2005年08月31日

PRIDE 全米放送決定と榊原社長のインタビュー

 PRIDEの米国進出戦略が動きだした。主催のDSEが29日、米国の大手ケーブルテレビ局FOXスポーツネットワーク(FSN)で毎週日曜午後9時から1時間のレギュラー番組がスタートしたことを発表した。番組は21日に始まっており、過去の名勝負や選手インタビューを放送するほか、PRIDEのルールや技術を解説し、米国での認知を上げる内容になる。この放送を足掛かりに、来年秋に念願の米国内での大会開催を実現させる。

28日のミドル級GP全試合終了後にアナウンスがあったが、FOXスポーツネットワークがアメリカのゴールデンタイイムでのPRIDEの放送を決定。

「ふーん そうなんだ」で終わりそうなニュースだが、これはPRIDEの全米進出の第一歩。
ネタ元の後半部分がコレ ↓

 テレビ放送の先には、悲願の米国での大会開催がある。これまで構想は何度もあった。だが、1回10分、2、3回5分のラウンド制、両手両ヒザをついた状態でのヒザ蹴りなどのルールが認められず、PRIDE本来の姿で輸出するために忍耐強く待ち続けた。現在も来年秋の開催を目指すカリフォルニア州のスポーツ委員会に認可申請中だが、実際にテレビで見てもらうことでルールへの理解を得やすくなる。DSE榊原信行社長は「これからの1年を開拓と啓蒙(けいもう)に充てる。米国民を熱狂させる大会をやりたい」と力を込めた。

アメリカ進出を目指し、カルフォルニア州スポーツ委員会との交渉に苦慮しながらの榊原社長のインタビュー記事が FIGHTSPORT 24-7 に掲載されていたので紹介します。
長文なので一部のみ翻訳。ちょっと疲れた。

インタビュアー:
今日のイベントを始めましょうか。 PRIDEがアメリカに進出して、そのブランドをプロモートすることにはどんな重要性がありますか?

榊原:
日本の国外というより、アメリカでPRIDEの大会を開催することは私たちの夢です。 私たちはPRIDEの名の下で50回の大会を開催します。- 近く開催される8月28日の大会は50回目の大会になります。- そして、私たちは日本以外での興行を一度も行ったことがありません。 総合格闘技はアメリカで立ち上げられたものです。その地で私たちが大会を開催することが、私たちの夢なのです。 そして、2000年以来、私たちはカリフォルニア州アスレチックコミッションへ働きかけています。そして、特に2004年、2005年のこれまでに、カリフォルニア州でこのスポーツを合法化するために本当に一生懸命働きかけています。今日のミーティングの後、私たちが大きく前進する第一歩になります。 私たちの目的はカリフォルニアでPRIDEの大会を開催し、PRIDEがどんなものであるかファンに紹介することです。TVを通じてではなく、生の大会を見てもらうことは全く別なものです。ですから、本当のPRIDEというものをアメリカの人々へ見せたいと考えています。

インタビュアー:
PPVや他のマーケティングによって、アメリカ人が本当にPRIDEもしくは 総合格闘技に対する総合的な関心を持っているのでしょうか?熱心なPRIDEファンを見たことがありますか?

榊原:
現在、アメリカのファンの方々はPPVやDVDによってPRIDEの大会を見ていると思いますが、ライブではありません。彼らは総合格闘技の大ファンだと思いますが、必ずしもPRIDEだけのファンである必要はないのです。

インタビュアー:
PRIDEのリングとルールに独自なものが完全な状態で残っていることが、現在とここ1年と過去5年間のプロセスで非常に重要だと考えていますので、この質問をします。
北米統一ルールとして認められているルールで、いつでもプロモートができたのに、なぜリングとルールがアメリカでのプロモーションの際にPRIDEにとって重要なのでしょうか?

榊原:
私たちがPRIDEという名称の大会を開始してからの7、8年の間に常に観客の要求に対応すると共に、選手の安全性を確実にするために何度となくルールを変更しています。しかし、総合格闘技の元々の考え方は、異なった競技間のすべてのバリアを取り除くことにあります。レスリング、ボクシング、柔道、柔術、その他の競技を含むすべての異なった競技の選手に対して門戸を開放してきました。ですから、異なったバックグラウンド出身の選手に対して私たちのルールはより開放的です。それを最新のルールとして保つのは非常に大切なことです。 私たちがカルフォルニアでの代替ルールとなることを要求しているルールは、PRIDEにとって独自なものであると信じています。その独自性を危険にさらしてまで、アメリカに進出したいとは考えていません。
ですから、私たちはルールをPRIDEに限定したものにしたいと思います。PRIDEで行われた450戦での経験から、PRIDEのルールは他の大会より安全であるということを知っていますし、証明されています。私たちはその記録が安全な大会、安全なルールであると物語っていることを信じています。私たちがアメリカに進出し、我々にとって安全か、我々の選手にとって安全かどうか不明な現在のアメリカの統一ルールに歩み寄ったとしたら、我々のルールは未だ安全ではないと証明していることになるのです。
それは我々が目指すべきものではありません。私たちは我々のルールを信用していますし、ネバダ州、ニュージャージー州で既に採択されたルールを採用する必要はありません。それが私たちの見解です。

「イベントとしての総合格闘技発祥の地であるアメリカでPRIDEの興行を開催したい。それは私たちの夢」
榊原社長も男だねぇ。

nikkansports.comの記事にもあるように、PRIDEがカルフォルニア州で興行を行う際に必要なのが、カルフォルニア州スポーツ委員会の認可。
現在のアメリカでの事実上の統一ルールとなっているのが、5分3ラウンド、グラウンドでの4点ポジションに対するキック攻撃なしのUFCスタイルらしい。
PRIDEの現行ルールを認めるようカルフォルニア州スポーツ委員会との交渉を行っているようですが、デイリースポーツの記事によれば、年内承認の見込み。
TVなど公衆の目に触れる場面での暴力シーンには一際厳しいアメリカでの放送開始という事実だけに、承認はまもなくなんでしょう。

FIGHTSPORT 24-7のインタビューのほとんどがルール問題の話題です。
「なぜ アメリカのルールでやらないんだ?」というアメリカ中心主義的な質問もあっておもしろい。
インタビュー後半ではドラッグ検査に関する質問もあったりして、PRIDEのクリーンさを榊原社長と関係者が訴えています。
(時間があったら全訳を紹介してみたいけど)

本格進出前に、TVを通じてのアメリカ市場開拓。
アメリカ人がグローバル・スタンダードだと信じているUFCへの対抗馬として、PRIDEもロス興行をめざしてアメリカで頑張ってほしいものです。

今のところ、PRIDEのアメリカ向けPPV放送は、数日遅れで行われています。
これが、リアルタイム もしくは それに近い時間帯で全米放送されるようになれば、アメリカ市場でのPRIDEの勝利かも。

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2005年08月30日

PRIDE 激闘から一夜あけて

激闘から一夜明け、PRIDEの続報ネタをまとめて。

手術の具体的な日程については「これから医者と相談して決める」とのことだが、「術後は3カ月間インターバルを空けるよう医者から言われている」という。だがその一方でヒョードルは「年末の“男祭り”には出たい。誰でもいいが一番強い選手とやりたい」と大みそかのビッグイベントへの参戦に意欲を見せ、「早くトレーニングを再開できるよう対処したい」とコメント。早々に治療にとりかかり、完治した“氷の拳”とともに大みそかに復帰する意向を示した。

