2005年07月27日

DEEP20で究極の異種格闘技戦? しなし さとこ 対 アイドル(?)岡本範子

 女子格闘技界のトップファイターと“萌え”系アイドルの異色対決が決定だ。DEEPの佐伯繁代表は26日、会見を開き、「DEEP 20th IMPACT」(9月3日・ディファ有明)の対戦カードとして、しなしさとこvs岡本範子戦を発表した。岡本はホリプロ所属の現役アイドルで、現在、“乱入王”こと入江秀忠が代表を務めるキングダムでトレーニングを積んでいる。

佐伯DEEP代表が迷走?
女子格闘技の第一人者 しなしさとこ 対 アイドル(?)岡本 範子の対戦が9月3日のDEEP20で行われることが決定。

だいたい 岡本 範子ってオッサン知らないし。
こんなカタらしい。
見た目的にはこんな感じ

経歴には、元競歩インカレ2位と。
プロ格闘家 対 アイドル、サンボ 対 競歩。
これは究極の異種格闘技戦かもしれませんですよ。

入江 秀忠率いるエルガイツ・キングダムで練習中ってだけで怪しさ満載なのだが、参戦経緯も うさんくささ炸裂。

 ことの発端は6月13日、「DEEP 19th IMPACT」の会見に乱入した入江が佐伯代表に「このコを試合に出してほしい」と岡本をプッシュしたことからスタート。これに対し佐伯代表は入江に岡本らとのコンパをセッティングするよう要求し、そのコンパでの“査定”がよければ佐伯代表自らが対戦相手となり、逆に“査定”が悪ければしなしとのカードを組むと示唆していた。  結果として、しなしとの対戦カードが発表した佐伯代表は「たしかに飲み会はやったが、(岡本らは)メシ食って帰っちゃった。カネだけ払わせておいて1時間もいないなんて、そんなバカな話はない」と岡本としなしのカードを組んだ訳を明かした。

そんなアバウトな理由ありかよ 佐伯サン。
で しなしさとこが怒るのも当たり前なのだが、しなしの切返しもプロレス的。

 だがそんな事情も知らず、勝手にカードを組まれたしなしは開口一番「私、怒ってるんです」と佐伯代表のマッチメークにご立腹。さらに「こんなカード、やりたくない。売名行為としか思えない」と岡本の姿勢を非難した上で「やるなら負けたほうが丸坊主になる髪切りマッチで」と爆弾要求を突きつけた。

これに対して岡本のバンプもスゴイ。
とても素人とは思えない。

髪切りマッチについては「実家がお寺なのでいずれ頭を丸めて実家に帰ることになると思うけど、いまはまだアイドルとして頑張っていきたいので、今回は勘弁してほしいです」と拒否した。

髪切りマッチに実家がお寺だから いずれはって・・・。

ハッスルを超えたギミックの宝庫となってしまった しなし対岡本戦。
DEEP20は今までと違う意味で目が離せません!

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2005年07月26日

EZweb向けゲーム「全日本プロレス〜MICRO RUMBLE」の配信開始

EZweb向けゲーム「全日本プロレス〜MICRO RUMBLE」を配信

 イオスは7月25日、EZweb向けゲームサイト「マニアップリ」で、本格格闘アクションゲーム「全日本プロレス〜MICRO RUMBLE」の配信を開始する。同サイトの月額情報料は525円。

 全日本プロレス、LEGLOCKの全面協力により、武藤敬司、小島聡など、主力選手が実名で登場するアクションゲームで、キャラクターの動きや表現にリアルさを追求。全日本プロレスのリングに上がる本人たちが、それぞれの個性に応じた技を繰り出すという。

 ゲームには、全10戦を戦い抜くシリーズモードと、相手を選んで行うスパーリングモードの2種類が用意される。対応機種はW11K、W11H、A5406CA、A5407CA、A5403CA。

携帯でプロレスゲーム。
ここまで来ると筋金入りのプヲタかも。

詳しくは全日本プロレス-MICRO RUMBLE- by Maniappliをのぞいて見て下さい。

「キャラクターの動きや表現にリアルさを追求した本格格闘アクションゲームです。全日本プロレス、LEGLOCKが全面協力。全日本プロレスのリングに上がる本人達がその個性に応じた技を繰り出します。ゲームモードは全10戦を戦い抜くシリーズモードと相手を選んで行うスパーリングモードの2種類。プロレスファンのマニアックなツボを刺激する濃度を保ちつつも、一般ユーザーにも分かりやすく爽快なアクションゲームに仕上がっています。」
だそうな。

登場レスラーは武藤、小島、太陽ケア、川田の4人。
携帯の小さな液晶画面でどんなゲームができるのか その画面イメージはココ

なんとなくファミコンっぽくて「タッグチームプロレスリング」を思い出すノスタルジックなオヤヂ。
マイクに向かって「助けてー!」と叫ぶと長州が「タココラ!ナニコラ!」と怒鳴りながら乱入するなんて隠しコマンドは、たぶんないよ。

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借金王 安田にヒールの素質あり?

