2005年03月15日
3.26両国での小島対中邑戦が決定
新日が3.26両国大会のカードを一部変更新日本プロレスは14日、3.26両国大会と、「BIG FIGHT SERIES 2005」の一部カードの変更を発表した。3.26両国大会で中邑真輔が現王者、全日本プロレスの小島聡に挑戦することが決定。当初行われる予定だった挑戦者決定トーナメントはそのまま行われ、勝者が5.14東京ドーム大会で、小島vs中邑の勝者とタイトル戦を行う。なお、1回戦で中邑と対戦するはずだった蝶野の相手は未定となっており、蝶野がシードになる可能性もある。
3月12日全日本大会への中邑の乱入を受けて、3月26日新日本両国大会で小島とのIWGP戦が急遽決定。
当初予定されていた挑戦者決定トーナメントは、小島−中邑戦の勝者との対戦相手決定戦に変更。
2月20日、天山を破った小島がIWGPのベルトを放り捨てたのを見て、小島の背中を追いかけた中邑。
ベルト奪還に向け、最近の新日本にしては珍しく良好な小島とのドラマ仕立てがあっただけに、なぜ最初から中邑を選抜しなかったのかと。
しかし、挑戦者として中邑を直ちに擁立すれば、いつもながらのチープな雰囲気が充満した可能性もあるが、全日本と防衛戦についての交渉を進めつつ、時間稼ぎ&見切り発車で両国大会での挑戦者決定トーナメント開催 → 勝者が5月14日東京ドームでの小島戦という発表をせざるを得なかったのではないだろうか。手続きを公開しながら、結局は中邑が挑戦者という軌道修正はベルト奪還スケジュールに腐心した新日本の苦肉の策ではなかったのだろうかと勝手に深読み。
両国大会の挑戦者決定トーナメントも中邑の一抜けで、別な意味での興味が発生。
中邑の勝敗に関わらずトーナメント参加の3名の顔ぶれでは次期IWGP挑戦者としてはインパクトが弱すぎ。蝶野のシードもあり得るとの話だが、それでは寂しすぎるので、強烈な期待感を与える選手の参加があったりはしないかと密かに妄想。
永田は当日、高坂との対戦が予定されているだけに、この二人の参加はなし。ただし、高坂は4月3日のPRIDE武士道でのヒョードル戦を控えているだけに、永田との対戦を丁重にお断りすれば永田サンの目もありか?
あとは、便利な健介の参戦、高山の電撃復帰、HERO'Sにも今のところ名前が挙がっていない藤田の緊急参戦という筋書きもありかと思うが、テーマが新日本の至宝奪還だけに外敵の参戦はなしかも。
残るは外国人選手の参加くらいしかないが、総合格闘技系の選手の名前が出てこないとインパクトには欠けまくり。
結局は、今回の騒動の張本人である天山参戦に落ち着きそうなイヤな予感もあるが、新日本からの発表を静かに待ちつつ、さいたまスーパーアリーナが待ちどうしいhanadiサンです。
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