2004年02月16日
PRIDE武士道 山本の処刑は1Rで終了
第6試合 武士道プレミアムマッチ 1R10分/2R5分 ○ミルコ・クロコップ(クロアチア/クロコップ・スクワッド) ×山本宜久(日本/高田道場) 1R 2'12" KO (パンチとキックの連打)両者2週間前のPRIDE.27からの連戦。ミルコは4月のヘビー級GPを睨んだ2度目のピークアウト。山本にとってはアクシデント的に終わってしまったマーク・ケアー戦に続いてGPにむけてのサバイバルマッチ第2戦。
試合開始早々、グローブを合わせようとする山本にいきなり左ローを見舞うミルコ。この試合に対しての覚悟が見てとれる。続けてミルコが出した左ミドルは山本にキャッチされたが、ミルコは倒れない。逆に強烈な左ローキックで山本の体をのけぞらせた。山本はローを嫌ってタックルを狙うが、ミルコは難なく切る。この試合最初に出したミルコの右ハイは山本がブロック。山本は笑いながら両手を上げ、効いてないことをアピールした。
しかしこれがミルコの怒りに火をつけたのか、ミルコはさらに左ローキックを2発叩き込み、山本の右足を殺す。山本は2度目のタックルを潰され、イノキアリ状態から不用意に立ち上がったところでミルコのサッカーボールキック3発の餌食になる。ミルコはなおも下を向いている山本に対し、容赦ないキックとパンチを叩き込み、最後はレフェリーストップでのKO勝利を記録した。
試合後、マイクをとったミルコは「4月25日のグランプリ開幕戦にぜひ応援しにきてください」とファンに余裕のアピールをしてみせた。
ちょっとPCで仕事しながら飲んでましたら、付けっ放しのTVの8chが武士道のニュースを。
「おお!今日は ヘタレ山本の公開処刑日だったか!」と思い出す始末。
8chの映像ではミルコサンの左ローを食らった山本クンが自分の脚を叩きながら「効いてないぞ」をアピール。
見た瞬間だけは「これは山本 負けたにしては善戦したんじゃないか?」と淡い期待。
ところが数秒後、ボコボコにされてる山本の画像。
結果は御覧の通り2分と12秒でレフリーストップによるKO負け。
亀状態の山本クンの画像はこちらをどうぞ
ミルコのローキックに対して、あれだけ余裕かましたポーズをした対戦相手がいなかっただけにある意味 山本クン スゴイです。不遜と言えば不遜ですが。
RINGSでドールマンに勝った試合のような一生懸命さというか必死さがあったのかどうかは20秒たらずのフジテレビの画像からはわかりませんでしたが。
ワタクシの中でのベストマッチがドールマン戦のままなのが寂しすぎるなぁ。
もうちょっと長い試合ができれば、ちょっとは山本クンの見せ場もできただろうに。
さて山本クン 格闘技界周辺でどうやって、この後、生き延びようか。
こりゃ しばらくPRIDEからお呼びもかからないだろうな。
田村サンのU−FILE参戦もありだろうし、ミルコサンのローキックに対してあれだけアピールできるなら、プロレスで生きていく選択肢もあるかもよ。
永田や鈴木あたりの抗争相手に新日本に来ない?
自分がプロレスラーって自覚があるなら結構、化けそうな気もするんだけどなぁ。
思い切って必殺技をDDTって公言するくらいの覚悟があればの話だけど。
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