借金王安田、ギャラ目当て大暴れ/IWA
<IWA:東京大会>◇24日◇後楽園ホール◇1200人  「平成の借金王」安田忠夫(41)がまたもやギャラ目当てに暴れ回った。メーンのタッグマッチに登場したが、場外乱闘を繰り広げる間にパートナーの維新力がチョコボール向井に抑え込まれた。相手のセコンドに就いたスティーブ・ウイリアムス統括プロデューサーに「金くれないとやんないよ。おまえもプロレスできねえんだったらチョロチョロ動くなよ。また病院送りにしてやる」と挑発した。

 5月のIWA初参戦時から抗争の続く向井に「アイツの負け人生に次こそとどめを刺す」と言われても、まったく眼中にない。対戦相手として来日するはずだった2メートルを超える巨人ジャイアント・タイタスが欠場したことに怒りが収まらず「オレは金のためにやってんだし、あんなちっちゃいヤツじゃやる気にならないよ」と吐き捨てた。

「また病院送りにしてやる」
昭和から続くレスラー挑発セリフの常套句だが、ガンを克服したスティーブ・ウイリアムスが相手じゃシャレにならない。
そこまで理解した上での発言だとすれば、安田は稀代のヒールになれる素質を持っているかも。

ギミックじゃない借金をバックボーンにしただけでは、早晩レスラーとして行き詰るだろうと思っていたが、この開き直りぶりは痛快。
日本の逆ミリオンダラーマンとしての安田に密かに期待してしまう。

このまま突き進めば、ハッスルでの安田のキャラも よりわかりやすくなって楽しめそう。

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HERO'Sトーナメント開幕戦で所に敗れたペケーニョは裁定に不満

ネタ元 ADCC News
Shooto champion Alexandre Pequeno Nogueira talks about his loss at Hero's GP Submitted by: Team TATAME

When he accepted to compete in the Hero's Grand Prix under 70kg, Alexandre 'Pequeno' Franca Nogueira was looking for new challenges in his career. 'I've faced all the Japanese champions, it was time to try something new' said Pequeno to ADCC News. However his Hero's GP debut was not what the Shooto lightweight champion expected, as he ended up defeated by Hideo Tokoro via TKO, after the referee stopped the match during the third round. Back in Brazil, Pequeno complained to ADCC News about the referee's call. According to the Brazilian fighter, he was in condition to keep fighting.

'The defeat is something that happens. 'We lost everything, and we were not expecting this to happen. Tokoro is very fast and he was a tough opponent, but I am really mad because the referee stopped the fight when I was in good condition, and could have kept fighting. Despite that, I dominated the first two rounds and the Japanese judges decided to make one more round' protested 'Pequeno', who thinks he should have gotten the win after the second round.

The loss against Hideo Tokoro was the third of Alexandre Nogueira's MMA career, which has 12 victories and two draws. Asked about the decision to fight in the higher weight class of 70kg, Pequeno thinks that it not a problem at all. 'I've been fighting in the up to 65kg category, but I did not feel any different this time. I found it even better, because I did not have issues maintaining my weight and I could eat' concludes Pequeno, who should be back to Shooto to defend his lightweight belt by the end of the year.

7月6日、HERO'S 2005 ミドル級世界最強王者決定トーナメント開幕戦で所 英男に敗れたペケーニョがTKOの裁定に不満を漏らす。

<珍訳>
彼がHero'sの70kg未満GPへの参戦を受け入れた時、アレッシャンドリ・"ペケーニョ"・ノゲイラは彼のキャリアでの新しい挑戦を探しているところでした。 ADCC Newsに対し、ペケーニョは「私はすべての日本人チャンピオンと対戦しているのだから、もう新しい何かを試すべき時期だった」と語りました。 しかしながら、彼のHero's GPデビューは、レフリーが第3ラウンドに試合を止め、所 英男にTKOで敗れるという修斗ライト級のチャンピオンが予想したものではありませんでした。ブラジルに戻った後、ペケーニョがレフリーの判断に対してADCC Newsに不平を申し立てました。 彼によると彼は戦い続けられる状態であったということなのです。

