2004年06月14日

アジテーションに見る日米文化差

                       
ZERO-ONE、2日連続で全試合金網戦!

 ZERO−ONEは14日、7月シリーズの後楽園ホール大会(9日)と新潟市体育館大会(10日)を連日全試合金網戦で行なうことを決定した。対戦カードやルールは後日あらためて発表される。

UPW、World-1、ZERO-ONE入り乱れての金網戦決行です。
日本では金網戦をする団体は潰れるというジンクスがあるにも関わらず!
(国際プロレスでしょ X-1を無理やり決行したW(以下自粛)でしょ・・・)

で、これに関わる各プロモーション代表の語りに注目してもらいたい。

■UPW リック・バスマン会長 「今回はベストメンバーで臨む」

 7月にUPW対ZERO−ONEの対抗戦を希望する。今回の2日間はもちろん、前回のグリーンボーイたちより経験が豊富なメンバーを連れて行く。我がUPWが日本を留守の間大きな顔をしていたスティーブ・コリノのWorld−1という米国の超インディ団体にも同時に宣戦布告する。もちろん、World−1にお金があるのであればの話だが。金額は後で決めるとして問題はルールだ。前回はZERO−ONEのルールで試合をしたのだから今回はこちらからルールを要求する。対抗戦は全試合ケージマッチだ。ケージマッチでもたくさんのルールがあることを日本人は知らないだろうが。今回はベストメンバーで戦いに臨む。大谷は元気か、やつもスキンヘッドに等しいが、今回こそスキンヘッドになってもらいオレの運転手にする。

■World−1 ジャック・ビクトリー会長 「バスマンは米国の恥さらし」

 UPWだかIPWだか知らないが、ZERO−ONEは我々の敵でありロスなどというプロレス過疎地の裏団体とは1回限りの戦いで終わらせてやる。我々も場合によっては私共々そこに選手を送り込む用意もある。大体、話によればリック・バスマンは米国一のチビらしいじゃないか。米国の恥さらしはやつだろ。一刻も早くUPWとバスマンを抹殺しないと米国国家の恥さらしになってしまう。抹殺していいのであれば、この仕事を快く引き受けよう。ケージマッチはWorld−1選手皆経験がある。問題は金だけだ。今からベガスに行って来る。

■ZERO−ONE 橋本真也代表 「オーガン投入も面白い」

 いつまでも米国人にでかい口を叩かせていられないぞ。こうなったら本当に全面戦争や。金網は何の問題もないだろう。久しぶりにハシフ・カーンやニューヨークのオーガンに声をかけてみるのも面白いと思う。

これに見る日米アジテーション文化の違いを知れ!
アメリカ陣営が大谷を運転手にするだの、バスマンは世界一のチビだの言ってるのに橋本はハシフ・カーンだのオーガンだ 先の読めるつまらないネタをほざいてる。

日本人がリック・バスマンやジャック・ビクトリーのようなことを平然と言ってのけて、大受けするくらいでないとハッスルの夜明けは遠い。
がんばれ! 高田総統!

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