2005年10月31日

永田克彦 Dynamite!! 参戦を発表

永田がプロ格闘家へ転向

 2000年のシドニー五輪レスリング男子グレコローマン69キロ級銀メダリストの永田克彦=新日本プロレス=が31日、東京都内のホテルで会見し、プロ格闘家に転向し格闘技の「K―1」に参戦すると発表した。
 デビュー戦は、今年大みそかに大阪ドームで開催されるビッグイベントの「Dynamite(ダイナマイト)!!」で、対戦相手は未定。永田は「強い選手とやりたい。アマの頂点を制することはできなかったけど、プロで頂点を目指したい」と抱負を話した。

永田サンの弟 永田克彦が総合格闘技に進出。
大晦日のDynamite!!でデビュー戦。

立場的には「新日本プロレス」の所属であるものの、「プロレス」を経験することなく総合デビュー。
(今年の1.4東京ドーム大会で、プロレスのリング上での、兄 裕志とのアマレス・エキシビジョンマッチは経験済み)

プロ入りの動機として、7.6「HERO'S ミドル級世界最強王者決定トーナメント開幕戦」を観戦してプロ転向を決意したとのこと。
「やっぱり、兄貴みたいにはなりたくないや」という意識があったのかどうかは不明です。
でも、永田サンはTeam JAPANで頑張ってるし、いいじゃん。

体格的にはPRIDEでいうところのライト級クラス。
日本人はもちろん、小柄な外国人選手を含めると相当な激戦区ですから、相手には困らないと思われるものの、勝ち残っていけるかどうか。
本人の今後の努力次第であることは間違いない。
オリンピック銀メダリストという新しいビッグ・ネームの参戦に大晦日は注目してみよう!
でも 永田サンから「タートル・ポジション」を伝授されるのだけは勘弁して下さい。

お茶の間的知名度の高い選手の参戦で、今のところはFEG/K-1がPRIDEを一歩リードというところ?

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ハッスル13 ハッスルマニアはハッスル軍の解散かけた決着戦へ

10.30 ハッスル13の結果。

051030hustle30.jpg

第3ハッスル終了後、インリン様が着物姿で登場し、青森のファンにM字ビターンを披露。
なにゆえ着物なのか?
白塗りヒロコへの対抗だとすれば、11.3 ハッスルマニアはヒロコとのディーバ対決もあり??

ハッスルマニアでのテーマが確定していなかったハッスル軍対モンスター軍の抗争は、ハッスル軍が負ければ解散ということに。
>「勝ちゃあいいんだよ! HGも思った以上にやってくれそうだし、大丈夫だって!」
とキャプテンハッスル 小川の発言。
こんな安直な姿勢で大丈夫かと心配してみるが、これもハッスルマニアへの布石のひとつとして予備知識化して消化しまうのが、ハッスル流の楽しみ方なんだろうな。

10.27 ハッスルマニア10、10.30 ハッスル13のわずか二戦でハッスルマニアまでの期待感を煽るハッスルはやるなぁ。
地上波テレビがついたら無敵化状態?
ただし、あの独特のノリが理解できればの話ですが。

ハッスル13の詳細は、ハッスル オフィシャル ウェブサイトnikkansports.com リアルタイム速報 を参照されたし。

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2005年10月28日

「兎のニールキック」が更新再開

プロレス・格闘技マニアだけではなく、あの文体に波長の合うファンを引き付けていた「兎のニールキック」が更新再開。

プロ格EDという難治性の病状に悩み4月以降、数回の更新しか行っていなかった こーせー 氏を復活させたハイアンはある意味 ネ申。

このサイトも開設2周年記念にかこつけて、「鰻のニールキック」という特別企画で兎ニーへのオマージュとしたつもりだっただけに、復活の報はうれしい限り。

早いところ 「人気blogランキング」格闘技部門のテッペンまで駆け上がってきていただきたい。

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ハッスルハウス10 元彌が健想にダメ出し 「明るい未来が見えぬぞ」

PPVも見損ねたんで、ハッスルハウス10の結果をとりあえず。

ハッスルハウス10の結果

やはり11.03ハッスルマニアに向けての伏線が用意されて準備周到なハッスル。
スポーツナビの速報を見て、さすがだなと思わざるを得ないのは和泉元彌と鈴木健想の絡み。

「ハッスル・マニア」で一騎打ちを行う元WWEのスーパースター・鈴木健想と、狂言和泉流二十世宗家・和泉元彌はこの日、ついに初顔合わせした。WWE時代と同じスタイルでリングに現れた健想&妻の“ゲイシャガール”浩子だが、浩子が「あのモヤシが健想さまと戦うなんて600年早いんじゃ、ボケ!」と悪態をつきまくっていると、バルコニーから元彌が登場。狂言ならではの語り口で「健想選手、そなたには明るい未来が見えぬぞ。返り討ちにしてやる」と健想を挑発した。これにブチ切れた浩子は「和泉さんをボコボコにするつもりはありません。お命頂戴申し上げます」と抹殺予告。一触即発ムードが充満した。

「健想選手、そなたには明るい未来が見えぬぞ」
誰が和泉元彌に仕込んだのかは知らないが、'02年2月1日 北海道立総合体育センターで猪木が蝶野を現場監督に指名した際に、猪木に新日本の現状を問われた鈴木健想が発した名セリフ 「明るい未来が見えません!」が元ネタ。
はからずも、鈴木健想の予言は的中したということ。
細木数子以上だね。

「ぶっ殺してやる オラー!」が十八番の脱水牛より、よっぽどセンスのある発言。
もっとも マニアではない一般的なファンに、和泉元彌のパクリ発言が理解されたかどうかは別だけど、健想に対して発することで初めて意味というか面白さが生まれるわけで。

「Kamipro」あたりが、ハッスルのシナリオライターに突撃インタビューしてくんないかなぁ。
もちろん 覆面でいいからさ。

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2005年10月27日

ハイアン・グレイシーが拳銃の暴発事故で負傷

グレイシーの「問題児」、大けが=銃禁止国民投票の当日に暴発−ブラジル

 【サンパウロ26日時事】粗暴な言動から「グレイシー一族の問題児」の異名を取るブラジルの柔術家ハイアン・グレイシー氏(31)が拳銃の暴発で負傷し、リオデジャネイロ市内の病院に運ばれたことが26日、分かった。
 警察によると、ハイアン氏は23日朝、リオ市内の自宅で、いじっていた拳銃が暴発。左太ももに被弾した。病院によると、動脈を損傷していたため緊急手術を実施。現在は入院中だが、快方に向かっているという。23日はくしくも、同国で銃販売禁止を問う国民投票が実施されていた。 (時事通信)


「ハイアン・グレイシーが警官への暴行で逮捕される」とか、話題作りには事欠かないハイアンの近況。
もうね バ(ry 。

「良い子はマネしないでね」と一応 言っておこう。
ハイアンらしい と言えばそれまでなんだけど。
銃販売禁止に関する国民投票に対する彼なりの意思表示だと好意的に解釈しておく。

海外サイトではもう少し詳細な情報が。
ただし、出所の大元はグレイシー系。

Ryan Gracie Shot, in Stable Condition

Ryan Gracie is in stable condition after accidently being shot in the leg Sunday at the Rio De Janeiro home of his sister, Flavia, reports Graciemag.com. The Gracie is in the Intensive Care Unit of the Saint Bernard Clinic, but is no longer in danger after undergoing a blood transfusion.

