発言を見る限り、おそらく藤波から退団の意思表示があったと思われる。
これに対して、株主総会までには藤波と会社側で合意に至らなかったというのが真相か?
取締役の退任なら株主総会での承認をもってというのが普通の株式会社なのだが、やはり土壇場までもつれるあたりは、さすが新日本というところか?

1週間後の結論はどうなる!?

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2006年04月23日

PRIDEが10月にラスベガスで大会開催?

PRIDE TO DEBUT IN VEGAS IN OCTOBER

Sources in the Japanese and Brazilian media are reporting that DSE/PRIDE will stage its first show on North American soil in Las Vegas in October.

PRIDEが10月にラスベガスで大会開催か。

FIGHTSPORT によれば、日本とブラジルのメディアが報じているとのことです。
数日前には海外サイトの掲示板で「ラスベガスの地元紙がPRIDEが10月に大会開催と報じている」という書き込みがあったものの、掲示板内の反応があまりにも少ないことからガセかと思っていたhanadiサンです。

元々はカルフォリニア州でPRIDEルールでの大会実現を希望していたDSE/PRIDE。
消息筋:PRIDE 全米放送決定と榊原社長のインタビュー

アメリカでは総合格闘技の開催を認めている州は少なく、ラスベガスのあるネバダ州など開催を認める少数の州が認可したルールはUFCのもの。
試合に使用するものは金網、試合形式は5分3ラウンドというもので、4点ポジションからのキック攻撃も認められていない。

ルール問題に関するネバダ州スポーツ委員会との交渉がどうなっているのか現時点では不明なのだが、もしPRIDEルールでの開催となれば、アメリカでの大会開催に向けての第1ラウンドは とりあえずDSE/PRIDEの勝ちか。

あとはUFC並みの観客動員があるかどうか。
アメリカでのPRIDE 対 UFCの興行戦争も面白くなって来そうです。

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PRIDE無差別級GP参戦者の噂 その3

Officially announced matchups:
Mirko 'Cro Cop' Filipovic vs. Ikuhisa Minowa
Fabricio Werdum vs. Alistair Overeem
Alexander Emelianenko vs. Josh Barnett
Kazuyuki Fujita vs. James Thompson
Hidehiko Yoshida vs. Yosuke Nishijima

Unofficially announced matchups:
Rodrigo 'Minotauro' Nogueira vs. Rulon Gardner
Vanderlei Silva vs. Mark Coleman
Mark Hunt vs. Tsuyoshi Kohsaka

久しぶりのFIGHTSPORT。
5/5 PRIDE無差別級GPの未確認カード情報。

ノゲイラ 対 ルーロン・ガードナー
ヴァンダレイ・シウバ 対 マーク・コールマン
マーク・ハント 対 高坂

だそうです。
情報源は例によって不明。

ノゲイラ 対 ルーロン・ガードナー
 前回の参戦時(04年 男祭り)は吉田秀彦を相手に元レスラーらしからぬ付かず離れずの試合をしたガードナー。ペシペシとパンチを放ちながら自分の間合いを取ることに終始していたのだが、ボクシング技術も卓越しているノゲイラ相手に同じ展開が通用するか。また、密着してからのレスラーらしい技術が見られるか。

ヴァンダレイ・シウバ 対 マーク・コールマン
 PRIDE31でのショーグン 対 マーク・コールマン戦。
ショーグンのひじの脱臼によりコールマンのレフェリーストップ勝ちに終わった試合だが、試合直後にコールマンに飛び掛っていったシウバ。その経緯からすると納得のカード。

マーク・ハント 対 高坂
 無差別級GPを最後に引退を表明している高坂。
いきなりヘビーな対戦相手ではあるが、ハントの強烈なパンチをかわして高坂得意のパターンに持ち込むことができるかどうか。

参戦意思を表明している選手の顔ぶれからすると順当な組み合わせという感じ。
ただ、ガードナーの名前が出てきたところは、ちょっと意外かも。

DSE/PRIDEからの正式発表を待て。

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2006年04月22日

藤波が新日本に辞意表明

藤波が新日本辞める?辞意伝えた
 新日本の藤波辰爾取締役(52)が会社側に辞意を伝えたことが21日、明らかになった。藤波は創業者アントニオ猪木の一番弟子として、72年1月の新日本設立から参加。数々の名勝負で団体を盛り上げ、99年からは5年間社長を務めた。だが、昨年10月、過去2度退団した長州力が現場監督として復帰。その後の体制とは方針が合わず、不満を抱えていた。現在、会社側と親会社ユークスから全力で慰留されている。藤波は24日の株主総会後、残留か退団かの意思を表明する。

藤波が新日本に対して辞意表明。

株主総会直前というタイミングを考えると退社の決意は固いのではないか?
翻意するようなことがあっても、ドタバタ劇は新日本のイメージを良くすることはないし、藤波もコンニャクイメージが増すだけ。

山本小鉄、木戸修らと同じ新日本 旗揚げ時から参加した生え抜き選手の一人の藤波。
ジュニアのヒーローからヘビー級に転向してからは、どうも割を食い続けていた印象が強い。
維新軍、UWF勢の離脱という新日本にとって難しい状況で、いつも前面に立っていたのは藤波だったよなぁ。

84年2月、札幌中島スポーツセンター 対長州戦。
入場中の長州を藤原が襲い試合不成立となった「雪の札幌中島事件」。
怒りに震えながらタイツ姿のまま、会場を立ち去る藤波の言葉。

「俺の気持ちがおまえらにわかってたまるか。こんな会社、明日にでもやめてやる。 試合なんかしたくない。猪木さんに言っておけ。俺は絶対にあやまらないからな」

こんなことを言い放ってから22年。
もうそろそろ 本心で動いてもいいんじゃありませんか?

