2006年04月05日
PRIDEとタイトルマッチ
Which begs the question…why does Pride still have non-title matches?It first started after the heavyweight and middleweight titles were created and both Antonio Rodrigo Nogueira and Wanderlei Silva fought a series of non-title fights, building up to their respective championship matches, and now Pride seems fit to do the same thing for current 185lb champion, Dan Henderson and the afore mentioned lightweight champion, Takanori Gomi.
Some champions are only able to fight 3 or 4 times per year and if 2 or 3 of those are going to be non-title fights, the point of the championship seems to get lost. Now with the loss, Gomi has a chance to recover and realize what just happened and get the rematch with Aurelio for the title, but why not in the first fight? Boxers never get off matches when they’re champions. Outside of the Matt Hughes/Royce Gracie fight that is being put on as an exhibition of two UFC legends, you would never see a Chuck Liddell, Rich Franklin or Andrei Arlovski fight that’s not for the title.
For now we will all have to look at Marcus Aurelio as the uncrowned lightweight champion in Pride and hopefully he’ll get his rematch for the actual title very soon, it’s just a shame that such a magnificent performance will now be looked at as just another fight and not the night that he first won the title.
4.2 PRIDE武士道 其の拾、五味 対 マーカス・アウレリオ戦は なぜノンタイトル戦だったのかという疑問。
<珍訳>
ある疑問が存在している…なぜPRIDEはノンタイトル戦を行っているのか?
ヘビー級とミドル級のタイトルが創設された後から始まっています。アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラとバンダレイ・シウバの両者が一連のノンタイトル戦を行い、それぞれのタイトルマッチを確立しました。現在、PRIDEは185ポンドの現在のチャンピオン、ダン・ヘンダーソンとライト級チャンピオン 五味 隆典に同じことをするのが適切に思われます。
チャンピオンが1年に試合ができるのは、せいぜい3、4試合ですが、そのうち2、3戦がノンタイトル戦として行われるのであれば、チャンピオンシップの意義が失われているように思われます。敗戦により五味は復帰する機会を得て、何が起きたのかを認識し、タイトルのためにマーカス・アウレリオとの再戦の機会を手に入れます。しかし、なぜ最初の試合がタイトル戦ではないのでしょう? チャンピオンであるならボクサーは決して試合を避けません。2人のUFCの伝説によるエキシビションとして行われたマット・ヒューズ/ホイス・グレーシー戦は例外として、タイトル戦ではないチャック・リデル、リッチ・フランクリン、アンドレイ・アルロフスキーの試合を皆さんが見ることはないでしょう。
今や我々はマーカス・アウレリオをPRIDEライト級の無冠の王者として見なさなければなりません。彼は本物のタイトルを手にいれるために五味との再戦の機会をまもなく得るでしょう。あのような豪華なパフォーマンスが、ただの試合として行われ、しかも彼が最初にタイトルを奪取した夜ではないということは恥ずべきことです。
うーん MMA WEEKLY は マジメだ。
PRIDEでは、トーナメントによるGPとタイトルマッチの両方があるのがチャンピオンシップの意味を難しくしている。
ミドル級のようにGP覇者(アローナ)と王者(シウバ)は独立した別のモノとして扱われ、GP覇者が自動的に王座を得るわけでもない。
しかも、今回の五味のように王者がノンタイトル戦を行うとなると、「タイトルマッチってナニ? タイトルってナニ?」という雰囲気が生まれてくるのは当然かもしれない。
最近気になることについて。でターザン山本氏は格闘技が日常に埋没しつつある現状が(悪い意味で)「プロレス化」していることを指摘しているが、ノンタイトル戦を行うPRIDEがタイトルに重きを置かないということなら、私としては これは もう「プロレス」。
「タイトルマッチじゃないけど 誰が輝いているのか お前ら 見ておけ!」
「これは物語の始まりだ! 続きはこの先だ 楽しみに待っとけ!」と見る者のセンスに刃を突きつけるスタンスだとすれば、まさしく「プロレス」ですよ。
もっとも、PRIDEがそこまで考えてマッチメイクしているとは思えないが。
プロレスと違い2ヶ月に1度程度のペースで興行を行う格闘技選手にとって試合はハレの日。
選手寿命も長くないわけだし、王者はどんどんタイトルマッチを行うべきだという MMA WEEKLY の記事には賛成。
ただ、タイトルマッチの連発は興行的には諸刃の剣だし、難しいところがあるんだろうとは想像できるけど。
まぁ ワタクシ タイトルとか肩書きに全く興味のないプロレス者なんで、ノンタイトル戦でも別にいいんですけどね。
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