2005年02月23日
ジャクソン発言に見るPRIDEの選手起用方法
Rampage speaks out
It isn't the first time a fighter has said it, but it's probably the first time it has been said in front of a stadium full of fans. Quinton Jackson said what many fighters in Pride complain about and that is getting short notices to fight on the big show. Quinton Jackson was told in less than one month that he was going to fight. He was so disappointed with his performance in which he won be split decision that he dropped his check and tried to give his trophy to Murilo Ninja. He proceeded to say in the ring that he needed more time to get ready if he was going to be able to put on a good performance. It was a close fight between the two warriors and one could say that Quinton was a bit more impressive with his body slams, when Murilo had a very tough time trying to take Jackson down.
But on the other side, Pride fighters know the way that Pride works and that short notices are common. This is a job and fighters need to stay in shape for when they are called upon. So, to place all the blame on Pride is unfair. Jackson also said that he would not fight on short notice and the top brass took notice. In fact after Pride 29, Pride President Sakakibara said that Pride wants to set the Middleweight GP matches up soon, so that the fighters have enough time to train. This sense of urgency in part due to Quinton Jackson saying that he will not fight if he is not given enough time to train. But Pride also wants the fans to know about the fights in advance to build up the anticipation, which should sell more tickets or PPV. This should be a good thing which should also result in better fights for the fans to watch.
PRIDE29に参戦したクイントン "ランペイジ" ジャクソンが、PRIDEの選手起用方法に苦言を呈している様子。
<珍訳>
ファイターがこういうことを語るのは初めてではないが、満員の観客の前で語るのは恐らく初めてではないだろうか。クイントン・ジャクソンはPRIDEに出場する多くの選手が何に対して不満を持っているのか、そしてそれは大会場での試合に対する短い準備期間だと語っています。ジャクソンは彼が試合に臨むまで1ヶ月もなかったのだと語りました。
彼は2-1の判定で勝ちながらも信用を落とした試合内容について非常に失望し、ムリーロ・ニンジャに勝利者トロフィを譲ろうともしていていました。彼はリング上で、もっと優れた試合をするのであれば、準備にはもっと時間が必要だと話を続けました。あの試合は両者での接戦となり、ムリーロがジャクソンからテイクダウンを奪おうと果敢な攻めを行っていながら、ジャクソンのボディスラムが多少は印象的な程度でした。
しかし、一方では、PRIDEの選手はPRIDEの動向と短い準備期間が普通であることを知っています。PRIDEでの戦いは仕事であり、選手たちはPRIDEからのオファーに備えてグッドシェイプを保っている必要があります。したがって、PRIDEに全ての責任を負わせることは不公平です。ジャクソンは短い準備期間では戦わないと語り、最高幹部がそれを告知したとも語っています。事実、PRIDE29の後、榊原社長はミドル級GPのカード編成をまもなく行いたいこと発表しました。その結果、選手は十分なトレーニング期間を得ています。ジャクソンが十分なトレーニング期間を与えられなければ戦わないと語ったことによるこの緊迫感。しかし、PRIDEはファンが予想を組み上げるために試合のことを事前に知っておくことを望んでおり、そのためにはより多くのチケットあるいはPPVを売るべきです。このことは、ファンにとってより優れた試合を見ることができるようになる良いことになるはずです。
意味不明な訳文だが勘弁いただきたい。
修正箇所にはコメントをいただければ非常にありがたい。
参戦オファーは良いけれど、もっと早めに連絡をくれよ!と怒りのジャクソン。
PPVでは確認できなかったが、どうやらコレをリング上でぶちまけてしまったらしい。
プロだけに入念な準備で最高のパフォーマンスを見せたいと思うのは当たり前の話。
しかし、昨年10月のPRIDE28でのシウバ戦で記憶が吹っ飛ぶ見事な負けっぷりを見せてくれたジャクソン。あの試合でのダメージが残っているならオファーを受け入れなくても良いだろうにと要らぬ心配をしてしまう。
勝てばMMAの世界で圧倒的知名度を得られるPRIDEではあるが、本選に出場できるクラスの選手は限られているだけに選手を酷使しないような体制をPRIDEにも整えてもらいたいものだ。
それに比べて驚くべきは、2ヶ月に1度の査定試合を次々とクリアしてきたミルコの精神的、肉体的タフさ。短時間で決着をつけてきただけにダメージの蓄積は少ないだろうが、噂される6月のヒョードル戦まで気力・体力とも維持できるのだろうか。
PRIDEへビー級タイトルに対する渇望が彼の支えだとすれば、あまりにもストイック過ぎでかっこよ過ぎ。
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