2005年11月15日

新日本プロレス 株式の過半数をゲーム会社に売却 子会社化される

                       
新日本プロレスを子会社化

 プロレス関連のゲームソフト企画販売会社、ユークス(大阪府堺市)は十四日、プロレス興行大手の新日本プロレスリング(東京)を子会社化する、と発表した。
 敵対的買収の動きがあったことで新日本プロレス経営陣が、業務提携をしているユークスに対し株式の取得を依頼したという。
 ユークスは友好的な買収者である「ホワイトナイト(白馬の騎士)として取得する」(役員)と話している。役員の派遣などは当面しない方針。
 三十日に新日本プロレスの発行済み株式の51・5%を創業者の猪木寛至(アントニオ猪木)氏から取得する。取得見込み金額は未公表。
 新日本プロレスは一九七二年に猪木氏が設立した老舗のプロレス興行団体で、猪木氏や坂口征二氏らが人気を集めた。現在、蝶野正洋選手らが活躍している。年間観客動員数は約七十万人という。今年三月期の売上高は二十三億円だった。

 両社は昨年八月から、プロレス関連のゲームソフト分野などで業務提携をしている。

どこから敵対的買収行為を仕掛けられたのか不明ですが、新日本プロレスがゲーム関係会社の傘下に。

株式会社ユークスが新日本プロレスの株式51.5%を取得し事実上の子会社化。
新日本プロレス オフィシャルサイト
(株)ユークス オフィシャル サイト

ここ数年、外敵頼りのマッチメイクで話題作りをしてきた新日本が経済的な外敵の攻撃により自らの資本を手放したというのは皮肉な話。
っつーか 猪木が過半数以上を所有する新日の株を誰が敵対的買収するんだと。

外部から長州を現場監督に招きいれ、なんとか自助努力による復活を図ろうとしていた矢先の身売り劇。
なんだかCNNを傘下にした富豪ターナーがWCWをまかないきれなくなったWCW末期に良く似た感じ。

新日本プロレスの株式の半数以上を取得するということは、アントニオ猪木が自前の株式を手放したということ。
以前から言われていた11月危機説と合致して、これは本格的に新日本プロレスがヤバイのではないかと。

敵対的買収行為(一応ね)への対抗策とはいうものの、オーナーが自分の株を手放すということは所属選手にとって、モチベーションの高まる話ではない。
しかも売却先がプロレス系ゲームソフトの会社。

テレビ朝日との関係が どのように継続されるか不明ですが、ホワイトナイトとはいうものの、新日本がソフトとしてのうまみがなければ、切られるのは必至。

でも、プロレスってゲーム機のいくつかのコントローラーのボタンで操作できるような底の浅いエンターテイメントでしたっけ?
ますます 先行きが怪しくなってきた新日本プロレスの近未来です。

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タイトル:新日プロレス、身売りされる
概要: 新日本プロレスがゲームソフトメーカーに売却されるようだ。 猪木が保有株をすべて売却するという。 一体どういうことなのだろうか。報道によれば
送信元: 居酒屋まー
時刻: 2005年11月15日 07:18