2005年03月04日

新日本のIWGP奪還計画が決定

                       
新日本5.14東京ドームでIWGP奪還へ

 新日本プロレスのIWGPベルト奪還プランが明らかになった。3日、新日本プロレスは、3.26両国大会でIWGP挑戦権決定トーナメントを開催し、その勝者が5.14東京ドーム大会でベルトを持つ全日本の小島聡に挑戦することを発表した。

 3.26両国大会のトーナメントでは1回戦で中邑真輔vs蝶野正洋、天山広吉vs中西学が対戦し、その勝者がメインで挑戦権をかけて対戦する。当初、3.26両国大会では中邑、棚橋弘至組vs蝶野、鈴木みのるが行われる予定だった。しかし、前日2日に蝶野が挑戦者について緊急会見を行い、「挑戦者はブラックニュージャパンから出せ。1月にシングルで天山に勝っているオレが行く」と、ベルト奪還に強い意欲を見せたことで、急遽挑戦者決定トーナメントを開催することが決定したという。会見に出席した平田淳嗣、後藤達俊は、「何がなんでも取り戻す。これで負けたら腹を切るつもりで」と、新日本の総力を挙げて至宝IWGPベルトを奪還することを誓った。

全日本への根回しも終了したのか 新日本がIWGP奪還計画を発表。
小島への挑戦は5.14東京ドーム大会と決定。

ここ数年は猪木の横槍があるせいか、一時しのぎの話題作りが優先され、場当たり的なカード編成となっていた新日本の大会場興行。
小島にIWGPを奪われたことが結果的には3.26両国大会および5.14東京ドーム大会でのビッグマッチにおけるテーマを明確化することになり、新日本にしては珍しく事前の煽りを発表できる形に。

中邑、蝶野、天山、中西の4人の組み合わせには、作為的なものを若干感じざるを得ないが、前王者の天山の会見に免じて勘弁しよう。
しかし、
「何がなんでも取り戻す。これで負けたら腹を切るつもりで」
という平田淳嗣、後藤達俊の発言には新日本の決意が感じられるが、IWGPにリンクしない二人だけに正直意味不明。

3.26両国大会が新日本らしさを見せ付けるものにならなければ、5.14東京ドーム大会の成功はあり得ない。団体内にないIWGP王座が新日本復活の足がかりになるとすれば、小島はある意味、神だな。

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