According to Ryan's father Robson, who gave an account to Graciefighter.com, Ryan accidently shot himself while handling a firearm. Flavia, whose husband is a police officer, indicated to Graciemag.com that the weapon was hidden under a towel.

"The bullet went into his femur and caused a lot of bleeding," Robson told Graciefighter.com. "In another 10 minutes he would have died if he hadn't gotten to the hosptial."

Following emergency surgery, his bleeding staunched, Gracie received the blood transfusion. "We don't know what is going to happen to his leg or when he will be able to leave the hospital," Flavia told Graciemag.com.


<珍訳> 日曜日にリオデジャネイロにある姉のFlavia(夫が警察官)の家で脚を撃ち抜く事故の後、ハイアン・グレイシーは安定した状態にあると Graciemag.com が報じています。ハイアンはSaint Bernard病院の集中治療室に入っていますが、輸血を受けた後は危険な状態にはありません。

ハイアンの父親のホブソンが Graciefighter.com に語ったところによると、ハイアンは拳銃を取り扱っていたところ、事故で自分の脚を撃ったとのことです。Flaviaは、拳銃はタオルの下に隠れていたと raciemag.com に話しています。

「弾丸は太ももを貫通し、多量に出血した」とホブソンが Graciefighter.com に伝えています。
「病院に到着するのが、もう10分遅ければ、ヤツは死んでいたかも知れない」

緊急手術により止血が行われ、ハイアンは輸血を受けました。「脚がどんな状態で いつ退院できるのかはわからないのです」とFlaviaは Graciemag.com に語りました。


自宅じゃなくて姉の Flavia の家での事故って書いてあるんだけど。
警官をしている姉のダンナの家で銃の暴発事故ってのも なんだかなぁって感じですが、まぁ ブラジルは おおらかな国ということで。
sherdog.com の記事によると、一時は出血多量で危険な状態にあったんですね。
ハイアンの生命に別状がなくてなにより。

この事故で頭を抱えているのは、谷川か 榊原か はたまた ハイアン本人か。
もしかすると 大晦日の興行に若干でも影響を与えることになるかもしれないハイアンのケガのニュースでした。

(参考までに、グレイシー一族の家系図は http://bjj.org/family.html を見るといいよ。ヒクソンとホイスが異母兄弟というのがわかる)

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兎のニールキック」が、ハイアンのケガのネタで復活してたりする。

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この一週間はハッスルウィーク!

これからの一週間はハッスル・ウィーク!
スカパー「ニュース侍」には日替わりで関係者が出演してるし。

ハッスル・ハウス vol.10
10月27日(木)
会 場 後楽園ホール
時 間 開場18:00 開演19:00(予定)

ハッスル13
10月30日(日)
会 場 青森産業会館
時 間 開場17:00 開演18:00

ハッスル・マニア2005
11月3日(祝・木)
会 場 横浜アリーナ
時 間 開場15:30 開演17:00

ハッスル・マニアなんか 通勤に使っている電車の中吊り広告まで用意して露出してるし、他のプロレス団体とプロモーションのレベルが違います。
(既存のプロレス団体には そういう発想がないのか あっても資金的に問題があって実現できないのか わかりませんが)

世間を意識しているという点とプロデュースのレベルではハッスルが最強。
正統派プロレスファンからすれば、狂言師の和泉元彌やお笑いのレイザーラモンHGがリングに上がるという時点で嫌悪を感じるヒトもいるだろうが、これだけプロレス人気が低迷する中、やっぱり やったモノ勝ちなんじゃないだろうかと思ってみたりする。

プロレスの質としては「ファイティング・オペラ」じゃなくて「ファイティング・コント」なんだけれども、ハッスル・ハウス10、ハッスル13でどんなネタを披露してハッスル・マニアに向けて盛り上げてくれるのかが楽しみ。

六本木のスポーツバー 「ブレーンバスター」では、ハッスル3連戦のPPVを放映予定。ハッスルマニアはHPを参照の上、問い合わせてみるべし。(TEL:03-5770-5622)

(PRIDE等の試合が近づくと、検索エンジンから「スポーツバー」で当サイトに飛んでくるヒトが大勢います。「ウチでもPPV見られるんだけど」というスポーツバー関係者の方は管理人にメールしてみて下さいな)

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2005年10月25日

クラッシャー・リソワスキー死去

リソワスキーさんが死亡、日本で活躍
 全日本プロレスでも活躍した元AWA王者クラッシャー・リソワスキーさんが、22日に米ミルウォーキー州の病院で亡くなっていたことが分かった。79歳だった。死亡原因は明かされなかったが、ここ数年は入退院を繰り返していたという。60年代にAWA世界シングル、タッグの2冠に君臨した。日本では必殺のメリケンサックでジャイアント馬場さんと流血戦を繰り広げたことでも知られ、日本プロレス、全日本、国際で活躍した。

dick_crusher.jpg

昭和の名レスラーがまた鬼籍に。
クラッシャー・リソワスキー(本名:レジー・リソワスキー 写真左)が79歳で逝去。

Wrestling Observerの23日付けheadlinesに紹介されていたにも関わらず、見逃してましたねぇ・・・ うーん。

昭和42年11月 日本プロレス「ウィンター・シリーズ」
昭和43年 1月 日本プロレス「新春チャンピオン・シリーズ」
昭和44年 8月 日本プロレス 第二次サマー・シリーズ」
昭和47年10月 国際プロレス「ビッグ・ウインター・シリーズ」
昭和51年 1月 全日本プロレス「新春ジャイアント・シリーズ」
と5回の来日。
(参考文献:「ミック博士の昭和プロレス研究室」来日全外国人レスラー名鑑ク(1)

ディック・ザ・ブルーザー(写真右)とのタッグチーム「極道コンビ」はあまりに有名。
隠し持ったメリケンサックによるラフファイトで馬場のライバルとしても活躍した。

アメリカでは、オマハ版AWA世界王座(昭和38年)、ミネアポリス版AWA(昭和38年)、更に統一なったAWA世界王座(昭和38年および40年)を獲得している。ちなみにオマハ版、ミネアポリス版、統一AWA王座を獲得したのはリソワスキー以外にはバーン・ガニアしか存在せず、昭和40年にはAWAタッグ王座も獲得しているという実績は、当時のAWAエリアでのリソワスキーの人気の高さを物語る事実だろう。

