2005年09月12日

ビッグマウス・ラウド旗揚げ戦 遅報

                       

行ってきたですよ ビッグマウス・ラウド旗揚げ戦。
衆議院選挙の投票には行かなかったけど。

プロレス観戦の後は、まっすぐ帰宅しないのが習い性。
飲んで帰ったら25時近いし。
遅報としてもかなり遅いので、大会の詳細は、スポナビや他のサイトを参照して下さいな。


上井氏

試合前関係者と談笑する上井氏。
石川社長も忙しく走りまわっていた。


満員

ほとんど満員の会場。


上井氏2

「UWFのテーマ」と共に上井氏が登場。

第一試合 藤原 対 木戸

藤原対木戸

「UWFレジェンド」と名付けられたこの試合。
木戸の試合がもう一度見られると思ってなかったからねぇ。
もうこれだけで、お得感満載 おなか一杯。

木戸は相変わらずの褐色の肌。髪型も健在(茶髪に見えたけど)。
やはり全体に肉が落ちた感じはいなめない。

しかし、両者の対戦は、かつての新日本プロレスの第3,4試合あたりを見ているかのよう。
レフェリーも柴田勝久だし(すっかりハゲてました)
腕の取り合い、脚の取り合い 見てても楽しいなぁ。
藤原の頭付きも出たし。ただ、木戸がキドクラッチに失敗したのは、ちょっとがっかり。
15分経過のアナウンスが出るが二人は試合を続行。柴田レフェリーが試合を止める。
20分一本勝負かと思っていたが15分のよう。延長コールも出るが、柴田レフェリーの「試合は15分。延長はなし。」の一言で引き分け決着。

ちょっと段取りが悪いが、もっと見たさの延長コールではなかったか?
もっとも ワタシも延長コールしていましたが。

休憩後、第5試合開始前に南側の席がこんな感じに。

ビッグマウス

上段からビッグマウス・ラウドのロゴを記した布が座席いっぱいに広がる。
観客全員 これからはじまるであろう出来事に期待でいっぱい。

場内に流れる「キャプチュード」。大前田コールの中、前田日明の登場。

前田

「本日は多数のご来場ありがとうございました。自分はプロレスのリングを離れて十数年経ちますが、プロレスの惨状、いつの間にこんなことになってしまったんだろう、いつも慙愧(ざんき)の念となって自分の中にありました。人間は生まれて死ぬまでの中で、若いうちに何をしてきたか、歳を取ったら何をすべきかが問われると思います」と語った後、「これから、来年から中心人物となってくれる人物を紹介したいと思います。船木誠勝選手です。どうぞ」

大歓声の中、船木が入場。

船木

「船木誠勝です。21世紀、いつ大地震が起こるか分かりません。いつ戦争が起こるかもしれません。そんな時代の中で悔いを残さないように死んでいきたいと思い、本日、このBMLのリング上に上がりました。新日本、UWF、藤原組、パンクラス。回りくどいことは言いません。本日、このリング上よりBMLに対し全面協力していくことを誓います。皆さんは、自分が再びリングで試合をすることを望んでいますでしょうか」と問いかけると、観客は拍手と大歓声、船木コールを巻き起こして応える。船木は「夢のあるプロレス、人々に勇気を与えるプロレス、希望を与えるプロレス、そして総合格闘家に負けないプロレスラーを誕生させるために、努力をしていきたいと思います。先ほどの皆さんのものすごい声援、心の中にしっかりと受け止めたいと思います。どうもありがとうございました」とあいさつ。

どうも選手としての復活なのかは微妙な感じ。


握手

前田と船木が握手を交わしてリングを後にする。
この間 ものすごい盛り上がり!

続く第5試合
エンセン井上 対 X(BML指名選手)
なんとXはジェラルド・ゴルドー! ヒャァー!!

握手

米(日?)蘭 刺青対決。何年たっても このオッサン 怖すぎ。
ゴング前からエンセンに蹴りを入れていくゴルドー。
上になれば容赦なくエンセンの目ん玉にサミング攻撃。
「目ん玉 飛び出す ど真ん中プロレス」ってシャレにならないってば。中井祐樹の一件もあるし。
最後はエンセンの逆十字で決着。
試合終了後のゴルドーはマイクを取って「アレはエスケープだろ? Fuck you!!」と毒づく。(もちろん英語で)
ココで携帯のバッテリー切れ。

第7試合
柴田 勝頼 対 村上 和成
よく言えば気合十分の柴田。悪く言えば気負いすぎ。
終始 やんちゃな感じの攻撃。
パンチやキックも村上の方が重そう。
ミドルキックの打ち合いから両者ダウンって感じはUWFで見た前田-高田戦のような気もするが、まだまだその域には達していない。
最後は村上がドラゴンスクリューからのサッカーボールキックで3カウント。
試合後、4方に礼をした後の村上の表情は泣き出す寸前に見えたけど、社長として感極まったか?

旗揚げ戦としては、よくやったと思います。
ただ、この後 同じ顔ぶれとなるとキツいんじゃないかと。
船木の協力も即効性のあるものではないだろう。
前田が言う新しいプロレスを作り上げていくには、プロレスが壊れかけてきた以上の時間が必要になるだろうし。

個人的にはノスタルジーで満足することのできた旗揚げ戦ですが、第2章以降こそが、お手並み拝見というところでしょう。
(ちなみに今日の試合は10/8 22時からスポーツアイ ESPNで放送するそうなので、視聴環境にある方はチェックしてみて下さい)

他のプロ格blogサイトはこちら

▼プロレス・格闘技DVD新作リリース情報▼
書込み自由!プロレスwiki「プロレス小事典」への参戦はこちらから

コメントを読む(1) / コメントを投稿する / トラックバック(1)
このカテゴリの最新記事
この記事の関連商品
トラックバック
タイトル:船木が前田と合体!
概要: 嗚呼、もう泣きそうですよコレ!
送信元: a.s.d A GO!GO!
時刻: 2005年09月12日 14:06
    
 この記事へのコメント

TBの件、わざわざコメント残して頂いてしまい大変恐縮デス。

2人の2ショットをこの目で見たかったナァ…と思うと共に、
あの頃テッポウダマ扱いだった高橋とかどんな思いなのかナァ…
とか気になりますケド。

あと、生ゴルドー見たかった…
今後チャンとチェキります>○j乙

投稿者: a.s.d at 2005年09月12日 18:43
     
 コメントを投稿








名前、アドレスを登録しますか?