それにしても末期的な新日本プロレス。
「ストロング・プロレス」に代わる新たなスタイルが定義できないウチは、何をやっても中途半端に終わるだろう。
もちろん そのための試行錯誤期間が現在の新日本なのだろうが。

新日本プロレスが同名の別プロモーションとして生き延びることを期待しつつ、もうダメかなとも同時に思う藤波の退社の話。
東スポ 買いに行こうっと。

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2006年04月18日

ターザン山本 第2回「昭和プロレス学」開催告知

第2回 昭和プロレス学 05月02日(火) 19:30

イベント名/第2回 昭和プロレス学・猪木論(2)

イベント内容/"無冠の天才"ターザン山本!と"過激な仕掛け人"

新間寿氏が昭和プロレスについて語る会。今回はアントニオ猪木の名勝負、タイガー・ジェット・シン戦、スタン・ハンセン戦について語ります。

日時/5月2日(火) 開場/19時15分 開始/19時30分

場所/貸教室・貸会議室「内海」301号室(東京都千代田区三崎町3‐6‐15)

参加費/3500円(税込)

アクセス/JR水道橋西口より徒歩1分。

※イベントは2時間を予定(19時30分〜タイガー・ジェット・シン戦。20時30分〜スタン・ハンセン戦)。

ターザン山本の第2回「昭和プロレス学」の告知。

断っておくがワタシはターザンマンセーではない。
当然タイコ持ちでもない。

最近のプロレスについていけなくなったターザンの懐古趣味だという話もあるが、いいではないか。
昭和新日本プロレスの過激な仕掛け人、新間 寿氏の貴重な話を聞く機会はそうはないだろうと思っているから紹介するし出掛けるのである。

前回の参加時には昭和とはいうものの、タイガーマスク以降とか、維新軍以降というオッサンから見れば若い昭和プロレスファンが多数。
消息筋:ターザン山本 主宰 「昭和プロレス学」

恐らく猪木−小林戦、大木戦はビデオなどでの追体験という世代だろう。
(お前はいくつなんだという突っ込みはしないように。間違いなくオッサンだから)

そんな彼らが新間氏の話に耳を傾ける。
恐らく活字を含めたマスメディアには絶対のらないだろうと思われる話ばかり。
新間氏のマニアックな話題で熱きプロレス小僧だった当時の自分を思い出すもよし、改めて当時の試合を解釈し直すもよし。
そんな連中の集まりが「昭和プロレス学」。

青春という恥ずかしい言葉で語られる年代を昭和と共に過ごしたオッサンにとっては、新間氏の発言は余りにも重い。

あいにく、オッサンはGWで実家に帰省中なので今回の催しには参加できないのが残念。
連休中という機会を生かして遠方の昭和プロレスファンも「密航」してみるのもよろしいかと。

興味のある方はお早めに申し込みを。

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2006年04月17日

ハッスル よしもと軍団提供マッチのXは八木真澄

キャプテン☆ボンバーのパートナーはサバンナ八木=ハッスル

 ハッスルを主催するドリームステージエンターテインメントは16日、「ハッスル16」(4月20日・大阪府立体育会館)に参戦する“よしもと軍団提供マッチ”の対戦カードを発表。ミスター×とされていたキャプテン☆ボンバーのタッグパートナーはサバンナの八木真澄に決定した。以下は、キャプテン☆ボンバーからのコメント。

「まあ、パートナーが八木さんなら安心です。間違いなく勝てるでしょう。八木さんはかなり過酷なトレーニングを積んでますからね。特に有酸素運動とか・・・。最近、ヨガに傾倒しているのがちょっと不安ですけど・・・。アメリカと日本の合同必殺技も考えています。ホワイトハウス、国会議事堂、日米首脳会談、ボンバーーーー!!!」(原文ママ)

4.20 大阪府立体育会館でのハッスル16、よしもと軍団提供マッチでXとされていたのキャプテン☆ボンバーのパートナーが決定。

Xはサバンナの八木 真澄。
って正直よく知らない。
「M-1グランプリ」や「笑いの金メダル」に出演していたらしい。

本人のブログ八木真澄の日記ではハッスル参戦については、今のところ言及なし。

で 八木 真澄についてちょっと調べて見る。

はてな - 八木真澄とは
サバンナ (お笑い) - Wikipedia

97年立命館大学卒とは、新日本プロレスの棚橋の先輩ではないか。
立命館絡みで棚橋にハッスル参戦アピールということはなさそうだが。

元柔道部で黒帯所持者だそう。
「自ら鍛え上げた肉体美を誇示するのが好きで、それに関連する一発ギャグを多数持っている。」(wikipedia)
これも見たことがない。

