2006年04月03日
ゴッチ発 前田・船木経由 そして柴田に伝えられるもの
「ゴッチ→前田→船木そして柴田へ」 これ、何かわかりますか?そうです“ビーフ・ステーキ”です。「特別なビーフ・ステーキ」です。只のステーキじゃないの?と言われればそれまでなのですが…。実は、焼き方とタレに秘密があるのです。作り方は前田さんから教えてもらいました、その前田さんはカール・ゴッチさんから教えてもらいました。そして自分はこの“美味しいステーキ”の作り方を柴田勝頼選手に教えたいと思っております。去年の秋から肉体改造に着手した柴田選手。半年かけてかなりの“ぜい肉”を落としました。初めの頃は練習時にもこの“ぜい肉”が邪魔をしてよく“ぜいぜい”していましたが、今では2〜3時間のトレーニングをほぼ休憩無しでやり遂げるまでに進歩。これも“ぜい肉”が落ちて邪魔する者がいなくなったおかげでしょう。
ゴッチから前田、船木を経由して柴田に引き継がれるもの。
それは レスラーとしての心構えだったり、トレーニング方法だったり、技術だったり。
船木のブログのタイトルを見て想像したのは、やはり そのあたりのものだった。
でも世代を超えてゴッチから受け継がれるのは、そういうものだけではないらしい。
「ゴッチ式ステーキ」がソレ。
ゴッチ−前田−船木、そして柴田へと引き継がれる秘伝のレシピ。
船木のブログには写真入りで紹介されている。
どんな味なのか 興味ありません?
船木とのトレーニングにより、ぜい肉をそぎ落とした柴田の体脂肪率は今や10%だとのこと。
このあたりはパンクラス旗揚げ後に自ら肉体改造を行った船木の経験が生かされているに違いない。
減量後は筋肉の鎧で5キロの体重アップが柴田に課せられた肉体改造第2弾。
そのための食事が「ゴッチ式ステーキ」なのだそう。
船木がBMLを離脱した後も柴田を相手にトレーニングを続けているのも頼もしいが、ゴッチ直伝の味が伝えられていくのもうれしい限り。
レスラーの知恵が世代を超えて脈々と受け継がれていくなら、日本のプロレスも まだまだ捨てたモンじゃないのかも知れないな。
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