「敗北は一つの結果だ。我々は全てを失い、こんなことが起こるとは思っていなかった。所は非常に俊敏で手ごわい対戦相手だった。でも 私が良いコンディションで戦い続けられる状態であったにもかかわらず、レフェリーが試合を止めたのでマジで頭にきた。
2ラウンドまでは私が優位に立っていたと思うが、日本のジャッジはもう1ラウンド行うことを決定した」と2ラウンド終了後には自分が勝っていた考えるペケーニョは主張します。

所戦での敗北は、12勝2引分けというペケーニョのMMAでのキャリアの中では3敗目になるものです。より重い階級となる70kgで戦うという決定に対してたずねられて、ペケーニョは、それに関しては全く問題がないと考えています。「私は65kg未満のカテゴリで戦ってきたが、今回、特に違いは感じられなかった。体重のコントロールに気を使うことがないし、食べることができるので、むしろその方が良いことがわかりました。」と断定しました。彼はライト級ベルトを防衛するために、年末までには修斗に戻るはずです。

「まだまだ やれたはずなのに・・・。」
ノックアウトではなくTKOで敗れた選手の感覚というのは、ペケーニョに限らず いつもこんなものなのかも知れないね。
結果はどうであれ、不満は外に漏らさないほうがいいよ。

さて 勝ち残った所 英男が出陣するトーナメント準決勝の組み合わせが発表になっています。

ミドル級T準決勝のカードが決定=HERO’S

「HERO’S2005ミドル級世界最強王者決定トーナメント準決勝」(9月7日・有明コロシアム)の対戦カード発表会見が25日、都内のホテルにおいて行われた。

 2回戦の組み合わせは、第1試合・須藤元気vs宮田和幸、第2試合・レミギウス・モリカビュチスvs高谷裕之、第3試合・ホイラー・グレイシーvs山本“KID”徳郁、第4試合・宇野薫vs所英男の4カード。第1試合の勝者と第2試合の勝者、第3試合の勝者と第4試合の勝者がそれぞれ同日行われる準決勝を戦い、勝ち残った2選手が、大晦日の「Dynamite!!」で行われる決勝戦へと駒を進める。

9月7日ってまた平日。FEGはハウスよりはTVを中心に考えているんだなと納得。
準決勝の4試合は、どれも面白そうな試合になりそうな組み合わせ。
PRIDEと比べるとお茶の間的浸透度は低いかも。
まぁ 武士道と比べれば そうでもないか。

ところで 準決勝が9月初旬で、決勝が大晦日。
ほぼ4ヶ月近い空白期間で話題作りを含めて緊張感を維持し続けるのは大変だろう。
興行的にはヘビー級のスーパーファイトなど別の話題で盛り上げていかないとキツイかも。
ただ 話題の中心が 曙サンというのだけは勘弁して下さい。

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2005年07月23日

ヨハキム・ハンセンが8月修斗大会出場によりPRIDE武士道GPに不参加?

HANSEN LEAVES PRIDE GP FOR SHOOTO?

MMAWeekly's Scott Petersen reports from Japan that Joachim Hansen could be out of the Bushido Grand Prix for Shooto's super card.

Shooto currently has a show scheduled for August 20th as they are trying to stack their summer show. Right now the promotion is in negotiations to have Hansen come back to Shooto to face Akira Kikuchi. Here's the proposed lineup in Japan.

SHOOTO CARD AUGUST 20th

Gilbert Melendez (Cesar Gracie Academy, USA) -vs- Rumina Sato (K'z Factory, Japan)

Mitsuhiro Ishida (Team TOPS, Japan) -vs- Takashi Nakakura (Shooto Gym Osaka, Japan)

(Lightweight Rookie Tourney Semifinal) Kyotaro Nakao (Shooto Gym Yokohama, Japan) -vs- Hiroshi Nishioka (Paraestra Matsudo, Japan)

Hayato "Mach" Sakurai (Mach Dojo, Japan) -vs- Akira Kikuchi (Killer Bee, Japan)

Joachim Hansen (Team Scandinavia, Norway) -vs- Kotetsu Boku (Killer Bee, Japan)

8月20日の修斗大会に参戦するヨハキム・ハンセンにこの先のPRIDE武士道GPに不出場との噂。

<珍訳>
MMAWeeklyのScott Petersenがヨハキム・ハンセンが修斗スーパーカードへの参戦によりPRIDE武士道GPを欠場すると報じている。 
修斗は現在、彼らが自分達の夏の大会を開催しようとしている8月20日に予定された大会を開催します。 現在、ハンセンが菊池 昭と対戦するために参戦するよう修斗は交渉中です。 以下に提案されたマッチメイクが日本にあります。

