2004年11月20日
天山が「たられば」で三冠&IWGPの二冠王宣言
天山が三冠ヘビー級とIWGPのダブルタイトルマッチをぶち上げた。12.5全日本両国大会で川田利明が持つ三冠ヘビー級のタイトルに挑む天山広吉が19日午前、パラオ遠征から帰国。川田に勝利して三冠のタイトルを獲得した場合、12.12新日本名古屋大会で行われる佐々木健介とのIWGP戦を、三冠ヘビー級とのダブルタイトルマッチにする意向を示した。天山は「まずは三冠のベルトを獲って、IWGPのベルトも腰に巻く。これから年末にかけて天山時代を着々と築く」と意気込んでいる。また川田との三冠戦に向けてアナコンダバイスの改良型を用意しており、11月21日後楽園ホール大会から始まる次期シリーズで試運転していくという。
「たられば」という架空の話で、ここまで大風呂敷を広げられる天山サンは、ある意味プロレスラーの鑑だ。
基本的に天山サンは数少ない嫌いなレスラーの一人なんで、彼がナニを言おうと基本的には無視&無問題です。
>まずは三冠のベルトを獲って、IWGPのベルトも腰に巻く。これから年末にかけて天山時代を着々と築く
G1で優勝しながら、自分の会社の金看板IWGPにさえ挑戦させてもらえない御仁がナニを言う。
荒唐無稽とは、今回の天山の発言のためにあるような言葉。
今や外国人レスラーだって、こんな大風呂敷広げないってば。
ソレもコレも会社の興行を盛り上げるための行動だとすれば、天山サンはプロレスラーじゃなくてサラリーマンの鑑。
これも別な意味で素晴らしい。
天山に三冠ベルトを巻かせるようなことになれば、全日本は自ら新日本プロレスの影響下にあるマイナー団体であることを世に知らしめることになるわけで、天山のゲスな野望を大阪ドームの試合が消化不良に終わった川田サンに打ち砕いて欲しいと思う出張帰りの疲れた夜。
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