昨夜の試合振りを見ていても、ヒョードルが記者会見で強調した右手負傷が完全に癒えていないという話はミルコ側に対する陽動作戦だったのかと思っていたが、どうやら本当に調子が良くない様子。

以前、「ヒョードルの怪我の状態の近況」で紹介したように、かなり深刻な状態だったらしい。
あの記事から1ヶ月以上も経過していることから、完治しているものと思っていたものの、やはり万全ではなかったのか。

それにしても怪我を抱えた右手で あれだけのパンチを振り下ろす?
やはり、世界最強の男はタダモノではない。

術後の復帰は大晦日の「男祭り」に間に合うのか?
ヒョードル不在だと興行的にも痛いだろう。

ノゲイラ、ミルコとライバルを連破しての王座君臨で、この後の挑戦者が思い浮かばない状態。
候補を挙げるとすれば、ハリトーノフとジョシュくらい。(ハントの名前も挙がっているらしい)
ミルコ対ヒョードル戦で さんざん引っ張ってきた後だけに、ヒョードル離脱、挑戦者不在と相まってヘビー級戦線は大晦日まで一時的に停滞か。

個人的には世界最強の男、ヒョードルの拳を破壊した高坂を「暫定 真の世界最強」に認定(ry

さて、ミドル級戦線は こちら。

 狙うのは宿敵・シュートボクセ勢の首だ。「PRIDE GRAND PRIX 2005 決勝戦」(8月28日・さいたまスーパーアリーナ)で行われたミドル級GPトーナメントの準決勝で“絶対王者”ヴァンダレイ・シウバに土を付けたものの、決勝でマウリシオ・ショーグンに敗れた“寝技王”ヒカルド・アローナは29日、都内のホテルで行われた一夜明け会見に出席。その場でショーグンとの再戦と、シウバとのミドル級タイトル戦を熱望した。

決勝ではショーグンに敗れたとはいうものの、絶対王者シウバを撃破したアローナは強気の発言。

スポナビの記事によれば、相変わらずシウバに悪態をついているとは言うものの、現役王座を破っただけにトップ・コンテンダーの権利はあるし、敗れたショーグンへのリベンジも当然の話。
ブラジリアン・トップチームとシュートボクセのメンツと遺恨がぶつかる3人の人間模様。
ブラジルで練習している桜庭には申し訳ないが、彼が入り込む余地は既にないかも知れない。

 強豪ぞろいのGPを制し、次はミドル級チャンピオン・シウバとのタイトルマッチが視野に入ってくるところだが、これについてショーグンは「いまシュートボクセにはGPとミドル級王座の2本のベルトがある。いまのところ(シウバと)タイトルマッチをする気はない」とキッパリ。GP前には「決勝戦はヴァンダレイとやりたい」と同門対決を希望していたショーグンだったが、“同門タイトル戦”には消極的な姿勢を見せた。

先輩シウバを倒してのミドル級GP獲得ではないだけに、複雑な状況かと。
興行的にはおいしい同門対決をPRIDEが放っておくわけがなく、対戦は時間の問題。
シウバの復活試合がショーグンとのタイトルマッチになる可能性は高くないだろうと思われるため、PRIDEがこのゴールデンカードの実現をどこまで熟成させるというか我慢することができるか。
「男祭り」は、まだそのタイミングではないだろうし、アローナへのリベンジがシウバの最優先事項だろう。

ヘビー級の停滞を横目にシウバ − アローナ − ショーグンのブラジル勢の三つ巴の状態は、「男祭り」もしくは その先まで様々なサイドストーリーを作りつつ、我々を楽しませてくれそうな予感。

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2005年08月28日

PRIDEミドル級GP遅速

PRIDEミドル級GP いつもながらの遅報です。
詳しくはスポーツ紙系サイトや2ちゃんねるの実況板を見た方がいいよ。

第1試合
○中村 和裕 対 イゴール・ボブチャンチン×
 【判定:2−1】
2回戦のシウバ戦で道着を脱ぎ捨てた瞬間のフックで敗れ去った中村は「うっかり柔くん」と命名され、しばし この話題で引っ張る。
今回の中村は花道で道着を脱ぎ、対策は万全。
中村のセコンドにはピラニア顔の長南。
1ラウンドから中村がボブチャンチンのパンチを封じ、グラウンドでの展開に。
上になる選手が交互に変わりつつも、中村のペース。
2ラウンドも同様の展開で中村の判定勝ち。

第2試合
×ヴァンダレイ・シウバ 対 ヒカルド・アローナ○
 【判定:3−0】
シウバはサクベルトを肩にかけ桜庭が1回戦で用いた阪神タイガースのキャップをかぶっての入場。
煽りビデオも手伝い、完全にベビーフェイスがシウバ、ヒールがアローナと定義されたような状態。
1ラウンド、アローナがシウバの放ったキックの足を払うような状態でシウバが倒れる。それ以降はアローナが終始 グラウンドでシウバの上になるという展開で、シウバは得意のスタンドでの打撃戦に持ち込めない。
2ラウンドもアローナが上になる展開が続き、アローナの判定勝ち。
シウバは桜庭のかたきを取れず準決勝敗退。

第3試合
○マウリシオ・ショーグン 対 アリスター・オーフレイム×
 【1R レフェリーストップ】
シウバ敗れるの余韻が残る中、観客はショーグンの決勝への勝ち残り期待モード。
1ラウンドの序盤はオーフレイムの長身を生かしたスタンドでのヒザ攻撃などでショーグンを攻める。グラウンドでフロントネックロックで攻めるも、これが決め手にならない。この後、オーフレイムはガス欠状態? 
最後は、ハリトーノフポジション(上から肩まで決めちゃうヤツ)からのマウントパンチで6分23秒 レフェリーストップでショーグンの勝ち。

この試合後、ブタベストで行われるレスリング世界選手権の男女選手団が入場。
「がんばりますので、よろしくお願いします」的なつまんない挨拶だったが、女子選手を代表して挨拶した浜口京子は、お約束のごとく挨拶の後に空気を読んで「気合だーっ!」。浜口 いい子だ。

第4試合
○ファブリシオ・ヴェウドゥム 対 ローマン・ゼンツォフ×
 【1R TKO】
ミルコ対ヒョードルの代理戦争とビデオがあおる。
最後は下からの三角締め?でゼンツォフがタップ。
あまり印象に残らない試合。でもヴェウドゥム強い。

第5試合
吉田 秀彦 対 タンク・アボット
 【1R TKO】
とりわけテーマのない試合?
強いて上げるなら、ヘビー級転向を表明している吉田が20キロの体重差のあるアボットをどうさばくかという試金石的試合かと。
アボットも老けたなという感じもしないわけではないが、昔のまま堂々としたたたずまい。
吉田は出だしから左ハイキック。アボットが上になるシーンでは、リング中央からロープ際まで道着を着た吉田がツツツと滑っていくモップかけ状態が数度。
吉田は下から三角締めを狙いにいくが決まらない。最後は吉田のチョークでアボットあえなくタップ。

