2005年08月26日
国際プロレスの映像が復活!12月に3枚組DVD BOX発売
懐かしい!国際プロのDVDを発売
昭和のプロレス黄金期に絶大な人気を誇った国際プロレスが、DVDで完全復活する。ポニーキャニオンが、68年から74年までTBSでテレビ中継された映像を基に「伝説の国際プロレス」と題した3枚組DVDを12月14日に発売することが分かった。ストロング小林対バーン・ガニアなど計24試合を収録予定。これまでTBSの資料室の奥に眠ったままだった国際プロレス全盛時の名場面を一挙に蔵出しする。初回限定版2000セットには国際プロレスのロゴ入りTシャツなどがつく。詳細は(電話)03・5521・8020まで。
絶大な人気だったかどうかは別にして、国際プロレスの映像が蘇る!
「伝説の国際プロレス 1969-1974 DVD BOX」の発売が決定。
ネタ元によると発売元はポニーキャニオン、12/14発売予定。
3枚組のDVD BOXで、かつての放送局であるTBSが所有する昭和44年から49年までの5年間の映像に元月刊ゴング編集長の竹内宏介氏が当時8ミリ、16ミリフィルムで撮影した映像を加え、24試合・41選手を収録。総収録時間は約400分とのこと。
ここで国際プロレスのおさらい。
'67年、日本プロレスを退いた吉原功氏とアメリカで活躍していた日本人レスラー、ヒロ・マツダによって旗揚げ(大阪府立体育会館)。旗揚げシリーズは東京プロレス(当時日本プロレスを離脱したアントニオ猪木が社長。後に日プロに復帰)との合同興行として行われた。
メジャー団体である日本プロレス、日プロ崩壊後は全日本プロレス、新日本プロレスの後塵を拝する状況が長く続いたが、日本初の金網デスマッチ、「人間風車」ビル・ロビンソンの招聘、ヨーロッパルートの開拓(日プロの妨害によりアメリカルートでのレスラーが手配できなかったことが背景にある)、他団体に先駆けた主力日本人選手同士の対戦、AWAとの提携(当時の日本マットはNWA一色)など特色ある話題も提供し、外国人ながらビル・ロビンソンをエースとした時期があったのはこの団体の先見性を物語っている。
しかしながら、メジャー2団体の狭間で人気は低迷し、TV放映の中止に伴って、経営も徐々に悪化。1981年8月9日 北海道羅臼町大会を最後に団体としての幕を閉じた。
うーん 今となっては風情のあるプロレス団体だったなと。
さて、このDVD BOXには、グレート草津、サンダー杉山、ストロング小林、ラッシャー木村などの日本人に加え、カール・ゴッチ、ビル・ロビンソン、バーン・ガニア、モンスター・ロシモフ(アンドレ・ザ・ジャイアント、巨体だが当時はかなりスリム)など外国人選手の試合が収録される予定らしい。
伝説のゴッチ対ロビンソン戦が収録されるとのことだが、恐らく昭和46年 第3回 IWAワールド・シリーズで行われた試合と思われる。この試合はTV放送され、友人とその兄貴と共にTVの前で見ていた記憶があるが思い違いだろうか?
さらに ゴッチがロシモフ(アンドレ)をジャーマンで投げた試合が収録されれば、この企画は文句なし!
このDVD BOX、初回限定の豪華版と通常版が用意されているようで、初回限定版には
(1)国際プロレス・ブックレット(竹内宏介氏監修)
(2)国際プロレス・ロゴ入りTシャツ
(3)復刻ポスター・ポストカードセット
が同梱される。
レトロなマニアの琴線をくすぐる憎いばかりの心遣い。 よっ ! 幸せ者!!
アマゾンなら初回限定版は、15,750円 (税込) のところ、発売前に予約すれば12,600円)。
通常版が、11,970円 (税込) のところ、発売前に予約すれば9,576 円という価格設定。
約3000円の金額差で3大特典付きの初回限定版はとってもお得。
昭和のプロレスマニアは保存版とするべし。
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