PRIDE、HERO'Sに参戦する修斗出身の選手は、修斗大会にも参戦する自由が与えられているのかいないのか 各プロモーションとの契約内容が気になります。

HERO'S旗揚げ戦後 PRIDEに転じた修斗出身のヨハキム・ハンセンは8月20日の修斗大会に参戦することで、その後のPRIDE武士道GPへは出場しない可能性があるとMMAWeeklyが報じています。

もっとも修斗の公式サイトでは8月20日に横浜文化体育館で開催される大会のカードの全てを公開しているわけではなく、ヨハキム・ハンセンの参戦さえ伝えられていません。

そんな中、早々と海外サイトで報じられている この噂、単に修斗の大会とその後の武士道GPの開催時期の短さから想像されている話なのか ハンセンの意向なのかは現時点では全く不明です。

修斗の8月20日大会のカード発表とPRIDEの公式アナウンス待ちの状態ですが、選手の供給源プロモーションの意向を尊重するかしないかは両プロモーションの力関係と言ったところなのでしょうか。

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2005年07月21日

「桜庭のリベンジだ」 シウバがアローナ抹殺宣言!

ネタ元 FIGHTSPORT 24-7
VANDERLEI SPEAKS

After DSE/PRIDE officially announced the semifinal matchups for the PRIDE middleweight GP finals card on August 28th, each of the GP semifinalists released statements to the Japanese media. Here's what GP semifinalist Vanderlei Silva had to say:

"I hoped that I would fight Alistair after the second round fight in June, because his striking style and my style will match well in the PRIDE ring, and it would be very thrilling. But after the fan poll, it's decided that I'm fighting Ricardo Arona. I heard that the Japanese fans hope I get revenge for Sakuraba against Arona. I always keep in mind that the most important thing for us is to make fans happy, as Sakuraba always says. All the Chute Boxe team members respect Sakuraba a lot, and this time I will teach Arona what the real professional fight is. The result will be pretty much the same as how Quinton ended up. In the final, I'll probably end up fighting against "Shogun". I'll fight him with 100 percent, and I'll show everybody the Chute Boxe style. Thank you for supporting us." -Vanderlei Silva

シウバの8月28日のPRIDEミドル級GPファイナルラウンドを前にした発言。

「6月のセカンドラウンドが終わった後、オーフレイムとの対戦を望んでいました。
彼の打撃スタイルと私のスタイルがPRIDEのリングでは良く似通っているし、非常にスリリングなものになると思われるからです。ファン投票によれば、アローナとの対戦が選ばれたようですが、聞くところによれば、日本のファンは私がアローナに対して桜庭のリベンジすることを望んでいるそうです。我々にとって最も重要なことは、桜庭がいつも言っているようにファンをハッピーにすることだと私は常に心がけています。全てのシュートボクセのメンバーは桜庭を大いにリスペクトしていて、今回はアローナに真のプロの戦いを教えてやろうと思っています。結果は私と対戦したクイントンがどう終わったかとほとんど同じになるでしょう。恐らく決勝ではショーグンと対戦することになるでしょうが、100%彼と戦うつもりでいます。そして、シュートボクセスタイルをみんなに示すつもりです。 私たちを支持してくださってありがとうございます。」

準決勝ではアローナと対戦するシウバ。
そんなシウバが桜庭のリベンジとしてアローナ抹殺宣言。
「プロの試合を教えてやる」
シウバは漢だねぇ。

対するアローナの発言。

ネタ元 FIGHTSPORT 24-7
"Finally I get to fight Silva and I'm very excited. He's been ducking a fight against me, but there's no way to escape from me now. In June, Rogerio lost against a Chute Boxe guy, so this time the Brazilian Top Team will become a team again and beat Silva. It's time for me, the tiger, to eat the champion. I'll be the champion in August." -Ricardo Arona

「シウバと対戦することになり興奮している。彼は私から逃げ回っていますが、今や私から逃れる道はありません。6月にはホジェリオがシュートボクセの選手に負けていますが、今回はブラジリアン・トップチームが勝者になりシウバを倒します。虎になりチャンピオンを食ってしまうのは私です。8月にはチャンピオンになります。」