この後、9/26の武士道ライト級、ウェルター級出場選手の内、長南、マッハ(昨日は結婚式だったらしいです)、美濃輪、五味の4人が登場。GPへの意気込みを語る。美濃輪は「追い風ダッシュ」で頑張るそうです。
4人がリングを降りた後、川尻が一人で登場し、「最強の選手と1回戦から戦いたい」と五味との対戦要求。
五味も「川尻くん、一回戦から最高の試合をやろう」と五味−川尻戦決定。
五味と川尻の因縁(?)はAll aboutに詳しい記事があるので、一読をお勧めします。

第6試合
○エメリヤーエンコ・ヒョードル 対 ミルコ・クロコップ×
 【判定: 3−0】
1ラウンド開始早々、両者のにらみ合い。スタンドではヒョードルがミルコにプレッシャーを与え続け、ミルコの間合いを取らせない。ミルコの左ジャブ4連発でヒョードルは鼻と額から出血するが試合続行。
スタンドではミルコのスピードに付いていくヒョードル。グラウンドではヒョードルが常時上に。
2ラウンドもヒョードルが上になりパンチを落としていく展開。下になったミルコはヒョードルの腕をかんぬきに決めるなど防御しているが、口を開けて苦しそうに呼吸。明らかにスタミナ切れ。スタンドでもヒョードルに決定打を与えることができない。3ラウンドになるとミルコのスタミナ切れがますます顕著に。
結局、3−0の判定でヒョードルの勝ち。
久々にドキドキする展開の試合でした。

第7試合
○マウリシオ・ショーグン 対 ヒカルド・アローナ×
 【1R TKO】
準決勝のようなグラウンド勝負にアローナが持ち込むかと思ったが、スタンドでの展開から。
グラウンドでは、以外にもショーグンがオモプラッタを披露したりしてショーグンは冷静で起用だと感じさせる場面も。
グラウンドから立ち上がったショーグンがアローナの顔面を狙って踏み付け。
完全にヒットはしなかったものの、アローナの左側にまわったショーグンがパウンド!
ここでレフェリーが試合をストップ。
2005年ミドル級GPの勝者は、シュートボクセのマウリシオ・ショーグンでした!

ベタな文章で申し訳ないが、PRIDEミドル級GPの一夜の出来事でございます。
地上波放送は8月30日(火)19時〜21時9分。
お楽しみに。

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桜庭の思いと共に シウバ準決勝で散る

桜庭のベルトと阪神の帽子と共に入場したシウバは、準決勝アローナに判定負け。連覇ならず。詳細は後ほど。

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2005年08月26日

国際プロレスの映像が復活!12月に3枚組DVD BOX発売

懐かしい!国際プロのDVDを発売
 昭和のプロレス黄金期に絶大な人気を誇った国際プロレスが、DVDで完全復活する。ポニーキャニオンが、68年から74年までTBSでテレビ中継された映像を基に「伝説の国際プロレス」と題した3枚組DVDを12月14日に発売することが分かった。ストロング小林対バーン・ガニアなど計24試合を収録予定。これまでTBSの資料室の奥に眠ったままだった国際プロレス全盛時の名場面を一挙に蔵出しする。初回限定版2000セットには国際プロレスのロゴ入りTシャツなどがつく。詳細は(電話)03・5521・8020まで。

絶大な人気だったかどうかは別にして、国際プロレスの映像が蘇る!
「伝説の国際プロレス 1969-1974 DVD BOX」の発売が決定。

ネタ元によると発売元はポニーキャニオン、12/14発売予定。
3枚組のDVD BOXで、かつての放送局であるTBSが所有する昭和44年から49年までの5年間の映像に元月刊ゴング編集長の竹内宏介氏が当時8ミリ、16ミリフィルムで撮影した映像を加え、24試合・41選手を収録。総収録時間は約400分とのこと。

ここで国際プロレスのおさらい。

'67年、日本プロレスを退いた吉原功氏とアメリカで活躍していた日本人レスラー、ヒロ・マツダによって旗揚げ(大阪府立体育会館)。旗揚げシリーズは東京プロレス(当時日本プロレスを離脱したアントニオ猪木が社長。後に日プロに復帰)との合同興行として行われた。

メジャー団体である日本プロレス、日プロ崩壊後は全日本プロレス、新日本プロレスの後塵を拝する状況が長く続いたが、日本初の金網デスマッチ、「人間風車」ビル・ロビンソンの招聘、ヨーロッパルートの開拓(日プロの妨害によりアメリカルートでのレスラーが手配できなかったことが背景にある)、他団体に先駆けた主力日本人選手同士の対戦、AWAとの提携(当時の日本マットはNWA一色)など特色ある話題も提供し、外国人ながらビル・ロビンソンをエースとした時期があったのはこの団体の先見性を物語っている。
しかしながら、メジャー2団体の狭間で人気は低迷し、TV放映の中止に伴って、経営も徐々に悪化。1981年8月9日 北海道羅臼町大会を最後に団体としての幕を閉じた。

うーん 今となっては風情のあるプロレス団体だったなと。

さて、このDVD BOXには、グレート草津、サンダー杉山、ストロング小林、ラッシャー木村などの日本人に加え、カール・ゴッチ、ビル・ロビンソン、バーン・ガニア、モンスター・ロシモフ(アンドレ・ザ・ジャイアント、巨体だが当時はかなりスリム)など外国人選手の試合が収録される予定らしい。

伝説のゴッチ対ロビンソン戦が収録されるとのことだが、恐らく昭和46年 第3回 IWAワールド・シリーズで行われた試合と思われる。この試合はTV放送され、友人とその兄貴と共にTVの前で見ていた記憶があるが思い違いだろうか?
さらに ゴッチがロシモフ(アンドレ)をジャーマンで投げた試合が収録されれば、この企画は文句なし!

このDVD BOX、初回限定の豪華版と通常版が用意されているようで、初回限定版には
(1)国際プロレス・ブックレット(竹内宏介氏監修)
(2)国際プロレス・ロゴ入りTシャツ
(3)復刻ポスター・ポストカードセット
が同梱される。
レトロなマニアの琴線をくすぐる憎いばかりの心遣い。 よっ ! 幸せ者!!

