2004年07月25日

三銃士合同興行 蝶野と草間と坂口と

                       
蝶野、草間社長に「一発食らわすゾ」
 蝶野が“三銃士興行”問題で草間社長に鉄拳制裁 !? “黒いカリスマ”蝶野正洋が24日、都内・渋谷のclub「Atom」でアリストトリストのイベントに登場。“ヒップホップ界のカリスマ”ZEEBRAらと対談を行った。イベントでは様々なゲストとの饒舌なトークで絶好調だった蝶野だが、武藤敬司、橋本真也と開催を目指していた9.2大阪“三銃士興行”は、新日本プロレス・草間政一新社長の反対を受けて暗礁に乗り上げている。蝶野は状況が混沌とする中で「これまでの新日本と同じ対応だ」と悔しさをにじませながらも「年内の開催にはこだわらない。それよりも、まずは3つの団体が同じテーブルにつくことが大事」と話し合いを進めていきたい考えを示唆した。

 草間社長については、マスコミ各紙で“蝶野”と呼び捨てにされたこと対し「目の前で呼び捨てにしたら一発食らわすぞ」と怒りをたぎらせたが、「一つ一つ、業界の問題を解決していこうとしているし、サバサバした考えは共感できる」と理解を示し、三銃士興行において発言が波紋を呼んでいることを指して「他団体の社長はレスラーとして話しているということを考えないといけない。ビジネスの世界ではすごくても、この業界では素人。まだ間違いがあっても仕方がない時期だけど、ただの猪木さんのメッセンジャーボーイではいけない」と諭した。

 また蝶野は、武藤との話し合いで決裂した草間社長が対抗戦案をぶち上げたことに関して「ファンはリング上のレスラーの戦いにお金を払っている。フロント同士のやり合いなんて金にもならない。どうせなら公開バトルでもやれ」と皮肉たっぷりのアドバイスを送った。

三銃士興行を潰されて怒り心頭の蝶野サンですが、これについては草間社長が正しい。

橋本、武藤はともかく、蝶野は新日本プロレスの一契約レスラーであって上司の承諾なくして他社と接触し、興行についての打ち合わせを行うなんて、草間社長ならずとも一般のビジネス感覚から言えば言語道断。
「プロレス界なんて世間の常識なんて通用しない世界なんだ」と蝶野サンがおっしゃるなら、どうぞ社外へ。
今までに何度もそんなこと匂わせてきてますでしょ? 最後のチャンスかもよ。

でも、いみじくも坂口CEOが、こんなこと言っているそうです。

「三銃士興行」の騒動で、いたって冷静なのが坂口征二CEOだった。蝶野に対して「三銃士興行というよりも新日本で20周年記念興行をやってやればいいじゃない。その興行に友人として武藤や橋本を呼べばいいだけだよな」。そりゃそうだな。それにしても、いかにも気づかいのある坂口CEOらしい発言。

やっぱり オトナだなぁ 坂口サン。
今や 旧世代化しつつある三銃士が集まって興行する目的が、現状の各プロモーションへの反抗とかではなく同窓会的ノスタルジー以外に何もないのであれば、坂口さんの言うやり方が一番賢明。

さて あざとい草間サン 全日本との対抗戦にまで持っていこうと思っているようですから、この先の新日フロント陣の画策には注目。
でも全日本との対抗戦って武藤以外に見るべき試合ってある?

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