アローナも強気の発言。
組織としてのシュートボクセ対ブラジリアン・トップチームの威信を賭けた戦いであると同時にミドル級の覇者をめざすオトコの戦い。

8月26日のPRIDEは見所満載になりそうな予感。

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2005年07月18日

久しぶりに新日本 月寒大会を観た

既に書き込んだ天山−藤田戦は久しぶりの札幌生観戦。
帰省しなければ見られなかっただけに貴重な観戦かも知れない。
それにしても月寒グリーンドームでの新日観戦は'87年(イリミネーションマッチで前田日明が自らリング下にエスケープするという失態を演じた試合)以来だなと、しばし感慨にふけるおっさんであった。

開場は2時の予定が10分ほど遅れたためか、グリーンドームの入り口には多少の列ができている。入場口横ではプロレス会場には珍しく花が販売されており、よく見ると「献花」と書いてある。惜しくも先週亡くなった橋本真也への献花を販売してるのである。もちろん自前の花を手向けるファンもいて、橋本人気の根強さを感じさせる。
会場入り口前には橋本の写真と共に献花台が用意され、写真の前で手を合わせるファンの姿も見られた。

hashimoto2.jpg

第一試合前には追悼のテンカウントゴング。橋本のかつての入場曲「爆勝宣言」が流れると場内は橋本コール。蝶野が橋本の写真を掲げて、故人のはなむけにと橋本コールをせがむ。

会場は約八割の入り。
ちょっと眠気を催す試合も無かったわけではないが、以前と比べてショーアップされた構成に少し関心。
試合の概要その他は新日公式サイトでもどうぞ。

休憩後に猪木サン登場。
急逝した橋本についての話の後「これからはグローバリズム。イタリア遠征の後、中東からも話がある」と相変わらず眉唾な発言をする猪木サン。お約束のダァーで会場大団円。

TEAM JAPANのカシン、中西、永田は楽しそうに試合していたという感じ。
特に中西の会場人気が高いのは意外。みんなでホーと野人ダンスに合いの手。
中邑はTEAM JAPANと比べると線が細くて青二才然とした印象。雰囲気はリバプールの風になった山田と共に骨法に凝っていた頃の船木にちょっと似た感じがあるなと勝手に妄想。

以前はTV放映試合であれば、リング下に○○○○を持った●●●●がいると必ず流血戦になるという不思議なジンクス(?)もあったのだが、今回の興行はそんな流血戦もなく、プチいい感じ。
少しずつよい方向に向かっているのかと理解しているのだが、昔の殺伐とした雰囲気が復活するには、前田ビッグマウス軍の外圧を利用したとしても難しいだろうなと思ってしまった新日本月寒大会でございます、

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札幌決戦 藤田13分59秒天山を粉砕

新日本プロレス 札幌月寒大会(月寒グリーンドーム)のメインイベント IWGPヘビー級タイトルマッチ 天山 広吉 対 藤田 和之戦は、13分59秒 片エビ固めで藤田の勝利。
(7/18 21時加筆修正)

blog-photo-1121678846.9-0.jpg

42代王者の天山は在位65日とまたまた短期間。永世レンタル王者を襲名させてもよいくらいの短命王座が続く天山(天山広吉 IWGP防衛の全軌跡を参照のこと)はかわいそうだなと以前と比べ生き生きと試合をしている今日の永田、中西を見て思った次第。

タイツ姿で入場する藤田。それに対し、白(銀?)の派手なガウンに身を包みIWGPヘビーのベルトを腰に巻いて入場する天山。
やはり私が天山嫌いだからなのか それとも そういう雰囲気が感じられないから嫌いなのか別にして、天山のたたずまいからは、レスラーとしてのオーラというか 格好良さというか 華というものが全く感じられないのは、気のせいか。

天山への声援も多く札幌のプロレスファンは優しいなと思いつつ試合を見る。
天山がモンゴリアンチョップ、アナコンダバイスで藤田を追い詰める場面もあったが、藤田の豪快な投げ技の連発とヒザ攻撃(PRIDEで見せるエゲツナイ攻撃とは全く異なるスタイル)から片エビ固めで藤田の勝利。

試合後の藤田はマイクアピールも特になく、さっさと退場。

またしても新日本隊からのベルト流出に対して、G-1を控えてというタイミングも重なりフロント陣はどんな対応をしてくるのかが楽しみ。

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アメリカのチャンピオンベルト職人を発見

国内外でタイトルが新設されたり、ベルトのデザインが変更されると誰がベルトを作っているのかと興味をそそられるものだが、今日はその謎の一部が解明。

Reggie_Parks2.jpg

上の画像で今は亡き「鉄人」ルー・テーズの隣にいるヒゲを生やしたTシャツ姿のオッサンがベルト職人のレジー・パークス氏。
ちなみにテーズの腰に巻かれているのは'60年代のNWA世界ヘビー級ベルトだそう。

