2004年11月15日
中西サンが長州サンの査定試合に名乗り出る
中西、長州との一騎打ちを希望中西が長州に査定試合を指定、一騎打ちでの力量測定を要求した。また、共闘する蝶野がZERO−ONE乱入したことを受け、ノートンとのジュラシックパワーズでの出撃を予告。また、“キャプテン・ハッスル”小川にダメ出し「次は長尾を用意する」と新人扱いした。
カシンとのDynamite!! 対決は一蹴
前夜の格闘タッグ対決で、藤田&カシン相手にパワーを見せ付けた“野人”は、大みそかDynamite!! で「中西を封印する」と豪語したカシンに、、「あいつ自身が木っ端微塵に勝手に爆発してくれればいい」と、一蹴。今後のテーマを長州との一騎打ちに設定した。中西は出戻り参戦を果たした長州を、「まずは自分と肌を合わせてもらわないといけない。永田との試合じゃ(実力は)分からない。パワーファイターにはパワーファイターがぶつからないと」と自らが査定試合を買って出ることを宣言。シングルでの対戦を希望した。また、共闘する蝶野がZERO−ONEに乱入したことについても、「スコットと相談する」とジュラシックパワーズでの出撃も示唆。新日、ZERO−ONEの両マットで長州を包囲するつもりだ。
大阪ドームのメーンでド迫力ファイトを展開した自信がみなぎる。ドームに参戦した小川についても「煮ても焼いても食えない」と酷評。「もう1回、と言うなら、長尾を用意する。体の活かし方も、豪快さも、顔も長尾が上。しっかり長尾からプロレスを勉強してほしいね」とルーキー扱いした。
大阪ドームでも相変わらずの試合を繰り広げたウンコ中西サンが、長州サンの査定試合に名乗り出る。
このヒトは、肝心な時に絶妙なタイミングで、どうして こういうナチュラルなボケをかますのか不思議です。
会社としては、ゼロワン、長州を絡めた話題で年末から年始を乗り切ろうという思惑だと思われるのだが、仮面の独白にもある通り、予告編を作りっぱなしで、新たなネタに食いついていくだけの能力しかない新日本だけに、中西サンを先遣隊として憤死させるストーリーがミエミエ。
対ハッスルについては、ストロングスタイルを体言するために、エンターテイメントプロレスとしてのハッスルポーズ阻止がテーマなら、この先の展開は見えている。
娯楽としてのプロレスとして広い意味で質の高いエンターテイメントを提供できないのであれば、「ストロングスタイル」など形骸化した言葉は、ハッスルに対しても世間に対しても何の意味も持たないはず。
今の新日本は、ある意味「エンターテイメントプロレス」だから、まぁ いいのか。
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