2005年03月09日

ホイスのミドル級GP参戦に向けてPRIDEが交渉中

                       
桜庭ら8選手が「PRIDE GP」出場決定

 PRIDEを主催するドリームステージエンターテインメント(DSE)は8日、都内のホテルで会見し、4月23日に大阪ドームで開幕する「PRIDE GP2005」の出場選手全16名のうち8名を発表した。

 同トーナメントに出場が決定したのは日本人選手から桜庭和志、吉田秀彦、近藤有己、中村和裕の4名。外国人選手からは現PRIDEミドル級王者のヴァンダレイ・シウバ、アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ、イゴール・ボブチャンチン、マウリシオ・ショーグンの4名が決定。会見に出席した高田延彦PRIDE統括本部長はトーナメント出場選手の豪華な顔ぶれに「8カードすべてがメーンイベント。世界最高峰、世界最上級の戦いを見せる」と自信を見せた。また、日本人選手には「大会の質が高いことには変わりがないが、日本のトップファイターの活躍に大会の成功がかかっている」とエール。日本人選手の活躍に期待を寄せた。

 残り8つの出場枠について高田本部長は「アマレスのメダリストクラスやUFCのトップファイターと現在調整中。日本人は最大であと2、3人」と明言し、桜庭との“SADAME”の対決実現が待たれる田村潔司や、04年の大みそかでPRIDEデビューを果たした瀧本誠と現在交渉を続けていることを明かした。“絶対王者”シウバを筆頭に強豪ひしめくミドル級GP。「ミドル級世界最強を決める戦い」(高田本部長)に参加できる残りの選手については3月20日前後に発表される予定だ。

PRIDEミドル級GP出場選手枠 16人のうち、8名が決定。
とりあえずは手堅いところから発表。

残り8人枠に数名の候補が挙げられているが、ここで名前が出ているのは田村、瀧本の二人の日本人選手のみ。
その他は外国人選手に声を掛けているらしい。
16人枠が日本人ばかりになってもつまらないことは確実。

そんな中、昨年の大晦日に法廷闘争寸前までの物議を醸したあの男に対してPRIDEがオファーしているという情けない話が。

ネタ元 FIGHTSPORT 24-7
POSTAL CONNECTIONS: ROYCE/PRIDE GP UPDATE By Tape Lord

Hello my friends,

My postal connections in the DSE/PRIDE organization are telling me that DSE/PRIDE is still negotiating with Royce Gracie to secure his participation in the upcoming PRIDE Middleweight GP.

According to these sources, Royce was originally offered between USD$450-475,000 per fight, plus a win bonus, but now DSE/PRIDE has supposedly upped the offer to approximately USD$500,000 per fight, plus the win bonus.

It is said that Royce is still considering the offer, and will give a final word in within 2-3 weeks.

<珍訳>
やぁ みんな!
DSE/PRIDEに近い筋が、DSE/PRIDEはホイス・グレーシーのミドル級GPへの参加を確約させるために未だ交渉中らしいと教えてくれたよ。

情報源によれば、ホイスは元々、試合あたり45〜47.5万ドル+勝利ボーナスを要求していたが、DSE/PRIDEは推定で1試合あたり50万ドル+勝利ボーナスというオファーを出している。

ホイスはこの条件について検討中らしいが、2,3週間のうちに結論が出るようだ。

実はこのネタ、以前にもFIGHTSPORT 24-7で同じような記事が提供されている。

年末にPRIDEとの契約問題が残る中、K-1 Dynamiteに走ったホイス。
「元横綱を破った男」の称号を手に入れたものの、ホイスの強さより曙の未熟さが目立つ結果に。
PRIDEは出場停止の仮処分申請まで検討し、ホイスのK-1出場を阻止しようとしたにも関わらず、ミドル級GPへの出場オファー。
しかも、1試合50万ドル+勝利ボーナスという破格の条件。
5,000万円ですよ 数分の試合で。
PRIDEとしても、ちょっと恥ずかしい話ではあるが、ミドル級GPの目玉選手として獲得しておきたい選手の一人。

一方、K-1のバックアップを受け前田が率いるHERO'Sも中量級選手の試合に力を入れると宣言している中、FEG/K-1にとってホイスは必要のない人材なのか?
前田が発掘した未知の選手を中心に、かつてRINGSロシアの選手たちが見せたような新鮮さをアピールするのか、それとも、とりあえずは有名選手を核にしながら、時間と共に選手層を広げていくのか。

前田HERO'Sの今後の戦略とあいまって、注目すべき今後のホイスの動向でございます。

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