2004年07月18日

新日本 プロレスW杯構想はIWGPの焼き直し

                       
“プロレスW杯”開催ダァ??!

 新日本の草間政一新社長が16日、東京・大崎のデイリースポーツ東京本社を訪れ“プロレスW杯構想”をぶち上げた。

 猪木の懐刀、草間新社長の口から、とてつもないビックプランが飛び出した。「G1をもっと権威付けしたい。先々はヨーロッパやアジア、アメリカでも予選をやりたい。本戦はもちろん、予選に出ることさえ大変な大会にするために、動き出しています」と、すでに準備段階に入ったことを明かした。

その第一歩として元ボクシングの世界ヘビー級王者モハメド・アリ氏に、アドバイザー役“就任”を要請。さらに今年からG1の優勝者には破格に賞品を出すことも決めた。「優勝者には家族全員にハワイ旅行と車をプレゼントします。高山選手が優勝したら、新日本に入れてあげますよ」。

 最近、K―1、PRIDEが幅を利かす日本格闘界だが、草間社長は世界戦略でイッキにトップ奪回を狙う。

「プロレスW杯」、かつてのIWGP構想そのものって気がしますが。

IWGPも世界各地で予選を実施して決勝はMSGでという壮大な大風呂敷だったのですが、結局は新日本の常連外人を出身地にかこつけて無理やり各地の代表にしたなんていう悲しい過去を持っていますからねぇ。ブッチャーなんてスーダン出身なんでアフリカ代表なんて状態でしたから。

「真の世界最強を決定する」つもりだったIWGPが、当時まだ残っていたアメリカの3大プロモーション、NWA、WWF(当時)、AWAの垣根を越えたものにならなかったわけで、結局は新日本内最強決定戦に終わったのが正直なところ。
今や日本を除くプロレス市場がWWEしかないわけで、そういう意味では当時のIWGPよりはワールドワイドなものになりそうな気はしますが、新社長のお手並みを生暖かく期待。

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