2004年07月13日
新日本鈴木がノアのスタイルを全面否定
眠てぇ試合すんな! みのる乱入眠たい試合やってんじゃねえ!19日・札幌大会で佐々木健介(37)、獣神サンダー・ライガー(39)組の挑戦を受けるIWGPタッグ王者の鈴木みのる(36)が、「サマーストラグル2004(11日・岐阜産業会館)で挑戦者組の試合を視察。挑発に乗らずに引き揚げた王者は、佐々木とライガーを北都で抹殺することを公約した。また、10日に初めて上がったノアのプロレスを全面的に否定し、本格侵攻を示唆した。
腕と足を組んでふんぞり返り、眠気覚ましのガムをかむ。リングサイドで佐々木組の試合を薄ら笑いを浮かべて観戦した鈴木は「やる気があるんだったら上がって来い!」という佐々木の挑発にリングインし「てめーらの試合はねみーんだよ」とあざけった。佐々木組は6・5大阪大会以来の結成。そこで鈴木がライガーにフォール負けしたことが今回の挑戦へとつながったが、鈴木は「札幌で息の根止めてやる。試合中は寝ないように気をつける」と、この日で挑戦者組の力を見切ったようだ。
前夜は初のノアマットでワイルド2に完勝。この日は「一番強いヤツとやりたい」とGHC王者の小橋に、そして「穴がない」と同タッグ王者の三沢、小川組に興味を示し、ノアへの本格侵攻を示唆した。
もちろん、そこは鈴木のこと。「すごい技をたくさんやって立ち上がって、というのがアイツらのプロレスなんだろうけど、すごいとは感じない。オレならよけるもん」と、ノアのプロレスを真っ向から否定。「強いんだろ?じゃ証明しろよ。戦え」と挑発した。
全方位外交ならぬ全方位ケンカが鈴木式。戦線は拡大の一途だ。
すごいよ 鈴木クン。
「プロレスの底力を示した」と賞賛の嵐のノア 7.10東京ドーム戦をバッサリ切り捨て。
>「すごい技をたくさんやって立ち上がって、というのがアイツらのプロレスなんだろうけど、すごいとは感じない。オレならよけるもん」
相手の光を消す男、鈴木サン ならではの発言です。
ワタシ、カウント2.9で観客が足踏みドドドドドの健康的な旧全日本−ノアの世界が少々なじみにくい屈折した野郎です。それだけに妖気がただよい新日本でも一際 不健康な鈴木サンの世界に引き込まれてしまうわけですが、ノアを全面否定する初めての男の出現にノアマットでの鈴木サンの戦いぶりに期待せざるを得ない。
今後のノアマットでの参戦予定は未定のようですが、鈴木サンの妖しさ全開モードには注目です。
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