吉本の皆さんにプロとしてのプロレス(?)を期待するわけにはいかないが、観客を喜ばせるという別の意味でのプロ魂は見せてくれるはず。

関西特有のコテコテ芸がハッスルのリングと どうリンクするのか見ものです。

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2006年04月15日

新日本プロレスが応援規制を緩和

新日本にJ式“サポーター集団”が誕生  新日本にプロレス界初の「サポーター集団」が誕生する。16日の後楽園大会で太鼓などの鳴り物や紙テープを使用した応援を全面解禁することが14日、明らかになった。既に提携するJリーグ横浜のサポーターらに指導を仰ぎ、準備を進めている。安全面などを理由に84年以降、厳しく制限していた応援の規制を見直した。応援リーダーが音頭を取ってサッカーのように観客とリングを一体化することで、深刻なファン離れに歯止めをかける。

新日本が応援規則見直し。
でも、手順前後かと思うけど。

鳴り物、紙テープ投げができるからと会場に脚を運ぶヤツはいない。
(応援して楽しかったから、また来ようと思う観客はいるかもしれないが)

まず「これは見たい!」と思わせる試合の提供が先だと思うのだけれど。
何もしないでいると 先細りになるだけなので まぁ いいかと思う。

新日本の本質的改革を期待する方が無理なのかなぁ。

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ハッスルハウス RGMが新日 棚橋に招待状

RGM「棚橋よハッスル来い」

 ターナー・ザ・インサートよ、うちへ来い!ハッスルの最高責任者RGMが14日、都内で本紙の取材に応じ、立命館大プロレス同好会の先輩として、新日本の若きエース棚橋弘至(29)にハッスル参戦を強要した。RGMはプロレス界の次代を担う棚橋に対し、今月のハッスルハウス2連戦(22、23日・後楽園ホール)への招待状を送付した。さらに棚橋参戦を機に、90年代半ばのUインターに続く「ハッスルVS新日本」の団体対抗戦を視野に入れた。

ハッスル 対 新日本 ?
あり得ないと思いつつ、何が起こるかわからないのが今のプロレス。

ハッスルと新日本の初コンタクトは04年11月13日、新日本 大阪ドーム大会。
消息筋:新日本大阪ドームはインディ臭プンプン
新日本の興行でハッスルポーズを披露しようとする小川に対して、新日本勢がなんとか阻止した大会。
その後、小川が一方的に新日本との絶縁を宣言して以来、両者の接触はない。

今回はハッスル側からRGMと棚橋の学生時代の先輩、後輩の関係を使ってアプローチ。
新日本プロレスの棚橋が学生プロレス出身だというのが公然化。
半ば明らかになっていたとはいうものの、スポーツ紙上ではっきり書かれては もう隠しようがない。

同時期に関西学生プロレス界で活動していたRG、HG、棚橋が同じリングで絡むというのはハッスル的には格好のネタ。

棚橋に招待状を出したハッスルハウス開催同日の新日本の興行予定。
 4/22 福岡・豊前市民体育館
 4/23 宮崎・宮崎県武道館
ところが、棚橋は この日 ニュージャパンカップの公式戦に絡んでいない。
新日本の興行に穴を開けて後楽園に来場することも可能。

さて、新日本はどう出るか?
完全黙殺するか 何らかのコメントを発表するか?

招待席を用意して来場を待つ。
これは かつて新日本が対抗団体に行っていた挑発行為。
今や逆にハッスルから挑発される始末。

老舗団体としての意地があるなら、ドーム押さえておきますか? 長州サン

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2006年04月14日

シンガポールの空手家一行 第3報

 武道家の妻チェ・チュウメイさん(50)ら一行は、福田さんが勤める青森中央学院大学国際交流センター(青森市)で福田さんと面会。武道家に贈られた「師範正位八段」の段位認定書と、秘伝書の中身を書き写したという冊子を受け取った。  「他の弟子にも出していない大きい段位」と言う福田さんに、チェさんは「(夫の)友人と会えたことは旅の収穫」と感謝。しかし「夫から空手家には2人の娘がいると聞いたが、福田さんにはいないので違う」と述べた。

 来日したシンガポール人13人のうち2人は既に帰国したが、妻や長男ら11人は今も弘前市で空手家探しを続けている。

お前ら いい加減にしろよ とシンガポールの武道家一行の第3報。

消息筋:シンガポール空手家一行の遭難騒ぎ
消息筋:秘伝書は存在した! シンガポール空手家一行

シンガポールの一行が探す空手の達人ではないかと名乗り出た福田 祥圓氏。
はるばる日本まで来たことに敬意を表し、恐らく「善意」から直弟子にも与えたことのない段位認定書と秘伝書のコピーを寄贈。

ところが武道家の未亡人は、娘がいないから夫の言う伝承者とは違う とぬかしやがる。

もう あなたたち 好きにしなさい。
ここまでくると コントとしか言いようがございません。

この一行がハッスルに登場というオチだけは勘弁して下さい。

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秘伝書は存在した! シンガポール空手家一行

シンガポール人が探した「秘伝書」あった  シンガポール人一行が「秘伝書」を持つ日本人空手家を捜して青森県内をさまよっていた件で、同県平内町の武道家・福田祥圓(しょうえん)さん(61)が「自分のことではないか」と名乗り出ていたことが12日、分かった。一行は父親の遺言で、わずかなキーワードを頼りに空手家を捜し回り、白神山地で遭難する騒ぎも起こしていた。福田さんは「北拳派中国空拳法道」の武道家で、かつて父親とみられるシンガポール人に教えたことがあるという。