力道山を中心とした日本プロレス時代の映像が市販されているが、当時のプロレスを現在のプロレスと比べてみると、テクニック的には特に見るべきものはない。
しかし、リングの上に立つレスラーの持つたたずまいは、今のレスラーにはないものがある。
人間離れした肉体から発散される各レスラー独特の雰囲気は現在のレスラーからは、そうそう感じられるものではない。
そんな妖しいニオイを漂わせる名レスラーが また一人・・・。

奇しくも、DVD 「流智美の黄金期プロレス50選 vol.4 生傷男ブルーザー&ぶっ壊し屋クラッシャー」が12月20日に発売予定。
興味のある方は昭和のレスラーのたたずまいを確認してみるのも よろしいかと。

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2005年10月24日

U-STYLE Axis ジョシュとミーシャの参戦を正式発表

11/23(水:祝日)有明コロシアムで旗揚げ戦を行う「U-STYLE Axis」にジョシュ・バーネット、イリューヒン・ミーシャの参戦が決定。

スカパー 301ch「ニュース侍!」の報道によるもので、佐伯U-STYLE Axis実行委員会委員長とジョシュ、ミーシャが会見に同席。ジョシュは田村との対戦を希望するものの、佐伯委員長は23日のPRIDE30で見せた締まりのないお腹を指摘し、正式決定ではないことを表明。今年の新日本プロレスのG1出場の際の因縁がある川田利明との対戦の可能性も示唆。一方、ミーシャは高坂との対戦を希望した。

DSEがBMLに先駆け、UWF・RINGS系選手の囲い込みに成功している様子。
そもそも、「U-STYLE Axis」は田村潔司が興しながらも、事実上休眠状態だったU-STYLEを利用したDSEのBML対抗策(?)という色彩がないわけではないので、当然といえば当然か。

DSEの持つネットワーク、資金力からすれば、かなり強力なU系選手が集められるものと想像ができるのだが、これに対して上井−前田ラインはどう動くのか?
年内は12月29日までBMLの興行が予定されていないだけに、静観というところなんでしょうか。

いにしえのUWF幻想をリアルに復活させてくれるのは、U-STYLE Axis か Big Mouth Loudか?
そんな想像を膨らませてくれる U-STYLE Axis の一部参戦選手発表会見でした。

11/23 有明コロシアムでの U-STYLE Axis 旗揚げ戦チケット購入

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PRIDE30 遅報

生観戦したPRIDE30に関するエントリーがこの時間になる理由はいつも通り。
観戦後は飲んで帰るから。
で、例によってPRIDE30の遅報。
結果は現場での聞き覚えの勝負時間。
後ほど訂正の可能性あり。

pride30.jpg

"starting over"というタイトルがついて、各選手はそれぞれのテーマを背負っているはずだけど、これと言った緊迫感はなかったような気がする。「男祭り」への中休みって感じ?

ちょっと時間も遅いんで、時代遅れのデジカメで撮影した画像をアップして今日のところは勘弁。

jackson.jpg

sergey.jpg

shamrock.jpg

saku.jpg

josh.jpg

mirco.jpg

桜庭 対 シャムロック戦、試合を止めるタイミングのレフェリングってアレで適切だったのかなぁ?
ちょっと早すぎたような気がするんだけれども 試合を見た方はどう思われます?

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2005年10月21日

PRIDE 組み技格闘技大会も来秋開催へ

 10月21日(金)都内ホテルにて、10月23日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『PRIDE.30 -STARTING OVER-』のルールミーティングが行われた。その後、記者たちのカコミ取材に応じた榊原代表は「寝技と立ち技、二つの世界最強を決める大会を開催する」とぶち上げた。

「噂ではなく、必ずやります」榊原代表は、外国人記者の「DSEが立ち技の世界最強を決める大会をやるとの噂があるが?」との質問に、力強く答えた。
「いま、誰が真の立ち技世界最強なのかが分からなくなっている。DSEとしてはPRIDEの世界観を持った、本当の意味での立ち技世界最強を決めるトーナメントをやりたい。時期は決まっていませんが、必ずやります」と榊原代表。「立ち技最強を決めるのに、キックボクシングのルールが本当に正しいのか、例えばシュートボクシングには投げもありますが、それも含めてルールを考えています。グローブなども検討しています」と、リアル・スタンディングバウト世界最強決定トーナメントの開催に動いている事を明言した。
 さらに榊原代表は、「スタンディングバウトだけでなく、サブミッション・組み技の世界最強を決める大会もやります。これはFILAが主催して行う“パンクラチオン”という大会で、DSEが制作・運営をする形でやります。FILAがやるからには世界中のレスラーが参加し、ヒョードルやノゲイラなどのプロ選手も出場する事になるでしょう」と構想を発表。優勝者には高額の賞金が与えられる事も検討中だという。
 PRIDEは「総合」「立ち技」「組み技」と三つの世界最強を決めるステージを持つ事になる、と榊原代表。「まだいつ開催するか時期は決めていませんが、来年秋以降にそれぞれ開催していきたい」と語った。

PRIDEが来秋に開催すると言われている立ち技大会に関する質問から思わぬ方向へ。
立ち技だけではなく、組み技の世界最強を決める大会も別途開催とのこと。

来年にはPRIDEが立ち技大会を開催するという話題は、今月の上旬のニュース。
消息筋: PRIDEが立ち技イベント開催へ
総合格闘技部門 HERO'Sを持つ FEG/K-1 に対する牽制程度としか考えていなかった話が思わぬ広がりを見せることになりそう。

まず立ち技部門は、完璧にK-1と違うPRIDEの独自色を生み出そうとしている姿勢がありあり。
いわゆる「キック・ルール」にこだわらず、立ち技の中での「なんでもあり」を模索しようという風にも見える。もっとも、従来のキック・ルールでは世間一般の皆様から「PRIDEがK-1のマネを始めた」と言われかねないので、これに対抗する苦肉の策と言えないこともないのだが。2m近い身長の大男が殴る蹴るの末にあっけなくKOされるという見た目のわかりやすさが初期K-1が持っていた面白さだっただけに、PRIDEがK-1との差別化を図ろうとして小難しいことを考えすぎるとマイナス方向に作用する危険性はあるかも。

一方、格闘技ファンにとっては、「棚からボタモチ」、「ひょうたんから駒」状態なのが組み技専門大会の開催についての発表。
しかも、それは日本レスリング協会がFILAに働きかけ、世界に向けて発信しようとしている競技「パンクラチオン」のお披露目になるという話。
ちょっとココで日本レスリング協会の公式HPから引用。

