2004年03月26日

新日本が生まれ変わったんだってさ へぇ

                       
リストラから生まれ変わった新日本

 今、新日本プロレスは激動の時代に入っている。すべてはリストラから始まったといっていい。選手たちのファイトマネーは見直され、さらに必要なき選手はクビを切られた。現場監督だった蝶野正洋も同ポジションと執行役員を解任され、現場の担当責任者は木村健悟になり、マッチメークは上井文彦執行役員が行うことになった。内幕を言えば、上井は巡業に帯同し「怠けている選手は次は使わない」と言い放つ。だから選手たちも必死で、地方といえども選手たちの気迫がすごくなっている。上井のマッチメークのやり方は実にシンプルだ。机の上でカードを決めない。すべて現場を見て、決まっていたカードでも組み替える。つまり、試合で因縁めいたものになってしまった場合、臨機応変に次回、再戦させてしまう。だから面白い。そこに本当の感情があって「ハッスル」のようにだれかが机の上で書いたシナリオじゃないから面白い。

ネタ的には少々鮮度が落ちますがヤスカクサンこと安田 拡了氏のコラムからの抜粋です。

「ハッスル」に関する部分は、まぁいいとしましょうか。
アレは村松氏の旧著と違う意味で「プロレス外プロレス」だと個人的に考えておりますので。

ヤスカクサンによると「新日本は生まれ変わった」んだそうです。
ドコが?? ドコドコドコ?
TV放送枠を30分に切り詰められてしまう団体が生まれ変わったんですって!
上井サンがシンプルなやり方でマッチメークしてるんですって!
シンプルって何にも考えてないっていうのと同意語でしたっけ? ヤスカクサン。
なるほど ?マークがいっぱいの新感覚試合連発になるわけですね。

新日本サン もっと キチンとマーケティングしましょうよ。
市場の要求に応えましょうよ。
こんなんじゃ 生まれ変わったっていっても、K-1やPRIDEの後塵を拝みっぱなしですよ。
リストラだって一般社会じゃ当たり前の行為でしょ?
客を呼べなきゃ 稼げなきゃ クビって、プロレスという特殊な世界なら なおさら必要な作業じゃないんでしょうか?
30年も興行を続けてきて、何のノウハウの蓄積もなかったんでしょうかね。
自社ビル建たないんだから そうなのかも知れないねぇ。
いや イヤミでも なんでもなくて ホントに。

それに 長くこの業界にいるヒトが、マニアしか見ないディープなサイトでこんな提灯記事書いてるようじゃ この業界の将来もなんだかなぁって感じです。
昔の新日本が好きだったから、敢えて苦言を。

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タイトル:安田拡了という人
概要: http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/column/200403/at00000038.html 新日本現場主義の内幕「ハッスル」とは対極的な仕掛け プロレス雑誌を発行していて、新日のテレビ解説もしている人だから、立場も計算もあるでしょう。こういう事を言って生活を立ててい...
送信元: おまえらの好きにはさせねえ!プロレス・格闘技メディアエッセイ
時刻: 2004年03月28日 21:21