人情ドラマになってきたシンガポールの武道家一行の秘伝書探し。

後継者のいないシンガポールの武道家が死ぬ間際に「青森県の相馬村に極真空手の伝承者がいる。彼に会い、秘伝書を譲り受けてほしい」と弟子たちに伝えたのがコトの発端。
消息筋:シンガポール空手家一行の遭難騒ぎ

一行が青森県の山中で遭難、保護されたことが報道され、秘伝書と空手家の存在が注目される。
一時は「このあたりには空手家さえいない」という雰囲気だったが、ここにきて自分ではないと名乗りでる人物が登場。

記事によると、シンガポールの武道家が福田さんの下で修行したのは約30年前で期間はわずか3日間。
それで「秘伝書」をよこせとはかなり図々しい気もするのだが。

一行が捜し求めた秘伝書は、福田さんが中国福建省で修行した際に師範から授かったものが実在するらしい。
当然「譲ることはできない」わけで、その代わり 死んだ武道家に空拳法道の認定書を贈ることになったという。

一行もはるばるシンガポールからやってきた甲斐があったというものだ。

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藤田 PRIDE無差別級GP 参戦

“野獣”藤田のPRIDE無差別級GP参戦が決定=5.5PRIDE

 “野獣”藤田がPRIDEのリングに帰ってきた。5月5日に開催される「PRIDE無差別級グランプリ2006 開幕戦」(大阪ドーム)の記者会見が13日、都内ホテルで行われ、藤田和之の無差別級GP参戦が発表された。藤田は03年6月8日の「PRIDE.26」でのエメリヤーエンコ・ヒョードル戦以来のPRIDE参戦となる。

藤田がPRIDE無差別級GP参戦。

参戦については藤田和之公式ウェブサイトにも「PRIDE無差別級グランプリ2006 参戦致します。」と表記されている。

思えば藤田は新日本離脱後、猪木に翻弄され続けていた。
上がるリングは猪木の意向が強く反映されていた。

そもそも'01年新日本離脱後の行き先は前田日明率いるRINGSのはずだった。
ところが猪木の横槍で猪木事務所預かりとなり、当時猪木がエグゼクティブ・プロデューサーだったPRIDEが主戦場になる。
その後は猪木祭り、K-1ROMMANEXに戦いの場を移し、時には猪木の指示でUFO、新日本プロレスのリングに上がっている。

大きな遠回りをしたように見える藤田に転機が訪れる。
猪木事務所の解散。
ようやく猪木の拘束から解き放たれ、彼はフリーとなった。

その後、恐らくFEG/HERO'SとDES/PRIDEが水面下で激しい争奪戦を行ったのだろうが、藤田が選んだのはPRIDEのリング。

「思い起こせば02年の『LEGEND』、03年の『INOKI BOM−BA−YE』、04年の『ROMANEX』、05年の新日本プロレスと、いろいろなリングを渡り歩いてきて、普通では経験できないような貴重な体験をした上で、06年の無差別級GPでは僕の集大成として命をかけてリングに上がる覚悟です」

高坂、吉田の日本人選手との対戦の可能性もあり、単なるお祭り程度のGPだった無差別級GPが一気に活気付いてくる。

無差別級GPを最後に引退を表明している高坂。
格闘人生の集大成としてPRIDEを選んだ藤田。

プロレス的ドラマを感じてしまう この二人の対戦を見たい!

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2006年04月13日

4.9 キングスロード後楽園大会(鮮度落ち)

「王道」リングで三沢のエルボー炸裂

 「王道プロレス」復興を目指すキングスロード旗揚げ第3弾興行が9日、後楽園ホールで行われ、前回を上回る1800人を集めた。
 今大会にはプロレスリング・ノア勢が初参戦。前日の岡山大会を終え、朝イチでの移動にもかかわらず、ハツラツとしたファイトで観客を沸かせた。
 セミファイナルで丸藤正道と組み、越中詩郎&リッキー・マルビン組と対戦したノア社長の三沢光晴は、得意のエルボーを炸裂。丸藤がマルビンを不知火で仕留めて勝利を収めた。
 今後も日程次第では継続参戦の可能性を匂わせた三沢は、観客動員などで苦戦が続くキングスロードに対し「辛い時かもしれないけど、地道に真面目にやっていくしかない」とエールを送った。

 また、メーンイベントではエース・宮本和志が石狩太一と組んで長井満也&池田大輔組と対戦。壮絶な打撃戦の末、石狩が長井の陸牙(ひざ蹴り)に沈み、旗揚げ戦から3連敗を喫した。
 「もっともっと練習して、もっともっと頑張ります。まだまだ絶対負けない」と観客にアピールした宮本は、「次回の5・28新宿では新しいものを見せる」と進化し続けることを約束した。