 パンクラチオンは、日本の福田富昭会長がレスリングをよりスリリングな格闘技となり、発展させるための新たなスタイルとして提案。2000年シドニー五輪の最中に、99年2月に日本で行なわれた前田日明とアレクサンダー・カレリン(ロシア)の試合ビデオを持参し、FILA理事に対してこの試合が2万人もの観客を熱狂させたことを説明し、導入を呼びかけたことに始まる。

 昨年の大みそかには、FILAのラファエル・マルティニティ会長を招待し、PRIDEを観戦させ、理解を求めた。この提案を受け入れたFILAは、PRIDEやUFCなどの総合格闘技が隆盛している現状から、それらのアマチュア版の格闘技の確立を目指していた。「パンクラチオン」とは、古代オリンピックで実施されていたレスリングとボクシングを合わせた格闘技の名称で、現在のバーリトゥード(総合格闘技)の古代版。

前田日明ニイサンの名前が出てるあたり、○○○○ログの中のヒトの喜びそうなネタだな。
少なくとも、日本の総合格闘技シーンがFILAのお偉いジジイたち重鎮を納得させるのに役立ったのは間違いなさそう。
組み技だけの格闘技大会としては既にアブダビ・コンバットが存在するが、FILAの後ろ盾があるとなれば、国際的な関心(競技する方も観戦する方も)は、ソレの比ではないだろうね。打撃技術への順応が理由で総合格闘技の世界に飛び込んでくることを躊躇していた組み技系選手がどんどんパンクラチオンに登場してくれれば、これまた面白い展開もあるだろうし、総合格闘技に向いた選手の発掘も進むだろうと。

こういう戦略が新日本プロレスにもあったらなぁ と無難なオチで締めてみます。

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長州が新日本のシリーズを離れてハッスル13出場へ

長州がシリーズ離れてハッスル出場
 ハッスルを主催するDSEは19日、長州力(リキプロ)のハッスル13(30日、青森産業会館)出場を発表した。長州は同じリキプロの石井と組んで坂田、コールマン組と対戦する。現場監督に復帰した新日本の九州シリーズが同時に行われることになるが「以前から決まっていたから」と、1度シリーズを離れてハッスルに参戦する。

鬼の新日本現場監督であるはずの長州は やはりハッスルと兼業。
これじゃ現場も締まらないと思うけど。

10/26付け週刊ファイト紙のトップ記事は長州のハッスル&新日との二重年間契約の件。
ハッスルと新日の興行がバッティングした際にはハッスル側に優先権があるとのこと。
記事では11/3のハッスルマニアでの開催に伴い、長州が同日の新日後楽園ホール大会を欠場する危険性があるが、興行時間の違いから両方に出場することは可能だろうと書かれている。

ところが 危惧されていることは当然のように起こる。
対象はハッスルマニアではなく、10/30 青森産業会館でのハッスル13(18時から)。
この日の新日の興行は、兵庫・神戸ワールド記念ホールで16時から開催。
東京から青森への交通の便を考えると、さすがに二股は無理との判断だろう。

新日本に厳しさを復活させるべく現場監督として復帰した長州が、エンタメ路線を突っ走るハッスルにも継続参戦する事態を選手たちはどう感じるか。さすがに快く思う選手はいないだろう。これではリストラと原点回帰を長州が主張しても選手の胸には響かない。

新日本サイドも長州のハッスル参戦は既成事実として認識していただろうし、長州本人からもその旨は伝えられていたに違いない。新日本は本気で長州に改革を全面的に委任する気があったのならば、ハッスルに対する違約金を肩代わりしてでも長州とハッスルの縁を切る必要があったはず。

火中の栗を拾いにきた長州にハッスル特権を与え続けているようでは、改革も進むはずもない。このあたりの詰めの甘さは、新日本 相変わらずだねという感じ。
やっぱり期待しちゃ いけないのかなぁ 新日本。

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2005年10月20日

勝村周一郎がヒクソンの Budo Challenge 参戦

ネタ元 ADCC News "Katsumura Getting Ready for Rickson Gracie Budo Challenge!"

ヒクソン・グレイシーが主催する格闘技大会 "Budo Challenge"にZSTに出場している勝村周一郎が参戦。

Budo Challengeについては、以前の記事ヒクソン・グレイシーが格闘技大会を開催を参照のこと。


ADCCにも勝村がZSTで戦うかたわら恵まれない子供たちの世話をしている「リアルタイガーマスク」として知られていることが記載されています。また、所、小谷に続く第3の男としてHERO'SやPRIDEへの参戦を日本のファンが期待していることなども合わせて記されています。
記事はインタビューが中心ですが、道着をつけて戦わなければならないBudo Challengeへの意気込み、ベースとなっている修斗への思いなどが語られています。

本人のblogにも、その思いが書き込まれていますので、こちらも参照ください。
“リアルタイガーマスク”勝村周一朗:いってきま〜す

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2005年10月19日

長州が新日本鎖国宣言

長州が他団体との交流禁止方針示す
 長州が、他団体との交流禁止の方針を示した。「選手同士の交流はなくなる。(他団体に)行って(新日本に)帰って、また行って、はなくなる」と団体内の戦いを優先する。ここ数年、新日本が他団体との戦いを重視するあまり、軸になる選手が不在となった事態を憂慮したようだ。当初は来年1月の東京ドーム大会で元新日本選手を集結させる予定だったが「先に決まっていたが、自分のイメージにはない。自分の感覚でカードをつくる」と話した。

新日本現場監督に返り咲いた長州が、他団体の交流禁止を宣言。
出戻りを繰り返しているヒトには言われたかないや って気もするけど。

足元を見つめ直せってことなんでしょうね。
内部を充実させるという発想自体は間違っていないような気がする。
長州の言う通り、ドーム大会をはじめとするビッグマッチは、外敵頼みでその場限りの話題が多く、後に続くドラマが生まれにくい傾向があったのは事実。
ただ、それも新日本内部にノアの小橋のような絶対的存在がいなかったためでしょう。

リストラがささやかれる新日本だけれども、頭数はいても小橋のような中心的存在がいないのも現実。
はっきり言うと今の新日本には「アイツの試合を見たい!」って思わせる存在がいないんだよね。
(いたら東京ドームにももっと動員できるはずなんだけれども)
今の顔ぶれで新日本純血での構成を行ったとしたら、逆にダイナミズムを失って、更に縮小傾向に向かいそうな気もするけどなぁ。