アマゾンなら初回限定版は、15,750円 (税込) のところ、発売前に予約すれば12,600円)。
通常版が、11,970円 (税込) のところ、発売前に予約すれば9,576 円という価格設定。
約3000円の金額差で3大特典付きの初回限定版はとってもお得。

昭和のプロレスマニアは保存版とするべし。

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2005年08月25日

前田日明がビッグマウス・ラウド旗揚げ戦での「台風の目」出現予告

“台風の目”の来場を予告だ。プロレスの新団体「BIG MOUTH LOUD」(ビッグマウス・ラウド)のスーパーバイザーを務める前田日明氏は24日、都内のホテルで開かれた「BIG MOUTH ILLUSION 〜BIG MOUTH LOUD旗揚げ試合〜」(9月11日・後楽園ホール)のカード発表会見で、「来年からのビッグマウス・ラウドの中心になる選手」を連れてくることを明かした。

 この日の会見では9.11のビッグマウス・ラウド旗揚げ戦のメーンイベントとして村上和成vs柴田勝頼のカードが発表されたが、このカードについて前田氏は「スタートラインに立つ記念すべき試合。いままでと違う部分を出せるようにしたい」とふたりのファイトに期待を寄せる一方、ビッグマウス・ラウドの活動については「実際リング上で(自分の構想が)形として現れるのは来年からだと思う」とコメント。その上で「来年から始めることに必要な技術を、一から仕込んでいきたい」と、所属選手の村上、柴田を自ら指導し鍛え上げる意向を示した。

 さらに前田氏は会見終了後、報道陣に対し「9.11の大会当日に、来年からのビッグマウス・ラウドの中心になる選手をひとり紹介する」と宣言。報道陣からの「日本人選手ですか?」との問いには「当日来てください」と煙に巻き、会見場を後にした。前田氏が言及した「中心になる選手」については、日本人選手なのか外国人選手なのか、ビッグネームなのか無名の選手なのか、現時点では一切不明。ビッグマウス・ラウドの“台風の目”になると前田氏が見込む選手とは一体誰なのか? 答えは旗揚げ戦のリング上で明らかにされる。

単なる前田のビッグマウスなのか!?
今後のビッグマウス・ラウドの中心になる選手が9.11後楽園ホールに登場との予告。

メインに村上 対 柴田という現時点での持ち駒での最高のカードを提供しようという姿勢は、かつて前田が立ち上げた新生UWFの旗揚げ戦、"STARTING OVER"に通じるものがあるかもしれない。メインのこのカードを聞いて'88年6月、今は亡き札幌中島体育センターで行われた新生UWF旗揚げ第二戦で観た前田−高田戦に想いをはせたのは、オッサンの単なるノスタルジーか。

「アメリカのプロレスの究極形がWWEなら、日本のプロレスの究極形はUWF」
そんな前田発言を認めざるを得ないプロレスラーが後楽園ホールに登場するのかと思うとプチ勃起。
(copyright 兎のニールキック)

プロレスがTVのゴールデンタイムから撤退して久しいが、PRIDE・K-1に見る最近の勝敗至上論者の中に新日本プロレス−UWF−RINGSと連なる前田日明の歴史を知る者がどれだけいるだろうか。
ビッグマウス・ラウドの立ち上げ戦を心待ちにしているのは、かつての前田日明を知る連中なのか それとも 現状のプロレスに不満を持つプロレス者達なのか。

両者の想像力をフル回転させる存在がリングに立つことを期待して、9.11は後楽園ホールに足を運びます。

でも、「プロレス界に万里の長城を築く!」とか「台風の目」が長州 力という発言だけは勘弁して下さいね。
前田復活なら大歓迎ですが。

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2005年08月24日

来日前インタビューでシウバがヒクソンを痛烈批判

来日直前、アローナ戦を控えたシウバへのインタビュー。
以下 珍訳。

PRIDE GP2005の決勝の2週間前、バンダレイ・シウバはクリティバに我々を迎え入れ、長い間待たれたリカルド・アローナとの対戦について、質問に答えてくれました:

■アローナ戦に向けてのトレーニング方法はどんなもの?
1st、2ndラウンドに向けてハードなトレーニングをすることができなかった理由だったすべてのケガを治療した。 吉田との1回戦では、両膝のケガに苦しみ、走ることができなかったんだ。中村戦では、さらにケガがひどく柔術の練習もできなかったよ。 今は神に感謝している。1日に2度トレーニングして、完全なコンディションだ。 体調は万全だよ。ショーグンと一緒にブラジルの最も優秀なボクシング・コーチであるULISSES PEREIRAと素晴らしい練習をしてるよ。

■アローナとグラウンドで戦う準備は?
準備はできているよ。 彼は相手をタップさせたり、ノックアウトするファイターではない。 おそらく、オーフレイムの方が彼よりタフだろう。オーフレイムは、より危険なファイターだからね。 でもアローナもタフだ。今や 彼もついにチャンスを手に入れた。試合の間、彼がいつも言っていた私と戦う願望を示すことができるかどうかを見てみよう。 話は簡単。彼が8月28日にリング上で何ができるかを見たいね。

■なぜ アローナが嫌い?
実際 私はヤツの態度がイヤなんだ。尊大で、ネガティブで。 ヤツのことは嫌いだ。 ヤツのスタイルのせいで、アイツと戦うことに本当にエキサイトする。ヤツのせいでトレーニングにも力が入る。 彼は口数が多い。パンチで黙らせてやるよ。

■ショーグンとオーフレイムについては?
ショーグンはオーフレイムをブチのめすよ。ショーグンはこのトーナメントでクイントン、ミノタウロと2人の最強のファイターを破っている。実のところ、彼とミノタウロとの戦いが2005年の最高の試合だったんじゃないかと思う。 このクラスでは、ショーグンがずば抜けてるね。 彼はミドル級では長いこと戦わないんじゃないかと思う。すぐにヘビー級でシュートボクセの第一人者になるよ。

■この前のPRIDEで、後継者はショーグンであると言いましたが、引退を考えてる?
そんなことないよ! ある男は戦いをやめると400戦の話と自分の伝説を数え始める。オレはそんなんじゃない。オレは本当のファイターだ。自分のキャリアのど真ん中にいるんだ。まだ35戦しかしていないんだよ。70戦するまで戦うよ。まだやることがいっぱいあるんだ。

■この前のPRIDEで、あなたはヒクソンに挑戦しました。PRIDEがこの戦いを実現できると信じていますか?
ヒクソンが承諾するなら、ボスが金を払うよ。 実際には試合が実現するとは思っていない。今や ヒクソンは年寄りだし、500万ドル以上を要求するんだぜ。金はほとんどチャンピオンである自分が作るものだし、それってフェアじゃない (笑)。
彼は我々の競技を助けること、イベントを開催すること、オレがフランスでやっているようにバーリトゥードを合法化するキャンペーンをリードすることに自分の名声を使用するべきだと思うから言っておく。オレは彼がTATAME誌にしたインタビューでのバーリトゥードは低いレベルにあるっていう彼の発言を理解できない。彼はスター・ウォーズのようなおとぎ話の世界に住んでいるんだ。今となってはお金のために戦うわけではないけれど、試合が好きだから戦うよ。この世界を侮辱するヤツがいれば誰とでも戦うぜ。

アローナ、ショーグン、オーフレムについて語っているのは 当たりさわりのないコメントかなと思うものの、ヒクソン批判は強烈だなぁ。

ブラジルのTATAME誌でのヒクソンの「バーリトゥードは低いレベルにある」という発言は初耳。
まだ勉強が足りんなと反省。元ネタを探しておこう。

今やヒクソンのギャラは5億円を超えているのか。こっちも驚き。
これじゃ シウバの「自分が稼いだ金がヒクソンに払われるのはフェアじゃない」って発言も ごもっとも。

バーリトゥードの先駆者としてのヒクソンを尊敬し、自分のいる世界の地位向上に腐心する。
そして、この世界を侵すべき存在に対しては言うべきことは言っておく。
やっぱりシウバはオトコだな。

ヒクソンにとって耳の痛いこのインタビューがきっかけになって、ヒクソン対シウバ戦がPRIDEで実現ってことは ないですかね。
ヒクソンも日本の大晦日の格闘技マーケットには興味津々みたいだし。

ここは一つ 榊原社長が一肌も二肌も脱いでくれることに期待します。
でも、ギャラ5億円かよ。がんばれ 榊原。

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2005年08月23日

ハリトーノフのPRIDE離脱の噂ネタ その2

ネタ元 ADCC News
RINGS - Results From European Event!