国内外を問わず、各種ベルトの作成に忙しいようで、旧NWAベルト、WCW、WWE(WWF)や各地インディペンデント団体のベルトも彼の手によるものらしい。日本ではノアの各ベルトが彼の手によるもののようだ。他にはカシンが一時期 手にしていたクモの巣模様のIWGPジュニアのベルトも彼の作品。

プロレス界のみならず、ボクシングや総合格闘技のベルトも手がけており、UFCK−1のベルトも彼の手によるもの。

日本の諸団体の皆様もベルト新設の際には彼のお世話になっているに違いない。

ちなみに、レジー・パークス氏のベルトに関するサイトはこちら。
新旧織り交ぜた各種ベルトの細部まで公開されているサイトは他にはあるまい。
さすが ベルト製作者によるサイトというべきか。

しかしながら、各団体のベルトを作っている彼のサイトが、新NWAの加盟団体である「NWA Midwest」のサイト内に存在している理由は、今のところ全く定かではない。

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2005年07月17日

PRIDE 武士道 其の八の結果

798 :全11試合終了 結果 :2005/07/17(日) 20:27:52 ID:rN7ayk5Z
第1試合 ● 杉江"アマゾン"大輔(1R 膝十字)ジョシュ・トムソン ○
第2試合 ● アンドレイ・シメノフ(2R 判定0-3) デニス・カーン ○
第3試合 ● 中尾受太郎(2R 判定0-3)マーカス・アウレリオ ○
第4試合 ● 村田龍一(2R 腕十字)大久保一樹 ○
第5試合 ● 戦闘竜(1R パンチによるKO)ジェームズ・トンプソン ○
第6試合 ● 今成正和(1R ヒザによるKO)ヨハキム・ハンセン ○
第7試合 ● 三崎和雄(2R 判定0-3)ダニエル・アカーシオ ○
第8試合 ○ 川尻達也(2R 判定3-0)ルイス・ブスカペ ●
第9試合 ○ 美濃輪育久(1R アキレス腱固め)キモ ●
第10試合 ● 長南亮(1R パンチによるKO)フィル・バローニ ○
第11試合 ○ 五味隆典(2R 判定3-0)ジーン・シウバ ●

2ちゃんねる 実況板からの転載。

今回は試合を見ていないのでノーコメントということで。

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2005年07月15日

PRIDE 8月大会のカード

ネタ元 FIGHTSPORT 24-7
PRIDE GP FINALS CARD

The Japanese media announced that the following matchups will most likely take place on PRIDE GP finals card on August 28th:


PRIDE middleweight GP semifinals:
Vanderlei Silva vs. Alistair Overeem
Mauricio 'Shogun' Rua vs. Ricardo Arona

Single matchups:
Fedor Emelianenko vs. Mirko 'Cro Cop' Filipovic
Mark Hunt vs. Sergei Kharitonov
Fabricio Werdum vs. Alexander Emelianenko or 'Tank' Abbott
Vitor Belfort vs. Yuki Kondo
Hidehiko Yoshida vs. TBA (possibly Gilbert Yvel)

日本のメディアが報じているといういつもの文句ながら、情報源がドコかは未確認です。
PRIDEミドル級GPファイナル大会での試合カード。

ミドル級GPの準決勝は、シウバ 対 オーフレイム、ショーグン 対 アローナと準決勝でのシュートボクセ同門対決を回避。
仮にこの2試合のカードが決定だとしても、悪くはない見ごたえのあるマッチメーク。

その他シングルマッチは、
ヒョ−ドル 対 ミルコのヘビー級タイトルマッチ
ハント 対 ハリトーノフ
ヴェウドゥム 対 ヒョードル弟 または アボット
ベゥフォート 対 近藤
吉田 対 未定(アイブル?)
というラインナップ。
テンコ盛り状態です。

これでほぼ確定状態かどうかは、PRIDEからの公式発表を待て。

シウバと大晦日にやるなら ちょっとは休んどけよ 吉田。

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PRIDE8月大会にタンク・アボットが参戦?

ネタ元 FIGHTSPORT 24-7
'TANK' POSSIBLY TO PRIDE

The Japanese media is reporting that 'Tank' Abbott is very close to signing with the DSE/PRIDE organization, and may possibly participate on the upcoming PRIDE GP card in August.