棚橋、中邑にメインを任せたいところだけれど、まだまだ荷は重そうだし。

はたして、長州が新日本中興の祖となることができるのかどうか。
荒療治はまだまだ続きそうな感じ。

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2005年10月18日

ファブリシオ・ヴェウドゥムへの5つの質問

ネタ元 ADCC News "Five questions for Fabrício Werdum"

ADCCにアップされた「ファブリシオ・ヴェウドゥムへの5つの質問」。


PRIDEヘビー級での最強者の一人と対戦することになったけど どう思う? 遅かれ早かれ、必ず対戦することになっていたと思う。 とにかく、世界で最も重要なMMAトーナメントにはどんな簡単な戦いもない。 彼はこの試合に勝利するつもりだろうけれど、自分も彼に対して全力を尽くす。

彼のボクシング技術への対策は?
毎日Wladoとボクシングのトレーニングをしている。でも、自分の出身を忘れてはいない。 私は柔術を駆使して、彼を捕らえようと思っている。オリンピック級のボクサーとパンチを交換するのは私には理解できない。片足を攻撃するためにジャブを数発打つという、ホドリゴ・ノゲイラの戦術を繰り返すつもりだ。彼は前方に左足を残すので、それを利用したいと思う。

ネット上にはハリトーノフとの対戦は早すぎるんじゃないかって言う人たちが大勢いるみたいだけれど・・・
そうは思わないね。実際、今回がいいタイミングなんだ。この瞬間、誰とでも対戦する用意ができている。以前はPRIDEで戦いたいと思っていたけれど、今はもうPRIDEの選手なんだ。でも、そのことだけに満足しているわけではない。頂点に立ち、ベルトのために戦いたい。

ベルトを獲得するには ホドリゴやヒョードルを対戦しなければならないと思いますが
チャンピオンと対戦したいね。それがヒョードルなら、全く問題なしさ。でも、もっとリングで経験を積む必要もあると思っている。ホドリゴについては、ブラジル人選手とは対戦したくないんだ。でも、ホドリゴは、いつも自分にとってのお手本なんだ。彼は世界最高の選手の一人だし、彼と戦うことは自分にとっての栄誉でもある。彼を破る幸運があれば、勝利は彼に捧げる。彼は自分のアイドルなんだ。

将来については、どう考えている?
PRIDEの後はブラジルに行こうかと考えていたけれど、またスペインに行かなければならないので可能かどうかはわからない。その上、私はすぐにクロアチアに戻らなければならない。12月31日に試合をするようPRIDEが電話をしてくるのに備えるために!


PRIDE30でハリトーノフとの対戦が決まっているファブリシオ・ヴェウドゥム。
謙虚でいて 自信ありげで。
うーん なんか 求道者って趣もあるくらい?

ミルコ、ノゲイラに続くコンテンダー決定戦と思われる両者の対決は、おもしろそうだなぁ。

当日は会場で観戦予定。
○○さん 今回もありがとう!

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八角形金網でおなじみのUFCが法的権利を持っているのはマットだけ

ネタ元 FIGHTSPORT 24-7
ZUFFA NOT OWNER OF 'OCTAGON CAGE'

The following was posted by a fan on the UG forum:

As some of you know, Zuffa claims they own an octagon cage. This is a bunch of bullshit. They do not. They own an "Octagon mat":
http://tarr.uspto.gov/servlet/tarr?regser=registration&entry=2098577

When you speak of a ring, you say turnbuckles, ropes, canvas,,,, but I have NEVER heard anyone refer to the flooring of a boxing ring as a "mat". What make a cage any different.

They talk about how they beat Bam! Entertainment on a video game, but I bet you didn't know they damn near lost that case:

http://www.uspto.gov/web/offices/com/sol/foia/ttab/2b_2c/2003/76273529.pdf

UFCといえば、オクタゴンと呼ばれる八角形の金網での戦い。
実はUFCを主催するZuffaは、あの八角形ケージに関して法的な権利を持っていないらしい。


<珍訳> 知っている人もいるものと思いますが、八角形の金網は我々が法的な権利を所有しているとZuffaが主張しています。これは全くのウソです。彼らが法的な権利を持っているのは金網ではなくて、八角形のマットなのです。 http://tarr.uspto.gov/servlet/tarr?regser=registration&entry=2098577

リングとは、ターンバックル、ロープ、キャンバス その他のものを指します。でも、ボクシングのリングの床を「マット」とは聞いたことがありません。Zuffaの金網に関する主張には全くの違和感があります。

Zuffaは競争相手をどう打ち負かすかについて述べています。TVゲームでの世界でもZuffaがこのようなケースを酷評しているということを、あなた達は知らないと確信しています。
http://www.uspto.gov/web/offices/com/sol/foia/ttab/2b_2c/2003/76273529.pdf


USPTOとは米特許商標庁(US Patent and Trademark Office)のこと。
上のリンク先をのぞいてみると、確かにZuffaが八角形のマットについて登録している書類。
金網というか、オクタゴンを構成する構造そのものについては一言も触れていない。
UFC=金網というイメージだけど、マットだけじゃ ねぇ・・・。
すっかり片手落ちという感じ。
誰か 金網全体で 商標登録してみる?

下のリンク先は、正直 よくわかんないです。
“ultimate fighting”とか“championship”等の言葉の商標上の定義と権利について色々と述べているようです。
アメリカのそっち方面に詳しい方は教えて下さい。

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2005年10月17日

B.J.ペンがホイスとの対戦を希望

ネタ元 ADCC News
If you got to pick a single opponent to fight - who would be your absolute dream matchup and why? B.J.: Royce Gracie because if promoted well it would be a huge fight all over the world.

B.J.ペンがドイツの格闘技サイトとのインタビューでホイスと戦いたいと表明。

相手を一人だけピックアップするとしたら、誰が夢の対戦相手? そして なぜ?
B.J.:ホイス・グレイシー。きちんとプロモートされれば、世界レベルでのビッグファイトになるだろうから。

ドイツの格闘技サイト 'Groundandpound' でのインタビューを英語に翻訳したものがADCCに掲載されています。そこからの一部引用。
前後に何の脈略もなく、いきなり「夢の対戦相手」の質問で、答えるB.J.ペンにも特に深い意味はなさそうな感じ。

その他 インタビューでは「PRIDEからのオファーは今のところない」とB.J.ペンが答えています。

走れ 谷川! 大晦日は ホイス 対 B.J.ペン 戦も おいしいかもしれないぞ!

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ホイスがスキッド・ロウと競演する大会 Fightfestを開催

ネタ元 T a t a m e
Royce mixes MMA with rock'n roll Rickson is not the only Gracie to bring new features for the fighting world in the last days. His brother Royce Gracie announces the Royce Gracie's Fightfest, MMA competition that will mix fights with rock'n roll. In this first edition, the guest to touch the event is the band Skid Row. The Royce Gracie's Fightfest is programmed for December 9, at the Roberts Municipal Stadium, in Evansville, California. By now, the only confrontation confirmed in card is between Eric Butterbean and Rich Wilson.