RINGS did an event in Russia this weekend, featuring several major names from the MMA scene. It appears that Sergey Kharitonov has left PRIDE, as he fought on this event and was seen in pictures throughout the Japanese media with Akira Maeda, a relationship that could jeopardize his PRIDE relationship.

またハリトーノフのPRIDE離脱ネタ。

<珍訳>
MMAの世界でのメジャーな選手数人を用意して、RINGSはこの週末にロシアで大会を開催しました。ハリトーノフがこの大会に出場したことと、前田日明との写真が日本のメディアで見られたこと(彼とPRIDEとの関係を危うくするかもしれないつながり)から、彼はPRIDEを離脱したかのようにも見えます。

やはりPRIDE所属のハリトーノフのRINGSエカテリンブルグ大会出場には微妙な空気が漂いつつも、事の真偽は不明な状態というところっすね。

とりあえず情報紹介まで。

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TITANSのおっぱい対決は負傷によりエキシビジョンに

金髪美女戦士「日本で有名に」

 「TITANS」の前日会見が21日、都内で行われ、金髪美女戦士ラターシャ・マラゾラが「日本で有名になる」とブレークを誓った。昨年8月のK―1ラスベガス大会に参戦したキックボクサーにして米国版「プレイボーイ」の表紙を飾ったマラゾラは「興奮してるわ」と日本デビュー戦に闘志。一方、迎え撃つ“ケンカ女王”篠原光は「ニセおっぱいには負けない。私はリアルおっぱい。減量してもFカップ!」と“巨乳タイマン勝負”で打倒プレイメイトを予告した。

     ┌─┐  ┌─┐
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      _   ∩   _  ∩ おっぱい!
    ( ゚∀゚)彡  ( ゚∀゚)彡  おっぱい!
 ┌─┬⊂彡┌─┬⊂彡
 |ぱ|    |い|
 └─┘    └─┘

兎のニールキックから勝手に拝借。早くプロ格ED治して本格復帰しなよ。)

女子格闘技はメディアへの露出も少ないからプロとして食えている選手はいるのかなと心配しているのですが、米プレイボーイ誌でおっぱいを露出してしまった女性戦士がTAITANSに参戦。

このマラゾラ嬢 選手とモデルのどちらが本職かわからないのだが、格闘状態ではない彼女の勇姿はこちら。
作り物かどうかは別としても、立派なモノをお持ちで。

対戦者の篠原光は、このようなプロフィールの持ち主。
ちなみにお父さんは、「力道山を刺した男」だそうです。
ちょっと古めな資料のようですが、紹介されている画像での中指の立てっぷりはなかなかのモノ。
減量してもFカップと胸を張るキップの良さは、さすがケンカ女王。

今回、彼女の中指の向け先はマラゾラ嬢の胸になってしまったわけですが、美濃輪のリアルプロレスラー宣言ならぬ「リアルおっぱい」宣言はステキです。

さて、こんな二人の対戦は、アンダーカードながらも3分2Rルールで行われる予定だったのですが、マラゾラ嬢の負傷により急遽、3分1Rのエキシビジョンマッチに変更になったらしい。(その他カードの結果はboutreview.comで)

前日の記者会見であおっておきながら、試合当日は負傷によるエキシビジョン。
突っ込みどころ満載の展開に、マラゾラ嬢は別の意味で有名になれそうな予感。
怪我を治して次回の来日に期待しましょう(なにをだ?)

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2005年08月22日

ノゲイラ弟がPRIDEミドル級GP準決勝を予想

ノゲイラ弟がPRIDEミドル級GPを予想。

シウバ対アローナ戦について:
とてもタフな戦いになりそうな気がする。アローナは完璧な選手だと思われるが、誰もがシウバは危険な選手だと知っている。試合開始後はお互いに慎重になると思うけれど殴り合いが始まってしまえばクレイジーで強烈な試合になるね。

ショーグン対オーフレイム戦について:
試合はグラウンドで決着するんじゃないかな。ショーグンにちょっと分があるんじゃないかと思う。ショーグンは決して脚を取りにいかないし、胴へのクリンチの方がいいと考えているので、オーフレイムはあのギロチン(フロントネックロック)を決めることができないと思う。

次の試合について:
PRIDEの榊原社長はショーグンとの戦いが気に入っていて「ハードなトレーニングを続けておけ」と言うんだ。まもなく復帰するけどショーグンとの再選はスゴイものになるよ。

強者は強者を知る故に、どちらが勝つと明言しないのか 敗者であるがために、偉そうなことを言わないのかわかりませんが、結局は何も言っていないのと大して変わらない中途半端なノゲイラ弟のコメントです。

ブラジル勢ばかりの中、オーフフレイムにもがんばって欲しいし、アローナの負けない試合は見たくないしと贅沢を言っている間に、日曜日になるに違いない。

いつものところでPPV観戦の予定ですが、早くスカパーを受信できる場所に引っ越そう。

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2005年08月21日

ハリトーノフがK-1(HERO'S?)に転出の噂

ネタ元 FIGHTSPORT 24-7
POSTAL CONNECTIONS: KHARITONOV POSSIBLY TO K-1 By Tape Lord

Hello my friends, my postal connections in Japan are telling me that the K-1 organization is trying to sign Sergei Kharitonov.

Kharitonov supposedly turned down a possible matchup against Mark Hunt on the upcoming PRIDE GP card so that he could fight on today's RINGS Lithuania card, which is associated with Akira Maeda, who is being funded mainly by K-1 now.

More news to come in the next two weeks.

怪しいFIGHTSPORT 24-7のPOSTAL CONNECTIONSネタ。
今回はハリトーノフがK-1(HERO'S?)に転出するとの噂。

<珍訳>
やぁ みんな! 日本にいる友人がK-1がセルゲイ・ハリトーノフと契約しようとしているって教えてくれたよ。

恐らく ハリトーノフは今度のPRIDEで対戦する可能性のあるマーク・ハント戦を拒絶したから、K-1に資金提供を受けている前田 日明と関係のあるRINGSリトアニアで試合をすることができたらしいよ。

相変わらず希薄な根拠のPOSTAL CONNECTIONS。
FIGHTSPORT 24-7によれば、確かにハント対ハリトーノフ戦は噂にはなっていたカードではあるものの、8/20に行われたRINGSエカテリンブルグ大会をリトアニアと勘違いしているあたりが既に怪しい。

確かに遠いエカテリンブルグの話とは言え「RINGS」の名を冠した大会にPRIDEの契約選手であるハリトーノフが出場すること自体に多少キナくさい雰囲気が漂うのは間違いない。もちろん、RINGSエカテリンブルグ大会にハリトーノフ出場の話が出た時点で、PRIDE側から何のリアクションもなかったことが、PRIDEとの契約上は問題ないということを示していると思われるのだが、この大会には前田 日明も日本から馳せ参じているだけに、RINGS - 前田 - HERO'S - K-1との関係を連想してしまうのも無理のない話。

