2004年02月28日

ダメダメな高田の刺客登場

                       
小川 高田の刺客を135秒殺

 小川直也(35)が3・7ハッスル2(横浜アリーナ)の査定試合を135秒でクリアした。27日行われたZERO―ONE東村山大会で高田軍の刺客、闇柔道家モンスター・ジョー(年齢不詳)をSTOで下し、高田延彦総統(41)の2・29両国大会来場が決定した。高田がハッスル以外のプロレス会場に訪れるのは、武藤敬司(41)=全日本=と組んだ00年12・31の猪木祭以来3年2カ月ぶりとなる。 

 悲しいくらいの快勝だった。1メートル80、180キロのジョーは開始早々、小川へ払い腰を仕掛けた。ビクとも動かない。ヤドカリが焦る。小川は防戦一方のモンスターにともえ投げ、払い腰、STOのフルコース。闇柔道闇柔道家と五輪銀メダリストの差が表れた。

 冷や汗の島田氏はそそくさと会場外へ逃亡。高田総統へ平身低頭の電話報告を終えると、報道陣へ胸を張った。「あんなポンコツはいりません。ハッスルOH軍にあげます」と手のひら返しだ。

 暴走王は「29日、楽しみにしてるよ」と不敵に笑う。高田、武藤、長州、OH砲が集結する両国が地獄の一丁目と化す。

プロレス復権を目指すとOH砲が目論んでいるハッスル2ですが、茶番の連続で既に開催前からグダグダです。

アングルというよりも連発される小細工は伸彦サンの発案なのか島田センセイの発案なのかはわかりませんが、チンケなネタばかりで、ファンの興味をそそるまでには至らずといった感じ。
伸彦サンがあくどい小細工を繰り返していると、ハッスルも「ケッ 結局 プロレスかよ」という印象を世間に与えてしまうような可能性も無きにしも非ずといういらぬ心配を。
今のところネタがコジンマリとしすぎで、猪木全盛期の新日本がシリーズ開幕から最終戦にかけて作っていったドラマ性といったものの微塵も感じられない単発的なネタにしか見えないところが少々悲しい部分です。

「プロレスとPRIDEは別モノなんですよー」とDSEがアピールしたとしても、PRIDEの中心人物 伸彦サンが絡んでいますから、アングルの作り方には注意が必要だと思われるのですが。
下手すりゃPRIDEまで同じアナのムジナ視されるかもしれません。個人的には「真剣勝負」って部分に全く重きを置かないヒトなので問題なしですが。

DSEとWWEが接近中というネタは既報ですが、もしかするとDSEがWWEを参考にしながら、日本の既存プロレス団体にはない新たなプロレスのノウハウを蓄積するための場がハッスルという気もしないではなくなってきた今日この頃。
だとすれば やっぱりDSE ダタモノではない恐るべき興行組織です。

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