ヒクソンの"Budo Challenge"に続いてホイスもMMAイベントを立ち上げ。


<珍訳> 先日、ヒクソンだけではなくホイスが、格闘の世界に新しい試みを持ち込みました。 彼の弟、ホイス・グレイシーは、MMA大会、Fightfestで試合とロックンロールとの競演を発表しています。 この第一回大会でイベントに参加するゲストは、スキッド・ロウです。 ホイス・グレイシーのFightfestは、12月9日、エバンスビル(カリフォルニア)のRoberts Municipal Stadiumで予定されています。今のところ、確認されている唯一のカードは、Eric Butterbean対リッシュ・ウィルソン戦のみです。

ホイスがスキッド・ロウを呼んで格闘技大会ですって。
試合の途中でライブ演奏もあるんだろうけれど、どっちがメインかわからなくなりそうなイヤな予感。
しかも、今のところ発表されている参加選手が、あのバタービーン

ちょっと塩分高くなりそうな気配が濃厚ですが、どうも らしくないと思ってしまうホイス主催のFightfestです。

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2005年10月13日

WWE RAWがUFCのアナウンサーを引き抜き

ネタ元 FIGHTSPORT 24-7
GOLDBERG CONFIRMS FIGHTSPORT.COM SCOOP

'The Wrestling Observer' confirmed what Fightsport.com first reported on October 7th, that UFC announcer Mike Goldberg has apparently decided to turn down an offer from the WWE that would have seen him replace Jim Ross as the lead announcer on WWE: 'Raw'.

ゴールドバーグっていっても、あのゴーバーとは違いますって。

UFCのPPVのアナウンサー、マイク・ゴールドバーグがWWE Rawのアナウンサーとして転出という話。
アメリカ スパイクTVでは、これまでRAWの放送を行ってきたものの、9月26日で放送を終了し、10月3日からUFCの放送へ切り替えたばかりの状態。
その矢先でのアナウンサー引き抜きって 相変わらずWWEもえげつないなぁ。

ちなみに ジム・ロスと交代という破格の条件というか 大抜擢というか。

アメリカでもPRIDEの放送が始まるし、WWEのあわてっぷりは楽しいなぁ。

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ティト・オーティスがK-1(HERO'S?)参戦の噂

ネタ元 FIGHTSPORT 24-7
TITO VS. LYOTO IN K-1 MMA

Sources in Japan are saying that the MMA-rules matchup of Tito Ortiz vs. Lyoto Machida may be taking place on a future K-1 card, possibly in November or on December 31st.

More info to come by the end of the month.

引越しが済んで、ようやくネット環境が整ったので更新再開。
レイザーラモンHG画像関係への訪問も かなり落ち着いたようで。
気が付けばブログランキングも3位ですが、今後どこまで落ちるやら。

TNA-NWAでプロレスのレフェリーを務めたりと、職業不定状態のティト・オーティス。
DSE/PRIDEと交渉中かなんて噂もあったわけですが、結局はK-1行きの模様。


<珍訳>
日本の情報源によれば、ティト 対 LYOTO のMMAルールでの試合が11月か大晦日にK-1で行われる見込み。

相変わらず情報源は不明です。
大晦日のDynemite!はともかく、11月のK-1大会って5日に韓国、ソウルで開催される"K-1 FIGHTING NETWORK KOREA MAX 2005" ですねぇ。
今の時期にFEGから正式発表がないということは、11月大会への参戦はないかも。

とりあえず、ティト・オーティスの食いぶちが決まりそうでなによりなニュースです。

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2005年10月07日

10.6 リキプロ後楽園大会 遅報

行ってきたですよ 10.6 リキプロ後楽園大会。
画像をクリックすると大きな画像が見られます。
大会の詳細はスポナビ等の速報サイトを参照されたし。

試合開始直後試合開始直後の南側座席の様子。
かなりの数のひろし。
まぁ その後はボチボチ埋まったけれど、満員とまではいかず。
第4試合終了後の休憩時間には上井氏の姿を発見。
観客と写真撮影してたりしてました。




第1試合第1試合
×下田 大作 対 不動 力也(ZERO-1MAX)○

11分56秒 トップロープからのエルボーから逆エビ

背中・腰をパンチ・キックで、胸はチョップで痛めつけられる下田。
下田もニールキック等で応戦するものの、腰への集中攻撃であえなくギブアップ。


第2試合第2試合
○高岩 竜一 対 佐々木 貴
  ディック東郷  GENTARO×

12分56秒 デスバレーボムから片エビ

高岩と東郷の持つ重量感の前では軽く見えてしょうがない佐々木とGENTARO。東郷のセントーンも見られたし、プチ幸せな気分。


第3試合第3試合
  越中 詩郎 対 崔 領二
○青柳 政司    浪口 修×

11分36秒 キックから体固め

肝心なところは、オレのケツ攻撃で決めてやるってことですよ!
でも、ピン取ったのは青柳サンだけど。


第4試合第4試合
○藤原 喜明 対 マンモス佐々木×

10分16秒 ラリアットをかわしてワキ固め

藤原サンをフェンスに叩きつけたり、イス攻撃したりの佐々木。
おまけに鉄柱攻撃まで。
最後はフジワラアームバーで、またプチ幸せな気分に。


第5試合第5試合
  エンセン井上 対 柴田 勝頼
○石川 雄規      筑前 りょう太×

13分36秒 グラウンド卍固め

もっと攻撃してこいよ的なアピールしてる柴田じゃなくて、ガンガン攻め込むところが見たいんだけどなぁ。Tシャツ脱げよエンセン。


第6試合第6試合
  長州 力    対  金村 キンタロー
×宇和野 貴史      黒田 哲広
  関本 大介        BADBOY非道○

18分18秒 非道ちゃんボンバーから片エビ

お約束のブリブラダンスで会場盛り上がる。


第7試合第7試合
×石井 智宏 対 村上 和成○

7分12秒 マウントパンチから体固め

悪いんだけどさ、個人的に田吾作パンツってダメなんだよ オレ。
村上のタコ殴りマウントパンチで石井はリング上で大の字。
最後は片足を石井の胸に載せてフォール。


「『ウソだろ、絶対やらねえ』ってことをやりますよ」
という長州の発言と「裏切り」という大会のサブタイトルに「何かあるな」と期待していたんだけど特になし。

そういう意味では、やっぱり「裏切り」でした。チャンチャン。

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2005年10月05日

バンバン・ビガロがバイク事故、同乗者死亡の場合には殺人罪も

Bigelow.jpg

10月6日付け東京スポーツには、バンバン・ビガロの交通事故に関するニュースが掲載されています。
記事によるとオートバイ運転中の接触事故のようで、ビガロのみならず同乗者も大ケガをした模様。

アメリカのプロレス系サイトをたどって、この事故に関するネットでの記事を見つけましたので紹介します。

Wrestler 'Bam Bam Bigelow' crashes bike on SR 50 The former pro star was injured and is in Oak Hill Hospital. His passenger, a local woman, is in critical condition in a Tampa hospital.