060409kingsroad.jpg

サーバーダウンのせいで完全に鮮度落ち観戦報告。
4/9 後楽園ホール 「キングスロード」第三章。
所属選手が少ないため出場しているのは他団体の選手ばかり。

第5試合(メイン)
池田、長井が引っ張っている感じの試合。
池田が石狩に放つキックは痛そうだなぁ。

プロレスは宮本より石狩の方がかなり上手い。
序盤でメッキのはげた宮本。
観客は宮本に声援を送るが、生暖かい感じのものが多い。

中盤、石狩のローンバトルとなるが宮本はコーナーで「オラ コイ!」とか声を出しているが全くカットに入らない。
チョップの連打、頭を抑えての顔面キック、ストレッチ・プラムなど どこかで見たことのある技を連発する宮本。
これがどうにも説得力を持たない。
どういう意味なのか理解できない。コレが彼なりの「王道」なのか?
かつての先輩たちのモノマネではなくて「コレが宮本だぁぁぁぁ!」という必死なものが伝わってくるような試合をするのが先ではないのか。

試合終了後は負けた池田が「お前が締めろ!」とマイクを放り投げる。
それに対して引用先の宮本の発言。
ハイ 言うとおりです。もっと練習して下さい。

と 宮本に対して辛口の観戦記。
いきなりエースに祭り上げられた宮本の苦悩もわからなくはないのだが、このままではキングスロードの将来は あまり明るくなさそうだ。
いつまでもつかなというのが正直な感想。

週刊ゴング #1120号 前田日明の巻頭インタビューではないが、今日のお客さんは優しすぎ。

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移転しました

4/8に発生したXREAのトラブルで「消息筋」を含むサイトが見られない状態に。
XREA が上位レジストラの事実誤認により xrea.com を含むドメインの使用停止措置を取られていたため。

滅多にあるトラブルではないけれど、これもきっかけかとサイトの移転をすることに決定。

hanadi.s9.xrea.comにあった過去の全エントリーは、こちらのサイトに以降済み。
以前のURLで訪問した場合にも、リダイレクトにより こちらに転送される設定。

「消息筋」の新URLは
    http://www.fight-j.com/

リンク、RSS取得をされている方、blogpeopleやDRECOM RSSなどのサービスに登録されている方は、お手数ですが設定を変更していただけると非常にありがたい。

ということで、今後とも「消息筋」をよろしくお願いいたします。

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2006年04月07日

PRIDE 2年連続でウェルター級GP開催

瀧本が参戦! PRIDEウェルター級GP開催決定=6.4PRIDE武士道

 2006年の武士道はウェルター級を中心に回る。PRIDEを主催するDSE(ドリームステージエンターテインメント)は7日、「PRIDEウェルター級グランプリ2006」の開催を発表した。05年に続き2年連続となるウェルター級GPは、前回の8人から16人のトーナメントへとグレードアップ。6月4日の「PRIDE武士道−其の十一−」(さいたまスーパーアリーナ)で1回戦を行い、8月26日の「PRIDE武士道−其の十二−」(名古屋市総合体育館レインボーホール)で2回戦、11月5日の「PRIDE武士道−其の十三−」(横浜アリーナ)で準決勝・決勝を行う。

PRIDEが2年続けてウェルター級GP開催。
今のところ軽量級日本人選手を中心に動いているHERO'Sの影に怯えているのか?

ワタシのまわりにも女性の格闘技ファンはいる。
彼女たちのお目当ては須藤 元気や山本KID。
「週刊ファイト」どころか「格闘技通信」さえも知らない彼女たちに彼らの存在を知らしめているのは、ゴールデンタイムに地上波放送しているTVの力なのだろう。
そんな彼女たちは、武士道のリングに上がる郷野や長南を知らない。
フジテレビにこだわらすゴールデンタイムでの武士道放送実現をめざす発言を榊原社長がしているのは、TVの影響力を認識しているからに違いない。

とりあえず発表されたのは
瀧本 誠、郷野 聡寛、長南 亮
の参戦。
昨年の覇者ダン・ヘンダーソン、ムリーロ・ブスタマンチ、デニス・カーン、フィル・バローニ、パウロ・フィリオらの参戦が予定されているらしい。
他にもウェルター級に階級を落とした近藤の参戦もあるだろう。
確かにシブい面子のウェルター級、TV向けというか女性受けする選手は少ないかもしれない。

格闘技がエンターテイメントとスポーツ性を両立しつつ大衆性を獲得するのは至難の業。
ワタシなんぞはゴールデンタイムや大晦日に格闘技がTV放送されるという状態に奇異を感じるものの一人。
筋骨隆々の男たちが流血しながら殴りあうという場面は家族団らんの時間帯にはそぐわないと思う。

格闘技もサブカルチャーでいいじゃん。
プロレスから見たら恵まれすぎ。
焦ることないですよ 榊原サン。

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2006年04月06日

PRIDE無差別級GP 2試合を追加発表

 吉田秀彦VS西島洋介に続き、5月5日(祝・金)大阪ドームで開催される『PRIDE無差別級グランプリ2006 開幕戦』の対戦カードが決定! 4月6日(木)東京・青山のDSEにて行われた記者会見で、美濃輪育久VSミルコ・クロコップ、ジョシュ・バーネットVSエメリヤーエンコ・アレキサンダーの2試合が発表になった。

吉田 秀彦 対 西島 洋介戦に続くPRIDE無差別級GPのカード発表。

消息筋:PRIDE無差別級GP参戦者の噂 その2で FIGHTSPORT 24-7 をネタ元とする噂のカード、ノゲイラ 対 ジョシュ、ミルコ 対 オーフレイムを紹介しましたが大はずれ。

