2005年02月09日

UFC51オーティス対ベウフォート戦の判定をめぐりアメリカでは一騒動

                       
オーティズがベウフォート下す

 UFC51が5日(日本時間6日)、米ネバダ州ラスベガスのマンダレイ・ベイで開催され、元世界Lヘビー級王者同士の対決となったメーンのティト・オーティズ―ヴィトー・ベウフォートは、オーティズが判定2―1で辛勝。世界ミドル級王者決定戦は、ベテランのエヴァン・タナーがパンクラスでも活躍するデヴィッド・テレルを初回、レフェリーストップで撃破し、新王者に。世界ヘビー級暫定王者決定戦はアンドレイ・アルロフスキーが元王者ティム・シルビアに初回、足首固めで快勝した。

試合を観ていないので良くわからないのですが、UFC51でのオーティス対ベウフォート戦の判定をめぐってアメリカでは一騒動 起きている模様。

2−1でオーティスが勝った判定が納得できないヒトは、ネバダ州アスレチック・コミッションに対して抗議しようという試み。
砂漠の元独裁国家に自国産の民主主義を導入しようとする親切な国、さすがアメリカだ。

ネタ元 FIGHTSPORT 24-7
MMA MEDIA WILL TRY TO PETITION NSAC TO OVERTURN SUPPOSEDLY BIASED BELFORT-ORTIZ DECISION Prominent members of the MMA Media will try to petition the Nevada State Athletic Commission to overturn the supposedly biased and controversial judges decision in the Vitor Belfort vs. Tito Ortiz fight.

Many true media and fans of NHB/MMA feel now is the time to make a stand against judges decision that seem either inept, biased, and/or corrupt. The MMA media ask for all the loyal fans of NHB/MMA who thought Vitor Belfort won the fight to do the same by contacting the Nevada State Athletic Commission and letting them know how you feel.

<珍訳>
MMAに関わるメディアの著名なメンバーはネバダ州アスレチック・コミッションに対してオーティス対ベウフォート戦の判定に対して、偏向した判定を覆すよう陳情しようとしています。

NHB/MMAの多くのメディアとファンは、不適当で偏向しており不正に思える裁定に対して、一定の立場を表明する機会であると考えています。 MMAに関するメディアはベウフォートが勝ったと思ったNHB/MMAのすべての誠実なファンに対しネバダ州アスレチック・コミッションにコンタクトを取って判定についてどのように感じたかを知らせることが必要だと説いています。

引用先では判定に対して各MMAに関するメディアが疑問を呈しているので参照されたし。
長くなるので省略するが、ここから先の各メディアのコメントの方がおもしろい。
判定は不当だと考えるメディアの多いことからすると、かなり微妙な判定だと思われるが形式上の勝者に重きを置かない日本のプロレス者にとってはどうでも良い話なのかもしれない。

国民的行事であるスーパーボウルに熱狂するアメリカ市民は理解できるのだが、狭いオリの中で戦っている二人の戦いの結果に対して、ネバダ州アスレチック・コミッションに抗議の陳情を行おうとするここまで熱いアメリカ人は正しいのか 正しくないのか全くわかりません。

これに倣ってK-1での数々の判定に納得がいかない日本の有志は、JOCにでも抗議の電話・メールをすれば良いのにと思ったが、 刑法第234条 威力業務妨害の罪に該当したりするとマズイのでやめておこうね。

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