2006年04月14日

藤田 PRIDE無差別級GP 参戦

                       
“野獣”藤田のPRIDE無差別級GP参戦が決定=5.5PRIDE

 “野獣”藤田がPRIDEのリングに帰ってきた。5月5日に開催される「PRIDE無差別級グランプリ2006 開幕戦」(大阪ドーム)の記者会見が13日、都内ホテルで行われ、藤田和之の無差別級GP参戦が発表された。藤田は03年6月8日の「PRIDE.26」でのエメリヤーエンコ・ヒョードル戦以来のPRIDE参戦となる。

藤田がPRIDE無差別級GP参戦。

参戦については藤田和之公式ウェブサイトにも「PRIDE無差別級グランプリ2006 参戦致します。」と表記されている。

思えば藤田は新日本離脱後、猪木に翻弄され続けていた。
上がるリングは猪木の意向が強く反映されていた。

そもそも'01年新日本離脱後の行き先は前田日明率いるRINGSのはずだった。
ところが猪木の横槍で猪木事務所預かりとなり、当時猪木がエグゼクティブ・プロデューサーだったPRIDEが主戦場になる。
その後は猪木祭り、K-1ROMMANEXに戦いの場を移し、時には猪木の指示でUFO、新日本プロレスのリングに上がっている。

大きな遠回りをしたように見える藤田に転機が訪れる。
猪木事務所の解散。
ようやく猪木の拘束から解き放たれ、彼はフリーとなった。

その後、恐らくFEG/HERO'SとDES/PRIDEが水面下で激しい争奪戦を行ったのだろうが、藤田が選んだのはPRIDEのリング。

「思い起こせば02年の『LEGEND』、03年の『INOKI BOM−BA−YE』、04年の『ROMANEX』、05年の新日本プロレスと、いろいろなリングを渡り歩いてきて、普通では経験できないような貴重な体験をした上で、06年の無差別級GPでは僕の集大成として命をかけてリングに上がる覚悟です」

高坂、吉田の日本人選手との対戦の可能性もあり、単なるお祭り程度のGPだった無差別級GPが一気に活気付いてくる。

無差別級GPを最後に引退を表明している高坂。
格闘人生の集大成としてPRIDEを選んだ藤田。

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