一方、前田 日明は、RINGSからPRIDEに選手を引き抜かれ、結果としてRINGSが終焉してしまったことにより、未だにPRIDE憎しの感情を持っていると聞く。資金力に限りがあったRINGS時代とは違い、FEG/K-1の豊富な資金力を背景に引き抜きに動く可能性も否定できないが、彼の一本気な性格じゃ ソレはないだろうと。

とは言え、年末のミドル級トーナメントを終えた後のHERO'Sの方向性は提示されていない状態。
なんたって、FEG/K-1は高い放映権料を維持するためにお茶の間人気にシビアなプロモーションらしい。来年も小兵の山本“KID”徳郁の人気に頼るわけにもいかず、PRIDEと同様にヘビー級選手の充実が急務だとFEG/K-1が考えているのなら、ハリトーノフの引き抜きはあり得ない話ではないかも。

でも、K-1がミルコを差し上げたんだから、PRIDEもハリトーノフくらいはくれてもいいんじゃないかと思ったりして。

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2005年08月18日

桜庭とランペイジがシュートボクセで特訓するらしい

ネタ元 ADCC News
QUINTON JACKSON MAY GO TO CHUTE BOXE! Submitted by: Team TATAME Posted On 08/17/2005

by Marcelo Alonso /Team Tatame

After opening Chute Boxe's doors to Ruas Vale-Tudo members Pedro Rizzo and Beto Leitao as well as K-1 fighter Lyoto Machida, Rudimar Fedrigo will be receiving two international fighters at the Chute Boxe headquarters, namely Kazushi Sakuraba and probably Quinton Jackson. 'Thank's to the success of our fighters in international events, many fighters dream to train with us. Of course we cannot open our doors to future enemies, so we have to analyze each case' explains Fedrigo. 'Pedro Rizzo came in a very special situation, an interchange. Beto Leitao would spend one week teaching Wrestling to Chute Boxe members, while Pedro could have great sparring partners like Wanderlei and Shogun. 'We need a Heavyweight in the team Rizzo is welcome here' said Rudimar, who also stated he was impressed with Beto's Wrestling regimen.

K-1 fighter Lyoto Machida came invited by Ulisses Pereira (the new Boxing trainer of the team). 'I had the opportunity to spend one week training here and I'm really impressed. Not only with the great quality of the training but also with the excellent climate among the group. Definetely Wanderlei and Shogun are in great shape' guaranteed Lyoto.

Sakuraba is caming due to a special request from Pride. He is expected to arrive in Curitiba on August 19th, and will be spending two months training twice a day at Chute Boxe. Asked about the curiosity of Sakuraba and Wanderlei (who fought 3 times) training together, Rudimar remembered: 'Sakuraba is the biggest Japanese idol, and he is always welcome in Chute Boxe. We have a lot of fighters here who already fought Vale-Tudo and started to be teammates in Chute Boxe like Cyborg and Shogun, Cristiano and Azeredo, Jadyson and Cristiano and Acácio and Nilson, for sure Sakuraba can train with Wanderlei'.

About Rampage, Rudimar became more mysterious. 'He is training with Picinini, our representative in LA (BHJJC), and asked him to came to Brasil to train with us. By now I can only say that he will probably came to Curitiba' ended Fedrigo.

シュートボクセ勢に痛めつけられた経験のある桜庭とクイントン・ジャクソンがシュートボクセの本部を訪問予定との記事。

<珍訳>
ファス・バーリトゥードのメンバーであるペドロ・ヒーゾ、Beto Leitaoへのシュートボクセのドアを開けた後、K-1選手のマチダ・リョウトと同様にフジマール・フェドリゴは2人の国際的選手、桜庭和志とクイントン・ジャクソンををシュートボクセ本部に迎えることになりそうです。「我々の選手が国際的な大会で成功していることに感謝している。多くの選手の我々と共にトレーニングをすることを夢見ている。もちろん将来の敵に対しては門戸を開放するものではない。我々は両方のケースを分析しなければならない」とフェドリゴは解説します。
ペドロ・ヒーゾは交換という特別な状況で参加しました。Beto Leitaoはシュートボクセのメンバーにレスリングを教えるのに1週間を費やす予定です。ペドロはバンダレイとショーグンのような優れたスパーリングパートナーを得ることができました。「我々はヘビー級の選手をチームに必要としている。ヒーゾはここでは歓迎される存在さ。」とフジマールは語ります。また、フジマールはヒーゾがBetoのレスリングの激しい訓練に感動したと話しています。

K-1選手のマチダ・リョウトはUlisses Pereira(新しいボクシングトレーナー)の招待によってやってきました。「私は ここで1週間トレーニングを行う機会がありました。そして本当に感動しています。激しいトレーニングの質だけではなく、グループの中の素晴らしい雰囲気。バンダレイとショーグンのシェイプは素晴らしい」とリョウトは保障しました。

桜庭はPRIDEのスペシャル・リクエストにより、やって来ます。彼はクリチバに8月19日にやってくると予想されており、2ヶ月の間 1日2回シュートボクセでトレーニングします。かつての桜庭とバンダレイ(彼らは3度の対戦をしています)が共に練習していたことについて尋ねられ、フジマールは覚えていました。「桜庭は日本の超アイドルだ。彼ならいつもシュートボクセに歓迎するよ。ここには既にバーリトゥードを経験してサイボーグやショーグンのようにシュートボクセのチームメイトになったたくさんの選手がいるし、桜庭はバンダレイと練習できるのは間違いないよ。」

ランペイジについてはフジマールは神秘的になっています。「彼はLAにあるBHJJCの我々の代表であるPicininiとトレーニングしている。我々と練習するためにブラジルに来るように言ってあるんだが。今のところ、恐らく彼はクリチバに来るだろうとしか言えないな。」とフェドリゴは結びます。

クイントン・ジャクソンは来るか来ないか微妙な状態みたい。

英文での表現によると桜庭は自分の意思ではなく、PRIDE側の意向によりシュートボクセを訪問するような雰囲気。
しかしながら、2ヶ月の間 毎日2回の練習に打ち込める新しい環境が、アローナにボコボコにされた桜庭をリニューアルさせることになるのかもしれません。

とは言うものの、スポーツナビの記事によると、ようやく顔面のアザが消えかかっている程度の状態でスパーリングを再開したばかりのこと。
体調が若干気になるものの、是非ともがんばっていただきたい。

国際的な道場間交流が今後も盛んになり、総合格闘技の隆盛につながってくれればと思います。
もちろん 団体間の垣根を越えてくれれば、もっとうれしい。

プロレスラーもタマには行ってみるといいと思うよ。

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2005年08月17日

バーネット新日本離脱をめぐるネット上の熱い戦い

新日本とジョシュの関係悪化のニュースは、海外サイトも巻き込んでテンヤワンヤ状態に。
以下は怪しさでおなじみ、FIGHTSPORT 24-7の記事の珍訳。

Fightsport.comは、新日本プロレスがジョシュ・バーネットを彼が行った物議を呼ぶインタビュー( 新日本プロレスと多くのレスラーを攻撃した)の後にクビにしようと検討していたと昨夜 報じました。