ある意味 伝説化しているタンク・アボットがPRIDE参戦との話。

日本のメディア(どこよ)が報じるに、PRIDE8月大会の参戦を前提にした契約目前だとのこと。

ケン・シャムロックと並ぶ総合格闘技の進化の生き証人。
業界は進化しつつも アボットの戦いざまが以前と変わらないという部分で彼の存在はLiving Regendと化している。

誰と対戦するかは別にして、MMAの世界でプロレス的な人生を投影する如くのような彼の戦いが見られれば、私は幸せ。

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2005年07月13日

橋本追悼ハッスル10 小川 対 安田 「一億」争奪賞金マッチの結果

 試合後、小川はマイクを持ち「1億きっちり払え」と高田総統に要求。登場した高田総統だがブーイングが少なく不満顔。いつものように福岡の観客をなじっていく。「ブーイングがトンコツくさいな。おい、そこの納税王。君はずいぶん稼いでいるらしいな。あのさっぱり売れなかった『ハッスル音頭』に続き新曲を出したらしいじゃないか」

 小川はこれを受け、「お前、自分にオファーがないからひがんでるんだろう」と逆に挑発。高田総統は「あまり金、金言っていると本当に大事なものを失うぞ」とキャラクターにない説法を開始。潔さを見せ、1億を払ってやると宣言。程なくリングへ向けお金が噴出されるが、よく見るとお札には高田総統の顔がプリントされている。高田総統は「1億モンスタードルだ。円とは言っていない。勝手にマスコミが騒いだだけだ」と全く悪びれずに弁明。安田が「福岡まで来させて試合までさせてふざけるな」と噛みつくが、高田総統は「感謝こそされ文句を言われる筋合いはない、デクの坊の借金王」となじり倒し、モンスター軍とともに会場を去っていった。

 残された小川は「どうせこんなことだろうと思ってたよ。借金王、こうなったらハッスル軍へ入れよ」と安田に打診する。あっけに取られた安田だったが、マイクを取ると「小川、俺の保証人になってくれるか?」と思ってもなかった返答。場内からは「やめとけ〜」の声も飛ぶが、小川は「ハッスルのために体張ってくれるなら、なってやろうじゃねぇか」と男らしく快諾。2人は握手を交わし、安田のハッスル軍入りが決定した。

 さらに小川は「もう1人新しくハッスル軍に入った。いま日本で最も腰を振る男だ。カモーン」と招き入れると、レイザーラモンHGがゲイのシンガー、ジョージ・マイケルの曲をテーマに登場。「社会のしがらみを忘れて激しく腰を振りましょう」とリング上で“激しいハッスルポーズ”を披露した。

ハッスル10(福岡国際センター)メーンハッスル 
○“キャプテン・ハッスル”小川直也 8分25秒 安田忠夫 ×

小川 対 安田の「一億」争奪賞金マッチは、予想通り「一億円」ではなかった。
「1億モンスタードル」ですって。
ちょっと安直。

試合後は 安田が保証人になることを条件にハッスル軍入り。
カネに絡む話題しかないのがツライところだけど ハッスル軍でどんな役割を期待されているんだろうねぇ。
橋本亡き後 彼のポジションを期待するのも難しいだろうし。

ところで レイザーラモンHGってダレ?
レイザーラモン住田? フゥーッ!
誰か教えて下さい。

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2005年07月12日

ノゲイラ PRIDE10月大会でハントかハリトーノフと対戦?

ネタ元 FIGHTSPORT 24-7
'MINOTAURO' VS. HUNT OR KHARITONOV

Rodrigo 'Minotauro' Nogueira recently spoke with the Brazilian media and stated that he won't be fighting again until the PRIDE card in October, due to some minor injuries he sustained to both his elbows in his recent fight against Pawel Nastula.

Minotauro also said that his opponent in October may be Mark Hunt or Sergei Kharitonov, but that nothing was conrimed yet.

ノゲイラ 8月のPRIDE欠場と次回の10月大会でハントかハリトーノフと対戦との話。

<珍訳>
ホドリゴ 'ミノタウロ' ノゲイラは、最近、ブラジルのメディアと会見し、パウエル・ナツラとの最近の戦いで両方のヒジに被ったいくつかの軽傷のため、10月のPRIDE大会までは試合を行わないと語りました。

また、ミノタウロは、10月の彼の対戦相手がマーク・ハントかセルゲイ・ハリトーノフになるかもしれないが、何もまだ決定されているものではないと語りました。

8月大会はミドル級GPの決勝もあり、ヒョードル対ミルコのヘビー級タイトルマッチはあるはで内容的には超テンコ盛り。他の選手は割りを食ってしまう危険性の高い大会になるわけでございますね。

