2004年06月23日

K-1谷川氏 遠まわしに猪木社長就任を拒否

                       
K−1谷川氏が「猪木社長復帰やめて」
 K−1の谷川イベントプロデューサーがアントニオ猪木に異例のお願いをした。新日本のオーナー猪木が自らの社長復帰も含めて経営に直接かかわる可能性が浮上しているが、谷川プロデューサーは「猪木さんは格闘技の高い位置におられる方。社長として制約を受けるよりも1歩離れたところにいていただいた方がありがたい」と話した。K−1との関係も深い猪木に現在の立場をキープしてもらうことを希望していた。

24日の株主総会を控え、誰が社長に就任するか興味深い状況になっている新日本プロレスですが愛しのサダハルンバ様が社長人事に介入(?)しています。

新日本プロレスの新社長人事については、坂口CEO等の現経営陣はその内容を知っていると思われます。
新日本のレスラー陣の協力を得ながら立ち上げたK-1 ROMANEX側は今後も選手の供給元としての新日本プロレスと良好な関係を維持したい思惑があるはずで、谷川サンのコメントは遠まわしな表現ながらも「立ち上げたばかりのROMANEXを猪木サンにグダグダにされるのは勘弁して下さい」というニュアンスが見え隠れしています。
猪木サン社長就任なら上井サンの新日退社、K-1フロント入りの噂もある中でのこの谷川発言、公には未だ霧の中の新社長について示唆的な意味があるような気がするのはプロレス者の深読みか?

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