今日発表されたカードは
美濃輪 対 ミルコ
ジョシュ 対 アレキサンダー
の2試合。

ウェルター級王者のダン・ヘンダーソンが出場しない中、美濃輪が参戦。
どうも このあたり しっくりこないというか 釈然としない。
しかも 対戦相手がミルコとなれば、客寄せカードのニオイが漂う。
美濃輪がどんな「ヘブン」を見せてくれるのかが個人的なテーマかな。

消息筋:エメリヤーエンコ・アレキサンダーがHERO'Sに転出?という FIGHTSPORT 24-7 での推測を紹介した記事を紹介したが、アレキサンダーの無差別級GP出場で、FEG/HERO'Sへの転出は事実上消滅。(元々怪しい記事でしたがw)

ジョシュ 対 アレキサンダー戦はハリトーノフが負傷により欠場する中、「ヘビー級暫定第三の男決定戦」という趣きだろうか。
PRIDEのリングでアレキサンダーに対してジョシュのプロレス技が炸裂するか?
アレキサンダーが ジョシュに どこまでエゲつない攻撃を仕掛けられるか?
このあたりがワタシの見所。

このあとも少しずつ 明らかになる無差別級GPの参戦者とカードを楽しみに待とう。

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PRIDE アメリカ進出後はドジャース・スタジアムで大会開催?

ネタ元 ADCC News
Finally, Sakakibara also made an interesting comment in regards to the California Athletic Commission. One of the MMA reporters from the states asked if California denies the use of the ring in MMA competition once again (they are casting a votes on this issue at end of this month), would DSE consider doing PRIDE show using cage, and Sakakibara instantly replied, 'No.' Then followed, 'I would like to apply for the use of the ring. However four ropes would be different from PRIDE ring, so I would like them to recognize our five-rope ring.'

At the end, Sakakibara added a message to MMA fans in the states, 'If the (Athletic Commission) accepts it, then I am not going to say Staples Center, I will blow all of your minds with a huge show at Dodgers Stadium so not only the UFC, but please support PRIDE too.'

ADCCからboutreview.com USA版スタッフのShu HIRATA氏の記事。
PRIDEがアメリカ進出をした際にはドジャース・スタジアムで興行を開催したいと榊原社長の話。

この話は武士道の地上波ゴールデンタイム進出について榊原社長が会見した時に発言したものと思われるのだが、boutreviewにもPRIDE公式サイトにも、この件については記載がありません。
プロ格の周辺でお仕事をしている皆さんは興行元に気を使いすぎなんじゃないの?
それともShu HIRATA氏の先走り?


<珍訳> また、榊原社長はカルフォルニア州アスレチック委員会に対して興味深いコメントをしています。 カルフォルニア州のMMAレポーターの一人は、カルフォルニア州が総合格闘技大会でのリングの使用を否定した場合に(アスレチック委員会は今月の終わりのこの問題で討議を行う予定)DSEはPRIDEがケージを使用することを検討するかどうかについて質問しました。この件に関して榊原社長は即座に「いいえ」と返答しました。そして「リングの使用を申請したいと思っています」と続けました。 「しかし、4本のロープではPRIDEのリングとは違っているので、私は委員会に我々の5本ロープのリングを認めて欲しいと思っています」

最後に榊原社長はアメリカの総合格闘技ファンに対してメッセージを付け加えました。「もし、アスレチック委員会が認めてくれるなら、ステープルズ・センターどころではなくドジャース・スタジアムでのビッグショーを開催する予定です。UFCだけではなくPRIDEも応援してください。」


アメリカでの総合格闘技が行われるステージはリングか UFCスタイルのケージかという問題は、まだ決着がついていないようだ。
このあたりの経緯については
PRIDE 全米放送決定と榊原社長のインタビュー
PRIDEがUFCより優れている10の理由
を参照していただきたい。

カルフォルニア州アスレチック委員会との間でリングを含むルール問題が決着した場合にDSE/PRIDEが大会開催を計画しているのが、MLBドジャースの本拠地であるドジャース・スタジアムらしい。

FOXスポーツネットワークでPRIDEの過去の試合が全米放送されているというものの、アメリカ進出後の初興行がドジャース・スタジアムでの大会とは思えない。
榊原社長の夢が多分に含まれた発言だと思われるのだが、もし近い将来にPRIDEの大会でドジャース・スタジアムが満員になることになれば、総合格闘技の世界標準はPRIDEになるのかも知れない。

でも、PRIDEのリングは4本ロープじゃなかったかなぁ。

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シンガポール空手家一行の遭難騒ぎ

シンガポール武道家一族:空手家探し青森の雪山へ  青森県西目屋村の白神山地近くで4日夜、シンガポールから来日した中国系武道家一族ら13人のうち男性3人が雪道に迷い、5日未明に県警弘前署に保護された。一行はシンガポールで道場を経営していた武道家の遺族らで「青森の山中で修行する空手の伝承者に会えとの遺言を受け、伝承者を探しているうちに道に迷った」と説明しているという。

ちょっとトホホなシンガポ−ルの空手家の話。

青森の山中で修行を続けている伝承者に簡単に会えると はるばるシンガポールからやってきたところがプチかわいい。
残念ながら青森の山奥にいるのはイタコだけだ。
(青森県出身者および青森県人の皆さん ごめんなさい)

