2005年02月06日

曙をめぐるWWEとK-1の関係を邪推する

                       
谷川氏は「FEGがマネジメントする曙さんをエースが勝手に連絡してリングに上げた。厳密に言えば契約違反。本気で引き抜こうとしている」と血相を変えた。「曙さんには厳重注意したが、エースはさらに“曙VSビッグショーのMMA戦をやりたい”と言っている。本当にWWEは怖い。こうなったらK―1もWWEから選手をいただく。これで突破口ができた。ガチンコですよ、ガチンコ!!」と絶叫。日米の2大メジャー組織が“仁義なき戦い”に突入した。

曙サンネタが続いて申し訳ないのだが、久しぶりに業界の内幕が見えてしまうおもしろそうな事件につき勘弁していただきたい。

それにしても、曙サンがWWEのリングに上がったのは アングルなのか アクシデントなのか 今ひとつ釈然としないが、どうもアングルだと思われるフシがある。
その根拠が谷川サンの発言。

>こうなったらK―1もWWEから選手をいただく。
谷川サンも一時の感情にまかせて口走ったのか不明ですが、どうも正気とは思えない発言。
WWEと契約中の選手を引き抜いてきた場合には、契約関係のシステムが確立しているWWEだけに大掛かりな訴訟に発展する可能性が大。
そんな危険を承知でK-1がWWEからの選手引き抜きに走るとは思えない。
しかも新聞に載るような公の発言だとすれば、その意図やいかに。
極めてプロレス的な発言と思わざるを得ない。

既にK-1とWWEの間では何らかの密約が成立していると見るのが正しいのか?
WWEへのMMAマッチの選手の供給を全面的にK-1が行うというものか 曙サンの一時貸し出しレベルに留まるものか 今のところ邪推のしようがありません。

曙サンの貸し出しだけだとしても、何らかの見返りがK-1側にあるはずで、WWE側がどんなビジネスを提示したのか不明ですが、谷川発言からすると一時的な選手派遣の約束があったはずと勝手に想像。
これは今後しばらくの谷川発言に注目しましょう。
トーンダウンする可能性大ですが。

WWEにガチンコ勝負なんて K-1じゃ かなわないですよ 谷川サン。
負け続けの曙サンを中心に風雲急を告げてきた感のあるK-1とWWEの関係です。

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