今日、日本のメディアは「バーネットはライバル組織であるDSE/PRIDEに転ずる可能性がある」と報じています。日本のプロレス業界の多くの人間には既に知っていて、バーネットが将来も新日本プロレスにとどまるかについては全く疑問のようです。

誤りであると証明された偏向したサイトによれば、 Fightsport.comが昨日バーネットがクビになるかも知れないと報じた直後に、- バーネットの提灯持ちで、いつもバーネットをプロモートしようとしていた人物 - ザック・アーノルドによって運営される偏向したpro-Josh BarnettのウェブサイトはFightsport.comのデッチ上げだと申し立てています。
なぜなら、アーノルドは次のように述べています。 

「ゴング誌でのインタビューが掲載された後、誰もジョシュと話してしないし、この件に関して新日本のオフィスからは何の連絡もなかったというのが事実です。」

ザック・アーノルドと彼の偏向したサイトが認識していないことについて 我々の情報源は新日本プロレスの会議室で何が行われようとしているのかを知っています。新日本プロレスは会議で何を議論したのかをバーネットに知らせようとはしていません。そして、彼らがバーネットとの契約解除を決定した後でなければ、バーネットにそのことを知らせはしないでしょう。

新日本プロレスはバーネットにG1大会を欠場させると決めたことさえ伝えてはいなかったのです。よって、新日本プロレスがバーネットをクビにしようとしていることを彼に知らせるだろうと偏向したサイトが考える理由は何でしょう?

ザック、君がニュースをばらまこうとする前によく考えた方がいいよ。

訳は相変らずテキトーに。

伏線はFIGHTSPORT 24-7のこの記事。(誤訳を訂正してあります)
ゴング誌のジョシュのインタビューを快く思わない(?)新日本がジョシュとの契約を解除しようとしている噂。

コレに対して「そんなことないじゃん!悪いのは新日本だろ!」と噛み付いているのがザック・アーノルド氏らしいのだが、今のところジョシュ新日本離脱に関する事の真偽は不明。
いつも怪しい情報で定評があるFIGHTSPORT 24-7とはいうものの、これまで他者のことをコレだけ非難したこともないだけに新日本側からジョシュを切るというのが真実に近いのではないかという気もしないわけではない。

ザック・アーノルドと言えば、puroresupower.comの運営者の一人。
今後 puroresupower.comとFIGHTSPORT 24-7との間で行われるリングを凌ぐネット上の熱い戦いが行われるのかどうかが楽しみだが、それよりもジョシュの復帰戦を早くみたいなと。

<参考記事>
・多重ロマンチック http://blog.livedoor.jp/ryosijj/archives/30043230.html
・バーニングスピリット http://www.burningspirit.com/log/eid802.html

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PRIDEがUFCより優れている10の理由

ヤマザキ アキラなる人物がコメントした「PRIDEがUFCより優れている10の理由」。

榊原PRIDE社長が読んだらほくそ笑むような内容の記事。
以下、いつもの珍訳。

1.選手 - PRIDEは優秀な選手を抱えています。ヘビー級では世界でも最も優秀な3,4人の選手がいます。ライトヘビー級にも優秀な選手がいますし、武士道には4,5人の優秀な選手がいます。(シャオリンを除く)

2.リング - ケージよりリングで観戦する方が楽しいのです。ケージは優れたレスラーにとっては武器になりますが、ストライカーには不利益を被ることになってしまいます。
ケージは見にくいこともありますが、リングはよりプロフェッショナルな印象を与えます。

3.観客 - 良く見てみましょう。UFCの観客の多くは流血を見たがっている歯抜けの田舎モノです。彼らには理解できないので、優れた選手やグラップリングに対してブーイングを送ります。UGメンバーにとって、それが主流であるはずがないので、UFCはこの観客も対象としています。PRIDEは最も優れた観客で全員をターゲットにしています。

4.ルール - 頭部へのヒザ攻撃を認めないなどのUFCルールは変更するべきだと思います。試合はもっとエキサイティングものになると思います。

5.一貫性 - PRIDEは全ての大会でカードの一貫性があり、そのことで観客は素晴らしい大会になることを理解しています。UFCは時々良いカードを提供しますが、それ以外の場合は大したことがありません。

6. No B.S. Celebrities - 私はUFCが「誰が観客として来場しているか」を示すことでプロモートすることが嫌いです。彼らにインタビューするのは不十分です。 私は、MMAについて全く知らないバカな有名人ではなく、リングサイド席にいるsherdogのような誰かから聞くべきだと思います。

7.マッチメイク - これは選手の領域に属することかも知れません。しかしPRIDEは信じられないマッチメイクをしています。PRIDEはファンに試合を決定させます。(しかしながら対象は日本のみで、まだ遠慮気味な部分があります)プライドはアローナ対ショーグン、シウバ対オーフレイムというカードを提供することが可能でした。そのことによりシウバは、よりイージーな相手を決勝での対戦相手にすることができたのですが、PRIDEの信じられないマッチメイクのおかげでアローナ対シウバという新鮮なカードを得ることができました!

8. 財力 - これはUFCの欠点ではありません。しかしPRIDEは望んでいる誰でも手に入れることのできる財力を持っています。PRIDEには、より大きな予算があるので、私たちは世界中からオリンピックのチャンピオンや最高のファイターを見ることができます。UFCの選手は主にアメリカ人で、それが悪い もしくは 欠点というわけではありませんが、私はいろんな選手を見るのが楽しみです。

9. より多くの大会 - UFCは年に5回から7回の大会を開催しますが、武士道大会の開始以来、PRIDEは多くの大会を開催しています。更にPRIDEは優秀な選手の出し惜しみをしません。どの大会にも目玉カードが用意されています。

10. トーナメント - 私はトーナメントの大ファンです。
UFCは金銭的理由でトーナメントを実施できません。
宇野とBJペンが決勝で対戦し、活気のないドローに終わった実に惨めなトーナメントがUFCにとって最後のものでした。PRIDEには世界中から参戦するミドル級とヘビー級の大会があります。UFCにとって欠点ではありませんが、私がPRIDEを好きなもう一つの理由がこれなのです。

私の英語力を超えた表現があったりで意味が伝わっているかどうか不明なのだが、ここまでPRIDEをヨイショしなくても良いだろうと。

確かにPRIDEも面白いけどね。
2ヶ月に一度の間隔でPRIDE本選が見られるなんて、ある意味幸せな状態なのは確かだし。

でも、アメリカ人が世界一にならないと気に入らないアメリカ人気質だけに、アメリカ人のスーパースターが登場しないとPRIDEのアメリカでの人気は、相変わらず今一つの状態が続くのだろうね。

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2005年08月16日

ラスベガスでのジャングルファイト開催は中止に

ネタ元 FIGHTSPORT 24-7
'JUNGLE FIGHT' IN VEGAS CANCELLED

The 'Jungle Fight' card that was scheduled for September 9th in Las Vegas has been cancelled. No official reason was given.

Road to Las Vegasと銘打って行われたジャングルファイト4の先には、ラスベガスがなかったという ちょっと情けない話。

9月9日にラスベガスでの開催を計画していたジャングルファイト5はキャンセルされたらしい。
理由は現在のところ不明。

猪木サンを慕うイズマイウサンも大変だなぁ。

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2005年08月15日

新日本プロレスがバーネットとの契約解除の方向に?