記事によると この一行は かなり悲しい境遇にいるらしい。

 事情を聴いたところ、亡くなった武道家はシンガポールで空手などを教えていた。しかし、2人の息子は武道に興味がなく、道場にあった「空手の秘伝書」も弟子の一人に盗まれてしまった。後継ぎ問題に苦慮した武道家は死の間際、「青森県の相馬村に極真空手の伝承者がいる。彼に会い、秘伝書を譲り受けてほしい」と遺言したという。

跡継ぎはいないは 秘伝書は弟子に盗まれるは 死に際の師匠はウソ言ってるし。
そもそも 「極真空手の伝承者」って誰なんだよ? 
もしかして 霞 拳志郎? ソレは北斗神拳だし 時代設定が戦前の上海だっての。

相馬村(合併で現在は弘前市)は一行が道に迷った西目屋村から東に約5キロの場所にある。

しかも 行き先 間違ってるし。

きっと 草葉の陰で極真空手の創始者 マス大山先生も泣いています。

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2006年04月05日

PRIDEとタイトルマッチ

Which begs the question…why does Pride still have non-title matches?

It first started after the heavyweight and middleweight titles were created and both Antonio Rodrigo Nogueira and Wanderlei Silva fought a series of non-title fights, building up to their respective championship matches, and now Pride seems fit to do the same thing for current 185lb champion, Dan Henderson and the afore mentioned lightweight champion, Takanori Gomi.

Some champions are only able to fight 3 or 4 times per year and if 2 or 3 of those are going to be non-title fights, the point of the championship seems to get lost. Now with the loss, Gomi has a chance to recover and realize what just happened and get the rematch with Aurelio for the title, but why not in the first fight? Boxers never get off matches when they’re champions. Outside of the Matt Hughes/Royce Gracie fight that is being put on as an exhibition of two UFC legends, you would never see a Chuck Liddell, Rich Franklin or Andrei Arlovski fight that’s not for the title.

For now we will all have to look at Marcus Aurelio as the uncrowned lightweight champion in Pride and hopefully he’ll get his rematch for the actual title very soon, it’s just a shame that such a magnificent performance will now be looked at as just another fight and not the night that he first won the title.

4.2 PRIDE武士道 其の拾、五味 対 マーカス・アウレリオ戦は なぜノンタイトル戦だったのかという疑問。


<珍訳>
ある疑問が存在している…なぜPRIDEはノンタイトル戦を行っているのか?

ヘビー級とミドル級のタイトルが創設された後から始まっています。アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラとバンダレイ・シウバの両者が一連のノンタイトル戦を行い、それぞれのタイトルマッチを確立しました。現在、PRIDEは185ポンドの現在のチャンピオン、ダン・ヘンダーソンとライト級チャンピオン 五味 隆典に同じことをするのが適切に思われます。

チャンピオンが1年に試合ができるのは、せいぜい3、4試合ですが、そのうち2、3戦がノンタイトル戦として行われるのであれば、チャンピオンシップの意義が失われているように思われます。敗戦により五味は復帰する機会を得て、何が起きたのかを認識し、タイトルのためにマーカス・アウレリオとの再戦の機会を手に入れます。しかし、なぜ最初の試合がタイトル戦ではないのでしょう? チャンピオンであるならボクサーは決して試合を避けません。2人のUFCの伝説によるエキシビションとして行われたマット・ヒューズ/ホイス・グレーシー戦は例外として、タイトル戦ではないチャック・リデル、リッチ・フランクリン、アンドレイ・アルロフスキーの試合を皆さんが見ることはないでしょう。

今や我々はマーカス・アウレリオをPRIDEライト級の無冠の王者として見なさなければなりません。彼は本物のタイトルを手にいれるために五味との再戦の機会をまもなく得るでしょう。あのような豪華なパフォーマンスが、ただの試合として行われ、しかも彼が最初にタイトルを奪取した夜ではないということは恥ずべきことです。


うーん MMA WEEKLY は マジメだ。

PRIDEでは、トーナメントによるGPとタイトルマッチの両方があるのがチャンピオンシップの意味を難しくしている。
ミドル級のようにGP覇者(アローナ)と王者(シウバ)は独立した別のモノとして扱われ、GP覇者が自動的に王座を得るわけでもない。
しかも、今回の五味のように王者がノンタイトル戦を行うとなると、「タイトルマッチってナニ? タイトルってナニ?」という雰囲気が生まれてくるのは当然かもしれない。

最近気になることについて。でターザン山本氏は格闘技が日常に埋没しつつある現状が(悪い意味で)「プロレス化」していることを指摘しているが、ノンタイトル戦を行うPRIDEがタイトルに重きを置かないということなら、私としては これは もう「プロレス」。

「タイトルマッチじゃないけど 誰が輝いているのか お前ら 見ておけ!」
「これは物語の始まりだ! 続きはこの先だ 楽しみに待っとけ!」と見る者のセンスに刃を突きつけるスタンスだとすれば、まさしく「プロレス」ですよ。
もっとも、PRIDEがそこまで考えてマッチメイクしているとは思えないが。

プロレスと違い2ヶ月に1度程度のペースで興行を行う格闘技選手にとって試合はハレの日。
選手寿命も長くないわけだし、王者はどんどんタイトルマッチを行うべきだという MMA WEEKLY の記事には賛成。
ただ、タイトルマッチの連発は興行的には諸刃の剣だし、難しいところがあるんだろうとは想像できるけど。

まぁ ワタクシ タイトルとか肩書きに全く興味のないプロレス者なんで、ノンタイトル戦でも別にいいんですけどね。

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2006年04月04日

WWE レッスルマニア22の結果

世界最大のプロレスイベント WWE『レッスルマニア22』試合結果!