「州道50号線でレスラー、バンバン・ビガロがバイク事故」
元プロレスのスター選手が負傷してオークヒル病院に収容された。同乗者の女性は危険な状態でタンパ病院に入院中である。

この事故に関する St. Petersburg Times のヘッドラインです。
さらに続く記事の一部を紹介しましょう。


スプリングヒル発 -- 元プロレスラー、バンバン・ビガロは日曜日の午後遅く、州道50号線でハーレー・ダビッドソンを運転中に衝突事故を起こしました。

スコット・C・ビガロ(44歳:フロリダ・ハイウェイ・パトロール(FHP)の事故報告書による住所はニュージャージー州、アレンハースト)は生命に危険を及ぼすとは考えられない負傷により、月曜日にオークヒル病院に入院しているとFHPスポークスマンのラリー・コギンズは言いました。

しかし、バイクの後部に乗っていた同乗者、Janis Remiesiewicz(41歳:Port Richey在住)はタンパ総合病院に緊急搬送されました。スポークスウーマンのエレン・フィスによると、彼女は危険な状況であるとのことです。

「彼は大丈夫でしょう。」と、コギンズは言います。
「彼女は非常に際どい状態です。」

報告書によると、事故は午後4時30分頃にDeltona Boulevardのすぐ東で発生しました。 ビガロは東に向かって運転しており、車線を外側から内側に変更しようとしたと報告書には記載があります。 関係した唯一の乗り物はオートバイでした。 ビガロもRemiesiewiczもヘルメットをかぶってはいませんでした。

ビガロに対する処分は未定ですが、コギンズは付け加えます。
「彼女が死んだ場合には、殺人に関する取調べとなります。」

ビガロのアレンハーストの住所での電話とされている番号は、ニュージャージー州、オーシャン・カウンティーのエンタープライズ・レンタカービジネスにつながってしまいました。

月曜日の午後から晩にかけて、Remiesiewiczの家に何度も電話をかけましたが、応答は全くなく、話し中の信号だけが聞こえただけです。関係者からの電話による返答もありませんでした。

オークヒル病院のスポークスマンは、ビガロは話したがっていないと言います。

ビガロがヘルナンド・カウンティーで何をしていたか、そして、女性がどうやってビガロと知り合ったか、どういう関係であったのか知ることはできませんでした。
(以下、ビガロのプロレス戦績紹介なので省略)


向こうの法律によると、ヘルメットを着用していない状態で発生した死亡事故には運転者に責任が発生するようで、バイクに同乗していた女性、Janis Remiesiewicz(東京スポーツでは「ジャニス・ロドリゲス」と記載)が死亡した場合には、ビガロに対して殺人罪が適用されるらしい。

非常に危険な状態となっている女性の容態とビガロに対する処分が気になるところ。

加えて、二人とも電話番号を偽っている可能性もあり、いったいどういう関係だったのかという女性週刊誌的な怪しさも漂う事故です。

80年代後半、危機的な状況にあった新日本プロレス(皮肉にも今もそうだが)にあって、一時は外人組のエース的存在として活躍したこともあるバンバン・ビガロ。
あまりにも器用すぎて あの北尾光司のデビュー戦の相手を務めたのがミソのつきはじめか?

人生の終わり方が こんなんじゃ ちょっと寂しすぎ。

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 バンバン・ビガロについての書き込みを待つ!

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大晦日 K-1でホイス・グレイシー対ピーター・アーツ戦の噂

ネタ元 FIGHTSPORT 24-7
COFFEE GUY EXCLUSIVE: ROYCE VS. AERTS By Coffee Guy

Before reading any further, please read our disclaimer first.

The following exclusive report was sent to us by our Zuffa informant called 'Coffee Guy':

"My sources within the K-1 organization have just confirmed that Royce Gracie will face kickboxer Peter Aerts in an MMA fight on their December 31st card.

Royce will be paid USD$2.5 million for the fight. Expect an announcement from K-1 soon.

Fightsport.com has scooped the competitors once again."

怪しいことでは すっかりおなじみ、Fightsport.com のCoffee Guy情報。
ホイス・グレイシーが大晦日のK-1大会でピーター・アーツと対戦との噂。

ギャラが250万ドルですって 奥さん!
ワンマッチに2億以上の金を払ってもペイするってことは、もはや格闘技は完全にビジネスなんだなぁと改めて実感。

って ホイス 対 アーツって見たい?
大晦日のPRIDEとの興行合戦に勝つべく、高額のギャラを払ってホイスを呼ぶなら、アーツ戦以外にもっとおもしろいカードが組めそうな気もするんだが。

来年早々にはUFCに復活という これまた怪しい噂もあるホイスも忙しそうでなによりです。

でも、ホイスでギャラが2億超なら、ヒクソンはいくらなんだろうね。

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2005年10月04日

PRIDEが立ち技イベント開催へ

DSE 来秋にも「立ち技」進出へ

 PRIDEを主催するDSEが新イベントとして、立ち技の世界最強トーナメントを開催する方向であることが3日、明らかになった。DSEの榊原信行社長が語ったもので、早ければ来年秋にも実現される。DSEにとって立ち技イベント開催は初。すでにミルコ・クロコップ、ヴァンダレイ・シウバ、マーク・ハントらが参戦候補者に挙がっている。

K-1への牽制としか思えないPRIDEの立ち技イベント開催。

例えば元柔道選手が投げ技だけ、元レスリング選手がタックルだけ というように各選手のバックボーンだけでは勝ち上がることが難しくなってきたのが最近のPRIDE。
いわゆる「総合格闘技」としての技術が求められている中で、立ち技に特化したイベントを開催する意味が良くわからない。

かつて、K-1選手だったミルコ。PRIDEに活躍の舞台を移した後は、タックルや寝技への対応を行い総合の選手として成功した事例もあるだけに、立ち技系若手選手の総合格闘技への登竜門として、PRIDEに向いた選手の獲得の場とするのなら、まだ話はわかる。

デイリーの記事と参戦予定選手の名を見る限り、そういった要素も見えてこないし、K-1に対抗する立ち技系選手の囲い込みとしか思えないなぁ。

あとは、せいぜいPRIDEの特別企画的な花相撲って感じ?
正直 よくわからないです。
総合格闘技の先達として、あえて王道を歩むってことでもいいじゃないですかとか 思ったりもする。

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PRIDE30でシャムロック 対 桜庭戦決定?

