2005年10月21日
長州が新日本のシリーズを離れてハッスル13出場へ
長州がシリーズ離れてハッスル出場
ハッスルを主催するDSEは19日、長州力(リキプロ)のハッスル13(30日、青森産業会館)出場を発表した。長州は同じリキプロの石井と組んで坂田、コールマン組と対戦する。現場監督に復帰した新日本の九州シリーズが同時に行われることになるが「以前から決まっていたから」と、1度シリーズを離れてハッスルに参戦する。
鬼の新日本現場監督であるはずの長州は やはりハッスルと兼業。
これじゃ現場も締まらないと思うけど。
10/26付け週刊ファイト紙のトップ記事は長州のハッスル&新日との二重年間契約の件。
ハッスルと新日の興行がバッティングした際にはハッスル側に優先権があるとのこと。
記事では11/3のハッスルマニアでの開催に伴い、長州が同日の新日後楽園ホール大会を欠場する危険性があるが、興行時間の違いから両方に出場することは可能だろうと書かれている。
ところが 危惧されていることは当然のように起こる。
対象はハッスルマニアではなく、10/30 青森産業会館でのハッスル13(18時から)。
この日の新日の興行は、兵庫・神戸ワールド記念ホールで16時から開催。
東京から青森への交通の便を考えると、さすがに二股は無理との判断だろう。
新日本に厳しさを復活させるべく現場監督として復帰した長州が、エンタメ路線を突っ走るハッスルにも継続参戦する事態を選手たちはどう感じるか。さすがに快く思う選手はいないだろう。これではリストラと原点回帰を長州が主張しても選手の胸には響かない。
新日本サイドも長州のハッスル参戦は既成事実として認識していただろうし、長州本人からもその旨は伝えられていたに違いない。新日本は本気で長州に改革を全面的に委任する気があったのならば、ハッスルに対する違約金を肩代わりしてでも長州とハッスルの縁を切る必要があったはず。
火中の栗を拾いにきた長州にハッスル特権を与え続けているようでは、改革も進むはずもない。このあたりの詰めの甘さは、新日本 相変わらずだねという感じ。
やっぱり期待しちゃ いけないのかなぁ 新日本。
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