見たくないヒトもいるとは思うけども、WWEレッスルマニア22のネタばらし。
意地悪!と呼ばないでね。

シカゴ シカゴ・オールステートアリーナで行われたレッスルマニア22。
チケットの売り上げは250万ドルだそう。

「願いが叶うケツ」(阿部タケシの格闘徒然草)によると、ビンスがケツを出すのが恒例のレッスルマニア。
(当然 阿部タケシ氏はレッスルマニアのために渡米中)

で ビンスは やっぱりケツを出しているw
 ↓
こちら

次回 レッスルマニア23は '07年4月1日 デトロイト市の フォード・フィールドで開催だそうです。

スカパーでのPPVは、4/22(土)19:00 (Ch.181)が初回放送。
(4/29(土)まで再放送あり)
WWEマニアはぜひ!

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2006年04月03日

ゴッチ発 前田・船木経由 そして柴田に伝えられるもの

「ゴッチ→前田→船木そして柴田へ」 これ、何かわかりますか?そうです“ビーフ・ステーキ”です。「特別なビーフ・ステーキ」です。只のステーキじゃないの?と言われればそれまでなのですが…。実は、焼き方とタレに秘密があるのです。作り方は前田さんから教えてもらいました、その前田さんはカール・ゴッチさんから教えてもらいました。そして自分はこの“美味しいステーキ”の作り方を柴田勝頼選手に教えたいと思っております。去年の秋から肉体改造に着手した柴田選手。半年かけてかなりの“ぜい肉”を落としました。初めの頃は練習時にもこの“ぜい肉”が邪魔をしてよく“ぜいぜい”していましたが、今では2〜3時間のトレーニングをほぼ休憩無しでやり遂げるまでに進歩。これも“ぜい肉”が落ちて邪魔する者がいなくなったおかげでしょう。

ゴッチから前田、船木を経由して柴田に引き継がれるもの。
それは レスラーとしての心構えだったり、トレーニング方法だったり、技術だったり。
船木のブログのタイトルを見て想像したのは、やはり そのあたりのものだった。

でも世代を超えてゴッチから受け継がれるのは、そういうものだけではないらしい。
「ゴッチ式ステーキ」がソレ。
ゴッチ−前田−船木、そして柴田へと引き継がれる秘伝のレシピ。
船木のブログには写真入りで紹介されている。
どんな味なのか 興味ありません?

船木とのトレーニングにより、ぜい肉をそぎ落とした柴田の体脂肪率は今や10%だとのこと。
このあたりはパンクラス旗揚げ後に自ら肉体改造を行った船木の経験が生かされているに違いない。
減量後は筋肉の鎧で5キロの体重アップが柴田に課せられた肉体改造第2弾。
そのための食事が「ゴッチ式ステーキ」なのだそう。

船木がBMLを離脱した後も柴田を相手にトレーニングを続けているのも頼もしいが、ゴッチ直伝の味が伝えられていくのもうれしい限り。

レスラーの知恵が世代を超えて脈々と受け継がれていくなら、日本のプロレスも まだまだ捨てたモンじゃないのかも知れないな。

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2006年04月02日

PRIDE無差別級GP参戦者の噂 その2

ネタ元 FIGHTSPORT 24-7
PRIDE OPEN WEIGHT GP NEWS

Sources in the Japanese media are reporting that the following matchups have a very strong possibility of taking place in the first round of the PRIDE Open Weight GP:

Rodrigo 'Minotauro' Nogueira vs. Josh Barnett
Mirko 'Cro Cop' Filipovic vs. Alistair Overeem

消息筋:PRIDE無差別級GP参戦者の噂に続く噂の第二弾。
ようやくカードレベルの話が出てきました。
発信源は日本とはいうものの情報源は不明です。

ノゲイラ 対 ジョシュ
ミルコ 対 オーフレイム

の2試合が噂されているようです。
真偽はともかく、組み合わせとしては 面白そう。

無差別級GP開催まで約1ヶ月。
武士道其の拾も終了したタイミングでもあり、ファンの目が向くのは無差別級GP。
今後は、DSE/PRIDEから小出し気味にカードの発表があるものと思われます。

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武士道其の拾 五味敗れる

武士道其の拾。
出張から戻って、大会の途中から某所でホロ酔い気分でPPV観戦。
結果は以下の通り。

060402BUSHIDO10.gif

スタンドでの打撃戦で武士道を勝ち抜いてきた五味だが、本格的寝技の前には手も足も出ないといった感じ。
試合前には「モチベーションが上がらない」と漏らしていたようだけれども、新たな目標が見つかってよかったんじゃないか。

三崎はダン・ヘンダーソン相手に大健闘。
判定まで持ち込んだのは立派。

近藤の秒殺は、なんだかなぁ。
ウェルター級にクラスを落とした意味が見当たらない。

デニス・カーンはまた見たい選手。
今日敗れた近藤あたりとの試合が見てみたい。

とりあえず雑感はこんな感じ。
詳しくは他の速報サイトにでも どうぞ。

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