その後の10月大会は男祭りのプロローグではあるものの、8月大会のアオリをモロに受けて秋枯れ状態になってしまう可能性が高いというわけです。

そんな中、体調の問題はあるというものの、8月大会出場を回避したノゲイラは賢明な選択かと。昨年のヘビー級GPの屈辱なるかというハリトーノフ戦も見たいが、頑丈なハントとの戦いぶりを見てみたいと思わせるあたり、決定ではないにしろPRIDEのマッチメークの妙というところ。

正式発表は8月大会の後になるでしょうから、気長に待ちましょう。

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2005年07月11日

橋本真也 脳内出血で死去

hashimoto.jpg

プロレスラーの橋本真也氏が死去

“破壊王”のニックネームで親しまれたプロレスラーの橋本真也さんが11日午前、横浜市内の市立大付属市民総合医療センターで死去した。40歳だった。死因は脳内出血とみられる。

ガーン!
肩の手術後、新日本出場を視野に入れてリハビリ中だった橋本真也が死亡。
今のところ詳細は不明。
とりあえず合掌。

22時20分加筆。

ネタ元 SANSPO.COM
関係者によると、橋本氏の同居人が同日午前8時55分、意識朦朧(もうろう)としている橋本氏を見つけて119番。午前10時半に心肺停止状態で病院に運び込まれたが、まもなく死亡が確認されたという。

まぁ 同居人が誰なのかとか無粋なことは詮索すまい。

人が逝ってしまう時というのは、往々にして突然である場合が多いのだが、特にプロレスラーの死となると いっそうその思いが強いのは 気のせいではあるまい。会場で そしてTVを通じて躍動する肉体が我々の記憶に深く刻まれていればいるほど、突然の死は驚きと同時に喪失感を我々にもたらす。

またひとり かつての新日本のニオイを身にまとったレスラーが遠い世界に逝ってしまった。

橋本への思いを「プロレス小事典」につづってくれれば ありがたい。

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2005年07月05日

天山をめぐる冒険

天山 パンチで藤田KOだ!!

 オレのパンチでのばしてやる!王者・天山広吉(34)にチーム・ジャパン(TJ)のエース・藤田和之(34)が挑戦するIWGPヘビー級選手権試合(18日・月寒グリーンドーム)が3日、正式に決定した。天山は試合前、総合格闘技のスパーリングを初公開し、藤田殴殺を公約。

天山が藤田を殴殺ですって。殴殺。
撲殺じゃないのが不思議。デイリーの記者もセンスあるんだか ないんだか。

そんな天山の藤田必殺パターンは完膚なきまでに藤田を葬ったヒョードル戦の再現を狙っているらしいです。

打倒藤田へ天山 ヒョードルになる!

 猛牛が総合格闘技殺法で野獣を封じ込める。新日本は幕張大会の3日、7・18月寒のIWGPヘビー級選手権、王者・天山広吉(34)VS挑戦者・藤田和之(34=猪木事務所)を正式発表。天山は公開練習で藤田対策の総合格闘技戦術を披露した。エメリヤーエンコ・ヒョードル(28=ロシア)は総合格闘技戦で藤田に完勝しているが、天山はその再現を狙う。

そんなことができるなら 小島戦での脱水牛の汚名も受けずに済んだのにと 一般人なら即座に思うはず。

永田サンは冷静なのかバカなのかわかりませんが、一番有効だと思われる対処法をアドバイスしています。

永田「大顔面でパンチ受けろ」

 天山の公開スパーを偵察した永田が「強さを見せたいならパンチを思い切り大顔面で受けろ」と、奇策を授けた。
 「はじき返すパワーと頑丈さは持ち合わせてるんだから、デカい顔で受け止めてレスラーの強さを見せればいい。変によける練習をしたって覚えられないぞ」と、永田は天山らしさを強調する作戦を説く。これはもちろん、この日の特訓を見て藤田の勝利を確信したゆえの“敵に塩”だ。

敵に塩って これ以上 天山の塩分濃度を上昇させてどうするって感じもしますが。
ほとんど飽和食塩水状態です。

付け焼刃の総合対策で藤田に勝ったところでIWGPが今以上にグダグダな状態になるのは明白。藤田が勝ったとしても大都市ビッグマッチ中心の防衛戦となるのはハッキリしているし、新日本にとっては踏み絵状態。
とは言え、天山では客を呼べないのはわかっているしサイモンの知恵の見せ所。

永田以上の踏み台になりそうな天山ですが、帰省ついでに月寒グリーンドーム大会を観戦予定。

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