2004年06月06日
IWGP戦はやっぱり藤田の勝利
▽第9試合 IWGPヘビー級王座決定戦(60分1本勝負)
×棚橋弘至 11分45秒 藤田和之○
レフェリーストップ
藤田は強かった。ボブ・サップの王座返上により、急きょタイトル戦に臨んだ藤田だったが、コンディションは抜群、棚橋を蹴り倒し、第38代王座に輝いた。藤田は、サップ戦同様に、タックルから蹴り、ヒザ蹴りという打撃を徹底的に棚橋へ打ち続けた。IWGP初戴冠を期待する大阪のファンは、完全に棚橋に応援を集中させた。腕ひしぎ、新技の電光石火と真正面から藤田に挑んだ棚橋であったが、その牙城はあまりにも高かった。スタンド状態、4点ポジション状態とあらゆる状況で重いヒザ蹴りを浴び、ダウン。さらに追い打ちをかけるような蹴りが、棚橋の側頭部に次々と打ち込まれた。大声援をバックに、執念で立ち上がり続けた棚橋だったが、最後は、藤田の顔面蹴りの前に失神。KO負けとなった。勝った藤田は、新旧の2本のIWGPのベルトを手に記念撮影を行ったが、控え室には、旧ベルトだけを持参。新ベルトだけがリングに残された。
大方の予想通り藤田サン圧勝です。
試合後も新IWGPベルトを無視して旧ベルトだけお持ち帰り。
うーん 藤田サン 粋です。
結局、棚橋の相手が誰であろうと新日本のお宝は手元に帰ってこなかったわけで、急遽ビジネスの練り直しが必要な上井サンのお手並み拝見です。
挑戦者には、いまさらライオンのお面かぶったヒトでもないだろうし、中邑クンくらいしか見当たりませんね。サップに奪われ流出したベルトを中邑自らが奪還!なんてストーリーとしては悪くないけど。
さて、藤田が保有する新旧統一IWGP(って新しいのは投げちゃったけど)は、総合格闘技の場でタイトルマッチが可能なんでしょうか?K-1 ROMANEXでのサップ−藤田戦に新日本から横槍が入りましたが、この次の上井サンの対応が楽しみです。
個人的には新日本の管理下にない旧IWGPベルトをそのままK-1 ROMANEXヘビー級ベルトにしちゃおうと谷川サンが猪木サンと結託してもくろんでいるような気がします(笑
その方がスッキリしていいけどね。
なお、この試合はTV朝日では6/12に放送予定です。
それぞれの地域の放送予定はご自分で確認下さい。
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