2004年08月02日
タイソンは左ひざ半月板損傷の重症
ネタ元 スポニチアネックス 格闘技 記事左ひざ重傷…タイソン選手生命絶望
元統一世界ヘビー級王者マイク・タイソン(38)=米国=が、選手生命の危機に立たされた。4回KO負けのダニー・ウィリアムス(31)=英国=戦から一夜明けた31日、試合中に痛めた左ひざは半月板の損傷だったことが判明。スポーツ選手にとっては致命的な重傷を負い、リング復帰すら難しい状況となってきた。
左ひざは予想以上の重傷だった。試合終了後にケンタッキー州ルイビルの病院へ直行したタイソンだったが、MRI(磁気共鳴画像装置)検査の結果は「外側半月の複雑損傷」。初回に左ボディーを放った際、ひねって痛めたものだ。傷後はステップでかわすことができないまま相手の連打を受け、左足を踏ん張って打つ右のパンチも出せなくなっていた。
検査結果を明らかにした代理人のシェリー・フィンケル氏は「タイソンは言い訳しなかったが、今思えば、続けられないと言ってほしかった」と無念そうに話した。半月板の複雑損傷は手術が必要で、完治にはかなりの時間がかかる。38歳という年齢を考えれば、じっくりとリハビリに取り組んでいる余裕はない。もちろん、影響が残ることも考えられ、ステップやパンチでひざに負担がかかるプロボクサーとしては致命的だ。同じく半月板を損傷した元横綱・貴乃花(現貴乃花親方)はいったん復帰したが、結局は引退に追い込まれた。タイソンも似た状況であるのは間違いない。
フィンケル氏はタイソンの今後について「精神的なダメージも考えないと。話し合う時間が必要だ」と話した。今回勝てば、ボブ・アラム・プロモーターが4試合1億ドル(約111億円)という契約を用意。借金返済も可能だったが、その夢も消えた。2年での返済計画を立てていたタイソンは、復活の道すらも閉ざされようとしている。
タイソンのケガは思ったより重症で、復帰の目処が立たない状態のようです。
国内スポーツ各紙が報じていますが、FIGHTSPORT 24-7にも同様の記事が。
借金とその返済が危ぶまれるところは既出の記事にて紹介しましたが、スポニチの報道によれば今後4試合でのギャラが1億ドルとFIGHTSPORT 24-7より詳細な金額があります。
いずれにせよ、タイソンが一夜で失ったものはあまりにも大きなモノだったかと。
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送信元: 今日の補強
時刻: 2004年08月02日 12:15