ネタ元 FIGHTSPORT 24-7
POSTAL CONNECTIONS: BARNETT MAY BE FIRED FROM PRO-WRESTLING JOB By Tape Lord

Hello my friends, my postal connections in Japan are telling me that Josh Barnett may soon be released from his current pro-wrestling contract with New Japan. According to these sources, New Japan management is not very happy with an interview Barnett recently did, in which he blasted the New Japan organizaton and many of its pro-wrestlers.

珍訳とは言うものの、誤訳だらけだったので訂正します。(8/17)

G-1を新日本の意向で欠場させられたジョシュ・バーネットに新日本との契約解除の噂。
普通ならそうするだろうね。
のインタビュー記事が元で新日本側が契約解除に動いているという噂。


<珍訳>
やぁ みんな 日本のコネクションによると、ジョシュ・バーネットが新日本プロレスとのプロレスに関する契約をまもなく解除するされるらしい。情報筋によれば、最近行われたインタビューでは、新日本のマネージメントは彼にとってハッピーなものではなかったし、彼が新日本プロレスと多くのプロレスラーに対して幻滅しているらしい。彼が行ったインタビュー(ジョシュが新日本プロレスと多くのプロレスラーに対して攻撃している)が新日本の経営層にとって望ましいものではなかった模様

恐らくネタ元は直近の週刊ゴング誌に掲載されたジョシュに関する記事だと思われるが、本人への事前連絡なしで欠場を発表されてしまった場合には激怒するのが当たり前。

新日本は目先のG-1への川田参戦と引き換えに、ジョシュというもっと大きなものを失ってしまったのかも知れない。
ここ数年の場当たり的大会場(ビッグイベント)での話題至上主義は社長がサイモンに交代しても変化なしかと。

噂とはいうものの現実味の高い話だけに、ジョシュの行き先を気にしながら正式発表を待ちましょう。

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2005年08月10日

曙が全日本プロレスにシリーズ参戦

曙が全日本プロレス8月シリーズに電撃参戦

 全日本プロレスは9日、都内の事務所で会見し大相撲・第64代横綱で現在はK−1などプロ格闘家として活躍している曙が8月シリーズ「サマー・インパクト2005」に参戦することを発表した。
 会見に出席した曙は「K−1とは違う緊張感、面白さを感じた」と自身初となるプロレスシリーズ参戦の理由を説明すると「巡業に行くことでプロレスだけでなくK−1、総合格闘技にもプラスになる。言葉だけでなく態度で頑張っていることを示したい」と宣言。未知の領域に足を踏み入れることで、自らのレベルアップを図るつもりだ。

 曙はシリーズ全戦に参戦予定。シリーズ開幕前には全日本プロレスの合同練習に参加し、8月21日の開幕戦に備える。なお、対戦相手は現在のところ未定で後日発表される。

K-1を追われた曙サンが主戦場として全日本プロレスを選択。

曙プロレスも失格…ムタに完敗/W−1(nikkansports.com)と曙のプロレス参戦を否定的な視点で報じるスポーツ紙もある一方で、恐らく唯一 好意的に扱っていたのが東京スポーツ。
W-1開催翌日の8/9付け紙面の1面見出しが
「曙 全日来い ムタに激負も光明」、「武藤『俺が再生』」
紙面も曙サンをベタ褒めする内容でどうも違和感があったのだが、もしかすると全日本参戦は既にこの時点で決定事項だったのかと。

スポット参戦ではなく、8月のシリーズ全戦参戦とは大バクチと言えなくもない。
それだけの準備が曙サンにできているのだろうかと不要な心配をしてみる。
全日本に出場していた元横綱と言えば、イヤでも思い出すのがあの輪島サン。
天龍が輪島サンをボコボコにする姿はいじめに近いものもあったが、あの惨劇がリング上で再現されるのかと思うとちょっと残酷。
お客サンとしての曙サンにマッタリとお付き合いするプロレスなら嘲笑の対象にしかならないし。

当時の全日本プロレスでは日本テレビの意向もあり輪島を前面に出したマッチメイクが行われ、元横綱のネームバリューは地方会場での客入りに貢献したらしい。
既にK-1のリングで「弱い」横綱像を露呈させてしまった曙サンに輪島並みの客寄せパンダの役割を期待するのも酷なような気もするが。

曙サンをボコボコにしてくれる鬼軍曹の出現と ゴールデンアームボンバー張りの曙サンの必殺技を楽しみにするか。
でも、あのワンショルダーのタイツとヒップドロップを必殺技にするのだけは勘弁して下さい。

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2005年08月09日

10月にPRIDE武士道ヨーロッパ開催?

Pride stars in Europe : line-up BUSHIDO EUROPE Date: October.09.2005 Place: Rotterdam - Holand - Ahoy Europe

Thai Box line-up:

Tyrone Spong vs. Vincent Vielvoye
Imro Main vs. Wiliam Diender
Jerrel Venetiaan vs. Ashwin Balrak
Rodney Faverus vs. Gokan Saki

MMA line-up ( Pride rules ):

Alexander Emilianenko vs. Rene Rooze
Gilbert Yvel vs. Mark Coleman
Kevin Randelman vs. Igor Vovchanchin
Valentijn Overeem vs. Anthony Hardonk
Gegard Mousasi vs. Stefan Klever
Ronny Rivano vs. Chico Martinez


Possible fighters on the card:
Fedor Emelianenko
Ernesto Hoost

情報の出所は全く不明ですが、海外ではPRIDEが10月にヨ−ロッパ大会を開催すると報じられています。

10月9日 オランダ ロッテルダムで行われる(?)大会は「武士道ヨーロッパ」と名づけられ「武士道」大会にしては豪華なラインナップとなっています。

MMAマッチにラインナップされているメンバーは
ヒョードル弟 対 レネ・ローゼ
ケビン・ランデルマン 対 マーク・コールマン
ヴァレンタイン・オーフレイム 対 アントニー・ハードンク
Gegard Mousasi 対 Stefan Klever(ママw)
ロニー・リヴァノ 対 チコ・マルティネス
とヨーロッパ在住選手が多く、PRIDEのヨーロッパ初興行に対する力の入れ込み様が感じられます。

しかしながら、出場の可能性があるその他の選手として、ヒョードルの他、K-1選手のアーネスト・ホーストの名前が挙がっているあたりに情報の確度に怪しいものも感じられるのも事実です。

RINGSの名を使ったRINGSリトアニア以上に本家との繋がりの薄さを感じさせるニュースですが、PRIDE/DSEの正式発表以外に この怪しい大会の開催を証明するものはありません。

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2005年08月01日

ヘンゾ対BJペン戦の決まり手

itete.jpg

B.J.ペンvsヘンゾ・グレイシー戦(K-1 World GP 2005 in Hawaii)でのワンショット。
fightsport.comより拝借)

ヘンゾ:「イテテ!指が口に入ってるってば!」
ペン: 「秘技 口裂き!!」

ペンの勝因は、案外コレだったりして。
何でもアリのグレイシー一族だけに文句は言うまい。

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