2005年11月05日
西日本ボクシング協会 総合格闘技に出たら永久追放
総合格闘技出たら永久追放へ…西日本ボクシング協会
プロボクシングの元王者や世界ランカーだったトップ選手が引退後、K―1などの総合格闘技に出場した場合、「永久追放」とする処分を、西日本ボクシング協会(辻本章次会長)が検討していることが4日、明らかになった。 「プロボクシングの権威とボクサーの命を守る」のが理由で、〈流出防止策〉を取るのはプロボクシング界が初めて。 同協会によると、元日本王者2人が、K―1に転向し、10月の試合で共にKO負けを喫した。プロボクサー時代に心身共にダメージを受けていることが予想され、予想され、その上、総合格闘技の激しい試合をすることは、健康上からも非常に危険と判断した。さらに、伝統あるボクシングの権威を守るためにも、選手の流出防止に乗り出した。原案によると、該当するのは、西日本協会ジム所属の元プロボクサーのうち、日本、東洋太平洋、世界の各王者だったか世界ランカーに入った選手。引退後、総合格闘技に移った場合、▽協会加盟のボクシングジムを作ることを認めない▽トレーナー、マネジャーなどボクシング関係職のライセンス発行を認めない――などとしている。
同協会は「一流ボクサーが、慣れない総合格闘技に出て、みじめな姿をさらけ出しているのは、見るに忍びない。最近、元ボクサーに対する引き抜きの話も増えており、これ以上、放っておけない」としている。
元プロボクサーの総合格闘技転出を事実上制限する西日本ボクシング協会の「永久追放」処分案。
引退後の選手の活動も制限って法的に問題ないんですかね?
強いものに対する憧れがボクシングを始めとする格闘技への入り口なんだと思うのだけれども、西日本ボクシング協会のこの対応はどうかと思うけどなぁ。
もちろん、手塩にかけて育てたボクシング選手を魅力的な金銭条件を提示する格闘技団体に横取りされてはたまらないという感覚もわからなくはない。
でもね、処分の対象が現役選手じゃないんですよ。あくまでも「元選手」。
「一流ボクサーが、慣れない総合格闘技に出て、みじめな姿をさらけ出しているのは、見るに忍びない。」
ボクシングから転出した選手だって、負けた時に自分のことはともかく、これまで世話になってきたボクシング関係者にどれくらい迷惑をかけるのか想像できてるはずですよ。
そんな覚悟がなければ総合に転向しないでしょう。
今の格闘技、自分のバックボーンの技術だけでは勝てませんから、元ボクシング選手が負けたところで、ボクシングが弱い格闘技だと見なされるわけでもなく、選手のボクシング技術が劣っていたというわけでもなく。
ボクシング関係者には、大相撲を見ならいなさいと。
元横綱がコロコロ負けちゃうんですからね。
古くはプロレスに転じた東富士、近いところでは輪島、双羽黒(北尾)、そして最近ではK-1に身を投じた曙サン。
ケツの穴が小さいなぁ 西日本ボクシング協会。
もちろん健康面からの問題も大切ですけどね。
▼プロレス・格闘技DVD新作リリース情報▼
書込み自由!プロレスwiki「プロレス小事典」への参戦はこちらから
◆07/01/22 刺青獣 バンバン・ビガロ死去
◆07/01/08 観客25人!「頑固プロレス」とは何だ?
◆07/01/01 TBSのDymanite!中継は安直過ぎだ
◆06/12/22 「週刊ファイト」元編集長 井上義啓氏が死去
◆06/10/31 そろそろ再開します
http://blog.boxing.upper.jp/?eid=68979
にその広報の記述が載ってますね。
コメントも出来る・・・のかな?