2006年02月20日
海外サイトのPRIDE31予想
ノゲイラ 対 田村戦が発表され、全カードの出揃ったPRIDE31。
海外では "Preview" として勝敗の予想までしているMMA系サイトがあります。
ココ↓
ネタ元 Maxfighting - Covering the news for Mixed Martial Arts
<珍訳>
マウリシオ・ショーグン 対 マーク・コールマン
昨年、ショーグンはPRIDE GPを獲得するまでにクイントン・ジャクソン、ノゲイラ弟、アリスター・オーフレイム、ヒカルド・アローナを破って トーナメントで最高の結果を残しました。この試合はトーナメント後の最初の試合となります。トーナメントは昨年の8月に終わりました。 コールマンは過去の人物です。 彼には体重でのアドバンテージがありますが、最近の4試合で2勝しかしていません。内、1勝は安直な男との試合です。(ドン・フライ戦、彼も過去の人)。ショーグンは試合開始のゴング直後から破壊的な選手です。コールマンには昨年の2月の対ミルコ戦で見せた対打撃戦の問題があり、早々にKOされています。同じことがここでも起こるはずです。
この試合は、明らかにショーグンに楽勝する機会を与えるという考えの下にマッチメイクされています。ですから、彼は稲妻のように速くこの試合を終わらせるべきです。 私がコールマンの試合を見て、今思うことは10年前に見たコールマンは素晴らしかったということだけです。
ショーグンの1R KO勝ち
ローマン・ゼンツォフ 対 ペドロ・ヒーゾ
ゼンツォフは打撃もできますが、この5試合の結果は1勝4敗です。ロシアでイブラヒム・マゴメドフをKOしたのが彼の最近の勝利です。 彼はPRIDEでの唯一の試合でファブリシオ・ヴェウドゥムを破っています。 ヒーゾは昨年のハリトーノフ戦での情けない敗戦の記憶から立ち直っています。偉大なストライカーとして知られたヒーゾが打撃戦でハリトーノフに打ちのめされたのです。この試合は壮絶な打撃戦になります。ヒーゾには多くの潜在能力が秘められていますが、それを彼自身がどうしたら良いかが分からなく、彼の長いキャリアの中で、ずっとそうなのです。 それは決して変らないでしょうが、彼はゼンツォフに負けるようなことはないでしょう。しかしながら、彼が退屈な試合をしないということではありません。 試合では二人の選手は投げを打とうとするでしょうが、ヒーゾは教科書を封印して、用心深く振舞うでしょう。そして、遅い立ち上がりの試合になると思われます。いずれにせよ、TKOか判定でヒーゾが勝つと思われます。
遅いラウンドでのヒーゾのTKO勝ち
ユノラフ・エイネモ 対 ファブリシオ・ヴェウドゥム
ヴェウドゥムとエイネモは共に柔術選手です。エイネモはヨーロッパで5勝0敗の戦績ですが、エイネモはヴェウドゥムと同レベルの選手とは対戦していません。
ヴェウドゥムはハリトーノフ戦で判定負けを喫していますが、PRIDEでは2勝1敗です。エイネモはヴェウドゥムを仕留めるほど良い状態ではありません。ハリトーノフがヴェウドゥムをKOできなかったのですから、エイネモは判定、KO共に勝ち目はないかも知れません。安全ピンのようなヴェウドゥムの判定勝ち。
ヴェウドゥムの判定で勝ち
ユン・ドンシク 対 クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン
この試合がジャクソンにとってPRIDEとの新たな契約での最初の試合であると信じています。ユンはトマト缶でジャクソンは1ラウンドでユンをTKOするでしょう。もしそうでなければ、重大な問題を抱えているでしょう。
TKOでジャクソンの勝ち
ジョシュ・バーネット 対 中村 和裕
バーネットはミルコ戦で負けを喫しています。私は、バーネットが勝つべきであると思っています。 彼の前のミルコ戦は負傷による負けでした。対ストライカー戦に問題がありましたが(ミルコ、ペドロ・ヒーゾ戦でのノックアウト負け)、バーネットは多彩なファイターです。 中村は、柔道選手であり、グラウンドとパウンドに優れています。 彼はストライカーではないので、バーネットは心配する必要はありません。 私は、中村がバーネットに対してグラウンドとパウンドで攻め続けられるとは思えないので、グラップリングに戦法を切り替えるべきだと考えています。バーネットには体格差というアドバンテージがあるので、恐らくグラップラーとなるでしょう。彼にとって良い試合になると思います。ちょっと奇妙なマッチメイク。 バーネットはプロレススタイルを見せびらかそうとするかも知れません。
判定でバーネットの勝ち
マーク・ハント 対 西島 洋介
西島はボクサーで、ハントはキックボクサーです。両者が総合格闘技で対戦します。ちょっと不思議な感じです。 彼らはとことんまで激しくに戦うべきです。ハントはKO勝ちで試合を終えることができるかもしれません。
これはハントがエキサイティングなファッションに身を包むことを約束している試合であるように思えます。
ハントのKO勝ち
マリオ・スペーヒー 対 阪 剛
両者はベテランのグラップラーです。TKは十分に円熟しています。グラップリングの試合になることは間違いありません。スペーヒーは、ここ数年 高坂レベルの選手と対戦していませんから、彼が何をリングにもたらすか簡単に言うことはできません。TKは最近パンクラスでのマーク・カイル戦、昨年のPRIDEでのヒョードルとの再戦で判定負けを喫しています。両者とも キャリアとして下降期に差し掛かっているのかもしれませんが、グラップリングではスペーヒーを推したいと思います。でも高坂の勝ちもあるかもしれません。
判定でスペーヒーの勝ち
セルゲイ・ハリトーノフ 対 アリスター・オーフレイム
この試合は今大会でのベストマッチです。両者はハイレベルなストライカーでPRIDE GPでの準決勝進出者です。ハリトーノフは伝統的なボクサーですが、果てしない量のサンボの組み技技術も持っています。
オーフレイムは長身を利した破壊的なヒザ攻撃を持つタイ式ボクサーです。ハリト−ノフには体重差のアドバンテージがあるので、試合に関してオーフレームより優位にあると考えます。オーフレイムは恐らく早い段階でハリトーノフにヒザによるダメージを与えることができるでしょうが、ハルトーノフは耐え抜いてKO勝ちか大差の判定勝ちとなるでしょう。
ハリトーノフのTKO勝ち
ちょっと古めの記事なので、ノゲイラ 対 田村戦についての記載はありませんでした。
田村戦の発表前だったせいか 記事の冒頭には「目立った大物日本人選手の参戦もなく興行的には弱めのラインアップ」と評されています。
確かに無差別級GPを控えて特にテーマを持たない試合が多いためか、PRIDE30のように拡散した印象を持つ大会となっているかもしれません。
日本のプロレス・格闘技系ニュースサイトは取材元に対する遠慮があり、試合前に堂々と予想を発表することは絶対にありません。そんなことをすれば取材拒否の憂き目に合うのがオチですから。
maxfighting.com の予想が適切かどうかは別にして、勝手に想像を膨らませることは我々ファンに与えられた特権。
それぞれが持つ妄想と共に26日を待とう!
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