In another exclusive, MMAWeekly.com has learned that Kazushi Sakuraba will face Ken Shamrock in Pride according to MMAWeekly's Scott Petersen from Japan. There was talk of the fight happening and now both fighters have signed contracts.

MMAweeklyが、ケン・シャムロックと桜庭和志がPRIDE30で対戦すると報じています。
以前から噂のあったカードですが、Scott Petersen氏による日本からの報告では、既に契約も完了しているとのこと。

先ごろまでUFCに参戦していたケン・シャムロックは、チャック・リデルとの対戦を望んでいたようで、この対戦がUFCで なかなか実現しないというのがPRIDE転出の理由の一つになっているようです。
(リデルとの件は、fightsport.comの記事によるものですが、ガセネタで悪名の高い Jake R による報告なので、あまり 当てにはできないかもしれません。念のため。)

二つの記事からは、シャムロックとUFCとの契約がどうなっているのかは明らかになっていません。

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2005年10月03日

'05年 PRIDE男祭りのカードについての噂

PRIDE30のカードさえ決定していない状況で、早くも年末の男祭りの対戦の噂。

・ヒョードル 対 吉田

ネタ元 FIGHTSPORT 24-7
FEDOR VS. YOSHIDA POSSIBILITY

The Japanese media reports that DSE/PRIDE would like to make the matchup of Fedor Emelianenko vs. Hidehiko Yoshida for their card on December 31st.

大晦日はヒョ−ドル 対 吉田なんて話も出ている模様。

fightsport.comによると、いつもながら情報源は "Japanese media"。
だから ドコなんだっての!

8.28のPRIDEミドル級GPでのアボット戦の後、マイクを握って「みなさんの応援があれば重い方でもできるかなぁ?」とヘビー級転向を匂わせた吉田サン。
もし本当に男祭りの対戦相手がヒョードルだったなら、こりゃもう 応援のしようがないです。
吉田サン 辛いお正月になること間違いなしですね。

・ヒョードル 対 ノゲイラ

ノゲイラがブラジルのTV番組で大晦日の試合について発言。

ネタ元 FIGHTSPORT 24-7
'MINOTAURO' VS. FEDOR

Rodrigo 'Minotauro' Nogueira appeared on a Brazilian TV show, and announced that he will supposedly be fighting Fedor Emelianenko on the PRIDE card on December 31st.

「おそらく」という前置きつきながら、ヒョードルと戦うことになるだろうと。
今のところ、ノゲイラの希望程度と受け取るべきなのか この記事では発言の真意は定かではない。

一方、ヒョードルは、10月9日に オランダ、ロッテルダムで行われる "Bushido Europe" でボブ・シュライバーと対戦予定。
右手の負傷が癒えないヒョードルの参戦を疑問視する向きもあるようですが、今のところ主催者側からの公式なアナウンスはありません。
Bushido Europe の対戦カード、選手の中に見える "Tusyoshi Tajima" って、以前 K-1 JAPANに出場したこともある田島 剛?)

こんなにマメに試合をしていれば、ケガを直すヒマもないはずのヒョードルです。

・ミルコ 対 ハント

ネタ元 FIGHTSPORT 24-7
'CRO COP' VS. HUNT

A mainstream Croatian newspaper is reporting indicating that the matchup of Mirko 'Cro Cop' Filipovic vs. Mark Hunt will take place on the PRIDE card on December 31st.

クロアチアの新聞が大晦日の対ハント戦を報じています。
以前も、かなり早い段階でクロアチアの新聞がミルコの対戦相手を報じたことがありますが、報道の通りだったので、今度もほぼ決まり?

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2005年10月01日

10.8 IWGPヘビー級タイトルマッチ 調印式

ネタ元 NJPW
 レスナー、蝶野のコメントを黙って聞いていた藤田だったが、マイクを渡されると、「蝶野、コメント長いよ・・・。このベルトは俺の物。絶対誰にも渡さない!」と宣言。そしてレスナーを激しく挑発。いきなりの乱闘が勃発。  レスナーは藤田を突き飛ばすと、藤田もレスナーにヒザ蹴りを叩き込む。藤田は蝶野にもビンタを仕掛けると蝶野もビンタで応戦。2人が激しい張り合いをしている間に、レスナーは新ベルトを片手で掴むと、頭上に高々と掲げベルト奪取をアピール。   3WAYマッチを前に、3人の確執が深まる調印式となった。

IWGPの新ベルトのお披露目も兼ねた調印式で、藤田と蝶野が張り合ってる間にベルトを掲げてたのはレスナー。
タイトルマッチの結末を暗示するような調印式だなぁ。

デイリーの記事によると、新ベルトの製作者はレジー・パークス氏。
以前、このサイトでも紹介したオッサン。
アメリカのチャンピオンベルト職人を発見)
ベルトの詳細は、ネタ元の最下部に画像があるので参照されたし。
このベルトで、いくら もらったんだよ オッサン。

ようやく決まった10.8東京ドーム大会のカード。
新日公式サイト
うーん・・・という感じ。

当日はプライベートな用事もあるんで、ドームに行くか PPVでお茶を濁すか はたまた無視するか ますます悩ましくなってきたです。

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ホイス・グレイシーがUFCと交渉中らしい

ネタ元 FIGHTSPORT 24-7
ROYCE CONFIRMS FIGHTSPORT.COM SCOOP

The manager of Royce Gracie confirmed what Fightsport.com first reported on September 28th, that Royce is indeed in negotiations with the UFC to return to the octagon.

Royce's manager, Mike Kogan, confirmed the news when specifically asked about the Fightsport.com scoop.

ホイス・グレーシーがUFCと交渉中らしい。

マネージャー、マイク・コーガンが 9/28のFightsport.comの記事を認めたというもの。
で、その記事は、こんな感じ。

ネタ元 FIGHTSPORT 24-7
"Royce Gracie has been in negotiations to return to the UFC. As it stands now, IF he does indeed sign it will be a 3-fight deal, with the first fight to come early in 2006. His first opponent would be Georges St-Pierre.

But it seems Zuffa believes there is less than a 50% chance that he'll take the deal. He would have to turn down the USD 2 million plus payday he's being offered by K-1 for their December 31st card, and that seems like it might be too much for Royce to turn down.

2006年の早い時期から3試合契約でUFCに参戦の方向で交渉中。
ただし、UFC参戦のためには、200万ドルでオファーされている大晦日のDynamite!参戦をあきらめるという代償もある様子。

日本じゃ食えなくなったのか、UFCの方がお手軽に見えたのかは わかりませんが、どうも軸足の定まらないホイスさん。

アメリカには曙サンはいないからね。

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