2005年02月22日
永田が前田日明に怒りの集中砲火
前田日明に対し新日本の永田が怒り爆発永田が前田日明にかみついた。新日本プロレスの永田裕志が21日、都内の事務所で会見し、上井文彦氏のスーパーバイザーとしてマット界復帰を果たした前田日明に対し、「一部で大きく扱われて好き勝手言っているが、現役のプロレスラーとしては面白くない。はっきり言ってムカつく」と怒りをあらわにした。前田は1月22日の会見の際に、「今のレスラーはおちゃらけばっかりだね」「選手の99パーセントは『それ、どうなの?』っていうレスラーばかり。プロっていう世界をなめてるヤツが多い」などと現在のプロレス界を批判していたが、それに対し永田は「ふざけんじゃない」と一喝。「昨日(20日)の天山と小島の戦いを見たのか」と反論した。
また、前田は永田に対し、03年大みそかのエメリヤーエンコ・ヒョードル戦を例に挙げて名指しで批判していた。永田は「それについてはいち評論家の意見として反論するつもりはない」としながらも「オレから言わせればあの人は格闘技もプロレスも中途半端。ものすごく腹が立つ」と怒りの言葉で切り返した。
今年はやりたい放題モードを宣言した永田。こういうピントのズレた発言を聞くとガックリ倍増。
さすが中西とは違うと思う気の利いた発言もタマにはあるのだが、この発言を聞く限りやはり永田はこの程度の器なのか。
確かに前田発言は現役プロレスラーに対して厳しい一言。
しかし、反論の根拠が
「昨日(20日)の天山と小島の戦いを見たのか」
では全く説得力に欠ける。しかも永田自身の試合ではない。
一時期でもIWGPを戴冠し、団体をリードすべき立場にあった永田が、現場にいた人間として現在の新日本の人気低迷について前田にどう具体的に釈明できるのか?
週刊ゴング誌の前田に対するインタビューでは永田への批判と若干の期待が入り混じった発言があったが、前田に対して思うところがあるのなら、口先だけの発言はもういい。
リングスを潰した前田もある意味「天下を取り損なった男」。
新日本に居残った「天下を取り損なった男」の意地を高坂戦で、もう一人の「天下を取り損なった男」に見せることができなければ、やっぱり永田は「消耗品」だ。
「オレから言わせればあの人は格闘技もプロレスも中途半端。」
中途半端じゃない自分のプロレスを見せて下さい 永田サン。
他のプロ格blogサイトはこちら
▼プロレス・格闘技DVD新作リリース情報はこちら!▼
◆06/12/26 永田裕志の不思議な存在感
◆06/11/28 永田祭りの忘備録
◆06/09/07 新日本プロレス LA道場軍がIFLに参戦
◆06/08/16 映画「ロッキー」のモデルの元ボクサーがスタローンと和解
◆06/08/14 天山がG1を制した先に何があるのか