2005年08月25日

前田日明がビッグマウス・ラウド旗揚げ戦での「台風の目」出現予告

                       

“台風の目”の来場を予告だ。プロレスの新団体「BIG MOUTH LOUD」(ビッグマウス・ラウド)のスーパーバイザーを務める前田日明氏は24日、都内のホテルで開かれた「BIG MOUTH ILLUSION 〜BIG MOUTH LOUD旗揚げ試合〜」(9月11日・後楽園ホール)のカード発表会見で、「来年からのビッグマウス・ラウドの中心になる選手」を連れてくることを明かした。

 この日の会見では9.11のビッグマウス・ラウド旗揚げ戦のメーンイベントとして村上和成vs柴田勝頼のカードが発表されたが、このカードについて前田氏は「スタートラインに立つ記念すべき試合。いままでと違う部分を出せるようにしたい」とふたりのファイトに期待を寄せる一方、ビッグマウス・ラウドの活動については「実際リング上で(自分の構想が)形として現れるのは来年からだと思う」とコメント。その上で「来年から始めることに必要な技術を、一から仕込んでいきたい」と、所属選手の村上、柴田を自ら指導し鍛え上げる意向を示した。

 さらに前田氏は会見終了後、報道陣に対し「9.11の大会当日に、来年からのビッグマウス・ラウドの中心になる選手をひとり紹介する」と宣言。報道陣からの「日本人選手ですか?」との問いには「当日来てください」と煙に巻き、会見場を後にした。前田氏が言及した「中心になる選手」については、日本人選手なのか外国人選手なのか、ビッグネームなのか無名の選手なのか、現時点では一切不明。ビッグマウス・ラウドの“台風の目”になると前田氏が見込む選手とは一体誰なのか? 答えは旗揚げ戦のリング上で明らかにされる。

単なる前田のビッグマウスなのか!?
今後のビッグマウス・ラウドの中心になる選手が9.11後楽園ホールに登場との予告。

メインに村上 対 柴田という現時点での持ち駒での最高のカードを提供しようという姿勢は、かつて前田が立ち上げた新生UWFの旗揚げ戦、"STARTING OVER"に通じるものがあるかもしれない。メインのこのカードを聞いて'88年6月、今は亡き札幌中島体育センターで行われた新生UWF旗揚げ第二戦で観た前田−高田戦に想いをはせたのは、オッサンの単なるノスタルジーか。

「アメリカのプロレスの究極形がWWEなら、日本のプロレスの究極形はUWF」
そんな前田発言を認めざるを得ないプロレスラーが後楽園ホールに登場するのかと思うとプチ勃起。
(copyright 兎のニールキック)

プロレスがTVのゴールデンタイムから撤退して久しいが、PRIDE・K-1に見る最近の勝敗至上論者の中に新日本プロレス−UWF−RINGSと連なる前田日明の歴史を知る者がどれだけいるだろうか。
ビッグマウス・ラウドの立ち上げ戦を心待ちにしているのは、かつての前田日明を知る連中なのか それとも 現状のプロレスに不満を持つプロレス者達なのか。

両者の想像力をフル回転させる存在がリングに立つことを期待して、9.11は後楽園ホールに足を運びます。

でも、「プロレス界に万里の長城を築く!」とか「台風の目」が長州 力という発言だけは勘弁して下さいね。
前田復活なら大歓迎ですが。

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